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異世界地球編
10歳 誘拐騒動
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城の前の広場から出発すると、お昼前にはダーウィンの基地に着くことができた。
そこで昼食を摂ると午後は警戒活動だ。
イツキ達は4人で生命探知をしながら海岸線を西に移動し、ロンドンデリー岬まで来るとダーウィンに引き返した。
夕食を食べているとアウィスがつぶやく。
「初日は収穫なしね」
「しょうがないよ、初日だし。どれくらいいるつもりだろうね」
イツキは冷めていた。
そのイツキの問いにアモルが答える。
「1週間は居るんじゃないのか?」
「その数字はどこから出てきたのよ?」
アウィスが問う。
「北部海岸線を捜索するとなるとそれくらい必要だろう?」
「まあ、しばらく帰れそうもないってのはわかったわ」
夕食をしていると、ナベリウス隊長がやってきた。
起立して迎える。
「隊長。ご苦労様です。どのようなご用件でしょうか?」
アモルが対応してくれている。
「君たちが一番早く飛べると聞いたのでね。明日の早朝にここを発ち、ノースウェスト岬までいってきてもらいたい。行けるかな?」
「行けとおっしゃられるのであれば。昼食はどうなりますか?」
「食事や水は用意しよう。背中に背負っていってもらいたい」
「わかりました。出発は具体的にはいつごろに?」
「夜明けとともに出発してもらいたい」
「了解いたしました」
「よろしく頼むよ」
そう言ってナベリウスは去っていった。
「ノースウェスト岬ってどこ?」
アウィスの問いにアモルが答える。
「地図を見ればいいだろう」
ということで食堂の壁に掛けてある地図を見に行った。
「こんなに遠くまで!?」
アウィスが嘆くがイツキはフォローする。
「それだけ信頼されているってことですよ」
翌朝、まだ夜が明けていないうちに準備が始まった。
バックパックが泊っている部屋に運び込まれる。
着替えてそれを背負い、杖を持ったら出発だ。
朝日を背に出発する。
一番遅いウェスの最高速度に合わせて飛行すると、3,4時間後にはノースウェスト岬と思われる突端に到着した。
「じゃあ、ここから捜索開始ですね。生命探知はわたしが使うので、ウェスは最高速を維持してください」
「はい」
水面すれすれの海岸線を捜索していく。
海岸に住む人や漁師さんの反応が見える。
そのなかで、変な所にいる反応を見つける。
「不審な反応をキャッチ、1時の方向、距離5キロ、岩陰のはずのところに反応多数」
「了解」
4人でその場に飛んでいく。
岩陰に近くになったら、ウェスも速度を落として戦えるよう準備をする。
そうして岩陰を見ると、10人ほどの人間と牢屋に閉じ込められている獣人の子供がいた。
イツキは冷静に投降を呼びかける。
「こちらは魔王国海軍である。速やかに投降せよ!」
そう言うと、剣を抜いてきたので1人犠牲になってもらう。
イツキは土の槍を1人の下に作りだし、串刺しにした。
「もう一度言う。速やかに武器を捨て投降せよ!」
再度投降を呼びかけると武器を捨ててくれた。ありがたいことだ。
アモルさんにダーウィンへの伝令をお願いする。
そして3人で人間を拘束すると、獣人の子供を助け出した。
そして拘束している人間に問うた。
「この獣人をどうするつもりだったんだ?」
1人目に人間は話さなかった。
なので氷の槍で心臓を一突きにしてやった。
2人目の人間に訊く。
「この獣人をどうするつもりだったんだ?」
脅かしたおかげで口を割ってくれる。
「……奴隷として売るのさ、いい値段がつく」
「今までもこのようなことを?」
「ああ、何人も売ってきたさ」
「この獣人の受け取りはいつだ?」
