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第63話 ニャーズの街
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カッターボートを漕ぐのは、俺とジュウベエの二人で他の連中は街並みを眺めていた。
オメガは、アルファたちに任せてある。
誰か辿り着いても入る事は出来ないし、大丈夫だと思う。
「チュール。この街は猫人族がメインなのか?」
「うん。領主様も猫人族だよ。後は魚人族の人達が海辺に少し住んでるくらいかな」
「へー魚人族は会った事無いな。どんな感じなんだ」
「上半身は人と変わんないけど、下半身が鱗に覆われてて、海の中だと両足を揃えて泳ぐから、下半身はお魚さんみたいに見えるの」
「なんか凄いな」
「街に行ったら普通に出会えると思うよ」
フィルがチュールに声を掛ける。
「チュールちゃん? 親戚の人とかは居ないの?」
「お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが居るんだけど、猫人族は一人の男の人が大体5人くらいの奥さんを持ってて、女の人の家を泊まり歩く感じなんだ。だからお祖母ちゃんの家しか行くところは無いかな」
「何そののハーレム生活……」
「男の人は女の人より生まれにくいのもあるし、戦いで早く死んじゃう人が多いから、ずっと昔からそうなんだって」
「人種ごとに色々事情はあるんだな」
「他の種族の人と結婚したりはしないの?」
「他の種族の人と結婚するのは駄目じゃないんだけど、純血種保護政策って言うのがこの国全体にあるから、居住地域が別になっちゃう」
「そうなんだ」
「メーガンはこの国にも来た事があるのか?」
「そうですね。150年ほど前に獅子人族のSランク冒険者が居ましたので親交はありました。彼はSランクダンジョンの『暗黒獅子の崖』の単独討伐を目指していましたが、志半ばで亡くなりました。彼の遺言で『俺を超える獣人の冒険者が現れたら渡して欲しいと、装備も預かっていますが、中々にその『レオナルド』を超えると思える人には出会えていません」
「メーガンってさずっとそうやって各時代の、Sランクの人達と縁を結んでるの?」
「そうですね。敵ランクがSS以上のレイド招集ですと、基本その時のSランク冒険者は呼ばれますから、殆どの方とお会いしてますね」
「カイン。お主は聞いておらぬのか? 世界冒険者ギルドの本部はオルドラ帝国にあるのは知っておろう?」
「ああ。それくらいは知ってるぜ爺ちゃん」
「Sランクに認定されるのは、基本他のSランク冒険者の推薦と、各国のギルド本部のマスターの推薦と言う二つの手段があるんだが、実際の認定はオルドラ本部のマスターが行う。この200年間で冒険者からの推薦は一回も無い。しかしじゃ…… 各国がSランクを認定した冒険者に共通してる事が一つあるのじゃ」
「なんなんだ?」
「メーガンから過去の英雄の装備品を譲られた者じゃ。わしもジュウベエもレオネアもSランクになる前にメーガンから装備品を譲られておる」
「へーメーガンって凄いんだな」
「ただ長く生きてるだけです……」
「俺は包丁とナイフフォークしか使えないから、そんなのには無縁だな」
「でもきっと…… カインの包丁を受け継ぐ者が現れる時は、その方がSランクと認められる気がします」
「俺は真剣に料理を極める奴にしか、この包丁は譲らないよ」
「そうですか。覚えておきます」
そんな話をしながら砂浜に上陸して、カッターボートを魔法の鞄に仕舞いこんだ。
「ここからチュールのお祖母ちゃんの家は近いのか?」
「うん。歩いても15分くらいかな」
取り敢えずはチュールのお祖母ちゃんの家を目指す事になったんだが、俺はそう言えばチュールの両親がどうしたとか、どこでチュールが奴隷商に捕らえられたとかの、情報を全く聞いていなかった事に、今更ながら気づいた。
「なぁチュール。言いたくなかったら言わなくても良いんだけどさ……」
「チュールの両親は、どうしたんだ?」
「あのね…… 私を奴隷商に売ったのは私のお父さんなの……」
いきなり地雷踏んじまったよ……
「お母さんが猫獣人で、お父さんは人族だったんだけど、お母さんが病気で死んじゃった後に、お酒とギャンブルばかりしてて借金取りの人が来て、私を差し出したんだよ」
「そうか、辛い思いをしたんだな…… 兄弟は居なかったのか?」
「四つ子で生まれて他の三人はみんな男の子で、冒険者資格を取れる10歳の時に三人で家出をして…… それから一度も会って無い」
「チュール。なんかゴメン。言いたくなかっただろ?」
