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異世界地球編
10歳 シンガポール撤退戦その1
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誘拐騒動を解決してから魔王城に帰還しても、日々続くのは訓練だ。
飛行に慣れてくればマクドネル山脈より大きなマスグレーブ山脈の周回コースに変わったし、魔法の精度を上げる訓練は的までの距離が100メートルを超え、魔法が的に届かないとウェスに泣きつかれた。
風の魔法は距離減衰が大きいのだ。
替わりに炎弾や水弾、氷弾を勧めておいた。
アモルの闇魔法も光の中に入れば距離減衰は大きいが、陰に隠れてこっそりとやっていた。
(やっぱりずるなんじゃないかな?)
マルコシアス将軍の戦闘訓練は長距離はイツキは免許皆伝となり、格闘戦に移行していた。
ただ、サイズが小さいからなのか、受け止めようとすると弾き飛ばされた。
なので、攻撃を回避することが重点になるのだが、言ってできれば苦労はしない。
何度も弾かれ、吹き飛ばされながら格闘戦についても覚えていく。
ただ、あまりにも接近戦でマルコシアスにいじめられたためか、距離を詰められたら魔法で防御するか、回避しながら距離を開き、長距離から魔法で仕留めるのがイツキの戦い方になっていた。
アウィスにはマルコシアスの伝でグレモリー将軍という方が指導に来てくれた。
グレモリー将軍は赤い髪の女性。
服装は黒字に白のレースでアラビアンな感じ。
「きみがマルコシアスを倒したって子かい?こんなに可愛いのに、すごいね。よくできました」
そう言って頭をなでられた。
(恥ずかしい)
そんな彼女もアウィスとの訓練では気を抜かなかった。
初めは素直に攻撃を受けていたが、攻撃に転ずる。
「攻撃するだけじゃあ伸びないから、後ろからいくよ!」
そう言うとアウィスの後ろに魔力エネルギー弾が発生、アウィスに襲い掛かる。
これをアウィスは何とかガード、すると今度は攻撃が止んだため、グレモリーから魔法が放たれる。
アウィスもシールドを張って何とかしようとするが、そのまま押し切られて終了となった
「なかなか筋がいいね」
そんな言葉とともに帰っていき、戦闘訓練には常にいるようになった。
そのような訓練の日々も任務によって予定変更させられるものだ。
「陸軍を救出するということですか?」
夕食の時にナベリウス隊長から打診を受けた。
「君は昨年陸軍がバンコクに上陸したという話は知っているかな?」
「その方向で検討しているという話は聞きましたが、実際に出兵しているとは知りませんでした」
確か航海中の新聞でそんな記事が載っていた気がする。
「獣人国家を救うという目的でした出兵だが、あまりうまくいっていないみたいでね。シンガポールに籠城することになったらしい」
「そこまで攻め込まれたんですか!?」
マレー半島の入口に要塞線でも築城すれば容易に入ってこられないはずだった。
「どうにも負け続けてそこまで撤退したらしい」
「獣人の国家があるということでしたがどうなったんですか?」
「住民はスマトラ島へと逃げたようだ。しかし、王族はシンガポールで徹底抗戦の構えらしい」
(ノブレス・オブリージュという奴かな?結構なことだ……)
「それで、海軍としてはどう動くんですか?」
「シンガポールに入港して陸軍や残っている王族を救いだす。君たちの任務はシンガポール周辺の敵軍を足止めし、陸軍の乗船時間を作りだすことだ」
「了解しました」
「うむ、頼んだよ」
その後、明日の夜明け前に戦闘準備をして魔王城前の広場に集合するようにとの命が下った。
「今度は本格的に人間とやり会うことになるからね。皆気をつけてね」
「誰に言ってるのよ」
イツキの心配をアウィスは一蹴した。
「訓練で強くなってるっていうのがわかってるし、あんまり心配しすぎると倒れるんじゃないの?」
「そうですよ。わたしたちも成長しているんですから、心配いりません」
「そうだとも。現地は密林と聞く。影からバッサリいかせてもらうさ」
3人は自信満々だ。
(では、成長の成果を見せてもらおう)
翌日夜明け前、3日分の食料を背負った人達で、城の前の広場は混雑していた。
なにしろ、夜明け前なので暗いことに加え、バックパックがあることで間隔が違うことから自分の並ぶべき場所が見当たらないのだ。
皆四苦八苦しながら列を作ると、マルコシアス将軍の声が飛ぶ。
