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異世界地球編
10歳~11歳 空軍省発足
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遠征していた飛行隊が戻ってきたのは夕方頃だった。
にこやかな表情のナベリウス隊長の様子を見るに、結果は良かったに違いない。
参加した仲間に話を聞くと、何でもマレー半島の人間を殺しつくしたらしい。
確かに功績は大きそうだ。
ついでに、我々が耳を集めていることを知っていた者達が戦功を示すものとして死体から耳を回収。
その数は全体で1万は遥かに超えるとされていた。
そのため、海軍省では耳を数える専属のスタッフが一時的に雇われたらしい。
遠征から部隊が戻ればイツキ達の休暇も終わりだ。
翌日は御休みとなり、その翌日から訓練を再開した。
訓練も厳しさを増し、2日間かけて魔王国本土を1周するということも行われていた。
スタートは相変わらず城の前の広場。
そこからダーウィンへと飛び、時計回りに1周する。
途中、アデレードの海軍基地で1泊し、翌日早朝に出発、またダーウィンへと戻り魔王城へ飛行するというものだった。
これは総飛行距離約15,000キロの飛行であった。
だが、単純な飛行ではもはや脱落者は出なかった。
もはや長距離魔法攻撃の訓練と化した魔法精度の訓練だが、その距離は2キロまで到達。
的の目視もできないので、とりあえず弾を撃ち、当たれば儲けものというような訓練となった。
会場は色とりどりの魔法が飛び交う楽しくも悲愴感のあるような状態だった。
戦闘訓練は殺す勢いでないと弾かれて効果がないという感じになり、いつ負傷者が出てもおかしくない状態だった。
リリス先生の生命探知の授業は、多くの者が魔法を習得してリリス先生はご満悦だった。
そんな訓練の日々も終わりを迎えることになる。
イツキが11歳になった南半球の冬、海軍飛行隊の解散式が行われた。
晴れた青空の下、魔王城前には飛行隊の面々が集まっていた。
マルコシアス将軍が話し始める。
「それでは、今から飛行隊の解散式を始める!飛行隊の解散に先立って、ナベリウス隊長から挨拶がある!心して聞くように!」
ナベリウスが演壇に立って、まず周りを見渡す。
「1、000人以上いた少尉候補生が半分ほどになるほど辛い訓練をよくぞ耐え抜いた。そのことを諸君らは誇ってよい。私も優秀な飛行魔法使いが得られたことを喜ぶことにする。本日飛行隊は解散し、空軍となる。空軍になったからと言って、飛行隊の一員であったことは忘れてはならない。協力し合い、敵を打ち倒したことを思い出してほしい。十分に速く、十分に強い者達が集まったのだから人間の軍になど負けるわけがない。自信を持って今後の軍人生活を送ってほしい。今後の任務での成功を期待する。以上だ」
そう言って隊長は演壇を降りた。
「以上を以って解散式を終了とする!続いて魔王国空軍省の結成式を行う!まず始めに魔王様から結成に先立ち挨拶がある!心して聞くように!」
魔王城から魔王が出てきて演壇に上る。
「飛行隊が解散となり、ここに新たに空軍省ができることになった。これはいったいどういうことか。それは、空軍の権力を拡大し、海軍によって使いつぶされることがないようにという配慮である。諸君らは得難い存在となった。そのことを自覚しなければならない。危機にあってはまず自己の保存を優先しなければならない。仲間が危機であっても、事故を危険にさらすのであればこれを見捨てることが必要である。そういう存在になったということを自覚してほしい。以上だ」
そう言って魔王は演壇から下りて城内へと戻っていった。
