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第零章
蹂躙の極致
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「指ではもう物足りないだろう?
君の体を、もっと大きな『悦び』を受け入れられるようにしてあげよう」
次の日。
天童が用意したのは、冷たく硬質なシリコン製の拡張器(プラグ)だった。
それは人間の指とは比較にならない太さと質量を持っている。
「な……それ、は……っ! 嫌だ、入れるな!!」
黒崎が本能的な恐怖に叫ぶのも構わず、天童はたっぷりと潤滑剤を塗りつけると逃げ場のない黒崎の最奥へ、その異物を一気に突き立てた。
「あ……が、あああああああッ!!?」
内壁が極限まで引き絞られ、ミシミシと肉が悲鳴を上げる感覚。
呼吸が止まり、眼球が裏返るほどの衝撃が黒崎を襲う。
天童はさらに太いものへと差し替え、執拗に黒崎の内部を蹂躙し、広げていく。
「……あ、う……ぅ……」
あまりの質量に、黒崎はもはや言葉を紡ぐことすらできず、ただ苦痛に翻弄されるだけの「肉の塊」へと堕とされていった。
下半身の凄まじい膨満感と痛みに意識が遠のく中、天童の指先が次に狙いを定めたのは、黒崎の腹部の中央——「へそ」だった。
「ここは君の体の中心だ。
ここに私の銀を置くことで、君という存在のすべてを繋ぎ止めよう」
「ひ……っ、あ……」
天童は黒崎のへその縁を強くつまみ上げると、太いニードルを斜めに突き通す。
「っ、あああああああああああッ!!!」
腹部の深くまで響くような、独特の鋭い激痛。
内臓が抉られるような錯覚に、黒崎は拘束された手足に血管が浮き出るほど力を込め、のけ反った。
そこへ通されたのは、ひときわ重厚な銀のカーブバーベル。
黒崎の腹部で、鈍い銀色が血を浴びて妖しく輝く。
「……完璧だ。見てごらん、黒崎。
銀の鎖が君の肌に、これほどまでによく馴染んでいる」
天童はうっとりとした表情で、血に濡れたへそのピアスを指先で愛でている。
「美しい……。
これこそが私の求めていた最高傑作だ」
黒崎は自身の中心を貫かれた喪失感と、絶え間なく続く下半身の鈍痛の中で、ただ涙を流すことしかできない。
あれほど燃えていた憎悪の瞳も、度重なる侵食によって、少しずつ……しかし確実に、焦点が合わなくなり始めていた。
───翌日。
「さあ、昨日までの準備がどれほど実を結んだか、確かめさせてもらうよ」
天童がベッドのシーツを剥ぎ取ると、そこには連日の拡張とピアッシングで心身ともに限界を迎えた黒崎が横たわっていた。
昨日の拡張器による痛みはまだ引かず、下半身には重苦しい余韻が居座り続けている。
「……もう、やめてくれ……。お願い、だから……っ」
黒崎の口から漏れたのは、かつての鋭い拒絶ではなく、消え入りそうなほど細い懇願だった。
しかし、その弱々しい声さえも天童にとっては「仕上げ」への期待を抱かせるスパイスに過ぎない。
「いいや、やめない。
ここまで柔らかくなれば、ようやく『私自身』を君に受け入れさせることができるからね」
天童は冷徹な瞳を輝かせ、潤滑剤に濡れた黒崎の腿を容赦なく割った。
天童の熱が、黒崎の最も柔らかな入り口に触れる。
それまで指や玩具で受けてきたものとは決定的に違う、生々しく、圧倒的な「個」としての質量。
「っ……あ、ああああああ……ッ!!」
ゆっくりと、しかし確実に、黒崎の内部が天童によって占有されていく。
極限まで広げられていたはずの場所が、天童の侵入によって再び悲鳴を上げ、引き裂かれるような鈍痛が腰の奥を貫く。
「……はっ、く……う、ぅ……ッ」
天童は黒崎の耳たぶの銀、唇の銀、そしてへその銀をなぞりながら、執拗に腰を突き入れる。
そのたびに黒崎の体内に天童の熱が注ぎ込まれ、自分が天童の肉体に侵食されているという事実を、これ以上ないほど残酷に突きつけてきた。
(……あいつが、入って、くる……)
憎くてたまらないはずの男。
自分の尊厳を奪い、家畜のように扱っている男。
その男の熱を、自分の身体が否応なく飲み込み、受け入れてしまっている。
痛みが走るたびに、天童の存在が黒崎の深部まで刻み込まれていく。
そのあまりの屈辱と、自分という存在が「男」としてではなく、ただの「器」として塗り替えられていく感覚に、黒崎は激しい吐き気を催した。
「あ……が、……おえっ……、っ……はぁ、はぁ……」
胃の底からせり上がるような嘔吐感と、熱く焼けるような下半身の痛み。