「空も明けないうちに整列できるとは、飛行隊の練度も上がってきていることだ!大変喜ばしいことだが、喜んでいる場合ではない!これより任務に就いてもらう!詳細はナベリウス隊長から説明がある!心して聞くように!」
その言葉でナベリウスは演壇に立つ。
「皆知っているかどうかはわからないが、昨年獣人の同盟国家を助けるということで陸軍がインドシナ半島に上陸した。しかし、奮戦及ばず戦線は後退し、今はシンガポール島に立て籠もっているところだ。海軍はこれを救出するため、シンガポールへ入港する。皆の任務はその入港に際し、人間の妨害を排除することだ。予定としては1日でシンガポールに到着し、任務を遂行、後に帰還するということになる。戦果によっては勲章を授与され、前に並ぶことも夢ではない。皆の奮戦に期待する。以上」
その言葉が終わると同時に東の空が明るくなってきた。
「各員飛行始め!」
マルコシアスの声とともに全員が飛行を開始した。
先頭を行くのはイツキ達4人である。
全員五重の速度向上魔法陣を習得し、音を超えた速さで飛行していた。
3時間後、4人はシンガポール島へ上陸していた。
「海軍が助けに来るぞー!」
「明日には乗船し撤退だ!」
そんな言葉を叫びながら町を歩く。
後1日と思えば兵士のやる気も満ち溢れてくる。
そんなことを言っていると陸軍のテントへと連れて行かれた。
「海軍が来るというのは本当か?」
豚の獣人が聞いてくる。
肩に星が付いていることを見ると司令官なのかもしれない。
「小官が聞いた限りでは、明日撤退のためにシンガポールに入港すると聞いております」
撤退と聞いて、あまりよい表情はしなかった。
「撤退か。魔王の命令書は持っているのか?」
「小官はそのようなものは持ちあわせてはおりません。ナベリウス隊長にお聞きになるとよいでしょう」
「では、そのナベリウス隊長とやらはどこにいるんだ?」
「まだ、ここへ向かって飛んでいる最中ではないかと愚考いたします」
どこを飛んでいるかもわからないのでそう答えるしかなかったがその答えはお気に召さなかったようだ。
「話にならんな。妙なことは言いふらさんようにしたまえ。外に出せ!」
そう言われてテントの外につまみ出されてしまった。
(まあ、士気向上は命令されてないし、黙って命令に従おう)
そう思ってジョホール海峡の東側上空に向かう。
「アウィス、ウェス、アモルさん、応答して。下の様子は見える?」
「見えてるわよ」
「見えてます」
「見えているぞ」
(感度良好、問題なしだね)
「上陸用に船を用意しているように見えるけどどう思いますか?」
「その通りだろう。海峡を渡るには船しかないからな」
アモルが答えてくれる。
「では、船を潰します。アウィスは風で転覆させるんじゃなく氷の槍で貫いて。ウェスとアモルさんは周囲を警戒」
『了解』
「行動開始!」
その言葉で各自が動き出す。
アモルとウェスはちょっと高度を下げて陸側に移動、生命探知を使ってくれている。
イツキとアウィスは上空1,000メートルから真下に向けて氷の槍と岩の塊を落としていく。
人間達は事態に気付くが為すすべがない。
沈まないようにと船を引き揚げるものもいたが、そこには念を入れて岩と氷が降り注ぎ、修理もできないようにした。
東から西へと攻撃をしていくと、マレー半島側の船は1隻残らず沈むか破壊された。
「さて、どうしようか『1,000人殺し』?」
そう挑発的にイツキが問う。
「そう訊かれたらやることは1つでしょ、今度は混ぜなさい」
「わたしもがんばります」
「カウントはどうするの?また耳?」
「そうですね。遠距離から3人で攻撃しますのでアモルさんは耳を切ってください」
「了解」
「では、初期魔法を撃ちまくりましょう」
『了解!』
今度は西から攻撃を開始、全員が毎分300発ペースで生命反応を見ながら攻撃していく。
皆、手や足を失ったり、身体に穴があいたり、悲惨なものだ。
たまに反撃で矢を放つ者がいるが、距離が遠いため届きはしない。
矢のお礼に5発ほど打ち込んでおいた。
そんなことをして西から東を掃討していったら、お昼過ぎになったので食事にしようとシンガポールに戻った。
飛行に慣れてくればマクドネル山脈より大きなマスグレーブ山脈の周回コースに変わったし、魔法の精度を上げる訓練は的までの距離が100メートルを超え、魔法が的に届かないとウェスに泣きつかれた。
風の魔法は距離減衰が大きいのだ。
替わりに炎弾や水弾、氷弾を勧めておいた。
アモルの闇魔法も光の中に入れば距離減衰は大きいが、陰に隠れてこっそりとやっていた。
(やっぱりずるなんじゃないかな?)
