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午前は散々な目に合い、正午になる頃には一日分の疲れが身体を侵食していた。
(午後までもつかなー・・・)
丁度、昼休憩になり突っ伏した姿勢を戻し周りを見ると、オフィスで食事を取る社員以外は既に蛻の殻になっていた。先ほどとんでもないことをしてきた張本人、基希は気が付くと席にはおらず史果は少しホッとした。
史果は朝コンビニで購入したサンドイッチと野菜ジュースをデスクの上に出し、朝なかなか進まなかった仕事を再度始める。周りがいなかったこともあり昼休憩は潰れたが、集中出来ある程度パソコンに打ち込めた。
一段落つきふと腕時計を見ると、昼休憩が残り10分になっていた。気持ちをリセットするためコーヒーを淹れに給湯室へ向かうため廊下を歩いていると、
「史果」
聞き覚えのある声に呼び止められたが、身体が硬直し振り向くことさえできずにいた。声の主は史果に近づき正面に立った。
「久しぶり、元気してた?」
何事もなかったかのように接する相手に史果はどうしていいかわからず、無言で頭をこくんと頷くことしかできなかった。
「今日は、企画中アプリの紹介記事の件で打ち合わせに来たんだ・・・もしかしたら史果に会えるかなって淡い期待もあったんだ。・・・史果、今日ちょっとだけでいいから話せないか?」
そろそろ昼休憩が終わり、皆が戻ってくる。基希の件もあるのに、更に外部の営業担当と深刻な顔をして話しているのを見られて変な噂を立てられてもまずい。史果は脳内で自問自答し結果、佐伯の要望を受け入れるしかなかった。
「ありがと、そしたらあとで待ち合わせ場所とかメッセージ送るから」
そう言うと佐伯は、本来用のある階へと向かうためフロアを後にした。史果は周りに誰もいないことを確認し、今の状況を見られていなかったことに安堵した。それと同時に安易に二人で会うことを約束してしまった自分に懦弱していた。
(藤さんに言ったほうが・・・でも)
今回のことを伝えるか迷ったが、先ほどの行為を思い出し、やはり告げずに佐伯に会うことにした。
(また迷惑料とか言ってなんかされても嫌だし)
史果は深呼吸をし気持ちを落ち着かせ再び給湯室へと向かった。
☆☆☆
「いらっしゃいませ」
「待ち合わせなんですけど」
店に入るとウェイトレスが近づき、そう告げると史果はテーブル席を見渡した。既に佐伯は到着し、彼女に気づいたのか軽く手を挙げ自分の席へと招いた。
「遅くなってごめんなさい。今、仕事立て込んでてなかなか終わらなくて」
「いや、急に呼び出したのはこっちだから気にしないでいいよ」
席に着くと、注文を聞きに来たウェイターにホットコーヒーだけ頼むと置かれたグラスの水を一口含んだ。
「何も食べないの?」
「えぇ。すぐ出るつもりだから」
「そっか」と佐伯は軽く苦笑いをし、食べ終わった食器を片付けてもらい自身もホットコーヒーをオーダーした。
暫し沈黙が続いた後、佐伯が口火を切った。
「あの日、部屋に君がいなくなってて置き手紙見た時、終わりにしなきゃいけないと思ったんだ。・・・けど」
「・・・・・・」
佐伯は深い溜息をつき、届いたコーヒーに口をつけた。
「僕は君とは別れたくない」
「・・・私は貴方が奥様との関係は冷え込んでいたと勝手に思い込んでいました。もう一度、奥様との人生を見直してみては如何ですか?」
「嫌だよ、史果。君を愛してるんだ」
佐伯の言葉を無視し史果は財布からコーヒーの金額をテーブルに置き席を立とうとした時、佐伯が史果の手首を掴み行かせないように留めた。
「佐伯さん、放してください」
「さっきも言ったけど、僕は君と別れるつもりはないよ」
史果は周りの客に気づかれぬよう小声で抵抗するが、なかなか放してくれる気配がなく困惑していた。その次の瞬間、彼の手が弾かれ、佐伯に掴まれていた腕を別の人物から引っ張られるように身体を持っていかれた。