涙で視界が歪む中、黒崎は天童の快楽の吐息を間近で聞きながら、自身の心が修復不可能なほど粉々に砕けていく音を聞いたのであった。
君の体を、もっと大きな『悦び』を受け入れられるようにしてあげよう」
次の日。
天童が用意したのは、冷たく硬質なシリコン製の拡張器(プラグ)だった。
それは人間の指とは比較にならない太さと質量を持っている。
「な……それ、は……っ! 嫌だ、入れるな!!」
黒崎が本能的な恐怖に叫ぶのも構わず、天童はたっぷりと潤滑剤を塗りつけると逃げ場のない黒崎の最奥へ、その異物を一気に突き立てた。
「あ……が、あああああああッ!!?」
内壁が極限まで引き絞られ、ミシミシと肉が悲鳴を上げる感覚。
呼吸が止まり、眼球が裏返るほどの衝撃が黒崎を襲う。
天童はさらに太いものへと差し替え、執拗に黒崎の内部を蹂躙し、広げていく。
「……あ、う……ぅ……」
あまりの質量に、黒崎はもはや言葉を紡ぐことすらできず、ただ苦痛に翻弄されるだけの「肉の塊」へと堕とされていった。
下半身の凄まじい膨満感と痛みに意識が遠のく中、天童の指先が次に狙いを定めたのは、黒崎の腹部の中央——「へそ」だった。
「ここは君の体の中心だ。
ここに私の銀を置くことで、君という存在のすべてを繋ぎ止めよう」
「ひ……っ、あ……」
天童は黒崎のへその縁を強くつまみ上げると、太いニードルを斜めに突き通す。
「っ、あああああああああああッ!!!」
腹部の深くまで響くような、独特の鋭い激痛。
内臓が抉られるような錯覚に、黒崎は拘束された手足に血管が浮き出るほど力を込め、のけ反った。
そこへ通されたのは、ひときわ重厚な銀のカーブバーベル。
黒崎の腹部で、鈍い銀色が血を浴びて妖しく輝く。
「……完璧だ。見てごらん、黒崎。
銀の鎖が君の肌に、これほどまでによく馴染んでいる」
天童はうっとりとした表情で、血に濡れたへそのピアスを指先で愛でている。
「美しい……。
これこそが私の求めていた最高傑作だ」
黒崎は自身の中心を貫かれた喪失感と、絶え間なく続く下半身の鈍痛の中で、ただ涙を流すことしかできない。
あれほど燃えていた憎悪の瞳も、度重なる侵食によって、少しずつ……しかし確実に、焦点が合わなくなり始めていた。
───翌日。
「さあ、昨日までの準備がどれほど実を結んだか、確かめさせてもらうよ」
天童がベッドのシーツを剥ぎ取ると、そこには連日の拡張とピアッシングで心身ともに限界を迎えた黒崎が横たわっていた。
昨日の拡張器による痛みはまだ引かず、下半身には重苦しい余韻が居座り続けている。
「……もう、やめてくれ……。お願い、だから……っ」
黒崎の口から漏れたのは、かつての鋭い拒絶ではなく、消え入りそうなほど細い懇願だった。
しかし、その弱々しい声さえも天童にとっては「仕上げ」への期待を抱かせるスパイスに過ぎない。
「いいや、やめない。
ここまで柔らかくなれば、ようやく『私自身』を君に受け入れさせることができるからね」
天童は冷徹な瞳を輝かせ、潤滑剤に濡れた黒崎の腿を容赦なく割った。
天童の熱が、黒崎の最も柔らかな入り口に触れる。
それまで指や玩具で受けてきたものとは決定的に違う、生々しく、圧倒的な「個」としての質量。
「っ……あ、ああああああ……ッ!!」
ゆっくりと、しかし確実に、黒崎の内部が天童によって占有されていく。
極限まで広げられていたはずの場所が、天童の侵入によって再び悲鳴を上げ、引き裂かれるような鈍痛が腰の奥を貫く。
「……はっ、く……う、ぅ……ッ」
天童は黒崎の耳たぶの銀、唇の銀、そしてへその銀をなぞりながら、執拗に腰を突き入れる。
そのたびに黒崎の体内に天童の熱が注ぎ込まれ、自分が天童の肉体に侵食されているという事実を、これ以上ないほど残酷に突きつけてきた。
(……あいつが、入って、くる……)
憎くてたまらないはずの男。
自分の尊厳を奪い、家畜のように扱っている男。
その男の熱を、自分の身体が否応なく飲み込み、受け入れてしまっている。
痛みが走るたびに、天童の存在が黒崎の深部まで刻み込まれていく。
そのあまりの屈辱と、自分という存在が「男」としてではなく、ただの「器」として塗り替えられていく感覚に、黒崎は激しい吐き気を催した。
「あ……が、……おえっ……、っ……はぁ、はぁ……」
胃の底からせり上がるような嘔吐感と、熱く焼けるような下半身の痛み。
涙で視界が歪む中、黒崎は天童の快楽の吐息を間近で聞きながら、自身の心が修復不可能なほど粉々に砕けていく音を聞いたのであった。
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