「続いて、空軍大臣となるナベリウス大将より挨拶がある!心して聞くように!」
再びナベリウスが演壇に立つ。
「魔王様の言ったことを自分なりに解釈して挨拶とすることにする。まず、諸君はおよそ1年の訓練を行ってきたわけだが、同じ練度の者を得ようとすれば、また1年の期間が必要となるであろう。時間は短くすることはできない。圧力鍋の様にあっという間に肉に火が通るということはないわけだ。陸軍の兵士は槍を持ったら一人前、海軍の兵士が船に乗ったら一人前、そう言う世界ではないのだ。空を飛べれば一人前ならここまで人数が減ることもなかっただろう。そういった意味で、諸君の価値は他の兵士とは一線を画す存在と言えるだろう。生きて帰ることを常に考え、無理をせず、死なない程度に頑張ってくれ。以上だ」
そう言ってナベリウス大臣は演壇から降りた。
マルコシアスが式を進める。
「続いて幹部の紹介を行う!演壇に注目!」
すると3名壇上に登ってきた。
「まず、副大臣、フェニックス中将」
赤い翼を持つ人が礼をする。
「次に、警戒管制隊隊長、カイム少将」
黒い翼を持った人が礼をする。
「続いて、空中輸送師団団長、ガープ中将」
頭の横から角が出て蝙蝠の翼を持った女の人が礼をする。
「続いて、戦闘攻撃師団団長は俺、マルコシアス中将だ。以上」
そうして3名は演壇から降りた。
「続いて省旗の発表を行う!演壇に注目!」
演壇に旗を持った兵士が入ってきた。
兵士さんの制服がグレーの迷彩柄になっている。
マルコシアスが旗の説明をする。
「省旗は白字に二重の円を描き中に空軍省と記述。その中に魔王国のシンボルカラー紫をベースに魔王様の翼である6対12枚の黒い翼を中央に置いたデザインとなっている!各員、忘れることがないように!」
説明が終わると兵士さんは演壇から降りる。
「では次に国歌斉唱を行う!楽隊、演奏始め!」
広場の左右に音楽隊がおり、トランペットを鳴らすと、国歌が始まることを示した。
『魔王国よ、魔王国よ!世界に冠たる魔王国よ!種は違えども、家族のように!轡を並べて、戦い抜く!地中海からベーリング海へ!北極海から南極海へ!魔王国よ、魔王国よ、団結せよ!世界に冠たる魔王国よ!魔王国よ、魔王国よ、団結せよ!世界に冠たる魔王国よ!』
「これにて結成式を終了とする!各自、空軍省の入口で自分の所属を確認し、自分の隊の部屋で辞令交付を待つように!」
こうして、魔王国空軍省の結成式が終わった。
空軍省の建物は海軍省の裏に立てられた鉄筋コンクリート製の5階建てだ。
正面玄関のわきには掲示板があり、そこに所属が書いているらしい。
今は人が多いのでちょっと待っていると、人混みを縫ってアウィスが見てきたらしい。
「4人とも戦闘攻撃師団第111戦闘攻撃隊所属よ」
アウィスは嬉しそうだ。
「おかあさんはどこか知りません?」
「ウルラさんは警戒管制隊だったわよ」
「そうですか。ちょっとほっとしました」
「向こうはそうじゃないみたいよ」
アウィスが視線をずらすと、母ウルラが飛び込んできた。
「会いに来てもいいじゃない?」
涙目で下から見上げられると、なんだか悪いことをしている気分になる。
「確かに会いに行かなかったのは悪かったと思いますけど、大丈夫だったでしょう?」
「でも、イツキちゃん戦闘攻撃団なんでしょう?前線で戦うんでしょう?」
「大丈夫ですよ。おじいちゃんに心配いらないって言われてますから。それよりおかあさんは大丈夫なんですか?警戒監視隊って話ですが……」
「大丈夫よ。それより、無理しないでね。約束よ」
「はい」
「それから、週に1回はお茶しに来てね」
なんか要望が具体的になってきた。
「はいはい」
「夜に会いに来てもいいからね」
「はいはいはい。わかりましたから、自分の部屋に行ってください」
「ちゃんと遊びに来てね」
