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「ごめんくださ~い」
冒険者パーティーの面接のために目的の家を訪ねると、中学生くらいの男の子が出てきた。
「姐さんなら留守だよ。何の用だい?」
男の子は私より少し背が低いくらい。でも、見た目より落ち着いた声をしていた。留守番を任されているのかな。
「ギルドの紹介で、パーティーメンバーを募集されていると聞いて来ました」
「ああ、その件ね。姐さんはダンジョンに行ってるけど、もうすぐ帰ってくるはずだ。上がって待つかい?」
「いいんですか?」
「ああ、散らかってるけどね」
案内されて中に入ると、木製の大きなダイニングテーブルの席を勧められた。
テーブルを囲む椅子8個の他に、折りたたみの椅子と机も立てかけてある。隣のキッチンにある鍋も大きい。よく人が集まる家みたいだ。
ゲームと同じなら、パーティーを組めるのは5人までだ。盾役1、攻撃役2、回復1、状況に合わせるその他の枠1。ただ、こちらの世界では回復役が少ないみたいだから、この形は崩れているかもしれない。
座っていると、さっきの少年が、お茶と煎り豆を出してくれた。
お茶は、この辺でたくさん採れる薬草を天日干ししたもの。よく家の軒先に吊るしてある。豆もおやつとしてよくある……なんて、レイナが王都を見学したときに、護衛に教えてもらったな。
「ありがとうございます。お気遣いなく」
「いいよ、いいよ。僕も食べるし。僕はロシェ。お姉さん、名前は?」
「スズキ・レナです」
豆をぽりぽりと食べながら、男の子、ロシェ君が話しかけてきた。彼は人なつっこくてかわいい年下だけど、私よりしっかりしてそうだな。
「スズキって呼んだらいい? それとも、レナ?」
「レナで」
「わかった、レナ。僕はここの家主のアンジェラさんに雇われて、昼間の家の管理を任されているF級冒険者ね。この近くの精肉家の三男坊。兄がいるから家業は継げないけど、ハンターになって実家に肉を卸してやろうと思って冒険者になったんだ。で、今はアンジェラさんに雇われて、たまに冒険者としてのイロハを教えてもらってる。面倒見が良いんだよ、アンジェラさんって」
「へえ~」
冒険者ギルドのお姉さんも、ベテランを紹介しますと言ってくれてたけど、しっかりした人みたいだな。
「姐さんは凄い人なんだ。A級まで上り詰めた冒険者で。だけど、脚を怪我しちゃって。今は、見込みのある若い冒険者を育てながら、王都近くのC級ダンジョンに潜ってる。レナ、冒険者ギルドが姐さんのパーティーに勧めてきたってことは、初心者ヒーラーだろ?」
「ええ。冒険者ランクC、ジョブは神聖術士です」
「神聖術……!? なるほど。ギルドも姐さんへの信頼が厚いねぇ」
流石姐さんと、しきりに頷くロシェ君。私のジョブを言っただけで、姐さん凄いになるのか。アンジェラって人に心酔してるなぁ。
なんて話していると、玄関の方から物音が聞こえてきた。
「あ、姐さんが帰ってきたな。――おかえり姐さん、お客さんだよ。パーティー募集の面接だ……」
椅子から飛び跳ねるように立ち上がって、パタパタと走りながらロシェ君は玄関に家主を迎えに行った。私もその後ろについていく。
「上がらせてもらってます。冒険者ギルドの紹介で来ました。スズキ・レナです」
「ああ。募集で来てくれた子だね。私はアンジェラって言うんだ。よろしく」
パーティー募集主のアンジェラさんは、長身の女性だった。背中に大剣を背負っている。黄金色の髪と瞳。彫りの深いゴージャスな美人さんなんだけど、片方の目は眼帯で覆われていた。それと、左足が無くて、義足みたいだ。
さっきのテーブル席に着くと、ロシェ君が、「晩飯、レナも食ってけよ」と言って、ご飯の支度を始めた。下準備は済ませていたらしく、彼は大きな肉をオーブンで焼き始めた。
私はギルドからの紹介状をアンジェラさんに渡した。
彼女の両隣には、若い男女の冒険者が座っている。年齢は私と同じかちょっと上くらい。玄関先で見たときに持っていた武器はそれぞれ盾と杖だったから、男性の方がタンク、女性が魔術師だと思う。
紹介状を読むアンジェラさんの目が一瞬見開かれて、
「あんた、神聖術士かい!」
と、彼女が声に出すと、両隣の冒険者も驚いたように私を見た。
「貴族か教会のお抱えになれるだろうに、何でまた冒険者に……」
「えっと、訳ありで……」
うーん、あんまり言い訳を考えないままだったな。ギルド受付で何も言わずに誤魔化せちゃったし。
「ふうむ。そういえば、貴族街ででかい事件があったね。ヴェネディクト家が没落したとか……」
ピクっと、自分の表情筋が痙攣するのが分かった。ポーカーフェイスなんて、あまり得意じゃないんだよ。
「なるほど。まあ、お貴族さんの争いなんて、どっちが良いも悪いもない権力闘争だろうしね。巻き込まれた関係者で目立ちたくないってところか」
「アハハハ……」
もう、笑って誤魔化すしかないや。
「いいよ。あんた、悪巧みできる面には見えないし。正式なパーティーを組む前に、何回か一緒にダンジョンに潜ってもらうがね。明日からさっそく、ついてこられるかい?」
「はい。お願いします」
