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第一〇九話 シャルロッタ 一五歳 王都脱出 一九
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——イングウェイ王国国軍所属、第四八騎兵小隊は街道の路面についた轍を確認しながら、ゆったりとした行軍で進んでいる。
「隊長、轍は一定感覚で続いています、貴族家などで使われる馬車の轍にしては少し深いですね」
兵士の一人が背後に控える小隊長に顔を向けて報告する。
彼らは第一王子派に所属している国軍所属の兵士であり、インテリペリ辺境伯令嬢捕縛の任務を受けて出立した部隊である。
辺境の翡翠姫を捕縛せよ、という命令が降ったときには仰天してひっくり返りそうになったものだが、それでも職務に忠実な兵士である彼らは命令を拒否することなく街道沿いに逃げていると思われる彼女と冒険者「赤竜の息吹」を追いかけている。
「轍が深いのは馬車に装甲板を仕込んでいるんだろうよ、貴族様の馬車だとそういう細工を仕込んでいる場合があるからな」
「へー……そんなもんなんすかねえ」
騎兵部隊は速度を保ったまま進んでいく……騎兵の強みは目標を視認した後の突撃、そして馬の重量による蹂躙だ。
追跡中とはいえ馬を疲弊させては元も子もないため、小隊長は完全に捕捉したと判断するまでは馬を全力疾走させる気はないものの、次第に距離が縮まっていくに従って小隊長の気分としては憂鬱なものだ。
辺境の翡翠姫の名前は王都に住んでいるものであれば知らないものはいない、絶世の美女にして第二王子の婚約者……一度だけ遠目に彼女を見たことがあったが、笑顔の眩しい美しい少女だった。
「辺境の翡翠姫、俺ファンだったんだけどなあ……」
「小隊長もですか? 実は俺もです」
「すげー綺麗な貴族様らしいですね、なんでも平民にも優しいんだとか……」
「一度他の部隊の慰労に来てたって友人が話してて、本当に綺麗だったって感動してましたよ」
学園での話も市井には噂として流れている……平民出身の女子と仲がよくいつも学園では一緒にいるであるとか、他の学生にも優しく嫌な部分が一つもないなど、美談も多く流布されている。
その反面貴族令嬢ということもあり国軍の兵士たちとは縁遠く、直接顔を見たことのない兵士も多く存在しており、この第四八騎兵小隊はシャルロッタの顔を絵姿でしか知らない兵士たちで構成されている。
「追いついて説得できればいいんだけどな」
「説得できていたらすでに王都から逃げ出さないだろう? 冒険者もついているらしいぞ」
「あの「赤竜の息吹」だろ? 本当に戦うのかよ……」
エルネット・ファイアーハウス率いる金級冒険者「赤竜の息吹」も名高く、サウンドガーデン公爵領に出没した悪魔を倒した話は兵士達でも知らないものはいない。
本来であれば兵士と冒険者の目的は似たようなものだ、王国を平和にするために兵士は戦争や治安維持に、冒険者は民衆に危害を加える魔物を倒すために日夜戦っている。
立場の違いこそあれ、お互いが争う必要など本来はないはずなのだが……一人が吐き出したため息が数人に伝播していくのを聞いて、小隊長は眉を顰める。
このままにしていると士気が下がると考えたのだろう、小隊長は何度か咳払いをしてから後に続く兵士たちへと声を張り上げた。
「まずは追いつくぞ、いきなり戦闘になるわけじゃない……いいか、あくまでも穏便にだ!」
「いやいや、それでは困るんだよ」
いきなり背後から声をかけられた第四八騎兵小隊のメンバーはハッとして馬を止めると慌てて後ろを振り向く……いつの間にかそこには不気味な化け物がニタニタと歪んだ笑顔を浮かべて立っている。
ヒキガエルのような顔に、でっぷりと膨らんだ腹……太い指でその表面にある腫瘍をボリボリと掻いているが兵士たちはその姿を見て、流石に人間ではないことに気がついたのだろう。
慌てて剣を引き抜くと、陣形を整えていく……だがその怪物は笑顔を浮かべたままボソボソと何かを呟くと、まるで知性を感じさせない濁った瞳が不気味なくらいに赤く光り輝いた。
「安心しろ、私は味方だ……お前達にはやってもらいたいことがあるので頼みに来ただけだ」
「頼み?」
その目を見た兵士達は、まるで意識を刈り取られたかのようにぼうっとした表情で口を開き、まるで傀儡のように彼の言葉に耳を傾け始める。