そう言うとウルラは去っていった。
「まったく、子離れができてませんね」
「それだけ心配ってことよ。それじゃあ、私達もいきましょう」
少しは空いてきた空軍省の建物の中に入っていった。
にこやかな表情のナベリウス隊長の様子を見るに、結果は良かったに違いない。
参加した仲間に話を聞くと、何でもマレー半島の人間を殺しつくしたらしい。
確かに功績は大きそうだ。
ついでに、我々が耳を集めていることを知っていた者達が戦功を示すものとして死体から耳を回収。
その数は全体で1万は遥かに超えるとされていた。
そのため、海軍省では耳を数える専属のスタッフが一時的に雇われたらしい。
遠征から部隊が戻ればイツキ達の休暇も終わりだ。
翌日は御休みとなり、その翌日から訓練を再開した。
訓練も厳しさを増し、2日間かけて魔王国本土を1周するということも行われていた。
スタートは相変わらず城の前の広場。
そこからダーウィンへと飛び、時計回りに1周する。
途中、アデレードの海軍基地で1泊し、翌日早朝に出発、またダーウィンへと戻り魔王城へ飛行するというものだった。
これは総飛行距離約15,000キロの飛行であった。
だが、単純な飛行ではもはや脱落者は出なかった。
もはや長距離魔法攻撃の訓練と化した魔法精度の訓練だが、その距離は2キロまで到達。
的の目視もできないので、とりあえず弾を撃ち、当たれば儲けものというような訓練となった。
会場は色とりどりの魔法が飛び交う楽しくも悲愴感のあるような状態だった。
戦闘訓練は殺す勢いでないと弾かれて効果がないという感じになり、いつ負傷者が出てもおかしくない状態だった。
リリス先生の生命探知の授業は、多くの者が魔法を習得してリリス先生はご満悦だった。
そんな訓練の日々も終わりを迎えることになる。
イツキが11歳になった南半球の冬、海軍飛行隊の解散式が行われた。
晴れた青空の下、魔王城前には飛行隊の面々が集まっていた。
マルコシアス将軍が話し始める。
「それでは、今から飛行隊の解散式を始める!飛行隊の解散に先立って、ナベリウス隊長から挨拶がある!心して聞くように!」
ナベリウスが演壇に立って、まず周りを見渡す。
「1、000人以上いた少尉候補生が半分ほどになるほど辛い訓練をよくぞ耐え抜いた。そのことを諸君らは誇ってよい。私も優秀な飛行魔法使いが得られたことを喜ぶことにする。本日飛行隊は解散し、空軍となる。空軍になったからと言って、飛行隊の一員であったことは忘れてはならない。協力し合い、敵を打ち倒したことを思い出してほしい。十分に速く、十分に強い者達が集まったのだから人間の軍になど負けるわけがない。自信を持って今後の軍人生活を送ってほしい。今後の任務での成功を期待する。以上だ」
そう言って隊長は演壇を降りた。
「以上を以って解散式を終了とする!続いて魔王国空軍省の結成式を行う!まず始めに魔王様から結成に先立ち挨拶がある!心して聞くように!」
魔王城から魔王が出てきて演壇に上る。
「飛行隊が解散となり、ここに新たに空軍省ができることになった。これはいったいどういうことか。それは、空軍の権力を拡大し、海軍によって使いつぶされることがないようにという配慮である。諸君らは得難い存在となった。そのことを自覚しなければならない。危機にあってはまず自己の保存を優先しなければならない。仲間が危機であっても、事故を危険にさらすのであればこれを見捨てることが必要である。そういう存在になったということを自覚してほしい。以上だ」
そう言って魔王は演壇から下りて城内へと戻っていった。
「続いて、空軍大臣となるナベリウス大将より挨拶がある!心して聞くように!」
再びナベリウスが演壇に立つ。
