30 / 98
1章 稀代の商人
三十、商会設立(1)
しおりを挟む
「さてと…取り敢えず、魔道具の型は出来たな。
あとは、魔石に溜め込んだ魔力を運用してきちんと作動できるか…
まぁ、ひとまずは2人を待たないとな。
あと今することは…うん、特にはないな。
街にでも散歩しに行くか…ドイル達、ここに残っておくか?」
「私は寝たい…」
「わ、私も残っておきますね」
「ああ、分かった」
そういえば、魔法も少しづつ学んでいかないとな。
あの時のは、結局箱庭の能力だったし、折角なら剣以外の魔法も作っておきたいし、既存の魔法も学んでおかないと。
「うーん、誰か魔法使いでも探してみるか?とは言っても、立場上連れてくるのは難しいしな…まぁ、いずれどうにかなるか」
俺はそう呟きながら街へと再び飛んで向かった。
「──さて、街に着いたは良いが…市場を回りながら物価とかを調べていこう」
「…うん!?ゆ、ユーグ。何故ここに…」
「ああ、もう終わったのか。ならば話が早い…魔石はあるか?」
「ああ、ここに…」
俺はそれを受け取り、魔道具の基盤にその魔石を嵌め込んで起動した。
「…うん、動作に問題はなし。魔道具自身の劣化や負荷も今のところないな。
魔石の方は…やはり、Fランクの魔石だからか内蔵魔素が残り少ないな。
この魔石だと、使えても残り2回ほど…
まぁ、こんなものか。よし、2人とも。これを父上渡しに行ってくれ。俺はしばらく街を見学する」
「分かった」
「かしこまりました」
さてと…市場を見る限り、果物や野菜、肉などは普及しているからか比較的安く手に入るみたいだな。
肉は特に、魔物肉が多いからか豚や蛇の魔物が多い…もう少し強い敵の肉はやはり商会や生肉専門店の方で取り扱う様だな。
「調味料は…塩が殆どか…少しこちらの世界スパイスもあるようだが…店主、砂糖とかそういったものは売ってないのか?」
「うちじゃ取り扱っていないな。
そうだなぁ…大きい商会に行けば売ってるとは思うが…かなり高い筈だぞ?
砂糖や品質の高い塩とかはかなり貴重品だからな」
「なるほど、ありがとう」
高品質の塩や砂糖…なるほど、やはりこの世界は中世ヨーロッパ辺りの、まだ普及されていない前の世代だな。
となると、商会で取り扱うのは砂糖なんかの貴重品もありだな。
あとは何がいいだろうか…
「冒険者ギルド…武器や防具、ポーションなんかも良さそうだな。
だが、ポーションを作るには錬金術か調薬のスキルが必要だしなぁ…
うーん…錬金術は固有能力、調薬は通常能力だから…ひとまずは、一旦俺が覚えてみるか…城の図書館なら調薬の仕方書いている本でもあるだろう…
うーん、あと売るものとしては…何がいいんだ?魔石を売るというのも手ではあるな。
薬草とかは、箱庭を改造して自生か栽培をできるようにすれば良いな。
となると、あちらの世界での住人も欲しくなる訳だが…」
【魔導人形】
核から体内へと流れる魔素、もしくは魔力を元に人間のように活動している人形の総称。
魔石でも製造が可能で、ゴーレムを戦闘の防御役として召喚する魔法使いも多々存在している。
【人造人間】
賢者の石と呼ばれる物体を触媒とし人工的に製造された人間で、心臓の代わりに賢者の石が動力となっていること以外は人間となんら変わらない。
「うーん…今のところ、ゴーレムの方が良さそうか。
人間がそこに入って暮らせるかすら分からないしな」
あとは、魔石に溜め込んだ魔力を運用してきちんと作動できるか…
まぁ、ひとまずは2人を待たないとな。
あと今することは…うん、特にはないな。
街にでも散歩しに行くか…ドイル達、ここに残っておくか?」
「私は寝たい…」
「わ、私も残っておきますね」
「ああ、分かった」
そういえば、魔法も少しづつ学んでいかないとな。
あの時のは、結局箱庭の能力だったし、折角なら剣以外の魔法も作っておきたいし、既存の魔法も学んでおかないと。
「うーん、誰か魔法使いでも探してみるか?とは言っても、立場上連れてくるのは難しいしな…まぁ、いずれどうにかなるか」
俺はそう呟きながら街へと再び飛んで向かった。
「──さて、街に着いたは良いが…市場を回りながら物価とかを調べていこう」
「…うん!?ゆ、ユーグ。何故ここに…」
「ああ、もう終わったのか。ならば話が早い…魔石はあるか?」
「ああ、ここに…」
俺はそれを受け取り、魔道具の基盤にその魔石を嵌め込んで起動した。
「…うん、動作に問題はなし。魔道具自身の劣化や負荷も今のところないな。
魔石の方は…やはり、Fランクの魔石だからか内蔵魔素が残り少ないな。
この魔石だと、使えても残り2回ほど…
まぁ、こんなものか。よし、2人とも。これを父上渡しに行ってくれ。俺はしばらく街を見学する」
「分かった」
「かしこまりました」
さてと…市場を見る限り、果物や野菜、肉などは普及しているからか比較的安く手に入るみたいだな。
肉は特に、魔物肉が多いからか豚や蛇の魔物が多い…もう少し強い敵の肉はやはり商会や生肉専門店の方で取り扱う様だな。
「調味料は…塩が殆どか…少しこちらの世界スパイスもあるようだが…店主、砂糖とかそういったものは売ってないのか?」
「うちじゃ取り扱っていないな。
そうだなぁ…大きい商会に行けば売ってるとは思うが…かなり高い筈だぞ?
砂糖や品質の高い塩とかはかなり貴重品だからな」
「なるほど、ありがとう」
高品質の塩や砂糖…なるほど、やはりこの世界は中世ヨーロッパ辺りの、まだ普及されていない前の世代だな。
となると、商会で取り扱うのは砂糖なんかの貴重品もありだな。
あとは何がいいだろうか…
「冒険者ギルド…武器や防具、ポーションなんかも良さそうだな。
だが、ポーションを作るには錬金術か調薬のスキルが必要だしなぁ…
うーん…錬金術は固有能力、調薬は通常能力だから…ひとまずは、一旦俺が覚えてみるか…城の図書館なら調薬の仕方書いている本でもあるだろう…
うーん、あと売るものとしては…何がいいんだ?魔石を売るというのも手ではあるな。
薬草とかは、箱庭を改造して自生か栽培をできるようにすれば良いな。
となると、あちらの世界での住人も欲しくなる訳だが…」
【魔導人形】
核から体内へと流れる魔素、もしくは魔力を元に人間のように活動している人形の総称。
魔石でも製造が可能で、ゴーレムを戦闘の防御役として召喚する魔法使いも多々存在している。
【人造人間】
賢者の石と呼ばれる物体を触媒とし人工的に製造された人間で、心臓の代わりに賢者の石が動力となっていること以外は人間となんら変わらない。
「うーん…今のところ、ゴーレムの方が良さそうか。
人間がそこに入って暮らせるかすら分からないしな」
0
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる