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第一章 幼少期編
10 アルメリアへの教育
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アルメリアの魔力判定式から数日が経ったある日の事、彼女の離宮には一人の来客が訪れていた。
「アルメリア殿下、私は宰相閣下の下で補佐官を務めておりますクラインと申します」
クラインと名乗ったその男はアルメリアの前まで行くと、そっと跪いた。
「皇帝陛下のご下命により、本日より殿下への教育を行います」
「教育? どういう事かしら?」
クラインのその言葉にアルメリアは首を傾げる。礼儀作法も十二分に習得しており、淑女の嗜みについても皇族専属の教師に十分だとお墨付きを貰っている筈だ。
だというのに、宰相補佐官を務める程の人物が今更何故教育を行うのか、それが全く分からなかった。
だが、クラインもアルメリアのそんな疑問も予想していたようだ。
「殿下は既に淑女教育を終えられているとお聞きしております。ですので、これより行いますのは教養の教育でございます」
「……一体、どういう事か教えていただけますかしら?」
「では、ご説明いたします」
この領地ではこういったものが特産品、この領地ではこのような産業に力を入れている、この国ではこの商品が主力商品。
皇女であるならば、そういった類の知識は必要不可欠だ。何故なら、その様な話題は社交界では日常茶飯事だからだ。仮にそういった話題が出た際、話についていくだけの知識を身につけておかなければならない。
また、皇族である以上、自国の貴族ではなく他国の王族に嫁ぐ可能性もある。そうなった際に恥ずかしくない程度の教養は必要だろう。
その様な説明をアルメリアへと行った。彼女はクラインの説明に納得した様子を見せる。
「なるほど、わかりましたわ」
「それでは、早速始めたいと思います」
そして、アルメリアへの教育が始まるのだった。
「ハインス領ではシルクが特産品であり、その最高級品は領の名前を冠したハインスシルクと呼ばれています。そして、その生産数は極めて少なく、皇族に幾度も献上された事が……」
「なるほど……」
「また、このエルトル領はヴァレリア帝国の食糧庫と呼ばれるほど農業が盛んで……」
「そうですのね……」
そして、アルメリアはクラインから教えられたそれらの内容を丁寧に頭に記憶していく。その一方でクラインはアルメリアの呑み込みの早さに驚いていた。
(アルメリア殿下は呑み込みが早い。こちらが想定していた以上だ)
宰相よりこの仕事を任された際、訳が分からない、と彼は感じていた。
本来、こういった教育は皇室専属の教師が務める筈である。何故、宰相補佐官である自分に白羽の矢が立つのか、それが分からなかったのだ。
皇位継承権を持つ皇子に帝王学の教育をするのは宰相やその補佐官の仕事の一つである。
実際に彼も第三皇子や第四皇子に帝王学の教育を行った事もある。
しかし、皇子ではなく皇女に宰相補佐官が直接教育を行うというのは極めて異例の事であった。
更に言うなら、今回の教育は宰相曰く皇帝陛下からの直接の命令であるという事だ。
今はまだ最低限の教養の段階ではあるが、将来的にはそれこそ皇太子に教えるような帝王学すらも教えるように命令を受けている。
(これではまるで陛下がアルメリア殿下を御自身の後継者に据えようとしているようだ)
しかし、幾ら皇帝であってもアルメリアを女帝に据える事など不可能だ。ヴァレリア帝国の歴史の中で女帝が誕生した例はないからだ。男子継承がヴァレリア帝国の帝位継承の基本的な決まりである。
仮に皇帝が強権を振るったとしてもその前例を無視する事は出来ない。もし、そんな事をしようとすれば、貴族たちの反発は凄まじいものになるだろう。
(陛下は一体何をお考えで……。いや、陛下の考えを慮る事自体が不敬か)
そして、彼は頭の中に浮かんだ、あり得ない考えを忘れる様に頭を横に振り、アルメリアへの指導を続けるのだった。
翌日、今度の来客は昔に見た覚えのある服を着た一人の騎士だった。
「アルメリア殿下、失礼いたします。私は皇帝陛下直属の近衛騎士団にて副団長を務めておりますマティアスと申します」
マティアスと名乗った男はそう言いながらアルメリアの前に跪く。一方、アルメリアは彼の顔を見た瞬間、ある事を思い出していた。
「ああ、思い出しましたわ。確か、あなたは先日の魔力判定式でわたくしの護衛をしてくださった方でしたわよね」
