悪い子には悪戯します

なかな悠桃

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悪い子には悪戯します

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「ん...んはぁ、だ、.....っん.....ぁ」


環は薄暗い壁に両手を付き、後ろから抱き締められながら男の律動に甘く悶える声を押し殺しながら歯を食いしばっていた。


「...は...来る......だね」

耳元で何かを囁かれたが、環には男の声は耳に届かずそれと同時に一度浅く抜かれた陰茎が一気に深淵まで穿たれ、環は下半身をビクつかせ崩れ落ちそうになりそうになると男は腹部付近に手を回し抱え込み更に激しく抽挿を繰り返した。


(こんなことになるなんて...)






遡ること数週間前...


「環ーっ!こっちこっち」

大学にある構内のカフェテリアで友人の真理香がテーブルから身を乗り出し手招きしていた。

「ごめんね、教授にレポートのこと聞いてたら遅くなっちゃった」

環は走ってきたため額に薄ら汗をかき鞄からハンカチを取り出し拭った。

「大丈夫、大丈夫ってか先食べてたし、環はお弁当?」

席に着き4人掛けの長方形のテーブルの上に鞄から弁当箱を出し中身を広げた。

「相変わらず美味しそうだよね、環はいい奥さんになるわ」

向かいに座る真理香は学食のランチ片手に環の弁当箱からプチトマトを盗み取り口の中に放り込んだ。

「実家から色々送って貰ってるからね、自炊して節約しなきゃ生活できないし」

まだ摘もうとする真理香から弁当の中身を阻止しながら環はウインナーを口に運んだ。


「そうそう今度ね、ウチのイベサーと他の大学のイベサーでクラブ貸し切ってハロウィンパーティー開催するんだけど環も来ない?サークルの人以外も参加できるし外部の人たちも参加できるから結構おっきなイベントになりそうでさー」


唐突に言われ思わず箸が止まってしまったが環は首を横に振った。

「私はいいよ、そういうの苦手だし、前に真理香のサークルの飲み会参加したけど場違いだったし」

空笑を浮かべると真理香はブスーっと頬を膨らませ不満げな表情をしながら紙パックのジュースを飲んだ。


環と真理香は大学入試の時、たまたま席が近く互いに県外出身者同士ということもあり意気投合。無事、双方合格出来たことで入学式で再会し、それから一緒にいることが多くなり今では環にとって一番信頼できる友人の一人になっていた。ただ、性格は全く真逆で真理香は明るくサバサバした雰囲気で誰からも好かれ、入学当初にイベントサークルに入部したことで直ぐに知り合いも多くでき今では後輩からも慕われる先輩となっていた。

一方環は、人見知りなため自分からはなかなか輪に入れずどちらかと言えばインドアな性格、あまり外にも出歩かず家でスマホゲームを弄るのがほぼ日課となっていた。そんな環を真理香は何かと外へ誘い出そうとする日々であった。


「でもさー、あの飲み会で李人りひと先輩といい感じになってたじゃん。私は彼氏もいるし先輩みたいなのはタイプじゃないけどあの人かなりモテるんだよ。でもまぁ、あの人いろんな意味で目立つ人だから環にとっては苦手なタイプかなー」

片手で頬杖をつき意味深にニヤ付きながら環の方を見ると無表情でおにぎりに齧り付いていた。


「...あの人とは何もな「あれー?真理香ちゃんだー」

環の言葉を遮るように背後から聞き覚えのある声が聞こえ振り向くと中森李人が笑顔で後ろに立っていた。


「李人先輩、お疲れ様です。珍しいですね、女子周りにいないなんて」

「えーなんか酷いなー、真理香ちゃんの言い方なんか棘あるなー、ねーそう思わなーい?環ちゃん」

茶化すように笑いながら環の肩に李人の右手が触れ思わず身体がビクっと反応してしまった。



中森李人は、環たちの一つ上の先輩で現在三年生。ブラウンベージュの髪色が目元にかかるサラサラのヘアスタイル、子犬のような人懐っこい目元は表情によって色香を放ち、片耳に開いているリングピアスが光に反射して輝いていた。性格も社交的、高校生の時からモデルの仕事もしているためかなりモテ、常に女の子が周りに群がり学外でも彼を探しに来るほどの人気っぷりであった。


「そういえば先輩、今度のハロウィンイベント参加しないんでしたっけ?」

「うーん、ほんとはしたかったんだけどその日撮影入ってるから行けないんだよね。真理香ちゃんは参加?」


肩に乗せていた手が真理香には見えないよう環のセミロングの長さで隠れた耳朶に触れ李人は何食わぬ顔で真理香と談笑しその間、環は更に身体を強張らせ身動きが取れないでいた。

