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学校に着く頃には既に日は高く昇っていた。
私の足は私の定めた最終目的地へと向かう。
私の羽も嬉しそうにしていて、いつものようにその身をちいさく、ちいさくして縮こまることもなかった。
そんな羽の様子に私まで嬉しくなった。
周りの目なんか何一つ気にならない。
私の口角はいつものように上がっていたけれど、いつもの嫌味な笑いじゃなくて、本当に楽しかったのだ。
もちろん、私と私の羽以外の誰一人気付くことはないのだけれど。
スキップしようとしたけれど、痛められた身体は言うことを聞いてくれなかった。
それでも、今ならピエロも悪くはないかもしれないなぁなんて考えて、やっぱりまた楽しくなった。
まぁ、サーカスにいる本物のピエロになれたら、ということなんだけど。
そうこうしている内に、どうやら昼休みが終わったようで、生徒たちは慌てて階段を駆け下りていく。
彼らと反対方向に上っている私は彼らのあまりの勢いの良さに危うく階段から転がり落ちるところだった。
銀色の扉。開け放したその先に、私の空はある。
両開きのステンレス製の扉を開けて、私は青空の元へ飛び出した。
身体中が喜びの声をあげている。
痛みなど、この昂揚感の中じゃ何一つ感じることなんてできない。
青い空に、白い雲。
私は思わず笑ってしまった。
笑いすぎて涙まで溢れた。
初めてだ。
こんなにも自由だと感じるのは。
憎々しいほど青く、青く、どこまでも伸びてゆく空。
涙で霞んでよく見えなかったけれど、この空を飛んでいける私の羽は、とてつもなく幸せなんだろうと思った。
私の足は私の定めた最終目的地へと向かう。
私の羽も嬉しそうにしていて、いつものようにその身をちいさく、ちいさくして縮こまることもなかった。
そんな羽の様子に私まで嬉しくなった。
周りの目なんか何一つ気にならない。
私の口角はいつものように上がっていたけれど、いつもの嫌味な笑いじゃなくて、本当に楽しかったのだ。
もちろん、私と私の羽以外の誰一人気付くことはないのだけれど。
スキップしようとしたけれど、痛められた身体は言うことを聞いてくれなかった。
それでも、今ならピエロも悪くはないかもしれないなぁなんて考えて、やっぱりまた楽しくなった。
まぁ、サーカスにいる本物のピエロになれたら、ということなんだけど。
そうこうしている内に、どうやら昼休みが終わったようで、生徒たちは慌てて階段を駆け下りていく。
彼らと反対方向に上っている私は彼らのあまりの勢いの良さに危うく階段から転がり落ちるところだった。
銀色の扉。開け放したその先に、私の空はある。
両開きのステンレス製の扉を開けて、私は青空の元へ飛び出した。
身体中が喜びの声をあげている。
痛みなど、この昂揚感の中じゃ何一つ感じることなんてできない。
青い空に、白い雲。
私は思わず笑ってしまった。
笑いすぎて涙まで溢れた。
初めてだ。
こんなにも自由だと感じるのは。
憎々しいほど青く、青く、どこまでも伸びてゆく空。
涙で霞んでよく見えなかったけれど、この空を飛んでいける私の羽は、とてつもなく幸せなんだろうと思った。
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