R18 隣の芝生は青すぎるっ

薊野ざわり

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三尾かいな

せっかくラブホにいるので

 ガウンを羽織って部屋に戻り、タオルで髪を拭きあった。ちょっと乱暴にしたらサツキはくすくす笑ってやり返してくる。中学時代を思い出す。
 自分の髪をざっくりドライヤーで乾かし、サツキの髪を乾かした。細くて素直な黒髪は、手触りがいい。スキンケアも済んでひといきついて、並んで横になる。ベッドは広いから、二人で寝転んでも余裕だ。横向きで向かい合う。

「……また、キスしてもいい……?」

 控えめなおねだり。恥ずかしそうな不安そうなその顔を見たら、むしろキスせずにはいられないや。

 しばらく、お互いの舌を堪能した。ガウンだけじゃ冷えてしまうかなと思って、サツキの腕を撫でる。するとサツキも私の腕や脇腹に遠慮がちに触れてきた。手のひら薄いなあ。温かい。そして……やっぱり人肌の温度って気持ちいい。サツキもそう思ってくれてるといいんだけど。

「ねえサツキ、……触っていい?」

 緊張した様子で、サツキは小さく顎をひいた。

「男の人みたいにはできないけど」
「そんなこといいの。もっと……ぎゅっとして、ほしい」

 おねだり慣れてないのかなぁ。小さな声で歯切れ悪く言うの、きゅんとする。目も合わせないし。
 希望に沿うようにぎゅっとサツキを抱きしめた。ワッフル地のガウンの下の、素肌の温度がじんわり伝わってくる。また膝小僧がぶつかって邪魔だから、そっとサツキの脚の間に自分の腿を滑り込ませた。これでもっと近づける。
 でも、サツキはびくりとして、身体を緊張させた。無理やりだったかな。甘えるように喉元に額を擦り付けられて、ようやく、その不安は霧散した。

 頭を撫でた手で、頬を包んでキスをひとつ。滑らかな喉を撫でて、ガウンの上から胸に触れる。サツキはじっとしてた。自分と同じシャンプーとボディソープの香りが、彼女の髪と項からふわんと漂ってくる。
 遠慮がちに、サツキも私の胸に触れてきた。くすぐったいかも。わあ、となんだか感動したような声がした。

「自分だっておんなじのついてるのに」
「おんなじじゃないよ。ミカちゃんの方が大きいしやわらかい……好きな人のに触るの初めてだし、感動する」
 そんなもんだろうか。

 ぺろっとガウンの前をめくってみると、サツキの淡い色の乳首はたっていて、触れたらそっとまぶたが降りた。薄く開いた唇から、震える吐息が漏れている。気持ちいいのかな。
 私の手のひらにちょうど収まるサイズの胸は、ふかふかで、温かい。しっとり吸い付くような肌。大きく揉んで、その先を爪の先でかりっとひっかく。

「あっ」

 サツキが敏感に反応して声を漏らした。さっと顔を赤くして、口を抑える。
 なんだろ、このイケナイコトしてる気分は。ぞくぞくするかも。
 気を良くした私はサツキのかわいい胸をいじめるのに夢中になる。凝った乳首を軽くつねってやると、サツキがまた声をあげ、背筋を反らす。向かい合ってるせいで、私に胸を押し付けるかたちになった。ごちそうさまです、と両手でふにふに揉みしだく。最高の触り心地だ。手のひらにこすれるサツキの乳首が凝って存在を主張してる。もっと触ってって。

「ふぅ……んっ、あっ」

 サツキ、困った顔してる。それを見てると泣かせてやりたくなって、同時にべろべろに甘やかしたくなった。

「ね、はづき、すごくえっちな声。かわいい顔してるよ」
「……あ、ぅっ、……あ、やだ、恥ずかしいよ」
「いいの、恥ずかしがらなくて。はづきが気持ちよかったら声出してくれたほうが、私も嬉しい」
「ミカちゃん、名前、呼んでくれるの……?」
「だってこんなことしてるんだもん」
「……かいな、き、もちぃっあ、もっと、あっ」