あまりの出来事に驚き、その人物を見上げるとかなり不機嫌そうな表情で史果を見つめる基希が立っていた。
「“連絡があったらまず俺に知らせろ”って言ったよな」
抑揚ない声色が表情の不機嫌さを更に増長させ、史果はあまりの恐ろしさにごくりと唾を呑み込み戦慄いた。
「な、なんで・・・」
「史果、彼は?」
二人のやり取りを見ていた佐伯が口を開くと、基希はそのまま佐伯の向かいにどかっと座り、腕を掴まれた史果も引っ張られるように隣に座らせた。先ほどの不機嫌な表情は消え佐伯に微笑み、逆に佐伯は訝し気な表情で基希を見つめた。
「ご挨拶遅れまし。史果さんと同じ部署の藤基希と申します」
ポケットから名刺入れを出し、中から一枚佐伯に手渡した。佐伯も渡そうとしたが基希はその手を止めさせた。
「単刀直入に言いますね。僕ら付き合ってるので金輪際、彼女には会わないでください」
その言葉に一瞬で佐伯が纏う空気が変わったのが手に取るように伝わってきた。佐伯は、温くなったコーヒーを一口含み飲み込むと喉仏が波打った。
「史果は、僕と付き合っていながら彼とも付き合ってたの?僕のこと言っときながら自分も同じじゃないか」
普段の優しい口調とは思えない程、吐き捨てるような態度に史果は言葉を失った。その時、「くっくっ...」口元を押さえ笑いを堪えるのに必死になっている基希に佐伯は睨み付けた。
「いやーほんとそうですよねー。大人しそうな顔してるのにね」
「なっ!」
あまりの無神経な言葉に、今度は史果が基希を睨み反論する言葉を吐き出そうとするとそのまま基希は続けて話し出す。
「でも既婚者の貴方が言うセリフじゃないですよね?でも、佐伯さんにとっては痛くも痒くもないでしょー、だって他にもいるんだから」
そういうと持っていた鞄からそこそこ量のある枚数の写真をテーブルの上に投げつけた。そこには佐伯と多数の女性たちとの仲睦まじくしている写真が広げられた。
「ちょーっと調べさせてもらったら佐伯さん他にもお付き合いされてる方たちいらっしゃったみたいですねー。しかも手口は史果と同じ、周りから孤立した女性に優しく声をかけ、深い関係に持ち込む・・・その時に企業の機密情報収集してたんですよねー♪」
「えっ?それって・・・」
「つまり企業スパイ、史果は利用されてたってこと。まぁ佐伯さんにとっては会社の情報聞けないうちは別れられませんもんねー。あっ、誤魔化しても無駄ですよー、いろいろ証拠揃ってるんで」
ニコニコと話す基希とは対称的に佐伯は見る見るうちに顔面蒼白になり、落ち着かせるため震える手でコーヒーを口にする。
「ぼ、僕はただ頼まれただけで」
「頼まれようが何だろうがこれは企業で真面目に働いている人間に対しての冒涜です。佐伯さんがやったことは許されることではない」
普段の表情からは想像もつかない程の冷たく厳しい言動に隣に座っている史果も唇を噛みしめる。
「このことはすでにそちらの会社の上層部に伝わってます。あとは俺らには関係ないので。史果、行くぞ」
基希は席を立ち史果も続いてソファから立ち上ろうとした時、史果は佐伯に強く手を握られた。
「史果、僕を見捨てないでくれ。決して君から情報を聞き出そうなんて思ってもいなかった、只々純粋に君を好きになっ」
その直後、佐伯は横からネクタイを掴まれ引っ張られると“ばちんっ!!”と乾いた大きな音が響き店内にいた客や店員が一斉に此方へ視線を向けていた。
史果は呆気にとられ見上げると髪を後ろに綺麗に纏め上げビシッとしたスーツ姿のいかにも“できる女”がワナワナと震え憤怒し殴りつけた佐伯を睨みつけた。
「恭子?!なんでここに?!」
「そんなことはどうでもいいわ、これ書いて頂戴!」
恭子はテーブルにバンッと薄い用紙を叩きつけそれが離婚届だとわかった。
「・・・もと、迷惑かけたわね」
「いいえ、じゃあ俺たちはこれで。あとはご夫婦の問題ですから」
基希は佐伯の妻にいつもの微笑みを向け軽く会釈すると、史果の手を握り連れて行こうとした時、史果は恭子に深々と頭を下げたが、彼女は一度も史果を見ることはなかった。