「今日の夜の予定だ。なあ、こんなに喋ったんだ。解放してくれよ」
賊を開放するつもりはないが、反抗的になられても困る。
「わたしにその権限はない。寛大な処置を摂ることを上に進言しよう」
そう言うと海賊を牢屋に閉じ込め、獣人を岩陰に隠す。
そして外に出ると、生命探知を開始する。
すると、遠くから1隻の小舟が宵闇にまぎれて近づいてくるのが見えた。
船が岩陰に入るのを見届けると後ろから近づく。
「人間の皆さん、魔王国へようこそ。歓迎しますよ」
急に後ろから話しかけられて船員は驚くが、次の瞬間には剣を抜く。
「武器を捨てなさい!さもなくば殺します!」
警告を無視して襲い掛かってきたので氷の槍を打ちこみ1人を殺した。
「繰り返します!武器を捨てなさい!さもなくば殺します!」
1人見せしめにしたので十分脅しの効果があったのだろう。
剣を海に捨てて投降してくれた。
船員さんを牢屋に閉じ込めると牢屋はいっぱいだ。
とりあえず、朝もらった食料と水はここで飲食しておく。
獣人の子供にも分けてあげた。
とりあえずここにはイツキ、アモル、ウェスの3人がいるので3交代で休むことにした。
常に2人は起きている状態で、1人が寝るというローテーションだ。
そうして朝になるとアウィスが30人ほど連れてきてくれていた。
中にはナベリウスの姿もあった。
「なにこれ、増えてない?」
アウィスは牢屋の中の人の数に驚いた。
「夜のうちに獣人を引き取りに来た人間がいてね、捕まえておいた」
「ロープ足りるかしら?」
「足りなければ牢屋ごと持っていくだけです」
そんなことを話しているとナベリウスが頭を下げてくる。
「魔王国軍に君たちがいてくれて本当に良かった。ありがとう」
隊長がそんなに頭を下げてはいけないとイツキは注意する。
「隊長、もう少し腰を高くしてください。威厳がありません」
「そうかな?まあ、腰を低くして事件が解決するなら安いものだ。」
そういって、人間達を拘束、運び出していく。
ダーウィンで取り調べをすると、他にも誘拐している人間の存在が示唆されたため、捜索の続行が決定された。
イツキ達は再度ノースウェスト岬から捜索を行った。
しかし、何も見つからなかったため、次は東側を捜索することになった。
まずケープヨーク半島の西側を捜索し、何もないことを確認した。
翌日はケープヨーク半島の東側を捜索し、ここで怪しげな反応が返ってきた。
「不審な反応をキャッチ、0時の方向、距離5キロ、岩陰に反応多数」
「了解」
4人でその場に飛んでいく。
するとまた人間が潜んでいた。
「こちらは魔王国海軍である。速やかに投降せよ!」
そう言うと武器を捨ててくれたので、捕縛する。
「人間がこんなところに何の用だ?」
「獣人を捕まえに来たんだ。金になるからな。なあ、助けてくれよ」
「それは今後の協力次第だ。特に、売った獣人が無事に戻ってきたりすれば恩赦もあるかもな」
繰り返しになるが、イツキに賊を開放するつもりはない。
しかし、一縷の望みがあると思った人身売買組織の男はべらべらとしゃべりだす。
「あそこの机に売った獣人がどこに行くのか書いている地図が入っている。本当だ、信じてくれ」
ということなのでアモルとウェスに探らせる。
すると地図が見つかった。
地図によれば、人身売買のアジトがニューギニア島にあることが分かった。
後日海軍艦艇による捜索が行われ、人身売買をしていた集団は捕縛されることになった。
「とりあえず、良かった。これしか言いようがないな」
ナベリウス隊長の言葉だ。
「我々は閣下の手足です。命じてくださればどんなことでも」
そう言うのはアモルだ。
「いや、手足であるだけでない。わたしの目や耳となって情報を集めてきてくれるありがたい存在だ。得難い存在だよ。」
「もったいないお言葉です」
