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1章 稀代の商人
四十八、聖なる神(2)
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「…さぁて、それじゃあ早速…等価交換で教会の外見を変更しようか」
「ちなみにだけど、"等価"だから余った分は別のものに変換されるよ?
それは貨幣に変換してくれ」
「はいはい。でも、今後は自分で変換してよ?」
「おう…んじゃ、設計図を書いて…よし、〘等価交換〙」
…あ、てか俺の魔力を込めすぎたら…
「…あー、まぁ…これはこれで良いか…」
「…魔力込めすぎでしょ。どうするの?これやばそうだけど…」
それもそのはず、普通のガラスは彼の全属性の影響で様々な色が反映されステンドグラスに、壁や床、挙句の果てには家具まで魔力の影響で一部が結晶化していたのだった。
「しかも、無限に神聖力と自然力を生み出してるな…
よし、結界魔法で内部にこれらを閉じ込めよう」
「じゃあ、ついでに…この苗を植えてくれるかい?
これ程自然力に満ちていれば、ちゃんと育つはずだ」
苗と称して渡されたのは、1つの硝子玉だった。
「これは?」
「精霊樹と呼ばれる木だよ。世界樹の周りに生えていて、周囲の自然力を吸収して精霊が定期的に生み出されるんだ」
「へぇ…なるほどねぇ…んーじゃ、中庭に置いておこう。
入ってすぐのところは、司祭とかが話すところ…名前は分かんねぇけどな。
んで、そこから左右に道を作って、孤児院と治療院の場所を作った。
もちろん、中は空間魔法陣で広げてる。
んで、最後に中庭に九神像が置いてある」
「じゃあ、その辺にこれを設置しよう」
「うーん…その苗、あと3つ貰えるか?
中庭は正方形で、その中央に九神像だから、4角に当たる場所に精霊樹を設置…だからまぁ、計4本が必要だ…
って、そうだ。なぁ、神の信仰について教えてくれないか?」
「うん?信仰…って言っても、基本的には君の世界と変わらないよ。
流石に対処しないとっていう厄災とかは祈りを通じて下界に力を施して回避して、
気に入った人が入ればその者に加護を与える」
「いや、そうじゃなくて…例えば、神ってのは信仰度によって力の強度が変わるだろ?」
「…ああ。それは、信仰の中でも、稀に神聖力が溢れて神に届くことがあるんだけど、祈りを捧げている間は、その人間に他の祈りの力が集結するから、それを使って僕たち神々の力を増幅させるんだ。
本当は、もう少しちゃんとしたシステムの方が良いんだろうけど…
生まれつき神だった僕達は、下界にそういった干渉は出来ないからさ」
「んー…なるほど、よし…ちょっと神像は撤去するぞ」
「えぇ!?な、なんでさ!」
「まぁまぁ…これはできてからのお楽しみだ。覗くんじゃねぇぞ?
上で見てる神たちも!」
「ちなみにだけど、"等価"だから余った分は別のものに変換されるよ?
それは貨幣に変換してくれ」
「はいはい。でも、今後は自分で変換してよ?」
「おう…んじゃ、設計図を書いて…よし、〘等価交換〙」
…あ、てか俺の魔力を込めすぎたら…
「…あー、まぁ…これはこれで良いか…」
「…魔力込めすぎでしょ。どうするの?これやばそうだけど…」
それもそのはず、普通のガラスは彼の全属性の影響で様々な色が反映されステンドグラスに、壁や床、挙句の果てには家具まで魔力の影響で一部が結晶化していたのだった。
「しかも、無限に神聖力と自然力を生み出してるな…
よし、結界魔法で内部にこれらを閉じ込めよう」
「じゃあ、ついでに…この苗を植えてくれるかい?
これ程自然力に満ちていれば、ちゃんと育つはずだ」
苗と称して渡されたのは、1つの硝子玉だった。
「これは?」
「精霊樹と呼ばれる木だよ。世界樹の周りに生えていて、周囲の自然力を吸収して精霊が定期的に生み出されるんだ」
「へぇ…なるほどねぇ…んーじゃ、中庭に置いておこう。
入ってすぐのところは、司祭とかが話すところ…名前は分かんねぇけどな。
んで、そこから左右に道を作って、孤児院と治療院の場所を作った。
もちろん、中は空間魔法陣で広げてる。
んで、最後に中庭に九神像が置いてある」
「じゃあ、その辺にこれを設置しよう」
「うーん…その苗、あと3つ貰えるか?
中庭は正方形で、その中央に九神像だから、4角に当たる場所に精霊樹を設置…だからまぁ、計4本が必要だ…
って、そうだ。なぁ、神の信仰について教えてくれないか?」
「うん?信仰…って言っても、基本的には君の世界と変わらないよ。
流石に対処しないとっていう厄災とかは祈りを通じて下界に力を施して回避して、
気に入った人が入ればその者に加護を与える」
「いや、そうじゃなくて…例えば、神ってのは信仰度によって力の強度が変わるだろ?」
「…ああ。それは、信仰の中でも、稀に神聖力が溢れて神に届くことがあるんだけど、祈りを捧げている間は、その人間に他の祈りの力が集結するから、それを使って僕たち神々の力を増幅させるんだ。
本当は、もう少しちゃんとしたシステムの方が良いんだろうけど…
生まれつき神だった僕達は、下界にそういった干渉は出来ないからさ」
「んー…なるほど、よし…ちょっと神像は撤去するぞ」
「えぇ!?な、なんでさ!」
「まぁまぁ…これはできてからのお楽しみだ。覗くんじゃねぇぞ?
上で見てる神たちも!」
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