破滅の王子と武者倶楽部 美少女は秘密結社のエージェント♪

健野屋文乃(たけのやふみの)

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3章 我が忠実なる家臣団

9話 銀色のアタッシュケースの中には・・・

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パニックルームには、ビリヤード台が置いたあった。

パニックルームは避難場所なのに、ビリヤードって・・・・

避難してる最中、ビリヤードしながら思考に耽るって訳か?

秘密結社らしい。(※家臣くんのイメージです)

秘密結社らしく、僕もやってみることにした。

ルールなんて知らないのだが。

見よう見まねで、球を突くと、球が弾ける良い音が響いた。

とりあえず由良穂香が帰ってきたら一緒にやろう♪と練習をしていると、エレベーターの音がした。

なんだろう?

僕は、柔らかな絨毯の上を走った。

エレベーターの中には、銀色のアタッシュケースが入っていた。

銀色のアタッシュケースは、キラキラと輝いていた。
(※家臣くんの主観です。実際にキラキラと輝いている訳ではありません)

「これは!!!!!!!!これはーーーーーー!秘密結社感満載じゃないですかー!」

銀色のアタッシュケースの上には、手紙が置いたあった。

ラマン(愛人)さんからだ!

『ご希望の光学迷彩服です』

「マジですかーーーーー!夢の光学迷彩じゃあ!」

『でもアタッシュケースには鍵が掛かってます。
鍵が欲しければ、400字づめ原稿用紙1枚に、光学迷彩服を使ったあなたの妄想を書きなさい。』

「なんて事だ!」

確かにアタッシュケースには、鍵が掛かっていた。
そしてアタッシュケースの上には、原稿用紙1枚と万年筆。

「なんて事だ!」

この密室で一人叫んでも意味はない。

光学迷彩服・・・・か。
色んな意味で興味深々だ。

さて、これは僕の思考調査も含めているのかも知れない。
多分、秘密結社の試験だ。

妄想か・・・

さすがに由良穂香に関する妄想は、避けた方が良いな。
結社にとって大切な姫巫女候補生らしいし。
僕は、そう判断した。

いや待てよ・・・・相手はラマンさん・・・愛人だ。
そう名乗っている人に、そんな偽証は通じるだろうか?
そのラマンさんが、「妄想を書きなさい」と言っているのだ。

上の下クラスの美少女・由良穂香と一緒にいて、妄想しない方が不自然なのではないか?

または秘密結社だから、秘密にすべきことは秘密にしろ!って事ではないのか?
妄想は秘密なのか?
家臣として、あるじが恥ずかしがる文章は避けるべきか?
でもラマンさんを味方と想定すれば?

僕は、じっと考えながら、万年筆を手に取った。

万年筆と言えば!何かの仕掛けがある秘密の道具ナンバー1だろう。
僕は万年筆を分解してみた。仕掛けらしきものはなかった。

「そうだよね・・」


しかし、今時、原稿用紙と万年筆なんて、何か特別な意味があるのだろうか?

筆跡は確実に残る・・・

僕は静かな密室で正解を探った。




つづく

秘密結社な小説への御来訪、ありがとうございます。 [壁]‥) チラッ

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