勇者の弟が魔王の配下に恋をした

しょうこ

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出会い1

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「ノア、一人で大丈夫?」
「大丈夫だよっ」
 早朝の柔かな日差しの中、ノアは麻で編んだ籠を胸に抱えながら心配しないでと笑う。
「イーサンは心配性だなぁ」
「やっぱりオレも一緒に……」
「ダメッ! 一人で行かせて」
 やっと自分も役に立てるのだと、一人で任されてたことを誇らしく思っているのだ。だからイーサンの心配してくれる優しさも嬉しいが今はそれが少しだけ困ってしまう。
「おねがい」
 大丈夫だからと念を押すもイーサンの表情は相変わらず心配の色を隠さない。だけどもノアも負けじとじっとイーサンを見つめた。はぁ、と溜め息を吐いて降参したのはイーサンの方で、「危ないと思ったらすぐ帰ってくるんだよ」の言葉にノアはエメラルドグリーンの瞳を輝かせて「ありがとう! いってきますっ」とイーサンに大きく手を振って森の方へと歩いて行った。


◆◆◆


ノアが暮らしている村から北に進むと小さな森が存在しており、そこは季節によって様々な木の実や果物が獲れた。ノアもここにはイーサンと何度か訪れており、今日は初めて一人で森の中に入るのを許されたのだ。ノアはイーサンの家で暮らしているが本当の家族ではない。ノアが小さい頃にイーサンの両親に引き取られたのだ。だけどもイーサンもイーサンの両親も自分を本当の家族のように扱い、ノアも本当の家族のように思っていた。イーサンの父親はここ最近瞳の調子が悪く、医者から目に良いとされているブルーベリーを毎日食べなさいと言われたため、ノアはブルーベリーを摘みに足を運んだのだ。イーサンと何度か歩いた道を思い出しながら足を進めていく。一人で歩く道のりは何故だか長く感じ、本当にこの道であっているのか不安が募ってしまう。だけどもやっと一人で森に入って良いのだと、一人でも大丈夫だと信じて貰えたのだ。弱気になってどうすると己を叱咤して足を進めていく。すると見覚えのある景色が目前に広がり、ノアは内心ほっと息を吐いた。
「ボクだってやればできるんだ」
 ここにはいないイーサンに心の中でどうだと胸を張って辺りを見渡す。
「あ、あった」
 青々と繁る葉の隙間から小さな実が幾つもなっているのを見つけらノアは持っていた籠に摘み取ってはいれていく。
「これぐらいあれば大丈夫かな」
 半分程ブルーベリーで埋まった籠を見て一人頷き、零れないように籠に布を掛ける。早朝の森は静かで落ち葉を踏み鳴らす音さえ大きく感じてノアはしん、と静まり返る辺りを見渡した。イーサンと来てた時はもっと日が高い時間だったこと、イーサンが一緒ということもあってこんな気持ちにはならなかった。しん、と静まり返る森はノアにここには自分一人しか存在しないような孤独感を足許から這い上がらせてくるような、何とも言えない感情をうみだした。
「……早くかえろ……」
 踵を返して来た道を戻って行く。行きはあんなに揚々としていたのに重くなった籠の分だけノアの心も何故だか重く感じた。早くイーサンのいる家に返りたくて無意識に早足になっていく。ガザガザと落ち葉を鳴らしながら歩いているとふと、ノアは足を止めて顔を上げた。
「……あれ?」
 来た道を戻ってそろそろ森を抜ける頃なのに、周囲の木々の気配は薄れることはなく、それどころか見覚えのない景色だった。脇には小さな池があり、この森でノアは池など見たことがなかった。
「も……もしかして……」
 道間違えた!? とノアは慌てて来た道を戻る。だけども先程摘んでいたブルーベリーの木々は一向にあらわれず、ひたすらに周囲には木が鬱蒼と生えているだけで景色は然程かわらない。
「うそ……」