「魔王様の言ったことを自分なりに解釈して挨拶とすることにする。まず、諸君はおよそ1年の訓練を行ってきたわけだが、同じ練度の者を得ようとすれば、また1年の期間が必要となるであろう。時間は短くすることはできない。圧力鍋の様にあっという間に肉に火が通るということはないわけだ。陸軍の兵士は槍を持ったら一人前、海軍の兵士が船に乗ったら一人前、そう言う世界ではないのだ。空を飛べれば一人前ならここまで人数が減ることもなかっただろう。そういった意味で、諸君の価値は他の兵士とは一線を画す存在と言えるだろう。生きて帰ることを常に考え、無理をせず、死なない程度に頑張ってくれ。以上だ」
そう言ってナベリウス大臣は演壇から降りた。
マルコシアスが式を進める。
「続いて幹部の紹介を行う!演壇に注目!」
すると3名壇上に登ってきた。
「まず、副大臣、フェニックス中将」
赤い翼を持つ人が礼をする。
「次に、警戒管制隊隊長、カイム少将」
黒い翼を持った人が礼をする。
「続いて、空中輸送師団団長、ガープ中将」
頭の横から角が出て蝙蝠の翼を持った女の人が礼をする。
「続いて、戦闘攻撃師団団長は俺、マルコシアス中将だ。以上」
そうして3名は演壇から降りた。
「続いて省旗の発表を行う!演壇に注目!」
演壇に旗を持った兵士が入ってきた。
兵士さんの制服がグレーの迷彩柄になっている。
マルコシアスが旗の説明をする。
「省旗は白字に二重の円を描き中に空軍省と記述。その中に魔王国のシンボルカラー紫をベースに魔王様の翼である6対12枚の黒い翼を中央に置いたデザインとなっている!各員、忘れることがないように!」
説明が終わると兵士さんは演壇から降りる。
「では次に国歌斉唱を行う!楽隊、演奏始め!」
広場の左右に音楽隊がおり、トランペットを鳴らすと、国歌が始まることを示した。
『魔王国よ、魔王国よ!世界に冠たる魔王国よ!種は違えども、家族のように!轡を並べて、戦い抜く!地中海からベーリング海へ!北極海から南極海へ!魔王国よ、魔王国よ、団結せよ!世界に冠たる魔王国よ!魔王国よ、魔王国よ、団結せよ!世界に冠たる魔王国よ!』
「これにて結成式を終了とする!各自、空軍省の入口で自分の所属を確認し、自分の隊の部屋で辞令交付を待つように!」
こうして、魔王国空軍省の結成式が終わった。
空軍省の建物は海軍省の裏に立てられた鉄筋コンクリート製の5階建てだ。
正面玄関のわきには掲示板があり、そこに所属が書いているらしい。
今は人が多いのでちょっと待っていると、人混みを縫ってアウィスが見てきたらしい。
「4人とも戦闘攻撃師団第111戦闘攻撃隊所属よ」
アウィスは嬉しそうだ。
「おかあさんはどこか知りません?」
「ウルラさんは警戒管制隊だったわよ」
「そうですか。ちょっとほっとしました」
「向こうはそうじゃないみたいよ」
アウィスが視線をずらすと、母ウルラが飛び込んできた。
「会いに来てもいいじゃない?」
涙目で下から見上げられると、なんだか悪いことをしている気分になる。
「確かに会いに行かなかったのは悪かったと思いますけど、大丈夫だったでしょう?」
「でも、イツキちゃん戦闘攻撃団なんでしょう?前線で戦うんでしょう?」
「大丈夫ですよ。おじいちゃんに心配いらないって言われてますから。それよりおかあさんは大丈夫なんですか?警戒監視隊って話ですが……」
「大丈夫よ。それより、無理しないでね。約束よ」
「はい」
「それから、週に1回はお茶しに来てね」
なんか要望が具体的になってきた。
「はいはい」
「夜に会いに来てもいいからね」
「はいはいはい。わかりましたから、自分の部屋に行ってください」
「ちゃんと遊びに来てね」
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