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第2章
第6話
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白いカーテンに覆われ隔離された世界で、いつものように侍女に囲まれ目覚めた俺は、ディオスから最高に憂鬱な報告を受けていた。
「王子。本日は御前会議の日でございます。遅れないよう、準備を整えください」
「あぁ。そればかりはどうにもならないか」
「お急ぎください」
嫌すぎて腹の底からため息が漏れる。
御前会議とは、各地区の守護隊長どもを集めた報告会だ。
守護隊は、賢王といわれた先代王が始めたものだ。
王室をないがしろにし、自分たちに都合よく国を動かそうとする貴族どもの影響を排するため、就任したばかりのまだ若かりし国王が組織したものだった。
始めはただの伝令部隊だったものが、次第に力を得てやがて警察組織のようなものとなり、今や担当地区内で適用される司法立法まで任されるようになっている。
王室の支配力を強めるためのものが、結局はずる賢い貴族どもと癒着し、やりたい放題だ。
おかげで国政を担うはずの現国王はベッドの上で眠りこけ、次期国王であるはずの俺は神輿に乗って城内を担ぎ回されるだけの、飾り物になってしまっている。
「俺が行かなきゃ、『御前』会議じゃなくなるからな」
「この国の王子が、唯一関与できる政治にございます。王子の出席があってこその御前会議。どうかそのご威光をお示しくださいませ」
「はは。ディオス。お前はそんなセリフを、どこで覚えてくるんだ」
「全て聞きかじりにございます」
「格好だけはついてるぞ」
「恐れ入ります」
寝室から続く衣装部屋へ連れて行かれる。
今日の衣装は、御前会議のためだけに作られた特別な衣装だ。
ここの貴族どもは、とにかく俺の機嫌さえとっておけばいいと思っているらしい。
ゆったりとした一枚布のショールのような服を頭からかぶせられると、真珠とダイヤを白金でレースのように繋げた飾りを全身にかぶせる。
揃いの細長い頭飾りとすだれのような耳飾りまでぶら下げて、ようやく準備が調った。
「今日の議題は?」
「報告を受けておりません」
「そうか。俺もだ」
輿に乗り御前会議のための部屋に運ばれると、用意されたソファに身を横たえた。
その後ろにはディオスとパブロが立つ。
頭の先から足のつま先に至るまで、歩きにくいほど飾り立てられている。
これだけ見てくれを豪華に整えても、俺の座るソファの周囲には姿を隠すためのカーテンが引かれ、出席している守護隊長どもからは、姿を見ることが出来ない。
俺の到着を待って、ヘススとフレンが重々しく頭を下げる。
「今回も議題書が間に合わなかったのか」
目の前のテーブルには、果物や酒、菓子類が並べられているが、今回も書類らしきものは見当たらない。
「申し訳ございません。守護隊長たちは各地で忙しく働いている上に、遠方から訪れる者も少なくございません。議事録はまとめておりますので、後日そちらをご覧ください」
「その議事録とやらも、結局見たことはないのだが?」
「政務官どもに急がせます。どうか寛大なお心でお許しくださいませ」
以前、一度ここで腹を立て、急かしてみたこともある。
すると議事録の作成を急ぐのではなく、遅れている原因の究明と犯人捜しが加速した。
政務官五人の首がはね飛ばされそうになり、それをどこからか耳に入れた祖父王から、急遽政務官たちを責めぬよう注意が来た。
配下の隅々にまで気が回らない俺は、軽率かつ短慮で、まだまだ王子として未熟かつ愚かだったらしい。
おかげで爺さんはますます王座に固執するようになり、俺の持っていた数少ない権限も取り上げられた。
「許す。御前会議を始めよ」
俺は目の前に置かれた大粒の葡萄を一粒つまみ取ると、口の中に放り込む。
二人の公爵はもう一度頭を下げると、カーテンの外に出た。
彼らの役目は、俺と守護隊長たちの取り次ぎという名の、障壁係だ。
前回の議題を元にした進捗報告が始まっても発言権はなく、ただ聞いてうなずくだけの人形であれというのなら、次第に瞼が重くなるのも仕方がない。