それで、翌日の早朝からダンジョンに行くことが決まり、その日は晩御飯をいただいて宿に戻った。
冒険者パーティーの面接のために目的の家を訪ねると、中学生くらいの男の子が出てきた。
「姐さんなら留守だよ。何の用だい?」
男の子は私より少し背が低いくらい。でも、見た目より落ち着いた声をしていた。留守番を任されているのかな。
「ギルドの紹介で、パーティーメンバーを募集されていると聞いて来ました」
「ああ、その件ね。姐さんはダンジョンに行ってるけど、もうすぐ帰ってくるはずだ。上がって待つかい?」
「いいんですか?」
「ああ、散らかってるけどね」
案内されて中に入ると、木製の大きなダイニングテーブルの席を勧められた。
テーブルを囲む椅子8個の他に、折りたたみの椅子と机も立てかけてある。隣のキッチンにある鍋も大きい。よく人が集まる家みたいだ。
ゲームと同じなら、パーティーを組めるのは5人までだ。盾役1、攻撃役2、回復1、状況に合わせるその他の枠1。ただ、こちらの世界では回復役が少ないみたいだから、この形は崩れているかもしれない。
座っていると、さっきの少年が、お茶と煎り豆を出してくれた。
お茶は、この辺でたくさん採れる薬草を天日干ししたもの。よく家の軒先に吊るしてある。豆もおやつとしてよくある……なんて、レイナが王都を見学したときに、護衛に教えてもらったな。
「ありがとうございます。お気遣いなく」
「いいよ、いいよ。僕も食べるし。僕はロシェ。お姉さん、名前は?」
「スズキ・レナです」
豆をぽりぽりと食べながら、男の子、ロシェ君が話しかけてきた。彼は人なつっこくてかわいい年下だけど、私よりしっかりしてそうだな。
「スズキって呼んだらいい? それとも、レナ?」
「レナで」
「わかった、レナ。僕はここの家主のアンジェラさんに雇われて、昼間の家の管理を任されているF級冒険者ね。この近くの精肉家の三男坊。兄がいるから家業は継げないけど、ハンターになって実家に肉を卸してやろうと思って冒険者になったんだ。で、今はアンジェラさんに雇われて、たまに冒険者としてのイロハを教えてもらってる。面倒見が良いんだよ、アンジェラさんって」
「へえ~」
冒険者ギルドのお姉さんも、ベテランを紹介しますと言ってくれてたけど、しっかりした人みたいだな。
「姐さんは凄い人なんだ。A級まで上り詰めた冒険者で。だけど、脚を怪我しちゃって。今は、見込みのある若い冒険者を育てながら、王都近くのC級ダンジョンに潜ってる。レナ、冒険者ギルドが姐さんのパーティーに勧めてきたってことは、初心者ヒーラーだろ?」
「ええ。冒険者ランクC、ジョブは神聖術士です」
「神聖術……!? なるほど。ギルドも姐さんへの信頼が厚いねぇ」
流石姐さんと、しきりに頷くロシェ君。私のジョブを言っただけで、姐さん凄いになるのか。アンジェラって人に心酔してるなぁ。
なんて話していると、玄関の方から物音が聞こえてきた。
「あ、姐さんが帰ってきたな。――おかえり姐さん、お客さんだよ。パーティー募集の面接だ……」
椅子から飛び跳ねるように立ち上がって、パタパタと走りながらロシェ君は玄関に家主を迎えに行った。私もその後ろについていく。
「上がらせてもらってます。冒険者ギルドの紹介で来ました。スズキ・レナです」
「ああ。募集で来てくれた子だね。私はアンジェラって言うんだ。よろしく」
パーティー募集主のアンジェラさんは、長身の女性だった。背中に大剣を背負っている。黄金色の髪と瞳。彫りの深いゴージャスな美人さんなんだけど、片方の目は眼帯で覆われていた。それと、左足が無くて、義足みたいだ。
さっきのテーブル席に着くと、ロシェ君が、「晩飯、レナも食ってけよ」と言って、ご飯の支度を始めた。下準備は済ませていたらしく、彼は大きな肉をオーブンで焼き始めた。
私はギルドからの紹介状をアンジェラさんに渡した。
彼女の両隣には、若い男女の冒険者が座っている。年齢は私と同じかちょっと上くらい。玄関先で見たときに持っていた武器はそれぞれ盾と杖だったから、男性の方がタンク、女性が魔術師だと思う。
紹介状を読むアンジェラさんの目が一瞬見開かれて、
「あんた、神聖術士かい!」
と、彼女が声に出すと、両隣の冒険者も驚いたように私を見た。
「貴族か教会のお抱えになれるだろうに、何でまた冒険者に……」
「えっと、訳ありで……」
うーん、あんまり言い訳を考えないままだったな。ギルド受付で何も言わずに誤魔化せちゃったし。
「ふうむ。そういえば、貴族街ででかい事件があったね。ヴェネディクト家が没落したとか……」
ピクっと、自分の表情筋が痙攣するのが分かった。ポーカーフェイスなんて、あまり得意じゃないんだよ。
「なるほど。まあ、お貴族さんの争いなんて、どっちが良いも悪いもない権力闘争だろうしね。巻き込まれた関係者で目立ちたくないってところか」
「アハハハ……」
もう、笑って誤魔化すしかないや。
「いいよ。あんた、悪巧みできる面には見えないし。正式なパーティーを組む前に、何回か一緒にダンジョンに潜ってもらうがね。明日からさっそく、ついてこられるかい?」
「はい。お願いします」
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