混沌の眷属である訓戒者、知恵ある者は第四八騎兵小隊の兵士たちの表情をのんびりと確認しつつ、軽く指を鳴らして彼らの視線を誘導していく。
その音に反応した小隊五〇名全員が知恵ある者に呆けたような表情で虚な目を向けると、満足そうにぐにゃりと歪んだ笑顔で怪物は口元から紫色の舌を伸ばして口元を舐めると、彼らに向かって話しかける。
「……全力で辺境の翡翠姫を攻撃するのだ、情けは無用……あの女はお前達が考えているような清楚な令嬢ではない」
「辺境の翡翠姫を攻撃する……」
知恵ある者の言葉に兵士たちの目に不気味な狂気の色が浮かび始める。
混沌の触手が言葉巧みに人間の魂を侵食し、堕落させそして死を恐れない狂戦士へと生まれ変わらせる……ニタニタと笑いながら訓戒者は馬上で憤怒の表情を浮かべる小隊長を見上げるように見つめると、不気味だがそこ知れぬ力を持った言葉を放った。
「あれはアバズレだ、王国に仇なす敵でありお前達の劣情をぶつけても問題ない腐った売女だ……全力で攻撃するのだ」
「……追っ手はいるだろうなあ……さてどう迎え討つか……」
長旅の疲労で馬車の中でぐったりしているマーサが規則正しい寝息を立てたのを確認したのち、わたくしとエルネットさんたち「赤竜の息吹」と、移動中は影の中で休ませていたユルは焚き火を囲んで今後のことを話し合う。
感覚にはかなりの数……四〇から五〇くらいだろうか、規則正しい音を立ててこちらに迫ってきているのがわかっており、おそらく馬に乗った兵士たちがこちらへと迫ってきている。
戦闘にならない可能性もあるが、なんせ第一王子派には混沌の眷属が味方しているので、問答無用という可能性の方がはるかに高く、わたくし達は撃退方法を考えなきゃいけない。
「マーサは戦闘できませんわ、かといってわたくしも彼女には能力を明かしていなくって……」
「そうするとシャルロッタ様は馬車の中で待機ですかね……」
「まあユルがいれば数が多くてもなんとかなると思うのですけど……」
これはまあ本心として、ユルがいれば大抵なんとかなると思う……最悪わたくしとユルのみが遊撃として逃げ出してしまえば追いつけるものなどほとんどいないし。
わたくしの言葉にユルは得意げな顔をして胸を張っているが、君……兵士殺したりしたら公式に国家の敵になっちゃうからな? 絶対そういうのなしだぞ?
わたくしのそんな内心を見透かしたのか、エルネットさんが優しく微笑むとエミリオさんやデヴィットさんと目を合わせて頷く。
「僕たちも兵士を殺すつもりはありませんし、できれば説得したいところなんですけどね……」
「そうしていただけると助かりますわ」
「シャルはそう言いますけど、混沌の手先になっている人間は何をするか分かりませぬからな……危ないと思ったら我は容赦なく相手を殺しますぞ」
まあ、それはもう仕方ない……相手を殺してしまった時に確実に第一王子派はそのことを宣伝材料に使うだろうし、それが予想できているから少し気分が滅入ってしまう。
向こうには聖女様がいるのでおそらく確実にわたくしを魔女認定してくるだろうし……いやもう半分されかかっているのだから、これ以上悪名がついたところで大したことはないと思ってしまうのだけどさ。
それでも第一王子派による攻撃を誘発しかねない行動は避けるべきだと思っている。
「それは最後の手段よ、わたくしを傷つけられるようなものが兵士にいるとは思わないけど」
「……そりゃそうね、シャルロッタ様が怪我するような光景が思い浮かばないもの」
「それでも無敵ではないのですわ、訓戒者との戦闘になれば死ぬ可能性もありますもの」
「そんなに強いんですか?」
デヴィットさんの言葉にわたくしは黙って頷く……油断したら死ぬだろうね、特にあの闇征く者は明らかに他と違う空気を纏っていた。
さて実際のところ、どうだろうなあ……戦ったら勝てるか? と言われれば、わたくしは勝てると答えるだろうけど。
ま、彼自身が出てくることはまずないだろうな、筆頭と言ってたけど彼は魔王に匹敵するか、それに準ずるレベルの怪物のようだし、まずは他の訓戒者を当ててくるんじゃないかと思う。
不安そうな表情になってしまった「赤竜の息吹」の面々に気がつき、わたくしは慌てて苦笑いを浮かべながら両手を軽く振る。
「あ、大丈夫ですよ……わたくしあんな連中には負けやしませんよ、安心してくださいまし」
「……俺たちではあの訓戒者には敵いそうにないですし、シャルロッタ様が要になります」