(午後までもつかなー・・・)
丁度、昼休憩になり突っ伏した姿勢を戻し周りを見ると、オフィスで食事を取る社員以外は既に蛻の殻になっていた。先ほどとんでもないことをしてきた張本人、基希は気が付くと席にはおらず史果は少しホッとした。
史果は朝コンビニで購入したサンドイッチと野菜ジュースをデスクの上に出し、朝なかなか進まなかった仕事を再度始める。周りがいなかったこともあり昼休憩は潰れたが、集中出来ある程度パソコンに打ち込めた。
一段落つきふと腕時計を見ると、昼休憩が残り10分になっていた。気持ちをリセットするためコーヒーを淹れに給湯室へ向かうため廊下を歩いていると、
「史果」
聞き覚えのある声に呼び止められたが、身体が硬直し振り向くことさえできずにいた。声の主は史果に近づき正面に立った。
「久しぶり、元気してた?」
何事もなかったかのように接する相手に史果はどうしていいかわからず、無言で頭をこくんと頷くことしかできなかった。
「今日は、企画中アプリの紹介記事の件で打ち合わせに来たんだ・・・もしかしたら史果に会えるかなって淡い期待もあったんだ。・・・史果、今日ちょっとだけでいいから話せないか?」
そろそろ昼休憩が終わり、皆が戻ってくる。基希の件もあるのに、更に外部の営業担当と深刻な顔をして話しているのを見られて変な噂を立てられてもまずい。史果は脳内で自問自答し結果、佐伯の要望を受け入れるしかなかった。
「ありがと、そしたらあとで待ち合わせ場所とかメッセージ送るから」
そう言うと佐伯は、本来用のある階へと向かうためフロアを後にした。史果は周りに誰もいないことを確認し、今の状況を見られていなかったことに安堵した。それと同時に安易に二人で会うことを約束してしまった自分に懦弱していた。
(藤さんに言ったほうが・・・でも)
今回のことを伝えるか迷ったが、先ほどの行為を思い出し、やはり告げずに佐伯に会うことにした。
(また迷惑料とか言ってなんかされても嫌だし)
史果は深呼吸をし気持ちを落ち着かせ再び給湯室へと向かった。
☆☆☆
「いらっしゃいませ」
「待ち合わせなんですけど」
店に入るとウェイトレスが近づき、そう告げると史果はテーブル席を見渡した。既に佐伯は到着し、彼女に気づいたのか軽く手を挙げ自分の席へと招いた。
「遅くなってごめんなさい。今、仕事立て込んでてなかなか終わらなくて」
「いや、急に呼び出したのはこっちだから気にしないでいいよ」
席に着くと、注文を聞きに来たウェイターにホットコーヒーだけ頼むと置かれたグラスの水を一口含んだ。
「何も食べないの?」
「えぇ。すぐ出るつもりだから」
「そっか」と佐伯は軽く苦笑いをし、食べ終わった食器を片付けてもらい自身もホットコーヒーをオーダーした。
暫し沈黙が続いた後、佐伯が口火を切った。
「あの日、部屋に君がいなくなってて置き手紙見た時、終わりにしなきゃいけないと思ったんだ。・・・けど」
「・・・・・・」
佐伯は深い溜息をつき、届いたコーヒーに口をつけた。
「僕は君とは別れたくない」
「・・・私は貴方が奥様との関係は冷え込んでいたと勝手に思い込んでいました。もう一度、奥様との人生を見直してみては如何ですか?」
「嫌だよ、史果。君を愛してるんだ」
佐伯の言葉を無視し史果は財布からコーヒーの金額をテーブルに置き席を立とうとした時、佐伯が史果の手首を掴み行かせないように留めた。
「佐伯さん、放してください」
「さっきも言ったけど、僕は君と別れるつもりはないよ」
史果は周りの客に気づかれぬよう小声で抵抗するが、なかなか放してくれる気配がなく困惑していた。その次の瞬間、彼の手が弾かれ、佐伯に掴まれていた腕を別の人物から引っ張られるように身体を持っていかれた。
あまりの出来事に驚き、その人物を見上げるとかなり不機嫌そうな表情で史果を見つめる基希が立っていた。
「“連絡があったらまず俺に知らせろ”って言ったよな」