どうしようとノアはもう一度来た道を戻ってみたが、右を見ても左を見ても似たような景色ばかりで最早自分が何処にいるのかわからなかった。
「やっちゃった……」
 出掛け間際のイーサンの言葉が頭に過ぎてノアはその場にしゃがみこんだ。一人で大丈夫だとあんなに言ったのにこんなことになるなんて……
やっと一人で森に来れたのに。イーサンや父さんたちの役に立てると思ったのに…… あまりにも不甲斐ない自分に鼻の奥がツンと痛くなる。張り切って家を出たのにその結果はこれだ。なかなか帰ってこない自分にイーサンはきっと探しに来るだろう。役に立つどころか足手まといもいいところだ。
 ノアはぶんぶんと首を横に振ると勢い良く立ち上がり籠を抱え直した。
 とりあえずブルーベリーの木の所まで戻ってみようと、多分来た道であろう方向に足を向ける。今度は確りと周囲を確認しながら歩みを進めてみた。しかし結果は変わることなく、ノアは足を止めて大きく溜め息を吐いて籠に視線を落とした。
「……どうしよう……」
 歩いても歩いても状況は変わらなくて、段々と足の疲労が不安を増長させていく。もしこのまま家に帰れなかったら……この森から出られなかったらどうしよう。
「……」
 早朝故か人の気配もなく、ノアはこの森に自分一人しかいない錯覚に陥りそうになり、唇の端が下がらない様に下唇を強く噛んだ。
「……イーサン……」
 一人で大丈夫だなんて言わなければ良かった。イーサンの言う通り一緒に来て貰えばこんなことにはならなかったのに……なによりも迷子になる自分が情けなくて悔しくて……
「……ぅ」
 泣きたくないないのにじわりと涙が浮かび上がり、涙で視界がぼやけてくる。
「そこに誰かいるの?」
「!?」
 予想外の声にノアは声のした方向に顔を向けると、ぼんやりと誰かが立っているのが見えた。
「……どうしたの?」
 落ち着いていて、どこか優しさを含む声にノアは慌てて腕で両目を勢い良く擦り上げてから声の人物に話しかけた。
「あ、あ、あの……っ!!」
 ここどこですか……っ!!
 この機会を逃がしてはならないと必死に大きな声で尋ねれば、声の主は一瞬驚いた様な表情をしたがすぐに穏やかな顔つきになり「ああ……迷子?」と、ノアの状況を的確に言い当てた。
「あ、は……はい……」
 改めて言われると恥ずかしい。かぁ……と羞恥で頬が赤くなるのを感じながらもノアは必死で今日初めて一人で森に入ったこと、帰り道が分からなくなってしまったことを伝えると声の主の男はノアの頭をぽんっと軽く撫でた。
「小さいのにえらいね」
「ち、ちいさいっ!?」
「ん?」
 何か間違っているかい? と首を不思議そうに首を傾げられ、ノアは「これでもボクは十五歳になりますっ!」と思ったよりも大きな声に張り上げてしまった。
「え?」
「確かに背は低いかもしれませんが……」
 十五歳といえば村では一人立ちしてもおかしくない、一人前として認められ始める年齢だ。
「そっかぁ……それは失礼なことを言ってしまったね」
 男は驚いた様な表情を一瞬したかと思うと瞳をゆるりと細めて柔らかく笑った。
 「あ、いえ……その、よく間違われるので……その……」
 ボクこそ大きな声をだしてごめんなさい……と素直に謝ると、男は「じゃあおあいこだね」と笑った。
「森は複雑だからね、行きは一本道でも帰りには道が分かれているなんてよくあることだ」
 だからそんなに気を落とすことないよと言われ、ノアは改めて男を見上げた。年の瀬は二十半ば位だろうか。薄いオレンジ色の髪にアイスブルーに濡れた瞳が印象的だ。ノアの暮らしている村ではあまり見ない服装に装飾品が耳と指で光っている。どこぞの裕福な家系の人なのだろうか。じっと男を見上げるノアに男はクスクスと小さな笑みを浮かべながら「何か気になることでも?」とノアの頭を撫でた。その言葉に疑問に思ったことを口にしようとして躊躇った。初対面の人に不躾な質問なんて失礼な極まりない。ノアはぶんぶんと頭を振った。