エルネットさんの言葉にわたくしも頷く、彼らは第四階位の中で最強と言われる暴力の悪魔を倒すことには成功している。
第三階位の闘争の悪魔には太刀打ちできなかったが、それはもう人間の限界を越えるしかないわけで、それを求めるのは流石に難しいだろう。
それでも彼らは十分な力量はあるのだから英雄と言ってもおかしくないレベルの猛者なのだ、わたくしは彼らに向かってにっこりと微笑む。
「……大丈夫ですわ、わたくし皆様のことを心より信頼しております、無事に領地までいきましょうね」
「隊長、轍は一定感覚で続いています、貴族家などで使われる馬車の轍にしては少し深いですね」
兵士の一人が背後に控える小隊長に顔を向けて報告する。
彼らは第一王子派に所属している国軍所属の兵士であり、インテリペリ辺境伯令嬢捕縛の任務を受けて出立した部隊である。
辺境の翡翠姫を捕縛せよ、という命令が降ったときには仰天してひっくり返りそうになったものだが、それでも職務に忠実な兵士である彼らは命令を拒否することなく街道沿いに逃げていると思われる彼女と冒険者「赤竜の息吹」を追いかけている。
「轍が深いのは馬車に装甲板を仕込んでいるんだろうよ、貴族様の馬車だとそういう細工を仕込んでいる場合があるからな」
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「辺境の翡翠姫、俺ファンだったんだけどなあ……」
「小隊長もですか? 実は俺もです」
「すげー綺麗な貴族様らしいですね、なんでも平民にも優しいんだとか……」
「一度他の部隊の慰労に来てたって友人が話してて、本当に綺麗だったって感動してましたよ」
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その反面貴族令嬢ということもあり国軍の兵士たちとは縁遠く、直接顔を見たことのない兵士も多く存在しており、この第四八騎兵小隊はシャルロッタの顔を絵姿でしか知らない兵士たちで構成されている。
「追いついて説得できればいいんだけどな」
「説得できていたらすでに王都から逃げ出さないだろう? 冒険者もついているらしいぞ」
「あの「赤竜の息吹」だろ? 本当に戦うのかよ……」
エルネット・ファイアーハウス率いる金級冒険者「赤竜の息吹」も名高く、サウンドガーデン公爵領に出没した悪魔を倒した話は兵士達でも知らないものはいない。
本来であれば兵士と冒険者の目的は似たようなものだ、王国を平和にするために兵士は戦争や治安維持に、冒険者は民衆に危害を加える魔物を倒すために日夜戦っている。
立場の違いこそあれ、お互いが争う必要など本来はないはずなのだが……一人が吐き出したため息が数人に伝播していくのを聞いて、小隊長は眉を顰める。
このままにしていると士気が下がると考えたのだろう、小隊長は何度か咳払いをしてから後に続く兵士たちへと声を張り上げた。
「まずは追いつくぞ、いきなり戦闘になるわけじゃない……いいか、あくまでも穏便にだ!」
「いやいや、それでは困るんだよ」
いきなり背後から声をかけられた第四八騎兵小隊のメンバーはハッとして馬を止めると慌てて後ろを振り向く……いつの間にかそこには不気味な化け物がニタニタと歪んだ笑顔を浮かべて立っている。
ヒキガエルのような顔に、でっぷりと膨らんだ腹……太い指でその表面にある腫瘍をボリボリと掻いているが兵士たちはその姿を見て、流石に人間ではないことに気がついたのだろう。
慌てて剣を引き抜くと、陣形を整えていく……だがその怪物は笑顔を浮かべたままボソボソと何かを呟くと、まるで知性を感じさせない濁った瞳が不気味なくらいに赤く光り輝いた。
「安心しろ、私は味方だ……お前達にはやってもらいたいことがあるので頼みに来ただけだ」
「頼み?」
その目を見た兵士達は、まるで意識を刈り取られたかのようにぼうっとした表情で口を開き、まるで傀儡のように彼の言葉に耳を傾け始める。
混沌の眷属である訓戒者、知恵ある者は第四八騎兵小隊の兵士たちの表情をのんびりと確認しつつ、軽く指を鳴らして彼らの視線を誘導していく。
その音に反応した小隊五〇名全員が知恵ある者に呆けたような表情で虚な目を向けると、満足そうにぐにゃりと歪んだ笑顔で怪物は口元から紫色の舌を伸ばして口元を舐めると、彼らに向かって話しかける。
「……全力で辺境の翡翠姫を攻撃するのだ、情けは無用……あの女はお前達が考えているような清楚な令嬢ではない」
「辺境の翡翠姫を攻撃する……」
