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「君じゃなきゃ」
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君じゃなきゃ、僕がこんなに幸せを感じることはなかった。
僕と僕の恋人の由梨菜が仕事が休みの日曜日の昼過ぎに僕が1人暮らしをしているマンションのリビングルームで床に並んで座って、昨日、僕がレンタルしてきたDVDの映画を見ていた。
だけど、途中から左肩に重みを感じて、左を見てみると由梨菜が僕の肩にもたれかかって寝ていた。
僕はそんな由梨菜を見て、くすっと笑った。
そういえばここのところ仕事が凄く忙しくて帰りが遅くて寝るのも凄く遅くなるって言ってたっけ。
昨日も本当なら仕事は休みなのに休日出勤してたみたいだし。
僕は由梨菜を見て、そんなことを思った。
そして、ふと、この前、友達がドライブの途中で彼女が寝てしまって~と愚痴を零していたことを思い出した。
でも、僕はこんな風に自分の前では無防備になってくれる由梨菜が凄く可愛くてたまらないけどなと思った。
僕は由梨菜に会うまでは育ってきた環境のせいか、あまり心の底から人を信じることができなかったけど、純粋で真っ直ぐな由梨菜に何時の間にか凄く惹かれて大好きになった。
多分、もう、これ以上、由梨菜みたいに好きになる人なんていない。
こんなに2人で一緒にいて、幸せを感じることのできる人なんて他にはもう現れない。
そんな風に思う程に。
「なあ、由梨菜、だから、これからもずっと僕の傍にいてくれな。そして、来年、お互いが25歳になる6月に結婚しよう」
僕は自分の左肩にもたれて気持ちよさそうに眠る由梨菜を見てそう言った。
後で勿論、ちゃんとしたプロポーズはするからさ。
そんなことを思いながら。
そう、僕はもう君じゃなきゃだめだから。
だから、これからも、ずっとずっと、傍にいて。
END
僕と僕の恋人の由梨菜が仕事が休みの日曜日の昼過ぎに僕が1人暮らしをしているマンションのリビングルームで床に並んで座って、昨日、僕がレンタルしてきたDVDの映画を見ていた。
だけど、途中から左肩に重みを感じて、左を見てみると由梨菜が僕の肩にもたれかかって寝ていた。
僕はそんな由梨菜を見て、くすっと笑った。
そういえばここのところ仕事が凄く忙しくて帰りが遅くて寝るのも凄く遅くなるって言ってたっけ。
昨日も本当なら仕事は休みなのに休日出勤してたみたいだし。
僕は由梨菜を見て、そんなことを思った。
そして、ふと、この前、友達がドライブの途中で彼女が寝てしまって~と愚痴を零していたことを思い出した。
でも、僕はこんな風に自分の前では無防備になってくれる由梨菜が凄く可愛くてたまらないけどなと思った。
僕は由梨菜に会うまでは育ってきた環境のせいか、あまり心の底から人を信じることができなかったけど、純粋で真っ直ぐな由梨菜に何時の間にか凄く惹かれて大好きになった。
多分、もう、これ以上、由梨菜みたいに好きになる人なんていない。
こんなに2人で一緒にいて、幸せを感じることのできる人なんて他にはもう現れない。
そんな風に思う程に。
「なあ、由梨菜、だから、これからもずっと僕の傍にいてくれな。そして、来年、お互いが25歳になる6月に結婚しよう」
僕は自分の左肩にもたれて気持ちよさそうに眠る由梨菜を見てそう言った。
後で勿論、ちゃんとしたプロポーズはするからさ。
そんなことを思いながら。
そう、僕はもう君じゃなきゃだめだから。
だから、これからも、ずっとずっと、傍にいて。
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