 サツキ――はづきに名前を呼ばれるの、いつ以来かな。ずっとあだ名で過ごしてきたからこうしてお互いの名前を呼ぶの、新鮮だわ。

 というかさ、マグロって言った男、幸人さんだか他の男だか知らないけれど、ごめん。私、この子の一番かわいい顔見てるかも。

 愛撫に応えようと一生懸命私の胸に触れてくる細い指。でも、私が乳首をつまんだりすると、手が止まるの。拙くてうぶで、たまんない。

 ガウンの前を割ってそのまま帯もするりと解いた。ショーツ一枚のはづきの白い脚が、薄暗い照明でぼんやり光ってる。もじもじしてるその膝を、間に滑り込ませた自分の膝を立てることで割り開かせて、すべすべの太ももを指でたどった。

「あ、あっ……!」

 慌てて脚を閉じようとしたって、私の手が彼女の秘処に到達する方がはやい。ショーツ越しに触れたそこは温かく湿ってる。

「濡れてるね。気持ち良かった? キスとか胸とか」
「やだぁ……ひんっ」

 顔を隠したほかに、はづきは抵抗しなかった。ショーツの濡れてるところをゆっくり指先でくすぐってあげると、触れあってる膝からびくんと振動が伝わってきた。
 ネイル、できなくてよかったかも。石なんか飾ってたら、はづきの大事なとこ触れなかったもの。
 片手でペールグリーンの下着をずらそうとすると、手で制された。

「だめ?」
「待って……だって、恥ずかしいよ……」
「私ははづきの恥ずかしいとこ見たいなぁ、気持ちよくしてあげたいの。頑張るから、……お願い、はづきの見せて、触らせて」

 ちゅっと鼻先にキスしたらはづきはうろうろ視線をさ迷わせたあと、こくんとうなずいた。

 のし掛かって自分の体重を支えながらよりいいかなと思って、私ははづきを後ろから抱き締めるようにして胸を揉みながら、彼女のショーツをおろした。ペールグリーンの清楚なショーツのクロッチに愛液がべったりついてる。すごい濡れてる。気持ちよくなってくれたんだなって思うと、ふんわり胸が温かくなった。あとむらっとした。

 ショーツをぽいっと床に放り出す。はづきが脚を擦り合わせたけど、その三角の隙間に私の手は容易く滑り込む。ますますきつく閉じようとする白い脚に、じれったくなって、私は小ぶりな胸を揉むのをやめた。その手をはづきの膝の下に回して、ぐいっと開脚させる。
 軽い体は扱いやすいなぁ。男相手だと無理。そのまま腕を引き寄せる。はづきのあそこがくちゅと音を立ててあらわになった。

「あっ……やぁ、見ないで……」
「見るよ普通に」
 なんのために脚開かせたの。隅々まで見てやるんだから。

 さっきお風呂入ってるときはまじまじ見てなかったから気づかなかったけど、はづきのアンダーヘアはちょっと濃いめかも。裂け目の左右にもふんわりしていて、その毛並みを指でなぞると、手で押さえてる太ももがひくひく震えた。しっとりしてるしげみが生々しくてやらしい。赤みの強い溝の部分とのコントラストに、なんだかどきどきしてしまう。

「すっごく濡れてるね、かわいい」
「違う、いつもこんなにならないから……っ」

 はづきが自分の下半身を直視したくないのか、私の胸に頭を預け顔を背けて早口で弁解する。でもさ、顔隠しても私からは丸見えなんだよなあ、びしゃびしゃになったはづきの大事なとこ。

「じゃあ今日は――気持ちよかったの?」
 返事はない。
「触るよ」

 その一言で、ぎくりとはづきが身体を強張らせた気がする。恥ずかしがり屋め、と内心で突っ込みながら、指先で慎重にはづきのクリに触れた。愛液でぬめりを帯びたそこをゆっくり指で撫でる。

「……っ」

 何度か繰り返して、そのつどはづきがびくびく脚を跳ねさせて反応するもんだから、私は得意になっていた。でも途中でおかしいなって気付いた。なんだか乾いてきた?