「ううん。今は私が生まれて来てから一番幸せだから全然平気。カインとフィルとナディアとケラも一緒で、凄い楽しいから」
「そうか。今から先はずっと一緒だから、安心しろ」
「うん」
そんな話をしながら、チュールの祖母ちゃんの家に辿り着いた。
途中で俺達人間やエルフが居るのが珍しいのか、結構ジロジロ見られて落ち着かなかったけどな。
「お祖母ちゃん。チュールだよ」
家のドアをノックして出て来た、初老の女性に対してチュールがそう挨拶をした。
「チュールかい。無事だったんだね良かったよぉ」
その後で人間が沢山いるのを見て「もしかして奴隷にされちゃったのかい?」と声を掛けて来た。
「違うよお祖母ちゃん。みんな大切な仲間で奴隷にされそうになった私を助けてくれたんだよ」
「そうですか。皆さんチュールを仲間にして下さってありがとうございます。今日はこの街にお泊りですか?」
そう聞かれたが、流石にこの大人数でチュールの祖母ちゃんの家にお邪魔するのも、気が引けたし、久しぶりに祖母ちゃんと水入らずで話したいんじゃないかと言う、フィルの意見に従って俺達は、街で宿を取って泊まる事にした。
宿にチェックインすると、みんなで一階の酒場兼食堂に集まって、食事をとる事にした。
エールで乾杯をして、「料理をお勧めで7人分適当に頼む」と大雑把な注文をした。
こうやって頼む方が、その店の自慢料理を持って来てくれるからな。
魚料理が中心で、スズキのアクアッパツァが一番インパクトもあって味も良かったな。
調理法自体は単純なだけに、素材の良し悪しが重要な料理だ。
この料理を美味しく提供できる店は信用できるぜ。
魚料理が中心だから、乾杯の後は少し辛口で切れの良い、白ワインを頼み、みんなで楽しんだ。
するとジュウベエが「アケボノに付いたらもっと魚料理に合う酒が飲めるから楽しみにしておけ」と言った。
「そいつは楽しみだな! 明日ちゃんとアケボノに到着できるように、この街で問題起こしたりするなよ?」
「俺は別に問題を好んで起こしたりしない。むしろそこのシュタット爺の方が問題起こす事は多いぞ」
「マジか? 爺ちゃんそんなキャラなのか?」
「わしは大人しくしておるのじゃが、勝手に絡んでくる奴らが多いからの。お灸をすえる程度じゃよ」
「シュタット爺は俺みたいに強そうに見える努力をしないから、絡まれるんだ。俺がこの格好なのは絡まれにくくする為だからな」
そんなに過激じゃないアピールをジュウベエはしてたが、俺は忘れて無いからな? いきなり初対面で居合抜き放って来た戦闘民族は、お前だって!
オメガは、アルファたちに任せてある。
誰か辿り着いても入る事は出来ないし、大丈夫だと思う。
「チュール。この街は猫人族がメインなのか?」
「うん。領主様も猫人族だよ。後は魚人族の人達が海辺に少し住んでるくらいかな」
「へー魚人族は会った事無いな。どんな感じなんだ」
「上半身は人と変わんないけど、下半身が鱗に覆われてて、海の中だと両足を揃えて泳ぐから、下半身はお魚さんみたいに見えるの」
「なんか凄いな」
「街に行ったら普通に出会えると思うよ」
フィルがチュールに声を掛ける。
「チュールちゃん? 親戚の人とかは居ないの?」
「お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが居るんだけど、猫人族は一人の男の人が大体5人くらいの奥さんを持ってて、女の人の家を泊まり歩く感じなんだ。だからお祖母ちゃんの家しか行くところは無いかな」
「何そののハーレム生活……」
「男の人は女の人より生まれにくいのもあるし、戦いで早く死んじゃう人が多いから、ずっと昔からそうなんだって」
「人種ごとに色々事情はあるんだな」
「他の種族の人と結婚したりはしないの?」
「他の種族の人と結婚するのは駄目じゃないんだけど、純血種保護政策って言うのがこの国全体にあるから、居住地域が別になっちゃう」
「そうなんだ」
「メーガンはこの国にも来た事があるのか?」
「そうですね。150年ほど前に獅子人族のSランク冒険者が居ましたので親交はありました。彼はSランクダンジョンの『暗黒獅子の崖』の単独討伐を目指していましたが、志半ばで亡くなりました。彼の遺言で『俺を超える獣人の冒険者が現れたら渡して欲しいと、装備も預かっていますが、中々にその『レオナルド』を超えると思える人には出会えていません」
「メーガンってさずっとそうやって各時代の、Sランクの人達と縁を結んでるの?」
「そうですね。敵ランクがSS以上のレイド招集ですと、基本その時のSランク冒険者は呼ばれますから、殆どの方とお会いしてますね」
「カイン。お主は聞いておらぬのか? 世界冒険者ギルドの本部はオルドラ帝国にあるのは知っておろう?」