「はい、一応手伝いもしなきゃいけないんで。今回結構盛り上がるの間違いないんでインドアな環を今誘ってる最中なんですよ。環スタイル良いからナースとかセクシーなコスプレしたらめちゃめちゃモテると思うんですよね。今、彼氏もいないしここらでいい人見つけてもらおうかなーと」


その言葉で李人の指の動きが止まり「へぇー」と乾いた声が頭上に響き触っていた手が耳から離れ、今度はその手の人差し指が環の背中を上から下へツツ...とゆっくり下りていった。環はゾクゾクと身震いしながらも声が洩れ出ないよう唇を噛みしめた。


「環ちゃんのナースコス、見たいから俺も参加しようかなー」

「そ、そんな衣装着ないし、行きませんから!」

漸く自分が放った声のおかげで身体が思うように動くことが出来、勢いよく椅子から立ち上がり李人の傍を離れ真理香には気付かぬよう睨み付けた。

「あらら」

吃驚したようなわざとらしい表情を向けそのあとすぐ「冗談、冗談ごめんね」李人が笑顔でこちらに謝罪すると

「李人ーっ、こんなとこにいたのーっ?!探したんだからー!」

派手めなスタイルの女子学生が近付き李人の腕を掴み自分の方へと引き寄せた。こちらに視線を移すと環と真理香を睨み付け「早く行こっ、講義始まっちゃうからー」

すぐさま李人の方へと向き直し甘えた声色で急かす様にぐいぐいと引っ張っていた。


「もうそんな時間か...じゃあ真理香ちゃん、環ちゃんまたね」

李人は笑顔でこちらに手を振り引っ張られながらカフェテリアを後にした。


「凄い顔で睨まれちゃったね。にしてもあの女、たまにサークルメンバーでもないのに来て李人先輩にめちゃめちゃアピってるんだけどあんま相手にされてないんだよね。あんなフェロモン出まくりの女でも引く手数多の李人先輩にはたいしたことないんだろうね」

「...そうなんだ。私は李人先輩ちょっと苦手なタイプだけど」


李人がいなくなり先ほど座っていた席に戻り食べ終わった弁当箱を片付け、表情を曇らせたまま次の講義の準備をし出した。

「向こうは環のこと気に入ってるみたいだけどなー、ってかさ環のな李人先輩も来ないんだし一緒にイベ参加しようよー」

「無理だって、私がそういうの苦手だって知ってるでしょ?それにそういうのに参加する衣装も買うお金もないし」

頑なに断りながら環は鞄を担ぎ、次の授業の講義室へ向かうため授業が違う真理香とカフェテリアで一旦別れた。





※※※※※※
午後の授業が終わり、鞄に閉まってあったスマホを取り出し画面を見ると真理香からメッセージが届いていた。


“ごめーん、サークルのミーティング長引きそうだから先帰っていいよ”


そのあとに大きな土下座しているスタンプが貼られていた。“わかったよーまた今度ね”と入力し送信した。


(今日はバイトもないし寄り道せず家帰ってスマホゲームでもやり込もうっと)

環は足取り軽く学内の売店でお茶のペットボトルとお菓子を買い、外に出るため廊下を歩いているとふわっとシトラス系の香りが鼻先を擽ると同時に後ろから誰かに抱き締められた。


「たーまき♡」

「!!!」

耳元で囁かれ、後ろを振り向く間もないほどそのままズルズルと近くにあった資料室へと引きずり込まれた。

パニックになりながらも環は辺りを見渡し資料室には誰もいないことを確認すると胸元に回っている手の甲を強く抓った。

「いたっ」

「先輩っ!何してるんですかっ!!学内でって何度も言ってるじゃないですか!」


李人の腕の力が緩んだ隙に離れ距離をとった。大袈裟に甲を擦りながら口角をあげ雑誌でも見たことのない不敵な笑みを溢し環の方へと歩み寄った。


「たまきー、なんで電話も返信もしてくんないの?無視されると俺寂しいんだけど」

環の腕を引っ張り李人の胸元へと顔が押し潰されるかのようにきつく抱き締められ抵抗しても全く歯が立たなかった。

「く、苦しい...」

「あっ、ごめんね」

少し力が抜けたが、先ほどのように逃げれる程の弱さではなかったため諦めそのまま成すがままになっていた。


「別に無視...っんふ!」

言葉を遮断するように今度は李人の唇が環の唇に覆いかぶさり舌先がぬるりと咥内に侵入してきた。


「...ん、んふ.....っんぐっ」

室内には舌が絡み合った水音がぴちゃぴちゃと響き、逃れようとすると李人の掌が環の後頭部を抑えられ放すことも出来ずされるがままになり、もう片方の手は上半身の服の中に入り込むと直接背中を擦るように撫で上げられた。環の腰元がガクガクとなり口許からは唾液が流れ激しく李人の舌が咥内を這いずり回った。漸く唇が離れると呼吸も儘ならなかったため一気に酸素を吸い込みすぎて噎せてしまった。

その場にへたり込み呼吸を整えようとすると同じように李人もしゃがみ込み環の背中を心配そうに摩っていた。


(誰のせいでなったと思ってるのよ!)