マルコシアス将軍の戦闘訓練は長距離はイツキは免許皆伝となり、格闘戦に移行していた。
ただ、サイズが小さいからなのか、受け止めようとすると弾き飛ばされた。
なので、攻撃を回避することが重点になるのだが、言ってできれば苦労はしない。
何度も弾かれ、吹き飛ばされながら格闘戦についても覚えていく。
ただ、あまりにも接近戦でマルコシアスにいじめられたためか、距離を詰められたら魔法で防御するか、回避しながら距離を開き、長距離から魔法で仕留めるのがイツキの戦い方になっていた。
アウィスにはマルコシアスの伝でグレモリー将軍という方が指導に来てくれた。
グレモリー将軍は赤い髪の女性。
服装は黒字に白のレースでアラビアンな感じ。
「きみがマルコシアスを倒したって子かい?こんなに可愛いのに、すごいね。よくできました」
そう言って頭をなでられた。
(恥ずかしい)
そんな彼女もアウィスとの訓練では気を抜かなかった。
初めは素直に攻撃を受けていたが、攻撃に転ずる。
「攻撃するだけじゃあ伸びないから、後ろからいくよ!」
そう言うとアウィスの後ろに魔力エネルギー弾が発生、アウィスに襲い掛かる。
これをアウィスは何とかガード、すると今度は攻撃が止んだため、グレモリーから魔法が放たれる。
アウィスもシールドを張って何とかしようとするが、そのまま押し切られて終了となった
「なかなか筋がいいね」
そんな言葉とともに帰っていき、戦闘訓練には常にいるようになった。
そのような訓練の日々も任務によって予定変更させられるものだ。
「陸軍を救出するということですか?」
夕食の時にナベリウス隊長から打診を受けた。
「君は昨年陸軍がバンコクに上陸したという話は知っているかな?」
「その方向で検討しているという話は聞きましたが、実際に出兵しているとは知りませんでした」
確か航海中の新聞でそんな記事が載っていた気がする。
「獣人国家を救うという目的でした出兵だが、あまりうまくいっていないみたいでね。シンガポールに籠城することになったらしい」
「そこまで攻め込まれたんですか!?」
マレー半島の入口に要塞線でも築城すれば容易に入ってこられないはずだった。
「どうにも負け続けてそこまで撤退したらしい」
「獣人の国家があるということでしたがどうなったんですか?」
「住民はスマトラ島へと逃げたようだ。しかし、王族はシンガポールで徹底抗戦の構えらしい」
(ノブレス・オブリージュという奴かな?結構なことだ……)
「それで、海軍としてはどう動くんですか?」
「シンガポールに入港して陸軍や残っている王族を救いだす。君たちの任務はシンガポール周辺の敵軍を足止めし、陸軍の乗船時間を作りだすことだ」
「了解しました」
「うむ、頼んだよ」
その後、明日の夜明け前に戦闘準備をして魔王城前の広場に集合するようにとの命が下った。
「今度は本格的に人間とやり会うことになるからね。皆気をつけてね」
「誰に言ってるのよ」
イツキの心配をアウィスは一蹴した。
「訓練で強くなってるっていうのがわかってるし、あんまり心配しすぎると倒れるんじゃないの?」
「そうですよ。わたしたちも成長しているんですから、心配いりません」
「そうだとも。現地は密林と聞く。影からバッサリいかせてもらうさ」
3人は自信満々だ。
(では、成長の成果を見せてもらおう)
翌日夜明け前、3日分の食料を背負った人達で、城の前の広場は混雑していた。
なにしろ、夜明け前なので暗いことに加え、バックパックがあることで間隔が違うことから自分の並ぶべき場所が見当たらないのだ。
皆四苦八苦しながら列を作ると、マルコシアス将軍の声が飛ぶ。
「空も明けないうちに整列できるとは、飛行隊の練度も上がってきていることだ!大変喜ばしいことだが、喜んでいる場合ではない!これより任務に就いてもらう!詳細はナベリウス隊長から説明がある!心して聞くように!」