いつものように滞りなく会議は進み、難しい議案や解決に困難を伴うような話は一切出てこない。
我が国は実に平和で慈愛に満ち、犯罪や悪事など、まるでどこにも存在していないようだ。
「では、今回の御前会議は、以上でよろしいかな」
フレン公爵が最後のシメに入った。
目隠しをされた布きれの向こうで、等間隔に座らされた各守護隊長たちの緊張が溶ける音が聞こえる。
「失礼! 一つよろしいか!」
生ぬるい空気を打ち破り、一人の男が立ち上がった。
雪のように白い肌と白金の髪をしているのに、目だけがやたら黒い。
しかも集まった守護隊長の中でも、随分若い。
「ブラス地区守護隊隊長、シアと申します。近頃の我がブラス地区での現状を知っていただきたく、本日この御前会議に参りました」
「そのような議案は、今回の予定に組み込まれていなかったはずだが?」
俺を取り囲むカーテンの向こうで、ヘススが答えた。
「何度申請しても却下されるので。この場で会議の長であるニロ王子に、直接ご意見を伺いたく参りました」
会場がどよめく。
この俺に意見を求めてくる守護隊長が現れるなど、誰も予想していなかっただろう。
この男は、それだけ追い詰められ、よほど智恵を絞ったということか。
「しかし、お忙しい王子にこれ以上時間を取らせるなど、許されることではない。話は我々が聞こう。とりあえず今回の会議は……」
「許す」
俺はそう言うと、ソファに寝そべった体を起こす。
俺と守護隊長たちの距離は、声が直接聞こえるような距離にない。
直接話が出来るのは、ディオスとパブロ、ヘススとフレンだけだった。
「……。王子から特別なお許しをいただいた。申してみよ」
そう答えたヘススの口元が、イヤミったらしく歪んでいる。
この男にとっても、想定外の出来事だったのだろう。
「ありがとうございます。私の管轄するブラス地区に関するお話です。大変不甲斐なくお恥ずかしいことではございますが、現状ブラスでは、住民の平安を守る手段がございません」
一気に会場がどよめく。
ヘススとフレンという、実権を握る二大公爵の前で、自らの失態を訴える守護隊長がいるなどと、思いもしなかった。
「そのような話を、ニロ王子のお耳に入れてどうする。全ての守護隊の長であられる王子のお顔に、泥を塗るつもりか!」
「ぜひ王子にも、現状をお聞きしていただきたく」
「担当地区の治安を維持するのが守護隊の役目。その役目を果たせず何が守護隊長だ。己の不能を恥じるなら、他に手段もあるだろう」
「私はお二方ではなく、王子にお伺いしているのです」
面白い。
俺に話したいと言えば、この二人を黙らせられると読んだのか。
ブラスの地区隊長といえば、確か前任が最悪すぎて、ヘススとフレンも手を焼いていたような。
おかげで後任になりたがる奴もおらず、入れ替えのしやすい平民出身の隊長が選ばれていた。
それがこのシアという男か。
ヘススとの間で押し問答を続けるなか、先にフレンの方が折れた。
「では、ブラス地区守護隊隊長シア殿。そなたの意見を王子に申し上げてみよ。ただし個別の案件に関しては、しかるべき部署において対応を預かるということでよろしいか」
「私の目的は、この問題をこの場にいる方々にも、共通の問題として認識していただくことにあります。申し分ございません」
シアという男は整った端正な顔立ちに似合わない、たくましい胸筋から伸びる太い腕を振りかざした。
「ご存じの通り、我々はそれぞれに分割された地区ごとの治安維持を主な仕事としております。この私も不肖未熟の身でありながら、ブラスのために尽くして参りました。ところが、いくら悪事を働く犯罪者を突き止め、あと一歩のところまで追い詰めても、ことごとく彼らは我らの手を逃れてしまうのです。なぜそのようなことが起こるのでしょうか」
「シア殿は己の無能さを、ここで笑われに来られたのか?」
フレンの皮肉に周囲からの嘲笑を浴びても、動じることはない。
「答えは簡単です。他の地区に彼らが逃げ込んでしまうからです。ブラスで起きたことはブラスで処理せよ。そのお言葉に従い、そうするよう努めて参りましたが、他の地区に逃げ込みそこで匿われては、仕事になりません」