「ごめんね、あまりにも環が可愛すぎて我慢出来なかった」

呼吸の乱れで思うように喋れない環を余所に李人は恍惚な表情を浮かべ、環の口許から流れた唾液を指の節で拭き取りそのまま自分の唇にあてた。李人の行動に少しイラつき突き放すような視線を送った。


「お付き合いするってなった時、学内でこういうことしないって約束したじゃないですか!学年も違うしサークルも入ってない私と先輩がかかわるのは変に悪目立ちします!」


環は後退りながら李人から離れようと試みるが片腕を掴まれ動きを封じられてしまった。


「環は俺のことどう思ってんの?あのの酔った時の環は可愛かったよなー。その後のベッドの上での環のあーんな顏やこーん...ぅぐっ」

「止めてください!誰かに聞かれたらどうするんですか?!先輩のこと大切な人だと思ってるけどバレると困るんです!私大学いられなくなっちゃいます!真理香にも言ってないのに!」


環は小声で話しながら身を乗り出し掴まれていない片手で李人の口元を押さえ付けたが、押さえた李人の唇から舌先がにゅるっと出て環の掌をぺろっと舐めてきた。環は吃驚し咄嗟に手を引っ込め李人を睨み付けた。


「俺、酔った勢いとは言え身体からになっちゃたけど。これでも真面目に付き合ってるつもりだし環のこと好きだよ。ほんとは内緒で付き合うのとか辛いんだからね。環が他の男と話してるの見るだけで理性ぶっ飛びそうになってその男、大学来れなくしちゃいそう」


真面目な顔付きで環の頬を撫で上げると環の頬は一気に紅潮し、恥ずかしさから目線を逸らすと李人は自分の胸元へ引き寄せ優しく抱き締めた。李人が自分に見せる独占欲が嬉しさで破顔し、ばれないよう李人の胸元に顏を埋め見られないよう隠した。


「環さー、さっきイベント行かないって言ってたけどあれ本当だよね?俺がいないとこであんな不特定多数が集まるイベントとか絶対行っちゃダメだからね、ちゃんと約束して」

懇願するように言われ環は縦に何度も頷き、その動きに李人は安堵した表情を見せた。


「どんな格好でも仮装してる可愛い環を他の奴らに見られるなんて俺、頭おかしくなっちゃうよ」


ブツブツ呟きながら無防備になっている環の首筋に舌を這わせた。「あ...」環は身体が震え、これ以上喘ぎ声が出ないように唇を噛み締めた。その表情に李人は目を細め舌を離し頬に軽くキスをした。


「...はぁー、ねぇ何回も聞くけどほんとに俺らの事言っちゃダメなの?」

「だ、駄目です、私の平和な大学生活のため協力してください」


環に真顔できっぱり言われ、落胆し小さく息を吐きながら立ち上がるとその流れで環の腕を引っ張り立ち上がらせた。


「しばらく撮影で大学休むけど、呉々も俺のいない時に露出のある服とか着ちゃダメだよ。仕事終わったら連絡するから」

環の唇に軽くキスをし名残惜しそうにしながらも、ちらっと資料室のドアを開け廊下に人がいないことを確認すると李人は先に資料室を出た。









「はぁーーー」

環はその場でへたり込み、先ほど購入したペットボトルの蓋を開け勢いよく飲んだ。


(先輩といると心臓がもたないよ...飲み会で初めて喋って流されるかたちでそのまま付き合うことになったけど、なんで私なのかも未だにわかんないし...)


座りながら天井を見上げ、ボーっと呆けていると環のスマホが鳴りディスプレイを見ると“真理香”の名前が表示され通話ボタンをタップした。


『環ー、今日はドタキャンしてごめんねー今もう家帰った?』

「ううん、まだ学内にいるよ、もう帰るつもりだけど...どうしたの?」

『そしたらさー、今住所と地図送るから今から来てー、待ってるからねー♡』

「えっ?ちょっ、どう...」

環が話してる最中に電話は切れてしまい、すぐに真理香から住所と地図が添付された画像が送られ、“気をつけて来てねー”と笑顔のスタンプと共に一緒に送られてきた。環は嘆息を漏らしながら重い腰を上げ少し乱れた髪を手で直し添付された住所へと向かった。







※※※※※※
「......何これ」

「似合う♡似合う♡環呼んで正解だったわ」

試着室のカーテンを開け冷めた視線を送る環と対極に真理香は腰に手を当て満面の笑顔で仁王立ちし此方を見ていた。

「着いた早々なんでこんな格好しなきゃいけないの」


赤と黒を基調とした色合いでパッと見“赤ずきんちゃん”をモチーフにしているようにも見えるが、ホルターネックタイプのノースリーブワンピースから見える胸元は谷間の部分がパックリ開き、ウエスト部分もかなり絞られてるため胸の膨らみが過度に強調されかなり露出されていた。