「ええ、その通りでございます。殿下に覚えておいていただけるとは光栄の至りでございます」
「では、今日もまたお父様のご命令かしら?」
昨日に引き続き今日も新たな来客。流石に二度目ともなると、大体の目的は察せられる。
「はい、その通りでございます。本日はアルメリア殿下に護身術のご指導をするべく参りました」
「護身術?」
「ええ。皇女殿下は数年前に戦場での慰問の際、敵国の雇った暗殺者によってそのお命を狙われたとお聞きしました。
ですので、皇帝陛下よりアルメリア殿下へ護身術の指導をせよとのご下命を賜りました」
アルメリアも護身術の重要性は十分理解していた。数年前、戦場に慰問に行った際、敵国が雇った暗殺者に殺されかけた事は誰よりもアルメリアが覚えている。
それに一種の幽閉ともいえるこの生活にも退屈していたところだ。
「分かりましたわ。ご指導、お願いいたしますわね」
「畏まりました。では、早速始めていきたいと思います」
そして、アルメリアへの護身術の指導が始まるのだった。
本来、護身術は敵を倒す事よりも、自身の身を守る事に重きを置いている。その為、護身術の訓練は手に何も持たない無手の状態で行われるのが一般的だ。
だが、この訓練に限っては剣を使ってのものになっている。護身用の剣術というのが正しいだろう。これも皇帝であるガイウスの指示だそうだ。
また、今の彼女が使っている剣は特殊な素材を使い、女子供でも扱えるような軽さでありながら、実戦にもある程度耐える事が出来るようなものになっているという。一応、予め刃が潰されている為、大きな怪我を負う事は無いだろうがそれでも剣を生身で受ければ大きな痛みを負ってしまうだろう。
「殿下は中々筋がよろしいですね」
「そう言っていただけると光栄ですわ」
マティアスのその言葉にアルメリアは気を良くする。それに、実戦ではないとはいえ、剣を使えるのはアルメリアにとっては良い気分転換になった。今迄、お付きの侍女たちが心配する為、剣の訓練など出来なかったがこうしてある意味でお墨付きを得た上で訓練できるというこの状況は彼女にとっても有り難いものであり、命の奪い合い程ではないにしても、彼女の中にあった欲が少しだけ満たされていた。
「ふふっ、こういうのも中々楽しいですわね」
そして、アルメリアはマティアスの指導通りに剣を振り続ける。その一方で、彼はアルメリアの才覚の片鱗を感じ取り、驚愕していた。
(アルメリア殿下の今の動きは拙い。だというのに、殿下の纏う雰囲気や姿はまるで陛下を見ているようだ)
皇帝直属の近衛騎士団で副団長を務めるマティアスには皇帝が戦場で戦う姿を何度も目撃している。
そんな彼にはアルメリアからは幼いながらもガイウスが剣を振るいながら戦う姿と重なって見えたのだ。
(それに、アルメリア殿下からは確かに才能の片鱗を感じる。恐らく、殿下は陛下の才能を色濃く受け継いでおられるのだろう)
目の前の光景と重ね、彼はアルメリアの才覚の出自をそう推察する。
(今はまだ私の方が遥か高みにいるが、アルメリア殿下がこのまま成長すればいずれ私は超えられるかもしれない)
そんな事を一瞬だけ考えた彼は少しだけ苦笑する。近衛騎士団の副団長である彼にそう思わせる程に彼女の才覚は秀でていたのだ。
―――いずれは、護身術だけではなく本格的な剣術を。
彼がそう考えてしまう程にアルメリアの才能は彼を感嘆せしめるものであった。だが、その一方で彼はアルメリアのその才能に惜しさを感じていた。
(惜しい、本当に惜しいな)
だが、アルメリアが皇女である以上、いずれは何処かに降嫁する事になるだろう。そうなれば、ここで剣術を伝授しても使う機会は訪れる事は殆ど無くなってしまう。
もし、アルメリアが皇子として生まれていればそれこそ皇帝の後継者になれたかもしれない。
そう考えると、本当に惜しいがそれは彼にとってはどうしようもない事である。
「マティアス副団長、どうなさいましたの?」
「あ、ああ、申し訳ございません」
どうやら、あまりにも色々と考えすぎて思考が目の前から気が逸れてしまっていたようだ。
マティアスは改めて気を引き締め直し、目の前に集中する。
「では、次のステップに移りましょう」
「はい、お願いいたしますわ」
そして、アルメリアへの指導は暫くの間、続けられるのだった。
「アルメリア殿下、私は宰相閣下の下で補佐官を務めておりますクラインと申します」
クラインと名乗ったその男はアルメリアの前まで行くと、そっと跪いた。
「皇帝陛下のご下命により、本日より殿下への教育を行います」
「教育? どういう事かしら?」
