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1章 稀代の商人
四十二、転移者(2)、世界開拓(1)
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「第一世界へ──
さてと、あの女…あの時鑑定して分かったが、日本人だったな…
称号には勇者候補と転移者の称号もあったしな…
っと、今はそんなことより…米を作り出すか。
第一世界のコンセプトは植物…つまり、魔力と知識さえあればあらゆる植物が生成可能だ。
んでもって…米の知識なら十分にある!
ってか、そういや購入すれば良かったな…うーん、まぁ良いか。今後のためにも作っておいて損はないだろ」
俺は地面に手をつけ、魔力を流しながら稲のイメージを行った。
「──これでよし、あとは風魔法で収穫、乾燥、脱穀して…水魔法で洗って、土魔法で釜を作って火と水で温度調整をして…よし、あとは時間を待つだけだ。
それじゃあ、今の内にこの世界の改造をするか…
森の方はポーションに必要な薬草類を増加させ、木々も増やす。
ある程度の衛生上、スライムも増やして…
植物と共存していると言われている魔物のノームも生成。
中央には守護力を生成できる…世界樹を生成して──
平原の方には、狼や兎、あとは鷹なんかも用意するか。
というか、確かに鳥も増やしても良いかもな…
あと、花粉を運んでくれる虫もある程度増やして…
世界樹の周辺を池にして、そこから平原の端まで繋がる川を作り出したら、そのまま魚もある程度生成…これで良し!
やっぱり、こういった自然は大事だな。
今後も色々と追加できるものは魔力が溜まり次第作っていこう」
«主よ…む?世界樹があるじゃないか!»
「あれ、龍!第二世界からも移動できるのか!?」
«ああ、主の魔力は俺にも共有されているからな。
箱庭…だったか、あの能力は使えないが、世界の行き来などはある程度できるようになっているんだ。
って、そんなことより!あの世界樹はどうしたんだ!?»
「ああ、あれ?あれは魔力で作り出したんだ。
取り敢えずの守護力供給用だな」
«なるほど……それなら、この地に龍脈を繋げるべきだろうな。余分な魔素を吸収して守護力に変換することができる。
さらに、その守護力は土地の栄養にもなるからな»
「龍脈ってのは?」
«魔力回路みたいなものだな。土地に流れている魔力の道と世界樹に流れている魔力の道、それらを繋げることで巨大な管となるのだ»
「なるほど…こういった感じだな。助言ありがとうな」
«いいや、構わない。それより、従魔となった以上魔力で生きることができるから構わないんだが…出来れば、食料となる魔物を何体かあちらの世界にも寄越してくれないか?»
「うん?ああ、そうか…あの世界には生物が1匹も居なかったか…」
«ああ、生物で思い出した。世界樹を折角作ったのであれば、世界樹と共存する精霊も作り出した方が良いだろう。
と言っても、数多く作るのは面倒だから、大精霊と呼ばれる者共を作り出せば良い»
「なるほど、精霊か…となると、自然は四精霊だな。
火の魔力塊、水の魔力塊、風の魔力塊、土の魔力塊を作って…それらに名を授けて精霊へと進化」
«ほう…素晴らしい能力だな。
眷属を作るためにも俺にも欲しい能力だ»
「限定的で良いなら、お前にも与えることはできるぞ。
っと…時間を管理するためにも、他の精霊も必要だったか…
光の大精霊、闇の大精霊、時の大精霊…それと、龍脈などの維持を任せられる空間の大精霊…今出来るのはこれくらいか」
さてと、あの女…あの時鑑定して分かったが、日本人だったな…
称号には勇者候補と転移者の称号もあったしな…
っと、今はそんなことより…米を作り出すか。
第一世界のコンセプトは植物…つまり、魔力と知識さえあればあらゆる植物が生成可能だ。
んでもって…米の知識なら十分にある!
ってか、そういや購入すれば良かったな…うーん、まぁ良いか。今後のためにも作っておいて損はないだろ」
俺は地面に手をつけ、魔力を流しながら稲のイメージを行った。
「──これでよし、あとは風魔法で収穫、乾燥、脱穀して…水魔法で洗って、土魔法で釜を作って火と水で温度調整をして…よし、あとは時間を待つだけだ。
それじゃあ、今の内にこの世界の改造をするか…
森の方はポーションに必要な薬草類を増加させ、木々も増やす。
ある程度の衛生上、スライムも増やして…
植物と共存していると言われている魔物のノームも生成。
中央には守護力を生成できる…世界樹を生成して──
平原の方には、狼や兎、あとは鷹なんかも用意するか。
というか、確かに鳥も増やしても良いかもな…
あと、花粉を運んでくれる虫もある程度増やして…
世界樹の周辺を池にして、そこから平原の端まで繋がる川を作り出したら、そのまま魚もある程度生成…これで良し!
やっぱり、こういった自然は大事だな。
今後も色々と追加できるものは魔力が溜まり次第作っていこう」
«主よ…む?世界樹があるじゃないか!»
「あれ、龍!第二世界からも移動できるのか!?」
«ああ、主の魔力は俺にも共有されているからな。
箱庭…だったか、あの能力は使えないが、世界の行き来などはある程度できるようになっているんだ。
って、そんなことより!あの世界樹はどうしたんだ!?»
「ああ、あれ?あれは魔力で作り出したんだ。
取り敢えずの守護力供給用だな」
«なるほど……それなら、この地に龍脈を繋げるべきだろうな。余分な魔素を吸収して守護力に変換することができる。
さらに、その守護力は土地の栄養にもなるからな»
「龍脈ってのは?」
«魔力回路みたいなものだな。土地に流れている魔力の道と世界樹に流れている魔力の道、それらを繋げることで巨大な管となるのだ»
「なるほど…こういった感じだな。助言ありがとうな」
«いいや、構わない。それより、従魔となった以上魔力で生きることができるから構わないんだが…出来れば、食料となる魔物を何体かあちらの世界にも寄越してくれないか?»
「うん?ああ、そうか…あの世界には生物が1匹も居なかったか…」
«ああ、生物で思い出した。世界樹を折角作ったのであれば、世界樹と共存する精霊も作り出した方が良いだろう。
と言っても、数多く作るのは面倒だから、大精霊と呼ばれる者共を作り出せば良い»
「なるほど、精霊か…となると、自然は四精霊だな。
火の魔力塊、水の魔力塊、風の魔力塊、土の魔力塊を作って…それらに名を授けて精霊へと進化」
«ほう…素晴らしい能力だな。
眷属を作るためにも俺にも欲しい能力だ»
「限定的で良いなら、お前にも与えることはできるぞ。
っと…時間を管理するためにも、他の精霊も必要だったか…
光の大精霊、闇の大精霊、時の大精霊…それと、龍脈などの維持を任せられる空間の大精霊…今出来るのはこれくらいか」
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