スカート丈もフィッシュテールのデザインのため前部分は短く太腿が露わになるようなセクシーな衣装になり、環は恥ずかしくて片手で胸元を覆いもう片方の手でスカート部分を引っ張っていた。


「ここ私の従姉がやってるロリとゴス系取り扱ってるショップでさ、環と帰れなかったからハロウィンの時の衣装参考に寄ったんだけどこの衣装環に似合うなーと思ったらどうしても着てほしくなって呼んじゃった♪」

真理香は、テヘッと舌を出し大袈裟な身振りで誤魔化す様に笑い、環は呆れ深い溜息をついた。

「“呼んじゃった”って...そもそも参加しないって言ってるよね?しかもこんな衣装恥ずかしくて絶対無理!」

「環さー気付いてないから言うけど、キミは結構モテるんだよ?、実は前に参加してもらった飲み会の時だって何人かから紹介してって言われてたんだよ。でもあの時、何故か李人先輩が環の傍から離れなくてできなかったんだよね。私も彼氏いるし環とWデートとかしたいのよ、だからこれを機にいい人見つけようよ!!」

「...言ってる意味わかんない、私はいいから。ってかこのワンピ7万もすんの?!こんなの買えるわけないでしょ!」


タグに書いてある金額を見て驚愕し首を横に振って拒否していると、レジ付近から同じようにゴスロリの衣装を着た真理香の従姉と思われる女性スタッフが試着室にいた環の前に立ち全身をチェックするように見てきた。


「環ちゃんだっけ、いいんじゃない?真理香の友だちだし似合ってるから特別に貸すよ、今回のイベント盛大みたいだからこの衣装着てくれたら店の宣伝にもなるし、あと胸元はこのフード付きのケープ被ればとりあえず隠れるから」

赤いケープを掛けられ胸元で黒い大きなリボンが結ばれ、試着用の鏡に目をやると先ほどよりは隠れるため上半身の露出は抑えられた。


「ほらっ、これなら大丈夫でしょ?それにみんな仮装するんだし、もっと露出してくる子たちいっぱいいるから思ってるほど目立たないよ。ねー、行こっ、ねっねっ」


「んー...でもなー」

資料室での李人とのやり取りを思い出し躊躇していると真理香が環の両肩を掴み、

「私ら来年3年生になったら就活とかインターンシップとかで更に忙しくなるでしょ、その前に環といっぱい思い出作りたいの!県外同士で何にもわからない中、初めてできた親友だから」

懇願され、真理香の強引な押しになかなか断ることもできずかなり悩み、結果渋々参加することを了承すると嬉しそうに環を抱きしめてきた。

「ハロウィンが待ち遠しいなー、環いっぱい楽しもうねー♪」

早くも浮かれる真理香を余所に先ほど李人との約束の言葉が脳内を過り軽く息を吐いた。

(李人先輩には絶対バレないようにしなくちゃ...)







※※※※※※
「あっ、真理香?今店の前だけどどこにいるの?」

ハロウィン当日、環は待ち合わせの店の外で真理香に電話をかけていると後ろから肩を叩かれ吃驚して振り向くとかなり際どい魔女のコスプレをした真理香が現れた。

「おっ!メイクもばっちりキメてかわいいよー、衣装のこと知らなかったら環ってわかんなかった」

「真理香も声かけられなかったら全くわかんなかったよ、にしても凄い人だしほんと誰が誰だか全くわかんないね」

店外を見渡すと街中が奇抜な衣装に身を包み、思い思いで楽しんでるのが見受けられた。夜ということもあり、いつもと違う空気が街中を漂わせ、皆異様な興奮状態になっていた。


真理香の後を着いて行くと薄暗い店内から大音量の音楽が流れ様々な色のライティングが目まぐるしく動き、踊る人やBARカウンターでお酒を飲む人など皆様々な楽しみ方でイベントに参加していた。


「あっちの方にウチのサークルメンバーいるから先そっち行こっか。ごった返してるからはぐれないようにね」

真理香に手を引かれながら言われた方へと進んでいくと、前に飲み会の席にいたサークルの女子メンバーを見つけそこへと向かった。


「真理香遅いよー、ってこの子は?」

メンバーの一人がじーっと見つめ環が恥ずかしさからオロオロしていると、謎が解けたかのように目を見開き

「そのキョドった感じもしかして環ちゃん?!」

「せいかーい」

真理香が得意げな顔でいると環を知っているサークルの子たちも集まって来て

「えーっ、凄いイメージ変わるね。めちゃめちゃかわいい」

「ほんとだー、しかもこのケープ取ったらセクシーになるー」

「でも環ちゃん今日ナンパされて抵抗できずお持ち帰りとかなったら大変だからウチらといなよ」

「そーだ、せっかくだから写真撮ろうよ」

矢継ぎ早に話され騒いでいると、メンバーの一人がスマホを取り出し様々な衣装とメイクで統一感のないメンバーたちとそれぞれポーズを取り写真を撮っていった。
環は初めこそ慣れない場所や日頃着たこともない衣装などで尻込みしていたが、時間が経つにつれ段々と周りの空気に馴染み、来初めの頃とは違い少しずつ楽しんでいた。そして、皆と燥ぐ時間が増えれば増えるほど李人との約束を忘れていってしまった。