抑揚ない声色が表情の不機嫌さを更に増長させ、史果はあまりの恐ろしさにごくりと唾を呑み込み戦慄いた。
「な、なんで・・・」
「史果、彼は?」
二人のやり取りを見ていた佐伯が口を開くと、基希はそのまま佐伯の向かいにどかっと座り、腕を掴まれた史果も引っ張られるように隣に座らせた。先ほどの不機嫌な表情は消え佐伯に微笑み、逆に佐伯は訝し気な表情で基希を見つめた。
「ご挨拶遅れまし。史果さんと同じ部署の藤基希と申します」
ポケットから名刺入れを出し、中から一枚佐伯に手渡した。佐伯も渡そうとしたが基希はその手を止めさせた。
「単刀直入に言いますね。僕ら付き合ってるので金輪際、彼女には会わないでください」
その言葉に一瞬で佐伯が纏う空気が変わったのが手に取るように伝わってきた。佐伯は、温くなったコーヒーを一口含み飲み込むと喉仏が波打った。
「史果は、僕と付き合っていながら彼とも付き合ってたの?僕のこと言っときながら自分も同じじゃないか」
普段の優しい口調とは思えない程、吐き捨てるような態度に史果は言葉を失った。その時、「くっくっ...」口元を押さえ笑いを堪えるのに必死になっている基希に佐伯は睨み付けた。
「いやーほんとそうですよねー。大人しそうな顔してるのにね」
「なっ!」
あまりの無神経な言葉に、今度は史果が基希を睨み反論する言葉を吐き出そうとするとそのまま基希は続けて話し出す。
「でも既婚者の貴方が言うセリフじゃないですよね?でも、佐伯さんにとっては痛くも痒くもないでしょー、だって他にもいるんだから」
そういうと持っていた鞄からそこそこ量のある枚数の写真をテーブルの上に投げつけた。そこには佐伯と多数の女性たちとの仲睦まじくしている写真が広げられた。
「ちょーっと調べさせてもらったら佐伯さん他にもお付き合いされてる方たちいらっしゃったみたいですねー。しかも手口は史果と同じ、周りから孤立した女性に優しく声をかけ、深い関係に持ち込む・・・その時に企業の機密情報収集してたんですよねー♪」
「えっ?それって・・・」
「つまり企業スパイ、史果は利用されてたってこと。まぁ佐伯さんにとっては会社の情報聞けないうちは別れられませんもんねー。あっ、誤魔化しても無駄ですよー、いろいろ証拠揃ってるんで」
ニコニコと話す基希とは対称的に佐伯は見る見るうちに顔面蒼白になり、落ち着かせるため震える手でコーヒーを口にする。
「ぼ、僕はただ頼まれただけで」
「頼まれようが何だろうがこれは企業で真面目に働いている人間に対しての冒涜です。佐伯さんがやったことは許されることではない」
普段の表情からは想像もつかない程の冷たく厳しい言動に隣に座っている史果も唇を噛みしめる。
「このことはすでにそちらの会社の上層部に伝わってます。あとは俺らには関係ないので。史果、行くぞ」
基希は席を立ち史果も続いてソファから立ち上ろうとした時、史果は佐伯に強く手を握られた。
「史果、僕を見捨てないでくれ。決して君から情報を聞き出そうなんて思ってもいなかった、只々純粋に君を好きになっ」
その直後、佐伯は横からネクタイを掴まれ引っ張られると“ばちんっ!!”と乾いた大きな音が響き店内にいた客や店員が一斉に此方へ視線を向けていた。
史果は呆気にとられ見上げると髪を後ろに綺麗に纏め上げビシッとしたスーツ姿のいかにも“できる女”がワナワナと震え憤怒し殴りつけた佐伯を睨みつけた。
「恭子?!なんでここに?!」
「そんなことはどうでもいいわ、これ書いて頂戴!」
恭子はテーブルにバンッと薄い用紙を叩きつけそれが離婚届だとわかった。
「・・・もと、迷惑かけたわね」
「いいえ、じゃあ俺たちはこれで。あとはご夫婦の問題ですから」
基希は佐伯の妻にいつもの微笑みを向け軽く会釈すると、史果の手を握り連れて行こうとした時、史果は恭子に深々と頭を下げたが、彼女は一度も史果を見ることはなかった。
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