その言葉でナベリウスは演壇に立つ。
「皆知っているかどうかはわからないが、昨年獣人の同盟国家を助けるということで陸軍がインドシナ半島に上陸した。しかし、奮戦及ばず戦線は後退し、今はシンガポール島に立て籠もっているところだ。海軍はこれを救出するため、シンガポールへ入港する。皆の任務はその入港に際し、人間の妨害を排除することだ。予定としては1日でシンガポールに到着し、任務を遂行、後に帰還するということになる。戦果によっては勲章を授与され、前に並ぶことも夢ではない。皆の奮戦に期待する。以上」
その言葉が終わると同時に東の空が明るくなってきた。
「各員飛行始め!」
マルコシアスの声とともに全員が飛行を開始した。
先頭を行くのはイツキ達4人である。
全員五重の速度向上魔法陣を習得し、音を超えた速さで飛行していた。
3時間後、4人はシンガポール島へ上陸していた。
「海軍が助けに来るぞー!」
「明日には乗船し撤退だ!」
そんな言葉を叫びながら町を歩く。
後1日と思えば兵士のやる気も満ち溢れてくる。
そんなことを言っていると陸軍のテントへと連れて行かれた。
「海軍が来るというのは本当か?」
豚の獣人が聞いてくる。
肩に星が付いていることを見ると司令官なのかもしれない。
「小官が聞いた限りでは、明日撤退のためにシンガポールに入港すると聞いております」
撤退と聞いて、あまりよい表情はしなかった。
「撤退か。魔王の命令書は持っているのか?」
「小官はそのようなものは持ちあわせてはおりません。ナベリウス隊長にお聞きになるとよいでしょう」
「では、そのナベリウス隊長とやらはどこにいるんだ?」
「まだ、ここへ向かって飛んでいる最中ではないかと愚考いたします」
どこを飛んでいるかもわからないのでそう答えるしかなかったがその答えはお気に召さなかったようだ。
「話にならんな。妙なことは言いふらさんようにしたまえ。外に出せ!」
そう言われてテントの外につまみ出されてしまった。
(まあ、士気向上は命令されてないし、黙って命令に従おう)
そう思ってジョホール海峡の東側上空に向かう。
「アウィス、ウェス、アモルさん、応答して。下の様子は見える?」
「見えてるわよ」
「見えてます」
「見えているぞ」
(感度良好、問題なしだね)
「上陸用に船を用意しているように見えるけどどう思いますか?」
「その通りだろう。海峡を渡るには船しかないからな」
アモルが答えてくれる。
「では、船を潰します。アウィスは風で転覆させるんじゃなく氷の槍で貫いて。ウェスとアモルさんは周囲を警戒」
『了解』
「行動開始!」
その言葉で各自が動き出す。
アモルとウェスはちょっと高度を下げて陸側に移動、生命探知を使ってくれている。
イツキとアウィスは上空1,000メートルから真下に向けて氷の槍と岩の塊を落としていく。
人間達は事態に気付くが為すすべがない。
沈まないようにと船を引き揚げるものもいたが、そこには念を入れて岩と氷が降り注ぎ、修理もできないようにした。
東から西へと攻撃をしていくと、マレー半島側の船は1隻残らず沈むか破壊された。
「さて、どうしようか『1,000人殺し』?」
そう挑発的にイツキが問う。
「そう訊かれたらやることは1つでしょ、今度は混ぜなさい」
「わたしもがんばります」
「カウントはどうするの?また耳?」
「そうですね。遠距離から3人で攻撃しますのでアモルさんは耳を切ってください」
「了解」
「では、初期魔法を撃ちまくりましょう」
『了解!』
今度は西から攻撃を開始、全員が毎分300発ペースで生命反応を見ながら攻撃していく。
皆、手や足を失ったり、身体に穴があいたり、悲惨なものだ。
たまに反撃で矢を放つ者がいるが、距離が遠いため届きはしない。
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