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33.第一王子の恋心再び
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大聖女が城に現れたという知らせは、午前の執務が落ち着いたタイミングだった。
私の側近のイーサンが財務官に書類を届けに行った時に、国王陛下の勅令が出たと騒ぎになっていたそうだ。
「殿下、大聖女様が突如城内に現れたそうです。これから大聖女様を国賓として歓待し、今後のことについて話し合いが行われると。大聖女に不敬を働いたものは貴族、使用人に問わず厳重に処罰すると勅令が出たようです」
私の愚かな思い込みで起きてしまった大聖女の失踪。
事の真相を父である陛下に聞いたあと、自分の愚かさに絶望し、政務も満足に出来ない日が続いた。
大聖女様を恐らく一月放置し、それに気が付いたのが召喚してから二月過ぎたあとだった。
恋心に翻弄された自身の甘さが招いた失態だった。
幼い頃から教科書で見た聖女の美しさに恋し、大聖女様の神の領域である魔法に憧れていた。
召喚した聖女は二人だった。
まさに聖女と呼ぶに相応しい美しい少女と、顔も身体も丸い醜い女。
恋い焦がれた姿の美しい少女は聖女ではなく、なぜか醜い方の女が大聖女としてこの世界に残った。
私はそのことにショックを受け、すべての職務を投げ出したことで、我が国で何よりも大切にしなくてはならない存在を居ない者にした。
その失踪した大聖女様が帰ってきた。
我が国にとってとても喜ばしいことだ。魔物が日に日に増加し、兵士たちが犠牲になっている報告は受けている。大聖女がいれば早急に対処できる。
喜ばしいことなのだ。
しかし心の中では、あの女を妃として迎えることを拒絶し、押し止めることの出来ない嫌悪感が込み上げる。
召喚された少女の方こそが聖女であると思い込み、その少女を正妃として迎えることに歓喜した。
しかし実際はそうではなく、私が激しく落ち込んだことで婚約者であるリリアーナを傷付けた。
だがリリアーナは自身のメイドを城に潜り込ませ、大聖女を城から追い出すようメイドに指示を出していた。
私の婚約者であること、我が国の筆頭公爵家の娘ということで、今のところ自宅での謹慎処分となっているが、私たちの浅はかな行動がこの度の失態を招いたのだ。
もう大聖女は戻らないだろう。
この城で命を失いかけたのだ。私の妃はリリアーナだけとなった。リリアーナとともにこの国のために尽くそうと、そう考えていたのだ。
「殿下、ライル長官が大聖女様を聖女登録証書から本物であると確認したそうです。殿下も貴賓室に来るようにと陛下が」
イーサンの声に我に返る。
証書で確認?見ればわかるだろう、あの見た目にあの体型だぞ、なぜそんな確認をしたのだ?
急ぎ貴賓室に向かった。
貴賓室前の護衛が私を見るとすぐさま扉を開ける。
「陛下、お呼びとのことで参りました」
そこには父上と宰相の他に、世にも美しい女性とその隣に平民のような男がいた。
「フェリクス、そこに座れ。大聖女様が自らこの城に戻ってきてくださったのだ。我々の非礼を詫びた。今日からしばらくこの城に留まることを了承してくれた。お前も大聖女様に感謝を伝えるんだ」
……大聖女様?…は?
私の目の前には見たことも無いような美しい女性が座っている…が。
「フェリクス殿下、こちらに座っておられる方が大聖女様で間違いございません。ライル長官が確認していることはお伝えしたはずですが」
宰相がいつになく捲し立てるような口調で、視線も含め圧をかけてきた。
………は?…この目の前の美しい女性があの時に見た醜い大聖女だと?
嘘だろ!?こんなに変わるなんてあり得るのか?
しかし、私が戸惑っている状況でもなく父上が目で威圧してくる。
「フェリクス早く座るんだ。大聖女殿、我が息子である第一王子フェリクスが貴女のあまりの美しさに混乱しているようで、言葉も出ないようだ、申し訳ない。正直に言うと、私も貴女の美しさに言葉を失ったのだからその気持ちはわかる、どうか許して欲しい」
父上がその美しい女性に話し掛け頭を下げた。
「あの、頭を上げて下さい。うっ、美しいだなんて、初めて言われました。(そんな、恥ずかしい…そんなこと言われたこと無いですよ)──
…王子様とは聖女判定の時に会ったのが最後だったと思うので仕方ないかと」
目の前の美しい女性が、耳障りの良い柔らかな可愛い声で話した。
よく見ると隣にいる平民のような男と手を繋ぎ、何やらこそこそと話し笑い合っている。
(恥ずかしい…そんなこと言われたこと無いですよ)
(えっ?俺、言ったこと無かったか?無い?そうか、お前は可愛い、大丈夫だ安心しろ)
こそこそと話しているつもりのようだが全部聞こえている。なんだこれは、イチャついているのか?