その後メンバーと別れ、しばらく真理香と楽しんでいると。

「環、ちょっとトイレ行ってくるからここ離れないでね。多分もうちょっとで私の彼氏もここに来るし、来たら二人で待ってて」

真理香はそう告げると足早に人混みを掻き分け消えて行ってしまった。突然一人になり環は心細さからフードを深々と被り目立たないようBARカウンターでジンジャーエールを飲んでいた。

(そういえば真理香の彼氏さん、どんな格好してるか聞くの忘れちゃったけど確認できるかな?しかも、私の格好は伝えてあるのかな?)


悶々としながら考え込んでいるとふいに背後から気配を感じ、振り向くとヴァンパイアのコスプレをした男が笑顔を向け立っていた。


「随分セクシーな赤ずきんちゃんだね、サークルの奴らに聞かなかったら環ちゃんだって気づかなかったよ」


空いていた隣の席に座りバーテンダーに慣れた口調で聞き慣れないお酒の注文をしていた。店内の暗さやコスプレも重なり誰だかわからず凝視しているとそれに気がついたのか男が環の方へ顔を向けた。


「俺3年の山下、山下涼。この前の飲み会で隣だったんだけど忘れちゃったかな?まぁーあの時、すぐ李人に持ってかれちゃったからあんまり話できなかったし覚えてないのも無理ないか」

涼はバーテンダーから注文していた酒を貰い口に含むとグラスを持っていない手で環の腰に手をやった。その瞬間、ゾクゾクと寒気のようなものが全身に走り身体が硬直してしまった。涼はすでに酒が入っているのか身体からアルコールの臭いが纏わりついていた。


(真理香早く帰って来てよーっ)


真理香のサークルの先輩ということもあり無下にもできず心の中で叫びながら、黙って動けずにいるとそれを良しと思ったのか涼の手が環の背中を上り首筋を掠め、肩に手が回りグっと環を自分の元へと引き寄せた。

「このまま抜けない?」

耳元に唇が当たる擦れ擦れの処で囁かれ、気持ち悪さの限界値が超え抗議しようと第一声を出す瞬間の処で、


「痛たたたっ!!!」涼が叫びながら環の身体から離れた。

環は何事かと吃驚し後ろを振り向くと、頭に動物の耳のカチューシャを付け、目までかかるシルバーカラーのミディアムショート、鼻口部は獣の口をリアルに表現したハーフマスクで覆われ、前髪から覗く瞳は琥珀色のカラーコンタクト、細身のスリーピースのブラックスーツが似合う人狼の仮装をした長身の男が環に触れていた涼の腕を捻り上げていた。

「誰だよお前っ!」

男が拘束した腕を放すと、涼は勢いよく椅子から立ち上がり男の胸倉を掴んだ。微動だにしない男は、表情なく涼の耳元で何やら囁いていた。環は周りの騒音で聞こえずどうしていいかわからぬまま状況を見守っていると涼は掴んでいた衣服を放し舌打ちをしながらその場から離れて行った。


「あ、ありがとうございました。私、怖くて動けなくて...ってそういえば真理香の彼氏さんもここ来るって言ってたからもしかして彼氏さんですか?」


席から立ち上がり頭を下げお礼を言った後、ちらりと上目で男を見上げると同時に環の手首を掴み会話もないまま引っ張られ歩き出した。


「えっ?あ、あの、ここで真理香と待ち合わせしてるんですけど...もしかして場所変わったんですか?」

環はありったけの声量で男に話しかけるが、周りの騒音で聞こえていないのか返事はなく不安な表情でいると男が振り返り階段を指差しながらその方向へと歩いて行った。


(周りも煩いからちゃんと喋れないし...この人ほんとに真理香の彼氏なのかな?)