「はづき、もしかして、痛い?」
「そ、……んなことないよ、だいじょうぶ……。挿れていいから」

 いや、絶対ウソでしょ。さっきみたいに可愛く喘いだりしないし、顔も身体もこわばってるもん。濡れてないし。

「痛いならはっきり言ってよ。敏感すぎると辛いって聞いたことあるよ」
「ちょっと痛い」
「だと思ったわ」

 はあ、とうっかりこぼしたため息で、はづきが肩を震わせた。違う、責めたりしてない。

「あのさ、挿れていいっていわれても、挿れるものないからね、私。はづきを気持ちよくさせたくてしてるの。だから嫌だったり痛かったりしたなら言って。辛い思いさせるの嫌だよ」
「ごめん……」

 しゅんとしたはづきと、ベッドの上で向かい合う。

「いつもどうしてたの? ていうかどうされるのが好き、とかあるの?」

 ストレートに問うと、はづきは恥ずかしそうに、どこか辛そうに顔を歪めた。

「その……、そこ触られるの痛くて。それを言ったら『皮むけばよくなる』って余計痛いことされてから、怖いの……。それが嫌で、はやく挿れてもらうんだけど、そうするとまた痛くて」

 さーっと腕に鳥肌がたった。なにそれ痛い話じゃん。敏感で辛いって言ってるのに! なんで、んなことするわけ?! 拷問?! あ、やば、想像して気持ちが萎えたわ……。

「その、やり方工夫したりは? ローション使ったり舐めてもらったり」
「そ、ういうのはちょっと……」
「いやいや、恥ずかしいのはわかるけど普通に怪我する案件じゃない。そこは恥を忍ぼうよ! それでだめとかいう男とする必要ないでしょ、てかまさかと思うけれど舐めてもくれない男だったとか言わないよね」

 目を逸しやがった。恥ずかしくて断ったんだか、男が舐める気なかったんだか知らないけれど! マグロって言ったやつに言いたい! 単純にあんたのやり方が雑だったんじゃないの!?

「それで、どういうふうにされるのが好きなの?」
「……どうもないよ、今日初めてだもの、人に触られるの気持ちいいなあって思ったの」

 かーっと頬を真っ赤にしてそんなこと言われて、私の萎えてた気持ちが少し復活した。

「自分でするときは?」
「じ、自分で?! そういうの雑誌とかのやらせ情報じゃないの? ……え、かいなするの?」
「悪かったなビッチで! してましたよ、結婚して性欲もてあましてるのにパートナーに無視されるんじゃそれしかないでしょ?! 悪い?! 不倫したほうがよかったって?」
「怒らないでよ、そういう意味じゃなくてびっくりしただけで」

 慌てて首をぶんぶん横にふるはづきの肩をつかみ、私はついに彼女を押し倒した。

「舐めさせなさい」
「えっ、や、それは無理」
「おだまり」

 じたばたするはづきの足首を掴んで思いっきり開かせる。手でその部分を隠そうとしても無駄。ていうかその方がよっぽどエロい格好だ。白い指が、赤い秘裂を遮ってる。ふんわりした陰毛が少しだけその左右を彩って。

「往生際が悪い!」
「だってやだ無理こんなのだめっ」
「もっと恥ずかしい格好させられたいの? たとえばこんな」

 膝をぐーっと上に押し上げて、はづきの身体を丸めさせる。自分で自分のあそこが見える体勢。そこそこ身体やわらかいなー。
 不安定だからか、はづきはシーツにしがみついた。本気で大暴れされたら私じゃ抑えきれないんだろうけれど、この子がそんなことできない性格なの熟知してるので、やりたい放題である。正直、楽しくてたまらん。羞恥でぷるぷるしちゃってかわいい。

「やあ……っやだやだ」
「だったらおとなしくしてて」
「いじわる……っ」
「いやじゃないくせに」

 ぐっと言葉に詰まったはづきと見つめ合うこと数秒。私ははづきの脚を降ろし、そのあいだのぬかるみに口をつけた。
 男性器を舐めたことはあっても、女性器を舐めたことはなかった。柔らかくて形が定まってない感じ。ふるふると、舌の動きに合わせて形状が変化するような。愛液は少し塩気を帯びてる。鼻先に付着する体液の温かさと甘酸っぱいにおい。頬にやわらかいアンダーヘアが触れてくすぐったい。