知恵ある者の言葉に兵士たちの目に不気味な狂気の色が浮かび始める。
混沌の触手が言葉巧みに人間の魂を侵食し、堕落させそして死を恐れない狂戦士へと生まれ変わらせる……ニタニタと笑いながら訓戒者は馬上で憤怒の表情を浮かべる小隊長を見上げるように見つめると、不気味だがそこ知れぬ力を持った言葉を放った。
「あれはアバズレだ、王国に仇なす敵でありお前達の劣情をぶつけても問題ない腐った売女だ……全力で攻撃するのだ」
「……追っ手はいるだろうなあ……さてどう迎え討つか……」
長旅の疲労で馬車の中でぐったりしているマーサが規則正しい寝息を立てたのを確認したのち、わたくしとエルネットさんたち「赤竜の息吹」と、移動中は影の中で休ませていたユルは焚き火を囲んで今後のことを話し合う。
感覚にはかなりの数……四〇から五〇くらいだろうか、規則正しい音を立ててこちらに迫ってきているのがわかっており、おそらく馬に乗った兵士たちがこちらへと迫ってきている。
戦闘にならない可能性もあるが、なんせ第一王子派には混沌の眷属が味方しているので、問答無用という可能性の方がはるかに高く、わたくし達は撃退方法を考えなきゃいけない。
「マーサは戦闘できませんわ、かといってわたくしも彼女には能力を明かしていなくって……」
「そうするとシャルロッタ様は馬車の中で待機ですかね……」
「まあユルがいれば数が多くてもなんとかなると思うのですけど……」
これはまあ本心として、ユルがいれば大抵なんとかなると思う……最悪わたくしとユルのみが遊撃として逃げ出してしまえば追いつけるものなどほとんどいないし。
わたくしの言葉にユルは得意げな顔をして胸を張っているが、君……兵士殺したりしたら公式に国家の敵になっちゃうからな? 絶対そういうのなしだぞ?
わたくしのそんな内心を見透かしたのか、エルネットさんが優しく微笑むとエミリオさんやデヴィットさんと目を合わせて頷く。
「僕たちも兵士を殺すつもりはありませんし、できれば説得したいところなんですけどね……」
「そうしていただけると助かりますわ」
「シャルはそう言いますけど、混沌の手先になっている人間は何をするか分かりませぬからな……危ないと思ったら我は容赦なく相手を殺しますぞ」
まあ、それはもう仕方ない……相手を殺してしまった時に確実に第一王子派はそのことを宣伝材料に使うだろうし、それが予想できているから少し気分が滅入ってしまう。
向こうには聖女様がいるのでおそらく確実にわたくしを魔女認定してくるだろうし……いやもう半分されかかっているのだから、これ以上悪名がついたところで大したことはないと思ってしまうのだけどさ。
それでも第一王子派による攻撃を誘発しかねない行動は避けるべきだと思っている。
「それは最後の手段よ、わたくしを傷つけられるようなものが兵士にいるとは思わないけど」
「……そりゃそうね、シャルロッタ様が怪我するような光景が思い浮かばないもの」
「それでも無敵ではないのですわ、訓戒者との戦闘になれば死ぬ可能性もありますもの」
「そんなに強いんですか?」
デヴィットさんの言葉にわたくしは黙って頷く……油断したら死ぬだろうね、特にあの闇征く者は明らかに他と違う空気を纏っていた。
さて実際のところ、どうだろうなあ……戦ったら勝てるか? と言われれば、わたくしは勝てると答えるだろうけど。
ま、彼自身が出てくることはまずないだろうな、筆頭と言ってたけど彼は魔王に匹敵するか、それに準ずるレベルの怪物のようだし、まずは他の訓戒者を当ててくるんじゃないかと思う。
不安そうな表情になってしまった「赤竜の息吹」の面々に気がつき、わたくしは慌てて苦笑いを浮かべながら両手を軽く振る。
「あ、大丈夫ですよ……わたくしあんな連中には負けやしませんよ、安心してくださいまし」
「……俺たちではあの訓戒者には敵いそうにないですし、シャルロッタ様が要になります」
エルネットさんの言葉にわたくしも頷く、彼らは第四階位の中で最強と言われる暴力の悪魔を倒すことには成功している。
第三階位の闘争の悪魔には太刀打ちできなかったが、それはもう人間の限界を越えるしかないわけで、それを求めるのは流石に難しいだろう。
それでも彼らは十分な力量はあるのだから英雄と言ってもおかしくないレベルの猛者なのだ、わたくしは彼らに向かってにっこりと微笑む。
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