「これからもよろしく頼む」
「はい」
そうして魔王国本土北側を揺るがしていた誘拐騒動に幕が下りた。
飛行隊はダーウィンを出立、魔王城を目指して飛行し、訓練の日々に戻っていった。
そこで昼食を摂ると午後は警戒活動だ。
イツキ達は4人で生命探知をしながら海岸線を西に移動し、ロンドンデリー岬まで来るとダーウィンに引き返した。
夕食を食べているとアウィスがつぶやく。
「初日は収穫なしね」
「しょうがないよ、初日だし。どれくらいいるつもりだろうね」
イツキは冷めていた。
そのイツキの問いにアモルが答える。
「1週間は居るんじゃないのか?」
「その数字はどこから出てきたのよ?」
アウィスが問う。
「北部海岸線を捜索するとなるとそれくらい必要だろう?」
「まあ、しばらく帰れそうもないってのはわかったわ」
夕食をしていると、ナベリウス隊長がやってきた。
起立して迎える。
「隊長。ご苦労様です。どのようなご用件でしょうか?」
アモルが対応してくれている。
「君たちが一番早く飛べると聞いたのでね。明日の早朝にここを発ち、ノースウェスト岬までいってきてもらいたい。行けるかな?」
「行けとおっしゃられるのであれば。昼食はどうなりますか?」
「食事や水は用意しよう。背中に背負っていってもらいたい」
「わかりました。出発は具体的にはいつごろに?」
「夜明けとともに出発してもらいたい」
「了解いたしました」
「よろしく頼むよ」
そう言ってナベリウスは去っていった。
「ノースウェスト岬ってどこ?」
アウィスの問いにアモルが答える。
「地図を見ればいいだろう」
ということで食堂の壁に掛けてある地図を見に行った。
「こんなに遠くまで!?」
アウィスが嘆くがイツキはフォローする。
「それだけ信頼されているってことですよ」
翌朝、まだ夜が明けていないうちに準備が始まった。
バックパックが泊っている部屋に運び込まれる。
着替えてそれを背負い、杖を持ったら出発だ。
朝日を背に出発する。
一番遅いウェスの最高速度に合わせて飛行すると、3,4時間後にはノースウェスト岬と思われる突端に到着した。
「じゃあ、ここから捜索開始ですね。生命探知はわたしが使うので、ウェスは最高速を維持してください」
「はい」
水面すれすれの海岸線を捜索していく。
海岸に住む人や漁師さんの反応が見える。
そのなかで、変な所にいる反応を見つける。
「不審な反応をキャッチ、1時の方向、距離5キロ、岩陰のはずのところに反応多数」
「了解」
4人でその場に飛んでいく。
岩陰に近くになったら、ウェスも速度を落として戦えるよう準備をする。
そうして岩陰を見ると、10人ほどの人間と牢屋に閉じ込められている獣人の子供がいた。
イツキは冷静に投降を呼びかける。
「こちらは魔王国海軍である。速やかに投降せよ!」
そう言うと、剣を抜いてきたので1人犠牲になってもらう。
イツキは土の槍を1人の下に作りだし、串刺しにした。
「もう一度言う。速やかに武器を捨て投降せよ!」
再度投降を呼びかけると武器を捨ててくれた。ありがたいことだ。
アモルさんにダーウィンへの伝令をお願いする。
そして3人で人間を拘束すると、獣人の子供を助け出した。
そして拘束している人間に問うた。
「この獣人をどうするつもりだったんだ?」
1人目に人間は話さなかった。
なので氷の槍で心臓を一突きにしてやった。
2人目の人間に訊く。
「この獣人をどうするつもりだったんだ?」
脅かしたおかげで口を割ってくれる。
「……奴隷として売るのさ、いい値段がつく」
「今までもこのようなことを?」
「ああ、何人も売ってきたさ」
「この獣人の受け取りはいつだ?」
「今日の夜の予定だ。なあ、こんなに喋ったんだ。解放してくれよ」
賊を開放するつもりはないが、反抗的になられても困る。
