習作

Luckstyle

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「先ずは何をするんですか!?」と言うスールの怒鳴り声を無視し、スールの唇を奪う。

 驚いて離れようとするスールを抱きしめて拘束し、スールの口腔を嬲るように、蹂躙するように舌を差し入れ犯していく。すると身を堅くしていたスールの身体が、ゆっくりと解れてきた。

 ベッドに腰掛けているスールを抱え上げてベッドに横たえ、自身も横になった。すると、彼女は彼女の意志で身体を密着させてきた。応じるようにスールの背中を掻き抱き、荒っぽい舌の動きをゆっくりとしたモノにしていく。

「やっぱり、スールを泣かすことはできないみたいだ」

スールの背中を掻き抱いたとき、俺の中で沸き起こった思いが話した唇から漏れ出た。スールは茫とした表情で俺を見つめる。

「だから、俺に任せて欲しい」

そう俺が請うと、微かにスールが頷いてくれた。

 その答えに、俺は歓喜に震え、思いのままに今一度スールを掻き抱く。スールの口を俺の唇で塞ぐのも忘れない。

 しばらくしてから両手を這わせ、スールの履いているズボンの中に差し入れた。スールの体温で温められたそこは、極上の快適さで俺の手を迎え入れてくれる。スールの尻を撫で、揉み、掴みと刺激するとスールは口付けしたままの唇から困惑の吐息を漏らした。

 スールの尻をめいいっぱい堪能した俺は、彼女の肌を撫で回しながら背中の方へ手を戻し、そのまま上着の中に侵入させる。脇腹を撫で回した時は、くすぐったいのか僅かに身を捩っていたが、俺の行為全てを受け入れている事を殊更感じ、感じている歓喜が増幅するようだった。

「うむぅ!?」

彼女の背中にある、天使の名残であると言われている骨まで撫で上げ、そこから脇を通り胸に手をふれると今までにない反応が返ってきた。唇を離してみると、スールは自分に起こっている変化に当惑しパニックを起こしつつある。

「大丈夫。大丈夫だから」

言いつつ頭を撫でてやり、落ち着くのを待つ間、あやすように軽く背中を叩いてやった。


「嬉しくて、とっても嬉しくて、とってもとっても嬉しくて、まるで夢の中に居るような微睡んだ世界に居た時に、急にびりっとした刺激があってびっくりしました」

落ち着いたスールが訴えてきたのは、俺が感じていたのと同じ、歓喜の時間だった。びっくりしたと言う刺激も、今まで感じたこともない甘美な刺激だったらしい。不快な刺激でないことに、俺は胸を撫で下ろした。

 続きを始めようかとキスをせがむと、頬を綻ばしてスールは俺に身を預けてきた。もう、そこには怯えの色は見えない。

「その、お願いがあるんですけど、大丈夫ですか?」

「ん?何?」

「その、続きからって話だったんですけど、やっぱり最初からが良いなぁと思って」

「任せろ。さっき以上に愛し合おう」

本当は股間が限度以上に固まって結構痛いのだが、それを推しても彼女のお願いは叶えてやりたい。そんな思いから、俺はスールのお願いを叶えてやることにした。

 キスをしながら掻き抱き、先程以上に時間をかけて撫で回し、四半刻をかけて漸く天使の羽の名残まで戻ってきた。それまででスールの性感に火がついたのか喘ぎこそしないもののスールの瞳は情欲で潤み始め、ほんのりと息を荒げ始めている。俺の愛撫でこうなっていると思うだけで意識が飛びそうになるが理性を叱咤し、彼女の胸へと手を進めた。

「ふあっ」

指先で胸と肋骨の境を刺激すると、スールの口から甘い悲鳴が漏れた。声を出すまいと身構えていたのか、失敗を恥じるようにスールは顔を赤くするが、「可愛いスールの声を聞かせて」と耳元で囁くと、耳まで赤くしてスールは頷いてくれた。

 それに気をよくした俺は、スールのお尻にしたように、服の上からではわからない確かな存在感のある胸を撫で、揉み、掴み、こねくり回して堪能する。尻と同じように張りはあるが、尻とは違い柔らかく、それで居て弾力が悩ましい。俺が刺激する度彼女が喘いで反応してくれ、五感を以て俺がスールを愛しているんだと歓喜が先程以上に沸き上がってくる。

「どこか触って欲しいところがあるか?」

俺が十分にスールの胸を堪能した後、期待した面持ちでスールに聞いてみる。性感に火が灯っているのだ。疼きがある筈。

 その期待を裏切るように、スールはそっぽを向いて悩むように沈黙した後、「無いです・・・・・・」と小さく答えた。

「・・・・・・そうか。これから触る場所、もしかしたら今まで以上に刺激が強いから、刺激が耐えられないようなら教えてくれ」

「え!?待っー-あぁぁぁぁっ!?」

スールの驚いた制止の言葉を無視し、俺は双丘の頂にある突起に手をかける。余程の刺激だったのか、制止の声は自ら張り上げる事になった悲鳴に近い嬌声に掻き消され、更には腰が浮いた。