「ああ。それくらいは知ってるぜ爺ちゃん」
「Sランクに認定されるのは、基本他のSランク冒険者の推薦と、各国のギルド本部のマスターの推薦と言う二つの手段があるんだが、実際の認定はオルドラ本部のマスターが行う。この200年間で冒険者からの推薦は一回も無い。しかしじゃ…… 各国がSランクを認定した冒険者に共通してる事が一つあるのじゃ」
「なんなんだ?」
「メーガンから過去の英雄の装備品を譲られた者じゃ。わしもジュウベエもレオネアもSランクになる前にメーガンから装備品を譲られておる」
「へーメーガンって凄いんだな」
「ただ長く生きてるだけです……」
「俺は包丁とナイフフォークしか使えないから、そんなのには無縁だな」
「でもきっと…… カインの包丁を受け継ぐ者が現れる時は、その方がSランクと認められる気がします」
「俺は真剣に料理を極める奴にしか、この包丁は譲らないよ」
「そうですか。覚えておきます」
そんな話をしながら砂浜に上陸して、カッターボートを魔法の鞄に仕舞いこんだ。
「ここからチュールのお祖母ちゃんの家は近いのか?」
「うん。歩いても15分くらいかな」
取り敢えずはチュールのお祖母ちゃんの家を目指す事になったんだが、俺はそう言えばチュールの両親がどうしたとか、どこでチュールが奴隷商に捕らえられたとかの、情報を全く聞いていなかった事に、今更ながら気づいた。
「なぁチュール。言いたくなかったら言わなくても良いんだけどさ……」
「チュールの両親は、どうしたんだ?」
「あのね…… 私を奴隷商に売ったのは私のお父さんなの……」
いきなり地雷踏んじまったよ……
「お母さんが猫獣人で、お父さんは人族だったんだけど、お母さんが病気で死んじゃった後に、お酒とギャンブルばかりしてて借金取りの人が来て、私を差し出したんだよ」
「そうか、辛い思いをしたんだな…… 兄弟は居なかったのか?」
「四つ子で生まれて他の三人はみんな男の子で、冒険者資格を取れる10歳の時に三人で家出をして…… それから一度も会って無い」
「チュール。なんかゴメン。言いたくなかっただろ?」
「ううん。今は私が生まれて来てから一番幸せだから全然平気。カインとフィルとナディアとケラも一緒で、凄い楽しいから」
「そうか。今から先はずっと一緒だから、安心しろ」
「うん」
そんな話をしながら、チュールの祖母ちゃんの家に辿り着いた。
途中で俺達人間やエルフが居るのが珍しいのか、結構ジロジロ見られて落ち着かなかったけどな。
「お祖母ちゃん。チュールだよ」
家のドアをノックして出て来た、初老の女性に対してチュールがそう挨拶をした。
「チュールかい。無事だったんだね良かったよぉ」
その後で人間が沢山いるのを見て「もしかして奴隷にされちゃったのかい?」と声を掛けて来た。
「違うよお祖母ちゃん。みんな大切な仲間で奴隷にされそうになった私を助けてくれたんだよ」
「そうですか。皆さんチュールを仲間にして下さってありがとうございます。今日はこの街にお泊りですか?」
そう聞かれたが、流石にこの大人数でチュールの祖母ちゃんの家にお邪魔するのも、気が引けたし、久しぶりに祖母ちゃんと水入らずで話したいんじゃないかと言う、フィルの意見に従って俺達は、街で宿を取って泊まる事にした。
宿にチェックインすると、みんなで一階の酒場兼食堂に集まって、食事をとる事にした。
エールで乾杯をして、「料理をお勧めで7人分適当に頼む」と大雑把な注文をした。
こうやって頼む方が、その店の自慢料理を持って来てくれるからな。
魚料理が中心で、スズキのアクアッパツァが一番インパクトもあって味も良かったな。
調理法自体は単純なだけに、素材の良し悪しが重要な料理だ。
この料理を美味しく提供できる店は信用できるぜ。
魚料理が中心だから、乾杯の後は少し辛口で切れの良い、白ワインを頼み、みんなで楽しんだ。
するとジュウベエが「アケボノに付いたらもっと魚料理に合う酒が飲めるから楽しみにしておけ」と言った。
「そいつは楽しみだな! 明日ちゃんとアケボノに到着できるように、この街で問題起こしたりするなよ?」
「俺は別に問題を好んで起こしたりしない。むしろそこのシュタット爺の方が問題起こす事は多いぞ」
「マジか? 爺ちゃんそんなキャラなのか?」
「わしは大人しくしておるのじゃが、勝手に絡んでくる奴らが多いからの。お灸をすえる程度じゃよ」
「シュタット爺は俺みたいに強そうに見える努力をしないから、絡まれるんだ。俺がこの格好なのは絡まれにくくする為だからな」
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