「わたしにその権限はない。寛大な処置を摂ることを上に進言しよう」
そう言うと海賊を牢屋に閉じ込め、獣人を岩陰に隠す。
そして外に出ると、生命探知を開始する。
すると、遠くから1隻の小舟が宵闇にまぎれて近づいてくるのが見えた。
船が岩陰に入るのを見届けると後ろから近づく。
「人間の皆さん、魔王国へようこそ。歓迎しますよ」
急に後ろから話しかけられて船員は驚くが、次の瞬間には剣を抜く。
「武器を捨てなさい!さもなくば殺します!」
警告を無視して襲い掛かってきたので氷の槍を打ちこみ1人を殺した。
「繰り返します!武器を捨てなさい!さもなくば殺します!」
1人見せしめにしたので十分脅しの効果があったのだろう。
剣を海に捨てて投降してくれた。
船員さんを牢屋に閉じ込めると牢屋はいっぱいだ。
とりあえず、朝もらった食料と水はここで飲食しておく。
獣人の子供にも分けてあげた。
とりあえずここにはイツキ、アモル、ウェスの3人がいるので3交代で休むことにした。
常に2人は起きている状態で、1人が寝るというローテーションだ。
そうして朝になるとアウィスが30人ほど連れてきてくれていた。
中にはナベリウスの姿もあった。
「なにこれ、増えてない?」
アウィスは牢屋の中の人の数に驚いた。
「夜のうちに獣人を引き取りに来た人間がいてね、捕まえておいた」
「ロープ足りるかしら?」
「足りなければ牢屋ごと持っていくだけです」
そんなことを話しているとナベリウスが頭を下げてくる。
「魔王国軍に君たちがいてくれて本当に良かった。ありがとう」
隊長がそんなに頭を下げてはいけないとイツキは注意する。
「隊長、もう少し腰を高くしてください。威厳がありません」
「そうかな?まあ、腰を低くして事件が解決するなら安いものだ。」
そういって、人間達を拘束、運び出していく。
ダーウィンで取り調べをすると、他にも誘拐している人間の存在が示唆されたため、捜索の続行が決定された。
イツキ達は再度ノースウェスト岬から捜索を行った。
しかし、何も見つからなかったため、次は東側を捜索することになった。
まずケープヨーク半島の西側を捜索し、何もないことを確認した。
翌日はケープヨーク半島の東側を捜索し、ここで怪しげな反応が返ってきた。
「不審な反応をキャッチ、0時の方向、距離5キロ、岩陰に反応多数」
「了解」
4人でその場に飛んでいく。
するとまた人間が潜んでいた。
「こちらは魔王国海軍である。速やかに投降せよ!」
そう言うと武器を捨ててくれたので、捕縛する。
「人間がこんなところに何の用だ?」
「獣人を捕まえに来たんだ。金になるからな。なあ、助けてくれよ」
「それは今後の協力次第だ。特に、売った獣人が無事に戻ってきたりすれば恩赦もあるかもな」
繰り返しになるが、イツキに賊を開放するつもりはない。
しかし、一縷の望みがあると思った人身売買組織の男はべらべらとしゃべりだす。
「あそこの机に売った獣人がどこに行くのか書いている地図が入っている。本当だ、信じてくれ」
ということなのでアモルとウェスに探らせる。
すると地図が見つかった。
地図によれば、人身売買のアジトがニューギニア島にあることが分かった。
後日海軍艦艇による捜索が行われ、人身売買をしていた集団は捕縛されることになった。
「とりあえず、良かった。これしか言いようがないな」
ナベリウス隊長の言葉だ。
「我々は閣下の手足です。命じてくださればどんなことでも」
そう言うのはアモルだ。
「いや、手足であるだけでない。わたしの目や耳となって情報を集めてきてくれるありがたい存在だ。得難い存在だよ。」
「もったいないお言葉です」
「これからもよろしく頼む」
「はい」
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