猛毒天使に捕まりました

なかな悠桃

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基希の執拗なまでの愛撫に身体中の神経が逆立つような感覚に襲われた史果は、思考がついていかず無意識に身体を小さく痙攣させていた。

史果が朦朧とした意識の中、涙目で滲む視界で下肢にいる基希を見つめていると視線がぶつかった。
シーツを掴み乱しながら小さく浅い呼吸の史果に、基希は彼女の上へと覆い被さり唇を乱暴に重ねた。史果が充分な呼吸が出来ない状態とわかっていながらも基希は、激しく貪りながら膣内に埋め込まれている二本の指を最奥まで穿つ。引っ掻くような動きに何度も悶えながら、基希の身体に思いっきり爪を立てていた。

「んんッ、ふはっ・・・ッあ、ふンッ、あッ」

何かが迫るような感覚が押し寄せた瞬間、下腹部に力がグッと入りビクビクと小さな痙攣を起こしながら史果は絶頂感を身体中に巡らせた。

「今、イッた?膣内なかで指すげー締め付けられた」

にゅるりと引き抜かれた指は、まるで風呂に入ったようにふやけテラテラと厭らしい粘液を纏わりつかせていた。濡れた指を口に含み舐めとる姿は普段見る基希の爽やかさとはかけ離れ、色香を放つ情欲的な表情に史果は思わず息を呑んだ。

先程よりも更に熱を帯びた獰猛どうもうな昂ぶりに生地越しからも限界なのが理解出来た。基希はボクサーパンツを脱ぐと引き締まった腹部にくっつきそうなほど硬く屹立した肉竿が現れ、史果はその荒々しい存在感から無意識に視線を逸らした。

「痛かったら言えよ」

いつの間にか避妊具を手際よく装着した基希は、史果の腰を引き寄せ両膝を開くとしつこいまでに嬲られた秘部が晒され恥ずかしさから生理的な涕が溢れた。

基希は、自身の切っ先を膣口に這わせ上下に擦りつけた。ぬるりとした粘着液を纏った基希のモノが陰核を掠める度、腹部に力が入る。

「そ、れ・・・気持ち、良く、て・・・あァ、おか・・・し、く・・・な・・・」

「はあ、はあ・・・俺だって、イキそうになるよ。こんな濡らしてヤラしいな」

止めて欲しいのに、止めて欲しくないアンバランスな感情に翻弄される。史果は、必死に理性を保とうとするも熱くなる下腹部が疼き歯止めが利かないほどに膣口から溢れ出し臀部に伝う。

「はあ・・・もう、れるぞ」

我慢が出来ないのは基希も一緒だったらしく苦しそうに耐えながら膣口に当てがった先端をゆっくりと沈めるように腰をゆっくりと進め侵入してゆく。

「は・・・あッ、んッ」

ずん、とした重く怠い痛みが下腹部に広がり、史果は思わず顔を歪めた。指とは違う大きな重苦しい痛みは割り開くように肉竿が狭い壁を拡げてゆく。イッたばかりの膣壁は基希を締め上げ波打つように収縮しその動きに基希は優艶な声を上げた。

「あっつ・・・畝って史果の膣内なか、すげー気持ちイイ」

ゆっくり、ゆっくりと深淵まで突き進め根元まで史果に包まれた基希は、嬉しそうに顔を綻ばせ覆い被さってきた。

膣内なかで俺のピクピクしてるのわかる?れただけでこんなになってる。もう油断したらすぐ・・・」

基希は史果を抱き締めながら腰をゆっくり揺るがすように動くと、その刺激に引き寄せられるように自然と喘ぎ声が漏れ出す。

(キモチいいけど・・・なんかじれったい)

「わっ、バカ!急に締め付けんなよ。射精そうになるだろ」

「ご、ごめんなさい・・・って言われても意識したわけでは・・・」

真上で、荒い息遣いを吐きながら睨まれるも色気が漂う基希の表情に心臓が跳ね身体中がカッと熱くなった。

「・・・史果、俺から離れるな。好きなんだ・・・だから・・・」

基希は、汗で史果の額に張り付いた髪を指で後ろへと流すと口づけを落とした。瞼、頬、唇へと滑り、重なる時間が長くなるほど濃厚さが増してゆく。

「んっ・・・あァんッ、はアッ、あッ、んッ・・・」

基希と史果は口づけしながら抽挿を繰り返し、その動きでベッドのスプリングが大きく軋み音を鳴らし室内に響かせた。繋がった部分からはぬるぬるとした潤滑油が基希の動きを補助し、更に卑猥な液を溢れさせた。

「俺・・・さ、はっ・・・んっ、今、すっげー嬉しいんだ。ッん、はッ、やっと、史果とこうやって繋がれて・・・は、ッ・・・ごめん、もう・・・ちょっと限界かも」

いつもの天使の微笑とは全く違う、心の奥底から滲み出る笑みが史果の視界に入り脈が速くなるのがわかった。基希は、史果の身体から少し離れ膝立ちになると腰を何度も大きく打ちつけた。皮膚同士の破裂音が小刻みに鳴り響きそれと同時にぢゅぶ、ぢゅぶと粘着音が嫌でも耳に伝わってきた。

基希の荒い息遣いで引き締まった胸元が上下に何度も動き、汗ばんだ身体は艶かしくそれだけで史果は心が蕩けてしまいそうになる。

「わた・・・し、も・・・もう・・・」

気持ちよさそうな表情の基希に幸福感で満たされた史果は、懇願するように訴えた。その表情に煽られた基希は史果を逃がさないようにくびれ部分を強めに両手で押さえ、激しく腰を動かし抽挿を繰り返す。

「あ、あンッ・・・んぅッ、ひンッ!あァーッッ」

「んっ、はッ・・・ッく、は、はっ」

逃れられない獰猛な快感から自身の身体が別物のようにコントロールが利かず、基希の熱に翻弄された史果はシーツを強く掴み上げ皺を増やしていた。

「はは、熱い・・・。お互い、汗でぐしょぐしょになっちゃったな」

基希は悪戯な笑みを浮かべながら再び史果の上に覆い被さり突きながら唇を塞いだ。だらだらと互いの唾液が咥内で混じり溢れ、史果の口端を濡らした。激しい律動は最奥を抉り膣壁を擦り上げ感度を鋭敏にしてゆく。

「あーッ、あッ、もと・・・イ・・・クっ、イッちゃう、あァーーッッ」

「はっ、はっ、も、う・・・ッく」

史果は基希の首筋に腕を回しきつく抱き締めた。基希の動きで身体が激しく揺さぶられ軋み音が響く。隙間がないほど密着する身体は互いの汗や体液でベタベタになっていたが、気にする余地もないほどお互い昂奮が膨れ上がっていた。

次の瞬間、昇りつめたものが一気に弾け史果の頭の中が一瞬で真っ白な視界が拡がり、身体を大きく反らし何度も痙攣を繰り返した。その影響で膣内が収縮しうねり基希の陰茎を締め上げ強い刺激が襲った。抑えつけていたものが一気に放出するかのように基希の陰茎は膨張し痙攣と共に鈴口から白濁を膜越しに迸った。
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