真理香に確認したく電話を掛けたくても片手は男に引っ張られてるため鞄から出せずそのまま階段を上り2FにあるVIPルームへと連れて行かれた。中は店内に居た時感じた人の熱気と圧迫が嘘のように薄暗く落ち着いた雰囲気で、広々とし天井には煌びやかなシャンデリアが輝きゴージャスな内装となっていた。部屋の中に招かれたが広い室内には自分と男以外誰もいなかった。


「あ、あの真理香は?ここにいるの知ってるんですか?ちょっと電話して...」

いつでも逃げれるようドア付近に立ち鞄からスマホを出そうとすると腕を力一杯引っ張られそのままソファに放り投げられた。倒れた環に男が馬乗りになり両腕を男の片手で掴み上げられ環は身動きとれない状態になってしまった。


(真理香の彼氏さんじゃないの?!誰なの?!怖い怖い怖い怖い怖い...)


男の突然の行動に環はパニックになり放してくれるよう懇願したが、男は一言も発さず辛うじて前髪の隙間から細めた目元がちらりと見えた。その表情は冷たく恐ろしい位に色香を放ちそれが更に環に恐怖を煽り身体を硬直させた。

男は泣き出した環の涕を指で掬いハーフマスクを外した。肌に青白いメイクをしているせいか唇の色がより紅く艶やかで環は錯乱状態にも係らず思わず魅入ってしまった。

男は舌舐めずりをし、そのまま環の唇に自身の唇を強引に覆い被せてきた。脚をバタつかせ抵抗するも手首を押さえつけられ身体も男が上に被さっている為逃げ出せる状態ではなかった。

咥内だけは、と阻止すべく唇をギュッと引き締めていると男の唇が離れ口角を上げその瞬間、環は鼻を摘ままれてしまった。男は先ほどの表情のまま見下ろし環が苦しくなり口が開いた瞬間、また唇を奪い今度は舌が這入り込み蹂躙していった。


「ん、...んふ...」

くちゅ、くちゅ...熱い男の舌が環の咥内を激しく這いずり騒音が聞こえない部屋からは互いの口許から出る水音が環の耳に音が伝わってきた。

恐怖と淫靡な昂奮で環は頭が働かず男の成すがままになっていると男の手がケープのリボンを解き胸元が露わになった。背中に手を回しファスナーを下げそのまま勢いよく上半身の着衣を下された。衣装の都合上ブラジャーを着用していなかったため弾力のある胸が露わになってしまった。胸を揉みしだき尖端を指先でクリクリと捏ねられ、環は淫靡な刺激で身体をビクつかせた。男の手はそのまま下へと移動しスカートから覗く内腿を擦りながら奥へと進みクロッチ部分に指を掠めた。さすがに環もこれ以上許すわけにいかないと押さえられている両腕と動ける両足を大きくバタつかせできる限りの抵抗を見せた。


「これ以上は止めてください!こんなの犯罪ですよ!」

唇が離れ見下ろす男を涕目で睨みつけると表情は変わらないが男は押さえていた腕の力を緩め手を放した。環は少し安堵しすぐさま胸元を片手で隠す様に覆い起き上がろうとするが男がまだ馬乗りの体勢でいるため起き上がる事も出来ず退く素振りもなかった。


「あ...あの、退いてください」

沈黙が続きどうしていいかわからず恐る恐る話す環とは逆に男は、冷静な面持ちで着ていたスーツの上着とベストを淡々と脱ぎ出しネクタイを解いた。Yシャツの釦を外していくと引き締まった上半身が露になった。
スーツのズボンのファスナー部分は今にもはち切れそうなくらいの膨らみが環の下半身に伝わってきた。

環は一瞬の安堵から一転、剣呑な表情で男の顔を見つめていた。目元が髪で隠れ見にくいせいか先ほどから表情が掴めず唇を舐める口元だけが厭らしく動きその光景に環は金縛りにあったかのように動けずにいた。


(あの時、ちゃんと先輩の言うこと聞いていればこんなことにはなんなかったのに...先輩に黙って来て挙句知らない男に...先輩に合わせる顔がないよ)


「ぅ、ぅぐ...ご、ごめ......せ、先ぱ...、んっ、は...っん」


心配そうにする李人の顏が脳内に浮かび、涕が溢れ小さく嗚咽を漏らしながらここにはいない李人に小さく呟くように謝り続けた。もう彼とは一緒にはいられないかもしれないと脳裏を過り、更に涕が止まらず嗚咽が大きくなった。男は環の頬に触れ耳許に軽く唇をあてた。






「...だから来ちゃ駄目って言ったでしょ、ちょっとは反省した?」


初めて男が声を放ち話す内容に、環は一瞬理解出来ず放心状態となっていた。男は呆けた環をソファに座らせスーツの胸ポケットからチーフを取り出し、泣き腫らして固まっている環の涕を拭った。


「まだよくわかってない顔してるね」


先ほどまで見せていた凍えるように冷たい態度とは違い、男は優しい声色を環に向け見つめていた。


「......せんぱ...い?」

環は安堵と罪悪感、状況が掴めず混乱の表情が入り乱れながらも隣に座る李人に抱き付き大声を上げ泣きじゃくった。李人は困った笑みを浮かべ何も言わず環を抱き締め背中を擦った。