「ふぁっ……ふぅっ、ぁうっ……」

 いきなりクリ舐めてまた痛かったらかわいそうだ。じっくり、膣口からクリの根本までを舐めあげる。快感で上ずった切ない声が聞けて、少しだけほっとする。

「痛い?」

 顔をあげて問うと、はづきは真っ赤な顔でぎゅっと目をつぶって、ふるふる首を横に振った。

「だい、じょぶ……んふぁあ」
「だと思った。濡れてきたし、クリ、ふっくらしてきたよ。よかった、痛くないなら気持ちよくしてあげられるよね。いーっぱい舐めてあげるから、たくさん気持ちよくなって」
「あンッ! あっ、ああぁ……やだっ、も、いい、からぁ」
「でもはづきのここ、びちゃびちゃだよ? えっちなおつゆが、舐めてって溢れてくるよ。恥ずかしいの気持ちいい? クリ舐めらるの、好き?」
「や、ぁ、そういうの、ぅん……っ、い、わないでぇ」
「顔真っ赤。かぁわいい。ね、ね、枕背中にいれてみて」
「ま、くら……? これでいいの?」

 のろのろ、はづきが背中に枕をあてる。ちょっと上半身が持ち上げられて、私からよくはづきの顔が見えるようになった。たぶんなんでそうさせられたか理解してないんだろう。感じてる顔を私が見たかっただけ。
 私のことを怯えと期待を含んだ目で見つめていたはづきは、舐められると眉間にシワをよせ、ぎゅっと目をつぶって湿った吐息をもらした。うん、気持ちよさそう。

「ひぁ、じんじんする……っ、あっ、あっ」

 小さな爪のついた足の指が、シーツの上でぴんとしてる。緊張してる太ももを、よしよしとなだめるように撫でていたら、少しだけ力が抜けてきた。手を伸ばし、はづきの鴇色の乳首を指で弾く。

「やっ、んっ、……かいなぁ……」
「んー?」
「ど……しよ、どうしよう……、よくわかんっ、なっ、んっ」

 どうしようと繰り返しながら、はづきは私の髪の毛を掴んだ。ぎゅっと掴みたいのを、必死で我慢してるみたい。
 気持ちよくていっぱいいっぱいなの、かわいいなあ。すすり泣くように高い声でみゃーみゃー言ってるの聞いていると、こっちも下腹がむずむずしてくる。イキ顔見せてくれないかなあ。絶対かわいい。見たい。うん、見よう、せっかくだし。

「らいじょーぶらはら。りらっふすりらっふす、はむ……」
「うそっ、だって……ひあっ、こんな、あ、ど……したら」

 髪の毛を掴んでいた手を握ってあげると、しっかり握り返してきた。手を離したら崖から落ちるみたいに、すがりついてくる。

「やぁっ、おなか、へんっ……やっ、か、いなぁ……っやめてぇ」
「うーん……助けてほしいの?」
「あぅっ、んっ、た……すけてぇ」
「うん、いいよ」

 泣きそうなはづきと目があったので。
 私ははづきのぱんぱんになったクリをちゅうっと吸って、自由な方の手でとろとろの愛液をこぼしているあそこに指を一本、挿入した。

「あっ?! あぁぁんっ」

 細い腰が跳ねる。甘い声が長く長く。
 そこを私の顔に押し付けるように、はづきは何度もびくびくと震えた。
 はづきのにおいと味で口のなかがいっぱいになり、熱くて潤んだ肉に、指がきゅっと締め付けられる。ゆっくり、それを抜き差ししてやると、甘い悲鳴をあげてはづきが体を痙攣させた。やがて、くたりと脱力し、シーツに沈む。

「くふぅ……ン……」

 荒い息。
 指を抜く。栓を失った粘度の高い愛液がこぽりと溢れてきたので、舌先でそっと舐め取る。イッたばかりで刺激が強すぎたのか、投げ出された肉の少ない太ももが、びくりと大きく跳ねた。
 普段は楚々として性のにおいなんか感じさせないはづきが、ベッドにだらしなく膝を開いて仰向けになり、あそこをぐしょぐしょにしてる。とろけた表情で口を半開きにして、赤い舌を覗かせて荒い呼吸をしてる。
 ああ、すっごい興奮する。
感想 3

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