父上も宰相も、何となく気まずいような微笑ましいような微妙な表情をしている。
しかし、この目の前の美しい女性が大聖女なのは間違いないようだ。
「大聖女様、あの、憶えていますか?私はこの国の第一王子フェリクス・ユストルです。私の愚かで過った認識によって大聖女様がお辛い日々を過ごすことになってしまったことを、心よりお詫び申し上げます。それなのにこの城に戻ってきて下さったこと本当に感謝致します」
私も父上と同じように頭を下げた。
「第一王子様、頭を上げて下さい。謝られても、訳もわからず城中の人に冷たくされ、挙げ句の果て一月放置された恐怖や辛かった記憶が消えるわけではありません。私を探していると聞いて戻ってきただけですので」
するとまたもや可愛いらしい声で、私の目を見つめながら言った。
恐らくこのような謝罪で許されると思うなということだろう。
それはそうだ、我々が勝手に召喚したのに、城の者全員で放置したのだ。誰一人として大聖女のもとに行かず、放置した。普通の人間なら命も無かっただろう期間を。
その指示を出した我々王族を許すわけがない。
無表情でその言葉を静かに伝えてきた彼女の強い意志を感じた。
しかし真っ直ぐに私を見据えた瞳の美しさに心臓を鷲掴みにされた。
この女神のような美しさ、人とは思えないような、目を反らすことが出来ない深く吸い込まれそうな瞳の輝き。
まさかあの醜い女がこのように変貌するなんて。
なぜこの女を手離すようなことをしてしまったのか。
今はまだ私の妻でもなければ恋人でもない。
それなのに独占欲が湧き上がる。
私の側に置きたい。
あの小さな手を握り、瞳を見つめ私の思いを伝えたい。あの細い腰を抱き寄せ、私の腕の中に抱え込みたい。
そう思うほどに大聖女は美しく、すぐ側に寄って愛を囁きたいほど魅力的だった。隣にいる男に怒りを感じるくらいに。
その男はノアと名乗りメルトル村の管理者をしているそうだ。
大聖女がメルトル村に住む時からずっとお世話になっていると言った。
なぜか手を繋ぎ、時折見つめ合って微笑んでいる姿になんとも言えない不快感が込み上げる。
私と大聖女の関係性がどうなっていくのか、それだけが気になって仕方なかった。
私の側近のイーサンが財務官に書類を届けに行った時に、国王陛下の勅令が出たと騒ぎになっていたそうだ。
「殿下、大聖女様が突如城内に現れたそうです。これから大聖女様を国賓として歓待し、今後のことについて話し合いが行われると。大聖女に不敬を働いたものは貴族、使用人に問わず厳重に処罰すると勅令が出たようです」
私の愚かな思い込みで起きてしまった大聖女の失踪。
事の真相を父である陛下に聞いたあと、自分の愚かさに絶望し、政務も満足に出来ない日が続いた。
大聖女様を恐らく一月放置し、それに気が付いたのが召喚してから二月過ぎたあとだった。
恋心に翻弄された自身の甘さが招いた失態だった。
幼い頃から教科書で見た聖女の美しさに恋し、大聖女様の神の領域である魔法に憧れていた。
召喚した聖女は二人だった。
まさに聖女と呼ぶに相応しい美しい少女と、顔も身体も丸い醜い女。
恋い焦がれた姿の美しい少女は聖女ではなく、なぜか醜い方の女が大聖女としてこの世界に残った。
私はそのことにショックを受け、すべての職務を投げ出したことで、我が国で何よりも大切にしなくてはならない存在を居ない者にした。
その失踪した大聖女様が帰ってきた。
我が国にとってとても喜ばしいことだ。魔物が日に日に増加し、兵士たちが犠牲になっている報告は受けている。大聖女がいれば早急に対処できる。
喜ばしいことなのだ。
しかし心の中では、あの女を妃として迎えることを拒絶し、押し止めることの出来ない嫌悪感が込み上げる。
召喚された少女の方こそが聖女であると思い込み、その少女を正妃として迎えることに歓喜した。
しかし実際はそうではなく、私が激しく落ち込んだことで婚約者であるリリアーナを傷付けた。
だがリリアーナは自身のメイドを城に潜り込ませ、大聖女を城から追い出すようメイドに指示を出していた。
私の婚約者であること、我が国の筆頭公爵家の娘ということで、今のところ自宅での謹慎処分となっているが、私たちの浅はかな行動がこの度の失態を招いたのだ。
もう大聖女は戻らないだろう。
この城で命を失いかけたのだ。私の妃はリリアーナだけとなった。リリアーナとともにこの国のために尽くそうと、そう考えていたのだ。
「殿下、ライル長官が大聖女様を聖女登録証書から本物であると確認したそうです。殿下も貴賓室に来るようにと陛下が」
イーサンの声に我に返る。
証書で確認?見ればわかるだろう、あの見た目にあの体型だぞ、なぜそんな確認をしたのだ?