「待っ・・・・・・はんっ・・・・・・んんっ・・・・・・て・・・・・・んあああ!?・・・・・・待って待って待ってレヴィ!」

嬌声の合間に哀願する彼女に根負けして手を止めると、彼女は大きく深呼吸して乱れた呼吸を戻し始めた。

「謝ります!謝りますから!強くしないで下さい!」

そこまで強く刺激したつもりは無かったが、スールには強すぎたらしい。今は服に擦れる感触すらもある程度の刺激になるのか、身を竦ませながら謝ってくる。・・・・・・不謹慎だが、その様は小動物のようで可愛らしい。

「何を謝っているのか、俺にはよくわからないんだが」

「それは・・・・・・その・・・・・・え?」

「あ、わかった。触って欲しいところが在ったのか」

これ見よがしに今気付いたと言わんばかりにスールの逃げ道を塞いでやると、絶望したかのようにスールは目を見開き口をぱくぱくさせる。そして、自分が犯した失敗を理解すると今度は羞恥に顔を赤らめ始めた。

「今度は優しくするよ。どこを触って欲しい?」

答えを催促すると、悩むようにスールは顔をうつむかせた。初々しい反応に、胸がときめいてしまう。

「その・・・・・・乳首と・・・・・・おまた・・・・・・を・・・・・・触って欲しいです・・・・・・」

返ってきた答えは予想以上だった。その破壊力に理性が木っ端みじんに吹き飛びそうになるがすんでのところで思いとどまり、塵になったそれをかき集めて制止する。

 そんな俺を知ってか知らずか、スールはだっこをせがむ子供のように両手を差しだし、「キスして?」とキスをせがみだした。どうやら多少乱れたことで吹っ切れてしまったらしい。固まってしまった俺を見て、「どうしたの?」と小首を傾げる様は、もう堪らない。

「ふん・・・・・・はっく・・・・・・ちゅる・・・・・・ちゅぱ・・・・・・れるれる・・・・・・んんっ・・・・・・ふあぁぁ・・・・・・じゅっちゅ・・・・・・」

キスをしながらスールを今一度横たえ、片腕で抱きながら服の中に侵入させた手で双丘の突起を愛撫する。大人しく身を任せる彼女は、刺激におののきながらも一生懸命に俺の舌をもてなそうと絡んできてくれる。

 これでもかと言うほどスールの胸を堪能した後、もう一つのスールの願いである股に手を進める。

 その動作に何か予感でもするのか、身を強ばらせ、しかし大人しく待っている。

 その場所は、思った以上にびしょびしょだった。まだ目的の場所にたどり着いていないのにも関わらずぬめりを覚え、指先をぬらした。

 その事は彼女も先刻から承知していたのか、合わせていた唇を離して確認すると、身に起こる変化に当惑してか視線を揺らしている。

 安心させるように頭を俺の胸に引き寄せると、少しだけ強ばっていた身体がスッとほぐれた。

「よく我慢してくれている。スール、好きだよ」

労いの言葉をかけてやると、嬉しそうに、恥ずかしそうにコクンと微かに頷いてくれる。

「ん、んんっ・・・」

スールの秘裂の先に指がかかると、スールの身体は敏感に反応した。声は俺の胸に唇を押さえつけて我慢したようだ。更に進めると、すぐにプックリとした突起の触感が指に伝わってきた。

「ふわぁっ!?」

更に進めようとすると、スールが思わずと言った風に身体を仰け反らせ、離れてしまった唇から悲鳴のような嬌声がこぼれた、ほんの少し指が擦れただけでこの反応・・・・・・俺は指を浮かせて秘蕾を避けて赤くなって居るであろう秘裂に到達した。

「あっはっ・・・・・・んんっ・・・・・・はあ・・・・・・ん・・・・・・ひぅ・・・・・・ぐっく・・・・・・ああっ・・・・・・んっく・・・・・・」

秘蕾の刺激よりは弱いのか、再びスールは俺の胸に唇を押し付けて声を抑えているが、乳首よりも刺激が強いのか、偶に我を忘れて嬌声を上げる。身体はひっきりなしに身悶えていた。

 そんな痴態に俺は興奮して止まないが、かろうじて残る理性でもってできうる限り本能の手綱を握る。

 その最中に彼女の秘めたる穴の入り口を見つけ、固まってしまった。

 スールが呼吸を整え、不安そうに俺を見上げてもなお、俺は固まったままだったらしい。ぺちぺちとスールが頬を叩く感触で我に返ったぐらい呆然としていたらしい。

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