「あ、あの……お名前、お名前は?」
 ボクはノアと言います。頭に手を置かれたままぺこりとお辞儀をして男を見上げる。
「ふふ……ノア、ね」
 男はノアの名前を噛み締める様に呟いてから「俺はディランと言います」と、ノアの真似をした。
「ディランさん……」
 「なぁに?」
 ふふ、と名前を呼ばれてディランは微笑む。
「あ、その、確認です……」
特に意味はないですと申し訳なさそうにするノアにディランは今度こそ声をだして笑った。
「ははっ、面白い。いくらでも俺の名前を呼んでくれて構わないよ」
 楽しそうに笑ってからディランはノアにどうして森に入ったのか訪ね、その理由に瞳を細めた。
「そうか……だけどこの森は危ない。今はまだ早朝故に静かだが、あと数時間もすれば嫌な意味で賑わいが増す」
「わかってます。だから早くに来たんです」
 この森は現在北に聳える魔王と呼ばれる者が治めるウーラノス国と、森を挟んで南側に位置する国々のとで争いが頻繁に起きている。
「わかっているならいいけど」
「……ごめんなさい……」
「ん?」
「ディランさんは心配して言って下さっているのに生意気なことを言って……」
「そんなこ……」
「でも……っ、父さんにこれ……」
 ノアは手元の籠に視線を落としてぎゅっと籠を抱き締める。やっと一人で森に入ることを許して貰えたのに、父さんたちの役に立てると嬉しかった。なのに結果は迷子になって知らない人に迷惑をかけてあまつさえ要らぬ心配さえかけてしまっている。それに迷子になったと知れればイーサンはきっとボクを一人にはしないだろう。これ以上迷惑をかけたくないのに。どうして自分はこんなにも不甲斐ないのだと籠を抱き締めている腕に力がこもる。
「ノア」
「あ、はいっ!」
 ディランの声にノアの意識がぱっと浮上する。
「ノアはいいこだね」
「そ、そんなこと……」
 そんなことはまったくない。産まれてからずっと周囲には迷惑ばかりをかけている。今だってそうだ。
ノアの考えていることがわかるのか、ディランは「そんなことないよ」と、ノアの頭を何度も撫でた。ふわふわと揺れる髪の毛にイーサンや父さんたはちとは違う手のひら。どうしてだろうか少しだけドキドキするのにどこか安心感がある。不思議だとディランを見上げると、ノアの視線に気付いたのか「ノアは約束を守れる子?」と柔らかな声で囁いた。その言葉にノアは小さく頷くと、ディランは笑みを深めた。
「俺の事を家族や友達に秘密に出来るなら一週間後の今日と同じ時間、そのブルーベリーの木のところまでおいで」
「ひみつ……」
「そう。誰にも俺と会っていると言わなければ俺がブルーベリーの場所も帰り道も全部教えてあげる」
 そうしたらノアは家族に心配かけずにまた一人で森にこれるし、俺もまたノアに会えるしねとディランが笑う。
「もちろん、ノアが家族に隠し事をするのが嫌だと言うのならそれはそれで構わないよ」
 ディランの言葉にノアは考える。家族に隠し事をするのは気が引けるが、イーサンたちにこれ以上迷惑はかけたくない。
「約束する」
「ほんと?」
「うん」
「なら契約成立だ」
 ディランは微笑んでノアの手をとった。
 「今日俺と会ったことは誰にも言ってはいけないよ」
「わかった」
 こくり、深く頷くとディランが頭を撫でる。
「ノアの髪の毛はふわふわで気持ちがいいね」
 そうだろうか、ノアは今までそんなことを云われたことがないのでわからないがディランが楽しそうにしているのでまあいいかとされるがままになる。
「それじゃあ迷子をお家に届けないとね」
 「ま、迷子って言わないでくださいっ……!!」
「あははっ、ごめんごめん」
 全く悪びれる様子もなく、ディランはノアの掴んだままの手を引っ張って歩きだした。
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