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1章 稀代の商人
二十九、偉人格(2)
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「さて、取り敢えず…お前達は有用だから買ったが、ルイ…は犯罪奴隷だったよな?」
「うむ」
「ドイルみたいな借金奴隷とは違ってルイは奴隷から解放するのは今のところ無理なんだが…
普通の人並みには生活してもらいたいと思ってる。
だから、取り敢えず…冒険者ギルドや商業ギルドに登録したい奴は登録して、資金集めとかをしてくれても良い。
何かしらの業務を行った者には、給料もやるから…
そうだな、集めた金は一旦こっちの箱庭で保管することにしよう。
俺が盗む…もいったことはないと信用しろとは言わないが…取り敢えず、給料は絶対にやろう」
そう提案すると、ナインが恐る恐ると手を挙げて聞いてきた。
「…あの、給料というのは固定給ですか?」
「いや?稼いだ額によって変化するな。
まぁ、そんな訳だからひとまずは仕事として頑張ってくれ。
もしかしたら、城の手伝いに入ってもらうかもしれないが…取り敢えずお前たち、奴隷の扱いを受けた時、必ず俺の名前を出して権力が上なことを証明しろ。
俺の物の中で、俺より下の奴に侮られるのは屈辱的だ」
「で、ですが奴隷は…」
「構わん、もしそれでもなにか言うようであれば…俺の元へ来いと伝えてくれ。
…さて!それじゃ、他に質問は?」
「「「「…」」」」
返答を聞いても皆は静かにこちらを見て、意志を表示した。
「…うん、取り敢えずはないみたいだな。それじゃあ、ひとまず今日はこれで…っと、そうだ。ガラハドかルイか、どっちか冒険者ギルドに登録して、適当に外で魔石を集めてきてくれないか?」
「ならば、2人で行こう。
貴族の騎士、または奴隷が冒険者ギルドに登録する場合は、緊急性の高い依頼での、強制的な呼び出しは無効となるから、登録するだけでも得になるだろう」
「なるほど。それじゃあ、2人で行ってくれ。
そうだな…ナインは、ひとまず今父上に頼んで作ってもらっている新しい療養施設が出来たら、そこを任せよう。
ドイル、お前は俺の補佐だ。
知識が足りないなら全て教えてやるから、側近として頑張ってくれ」
「ん、分かった」
さて、あとは鑑定の魔道具を基盤に、商会を立ち上げなければな。
王族の印が入った商会は、安全が保証されるから、俺の特権を使ってそれを商会として建てたら、かなり充実しそうだな。
あと必要なものと言えば…商会が魔道具だけだと、1度きりで客が続かないから、そこをどうにかしないとか…
「うん、商品を新たに考えよう」
「うむ」
「ドイルみたいな借金奴隷とは違ってルイは奴隷から解放するのは今のところ無理なんだが…
普通の人並みには生活してもらいたいと思ってる。
だから、取り敢えず…冒険者ギルドや商業ギルドに登録したい奴は登録して、資金集めとかをしてくれても良い。
何かしらの業務を行った者には、給料もやるから…
そうだな、集めた金は一旦こっちの箱庭で保管することにしよう。
俺が盗む…もいったことはないと信用しろとは言わないが…取り敢えず、給料は絶対にやろう」
そう提案すると、ナインが恐る恐ると手を挙げて聞いてきた。
「…あの、給料というのは固定給ですか?」
「いや?稼いだ額によって変化するな。
まぁ、そんな訳だからひとまずは仕事として頑張ってくれ。
もしかしたら、城の手伝いに入ってもらうかもしれないが…取り敢えずお前たち、奴隷の扱いを受けた時、必ず俺の名前を出して権力が上なことを証明しろ。
俺の物の中で、俺より下の奴に侮られるのは屈辱的だ」
「で、ですが奴隷は…」
「構わん、もしそれでもなにか言うようであれば…俺の元へ来いと伝えてくれ。
…さて!それじゃ、他に質問は?」
「「「「…」」」」
返答を聞いても皆は静かにこちらを見て、意志を表示した。
「…うん、取り敢えずはないみたいだな。それじゃあ、ひとまず今日はこれで…っと、そうだ。ガラハドかルイか、どっちか冒険者ギルドに登録して、適当に外で魔石を集めてきてくれないか?」
「ならば、2人で行こう。
貴族の騎士、または奴隷が冒険者ギルドに登録する場合は、緊急性の高い依頼での、強制的な呼び出しは無効となるから、登録するだけでも得になるだろう」
「なるほど。それじゃあ、2人で行ってくれ。
そうだな…ナインは、ひとまず今父上に頼んで作ってもらっている新しい療養施設が出来たら、そこを任せよう。
ドイル、お前は俺の補佐だ。
知識が足りないなら全て教えてやるから、側近として頑張ってくれ」
「ん、分かった」
さて、あとは鑑定の魔道具を基盤に、商会を立ち上げなければな。
王族の印が入った商会は、安全が保証されるから、俺の特権を使ってそれを商会として建てたら、かなり充実しそうだな。
あと必要なものと言えば…商会が魔道具だけだと、1度きりで客が続かないから、そこをどうにかしないとか…
「うん、商品を新たに考えよう」
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