「ごめんなさい、ごめんなさい...ごめんなさい」

何度も何度も謝る環は更に力を籠め李人に抱き付いた。


「もういいよ、それよりいつも塩対応の環から抱き付いてくれるのは嬉しいけど、ちょっと苦しいよ」


冗談のように笑いながら話す李人の言葉にハッと我に返り腕の力を緩めた。

「ごっ、ごめんなさい」

慌てて身体を離そうとしたが今度は李人が更に密着させ環は身動きが取れないでいた。


「なんで先輩ここに私がいるって」

環が恐る恐る聞くと李人はズボンのポケットからスマホを取り出した。


「撮影の休憩中にこのイベに遊びに行ってたゼミ仲間から写真が送られてきてさ、そこにほら」


そう言いながら環に見せると仮装した数名の男子たちの楽しそうな表情が映り込んでいた。環は理解できず李人の顏を見上げると写真の画像をタップし指で一部分をアップさせもう一度環に見せると端の方に先ほど皆で写真を撮っている楽しそうな環たちの姿が映っていた。


「えっ?これで私に気付いたんですか?!アップしないとこんな小さいのわかんないよ?!しかもこんな格好してるのに」


環は見せられたスマホの画像を凝視していると李人に取り上げられテーブルに置いた。


「どんな格好してたってわかるよ、それだけ環のこと大好きだからね。そうそう俺の格好さ、画像の環が赤ずきんちゃんの衣装だったから仲のいいスタイリストとメイクさんに頼んで人狼に見える衣装とメイクお願いしてやってもらったんだ」


李人はおどけながら頭に付けた狼の耳を触り髪をかき上げ先程まで隠れていた目元が見え穏やかに微笑む表情に環は安堵した。今まで起こったことが薄れ李人の言葉に頬を紅潮させ李人の頬へと手を伸ばした。



「せんぱ...「でも環は酷いよね。嘘ついた挙句、俺だって気づかず初対面の男にられそうになってるし、あのまま犯られちゃってたらどうしてたの?環は何事もなかったようにしてたの?俺はそんなこと知らないままのほほんと環と過ごしてたのかなー」



環にニコニコと話す李人の眼は先程見た冷ややかな瞳に戻り、環が一瞬怯み伸ばしかけ止まった手を李人は力強く握った。


「ねぇー、俺ねあの画像見て環に気付いた瞬間、はらわた煮えくり返ったんだよね。急いで仕事終わらせて向かって見つけたら男に身体触られてるし吃驚しちゃったー...ねー、この気持ちどうしたら落ち着くのかなー?」

「たっ、頼まれたとは言え、先輩に内緒で来たこと本当に反省してますっ」


環が後退りすると同時にじりじりと距離を縮め、李人はソファの背もたれ部分に手を置き環を挟むように自分の中へと閉じ込めた。


「...童話のさー、赤ずきんちゃんて狼に食べられちゃうよねー。あれって赤ずきんがちゃんと言いつけ守っていればお婆さんも自分も食べられなかったのにね......やっぱ言われたことは守らないとダメだよねー...環もそう思わない?」


「そ、そう...思い...ま...ひゃっ...っんー」


李人は環の耳の形に沿って自分の舌を這わせ舐め上げた。環は擽ったさと恥ずかしさ、淫靡な昂奮が入り乱れ、身体が思わず反応してしまった。




「ねぇー、許して欲しい?」


耳元で抑揚のない声色で囁き悪魔のような笑みを見せられ、環はまたもや金縛りにあったかのように動けず戦慄いた。







※※※※※※
―――現在―――


「...ぁんっ、も、もう、許...しっ...ひゃっ」

「まだダーメ、口では何とでも言えるから身体に教え込まなきゃ。にしてもこの衣装の生地の面積少なすぎでしょ、スカートも短すぎっ」


李人は自分の陰茎を抽挿しながら環の片胸の尖端を親指と人差し指で抓み捏ね繰り回した。環は上下の過度な刺激に抵抗もできず喘ぎ声を上げながら李人のされるがままとなっていた。


「たまきー、意識あるー?さすがに一回目バック、二回目座位、んで今は正常位の休みなしはちょっとヤバかったかなー?でもまだまだ環には付き合ってもらうからねー、ってかウィッグ付けたままは熱いな」



ソファ付近の床には破かれた袋と使用済みの避妊具が散らばって落ちていた。李人は、息が乱れながら自分の唇を一舐めし激しく腰を打ちつけた。動くたびにぐちゅぐちゅと卑猥な水音が下半身から響き、膣内がヒクヒクと痙攣し李人のモノを締め上げた。環の身体に李人の汗がポタポタと流れ落ち、時折苦しそうに呻く李人は付けていたウィッグを外すと見慣れた髪色が汗で濡れそれをかき上げると一層艶やかさを引き立たせた。