急ぎ貴賓室に向かった。
貴賓室前の護衛が私を見るとすぐさま扉を開ける。
「陛下、お呼びとのことで参りました」
そこには父上と宰相の他に、世にも美しい女性とその隣に平民のような男がいた。
「フェリクス、そこに座れ。大聖女様が自らこの城に戻ってきてくださったのだ。我々の非礼を詫びた。今日からしばらくこの城に留まることを了承してくれた。お前も大聖女様に感謝を伝えるんだ」
……大聖女様?…は?
私の目の前には見たことも無いような美しい女性が座っている…が。
「フェリクス殿下、こちらに座っておられる方が大聖女様で間違いございません。ライル長官が確認していることはお伝えしたはずですが」
宰相がいつになく捲し立てるような口調で、視線も含め圧をかけてきた。
………は?…この目の前の美しい女性があの時に見た醜い大聖女だと?
嘘だろ!?こんなに変わるなんてあり得るのか?
しかし、私が戸惑っている状況でもなく父上が目で威圧してくる。
「フェリクス早く座るんだ。大聖女殿、我が息子である第一王子フェリクスが貴女のあまりの美しさに混乱しているようで、言葉も出ないようだ、申し訳ない。正直に言うと、私も貴女の美しさに言葉を失ったのだからその気持ちはわかる、どうか許して欲しい」
父上がその美しい女性に話し掛け頭を下げた。
「あの、頭を上げて下さい。うっ、美しいだなんて、初めて言われました。(そんな、恥ずかしい…そんなこと言われたこと無いですよ)──
…王子様とは聖女判定の時に会ったのが最後だったと思うので仕方ないかと」
目の前の美しい女性が、耳障りの良い柔らかな可愛い声で話した。
よく見ると隣にいる平民のような男と手を繋ぎ、何やらこそこそと話し笑い合っている。
(恥ずかしい…そんなこと言われたこと無いですよ)
(えっ?俺、言ったこと無かったか?無い?そうか、お前は可愛い、大丈夫だ安心しろ)
こそこそと話しているつもりのようだが全部聞こえている。なんだこれは、イチャついているのか?
父上も宰相も、何となく気まずいような微笑ましいような微妙な表情をしている。
しかし、この目の前の美しい女性が大聖女なのは間違いないようだ。
「大聖女様、あの、憶えていますか?私はこの国の第一王子フェリクス・ユストルです。私の愚かで過った認識によって大聖女様がお辛い日々を過ごすことになってしまったことを、心よりお詫び申し上げます。それなのにこの城に戻ってきて下さったこと本当に感謝致します」
私も父上と同じように頭を下げた。
「第一王子様、頭を上げて下さい。謝られても、訳もわからず城中の人に冷たくされ、挙げ句の果て一月放置された恐怖や辛かった記憶が消えるわけではありません。私を探していると聞いて戻ってきただけですので」
するとまたもや可愛いらしい声で、私の目を見つめながら言った。
恐らくこのような謝罪で許されると思うなということだろう。
それはそうだ、我々が勝手に召喚したのに、城の者全員で放置したのだ。誰一人として大聖女のもとに行かず、放置した。普通の人間なら命も無かっただろう期間を。
その指示を出した我々王族を許すわけがない。
無表情でその言葉を静かに伝えてきた彼女の強い意志を感じた。
しかし真っ直ぐに私を見据えた瞳の美しさに心臓を鷲掴みにされた。
この女神のような美しさ、人とは思えないような、目を反らすことが出来ない深く吸い込まれそうな瞳の輝き。
まさかあの醜い女がこのように変貌するなんて。
なぜこの女を手離すようなことをしてしまったのか。
今はまだ私の妻でもなければ恋人でもない。
それなのに独占欲が湧き上がる。
私の側に置きたい。
あの小さな手を握り、瞳を見つめ私の思いを伝えたい。あの細い腰を抱き寄せ、私の腕の中に抱え込みたい。
そう思うほどに大聖女は美しく、すぐ側に寄って愛を囁きたいほど魅力的だった。隣にいる男に怒りを感じるくらいに。
その男はノアと名乗りメルトル村の管理者をしているそうだ。
大聖女がメルトル村に住む時からずっとお世話になっていると言った。
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