「各守護隊同士の協力は得られるはずだが? そのための御前会議であり顔合わせだ」
「だからこうして、お願いに参ったのです。私の提出した議案は、なかなか会議で採用されませんので」
「王子。本日は御前会議の日でございます。遅れないよう、準備を整えください」
「あぁ。そればかりはどうにもならないか」
「お急ぎください」
嫌すぎて腹の底からため息が漏れる。
御前会議とは、各地区の守護隊長どもを集めた報告会だ。
守護隊は、賢王といわれた先代王が始めたものだ。
王室をないがしろにし、自分たちに都合よく国を動かそうとする貴族どもの影響を排するため、就任したばかりのまだ若かりし国王が組織したものだった。
始めはただの伝令部隊だったものが、次第に力を得てやがて警察組織のようなものとなり、今や担当地区内で適用される司法立法まで任されるようになっている。
王室の支配力を強めるためのものが、結局はずる賢い貴族どもと癒着し、やりたい放題だ。
おかげで国政を担うはずの現国王はベッドの上で眠りこけ、次期国王であるはずの俺は神輿に乗って城内を担ぎ回されるだけの、飾り物になってしまっている。
「俺が行かなきゃ、『御前』会議じゃなくなるからな」
「この国の王子が、唯一関与できる政治にございます。王子の出席があってこその御前会議。どうかそのご威光をお示しくださいませ」
「はは。ディオス。お前はそんなセリフを、どこで覚えてくるんだ」
「全て聞きかじりにございます」
「格好だけはついてるぞ」
「恐れ入ります」
寝室から続く衣装部屋へ連れて行かれる。
今日の衣装は、御前会議のためだけに作られた特別な衣装だ。
ここの貴族どもは、とにかく俺の機嫌さえとっておけばいいと思っているらしい。
ゆったりとした一枚布のショールのような服を頭からかぶせられると、真珠とダイヤを白金でレースのように繋げた飾りを全身にかぶせる。
揃いの細長い頭飾りとすだれのような耳飾りまでぶら下げて、ようやく準備が調った。
「今日の議題は?」
「報告を受けておりません」
「そうか。俺もだ」
輿に乗り御前会議のための部屋に運ばれると、用意されたソファに身を横たえた。
その後ろにはディオスとパブロが立つ。
頭の先から足のつま先に至るまで、歩きにくいほど飾り立てられている。
これだけ見てくれを豪華に整えても、俺の座るソファの周囲には姿を隠すためのカーテンが引かれ、出席している守護隊長どもからは、姿を見ることが出来ない。
俺の到着を待って、ヘススとフレンが重々しく頭を下げる。
「今回も議題書が間に合わなかったのか」
目の前のテーブルには、果物や酒、菓子類が並べられているが、今回も書類らしきものは見当たらない。
「申し訳ございません。守護隊長たちは各地で忙しく働いている上に、遠方から訪れる者も少なくございません。議事録はまとめておりますので、後日そちらをご覧ください」
「その議事録とやらも、結局見たことはないのだが?」
「政務官どもに急がせます。どうか寛大なお心でお許しくださいませ」
以前、一度ここで腹を立て、急かしてみたこともある。
すると議事録の作成を急ぐのではなく、遅れている原因の究明と犯人捜しが加速した。
政務官五人の首がはね飛ばされそうになり、それをどこからか耳に入れた祖父王から、急遽政務官たちを責めぬよう注意が来た。
配下の隅々にまで気が回らない俺は、軽率かつ短慮で、まだまだ王子として未熟かつ愚かだったらしい。
おかげで爺さんはますます王座に固執するようになり、俺の持っていた数少ない権限も取り上げられた。
「許す。御前会議を始めよ」
俺は目の前に置かれた大粒の葡萄を一粒つまみ取ると、口の中に放り込む。
二人の公爵はもう一度頭を下げると、カーテンの外に出た。
彼らの役目は、俺と守護隊長たちの取り次ぎという名の、障壁係だ。
前回の議題を元にした進捗報告が始まっても発言権はなく、ただ聞いてうなずくだけの人形であれというのなら、次第に瞼が重くなるのも仕方がない。
いつものように滞りなく会議は進み、難しい議案や解決に困難を伴うような話は一切出てこない。