「...っん、は...環のナカ気持ち良すぎ...て、んっ、そろそろイ...クかも」

蕩けるような表情で見下ろされ更に激しい律動に環は揺さぶられ意識が飛びそうになりながら李人の首に手を回し身体を密着させた。


「せん...ぁは...い...嫌な...っん、気持...ちにさせて、んぁっ、ごめ...んなさい......私、自分のことしか考えてなかった。仕事で忙しいのに私なんかのために...ごめんなさい」


李人は環の言葉に動きを止め、目元に涕を溜めながら話す環を見つめ目許をそっと拭った。


「飲み会の時もそうだったけど環は隙がありすぎなの。まぁ、俺もその隙をついたからあんま強く言えないけど...お願いだからこれ以上不安にさせないで」


困ったような笑みを環に向け、互いの指と指を間に絡ませ手を握り優しく深い口付けをした。


「はぁ......ごめん...もう限界かも」

れたままガチガチに硬くなっている陰茎がナカでピクピクと痙攣し環に伝わってきた。環の耳許で乱れた息がかかるよう囁き、一度ゆっくりナカから半分程抜いたかと思うと一気に子宮目掛けて力強く穿ちそのまま先程のように腰を強く打ち付けた。陰茎が環のナカを激しく律動し皮膚と皮膚が当たる音と同時に溢れ出る厭らしい水音が室内に響いた。


「ぁあっ......っふ…あっ、あっ…」


環は手を握られているため口を塞げずだらしなく開けっ放しの口端から唾液が流れ出た。李人も叩きつけるよう動き、息が乱れ呻きながら膨張した亀頭から最初と変わらない量の白濁を薄い膜越しに注ぎ込んだ。びくっびくっと膣内で李人の動きが伝わり環もナカを引きつかせそのまま意識を失った。








※※※※※※

環はゆっくりと目を開けるとスーツの上着が掛けられ膝枕をされながらソファに横たわっていた。


「あっ起きた?」

上から声が聞こえ、我に返り目線を上げると膝枕をしてくれていた李人が環の髪を撫でながら此方を見ていた。


「あのあと気失っちゃったから...時間的には30分位しか経ってないけどね」

環は身体の節々の痛みからすぐに起き上がれずそれを察したのか李人がよいしょと環の身体を起こし自分の膝の上に乗せた。

「ごめんね、せっかくの可愛い服なんだけど着たままシたから汗やらお互いの体液で汚れちゃったね。あと無理やりひっぱったりしたとこもあるから破れてるとこもあって」


環が最初理解できず着ている服をよく見ると先程の乱れた格好ではなくちゃんと着せられているが所々生地のレースが解れ染みなど汚れが付着し先程の行為の痕跡が生々しく見受けられた。



「えっ?!これ借り物なのにっ!これ弁償ものですよ!しかもこの衣装7万もするんですよっ!他に借りたものも合わせたら10万はいくのにー!どうしよー」

環は一気に青ざめオロオロと頭を抱えどこから捻出しようか考えていると李人は“んー”と顎に手をあてあっけらかんとした表情のまま、

「そっかーじゃ俺この服買い取るよ、クリーニングとか出せば綺麗になるだろうし、解れたとこはスタイリストさんに直してもらうよ」


青ざめた表情から一転環がきょとんとした表情を李人に向けていた。

「そりゃそうでしょー、こんなかわいい環また見れるんならいくらでも買い取るよ♡あっ!もちろんこれ着て外出るのは禁止ね、俺専用だから♡」


「えっ?!でもそん…ひゃっ!」

環の言葉を遮るように李人は環の首筋に唇を宛てがい強く吸い上げた。唇を離すとその箇所に紅く色付き跡がくっきり浮かび上がった。環は吸われた箇所を手であて困惑した表情を李人に向けた。


「ねー、さっきから普通にしてるけど俺まだ“許す”とは言ってないからね。あ、そろそろ部屋出なきゃいけない時間か。延長してもいいけどゴムもあと一つしか残ってないしなー...環、確か明日午前授業なかったよね、それにバイトも休みだったはずだからとりあえず俺ん家行って明日の昼まで、そのあと家に戻って...の前にもう一回♪」


「えっ?バイトの休み言ってないのになんで知って...きゃっ!」

言葉の途中でそのまま押し倒され環はまたもや李人に襲われる羽目になってしまった。



「環のことはなーんでも知ってないと気が済まなくてねー♡ってかさー俺、今日はだから思う存分赤ずきんちゃん食べつくすからね♡ハロウィンはまだまだ終わらないからバテないように頑張ってついて来てね♡」


不敵な笑みを浮かべる李人に対し、怯えながらも彼から与えられる快楽に身を震わせながら環は、淫靡なハロウィンの蜜夜に包まれていった。



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