我が国は実に平和で慈愛に満ち、犯罪や悪事など、まるでどこにも存在していないようだ。
「では、今回の御前会議は、以上でよろしいかな」
フレン公爵が最後のシメに入った。
目隠しをされた布きれの向こうで、等間隔に座らされた各守護隊長たちの緊張が溶ける音が聞こえる。
「失礼! 一つよろしいか!」
生ぬるい空気を打ち破り、一人の男が立ち上がった。
雪のように白い肌と白金の髪をしているのに、目だけがやたら黒い。
しかも集まった守護隊長の中でも、随分若い。
「ブラス地区守護隊隊長、シアと申します。近頃の我がブラス地区での現状を知っていただきたく、本日この御前会議に参りました」
「そのような議案は、今回の予定に組み込まれていなかったはずだが?」
俺を取り囲むカーテンの向こうで、ヘススが答えた。
「何度申請しても却下されるので。この場で会議の長であるニロ王子に、直接ご意見を伺いたく参りました」
会場がどよめく。
この俺に意見を求めてくる守護隊長が現れるなど、誰も予想していなかっただろう。
この男は、それだけ追い詰められ、よほど智恵を絞ったということか。
「しかし、お忙しい王子にこれ以上時間を取らせるなど、許されることではない。話は我々が聞こう。とりあえず今回の会議は……」
「許す」
俺はそう言うと、ソファに寝そべった体を起こす。
俺と守護隊長たちの距離は、声が直接聞こえるような距離にない。
直接話が出来るのは、ディオスとパブロ、ヘススとフレンだけだった。
「……。王子から特別なお許しをいただいた。申してみよ」
そう答えたヘススの口元が、イヤミったらしく歪んでいる。
この男にとっても、想定外の出来事だったのだろう。
「ありがとうございます。私の管轄するブラス地区に関するお話です。大変不甲斐なくお恥ずかしいことではございますが、現状ブラスでは、住民の平安を守る手段がございません」
一気に会場がどよめく。
ヘススとフレンという、実権を握る二大公爵の前で、自らの失態を訴える守護隊長がいるなどと、思いもしなかった。
「そのような話を、ニロ王子のお耳に入れてどうする。全ての守護隊の長であられる王子のお顔に、泥を塗るつもりか!」
「ぜひ王子にも、現状をお聞きしていただきたく」
「担当地区の治安を維持するのが守護隊の役目。その役目を果たせず何が守護隊長だ。己の不能を恥じるなら、他に手段もあるだろう」
「私はお二方ではなく、王子にお伺いしているのです」
面白い。
俺に話したいと言えば、この二人を黙らせられると読んだのか。
ブラスの地区隊長といえば、確か前任が最悪すぎて、ヘススとフレンも手を焼いていたような。
おかげで後任になりたがる奴もおらず、入れ替えのしやすい平民出身の隊長が選ばれていた。
それがこのシアという男か。
ヘススとの間で押し問答を続けるなか、先にフレンの方が折れた。
「では、ブラス地区守護隊隊長シア殿。そなたの意見を王子に申し上げてみよ。ただし個別の案件に関しては、しかるべき部署において対応を預かるということでよろしいか」
「私の目的は、この問題をこの場にいる方々にも、共通の問題として認識していただくことにあります。申し分ございません」
シアという男は整った端正な顔立ちに似合わない、たくましい胸筋から伸びる太い腕を振りかざした。
「ご存じの通り、我々はそれぞれに分割された地区ごとの治安維持を主な仕事としております。この私も不肖未熟の身でありながら、ブラスのために尽くして参りました。ところが、いくら悪事を働く犯罪者を突き止め、あと一歩のところまで追い詰めても、ことごとく彼らは我らの手を逃れてしまうのです。なぜそのようなことが起こるのでしょうか」
「シア殿は己の無能さを、ここで笑われに来られたのか?」
フレンの皮肉に周囲からの嘲笑を浴びても、動じることはない。
「答えは簡単です。他の地区に彼らが逃げ込んでしまうからです。ブラスで起きたことはブラスで処理せよ。そのお言葉に従い、そうするよう努めて参りましたが、他の地区に逃げ込みそこで匿われては、仕事になりません」
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