クラインのその言葉にアルメリアは首を傾げる。礼儀作法も十二分に習得しており、淑女の嗜みについても皇族専属の教師に十分だとお墨付きを貰っている筈だ。
だというのに、宰相補佐官を務める程の人物が今更何故教育を行うのか、それが全く分からなかった。
だが、クラインもアルメリアのそんな疑問も予想していたようだ。
「殿下は既に淑女教育を終えられているとお聞きしております。ですので、これより行いますのは教養の教育でございます」
「……一体、どういう事か教えていただけますかしら?」
「では、ご説明いたします」
この領地ではこういったものが特産品、この領地ではこのような産業に力を入れている、この国ではこの商品が主力商品。
皇女であるならば、そういった類の知識は必要不可欠だ。何故なら、その様な話題は社交界では日常茶飯事だからだ。仮にそういった話題が出た際、話についていくだけの知識を身につけておかなければならない。
また、皇族である以上、自国の貴族ではなく他国の王族に嫁ぐ可能性もある。そうなった際に恥ずかしくない程度の教養は必要だろう。
その様な説明をアルメリアへと行った。彼女はクラインの説明に納得した様子を見せる。
「なるほど、わかりましたわ」
「それでは、早速始めたいと思います」
そして、アルメリアへの教育が始まるのだった。
「ハインス領ではシルクが特産品であり、その最高級品は領の名前を冠したハインスシルクと呼ばれています。そして、その生産数は極めて少なく、皇族に幾度も献上された事が……」
「なるほど……」
「また、このエルトル領はヴァレリア帝国の食糧庫と呼ばれるほど農業が盛んで……」
「そうですのね……」
そして、アルメリアはクラインから教えられたそれらの内容を丁寧に頭に記憶していく。その一方でクラインはアルメリアの呑み込みの早さに驚いていた。
(アルメリア殿下は呑み込みが早い。こちらが想定していた以上だ)
宰相よりこの仕事を任された際、訳が分からない、と彼は感じていた。
本来、こういった教育は皇室専属の教師が務める筈である。何故、宰相補佐官である自分に白羽の矢が立つのか、それが分からなかったのだ。
皇位継承権を持つ皇子に帝王学の教育をするのは宰相やその補佐官の仕事の一つである。
実際に彼も第三皇子や第四皇子に帝王学の教育を行った事もある。
しかし、皇子ではなく皇女に宰相補佐官が直接教育を行うというのは極めて異例の事であった。
更に言うなら、今回の教育は宰相曰く皇帝陛下からの直接の命令であるという事だ。
今はまだ最低限の教養の段階ではあるが、将来的にはそれこそ皇太子に教えるような帝王学すらも教えるように命令を受けている。
(これではまるで陛下がアルメリア殿下を御自身の後継者に据えようとしているようだ)
しかし、幾ら皇帝であってもアルメリアを女帝に据える事など不可能だ。ヴァレリア帝国の歴史の中で女帝が誕生した例はないからだ。男子継承がヴァレリア帝国の帝位継承の基本的な決まりである。
仮に皇帝が強権を振るったとしてもその前例を無視する事は出来ない。もし、そんな事をしようとすれば、貴族たちの反発は凄まじいものになるだろう。
(陛下は一体何をお考えで……。いや、陛下の考えを慮る事自体が不敬か)
そして、彼は頭の中に浮かんだ、あり得ない考えを忘れる様に頭を横に振り、アルメリアへの指導を続けるのだった。
翌日、今度の来客は昔に見た覚えのある服を着た一人の騎士だった。
「アルメリア殿下、失礼いたします。私は皇帝陛下直属の近衛騎士団にて副団長を務めておりますマティアスと申します」
マティアスと名乗った男はそう言いながらアルメリアの前に跪く。一方、アルメリアは彼の顔を見た瞬間、ある事を思い出していた。
「ああ、思い出しましたわ。確か、あなたは先日の魔力判定式でわたくしの護衛をしてくださった方でしたわよね」
「ええ、その通りでございます。殿下に覚えておいていただけるとは光栄の至りでございます」
「では、今日もまたお父様のご命令かしら?」
昨日に引き続き今日も新たな来客。流石に二度目ともなると、大体の目的は察せられる。
「はい、その通りでございます。本日はアルメリア殿下に護身術のご指導をするべく参りました」
「護身術?」
「ええ。皇女殿下は数年前に戦場での慰問の際、敵国の雇った暗殺者によってそのお命を狙われたとお聞きしました。
ですので、皇帝陛下よりアルメリア殿下へ護身術の指導をせよとのご下命を賜りました」
アルメリアも護身術の重要性は十分理解していた。数年前、戦場に慰問に行った際、敵国が雇った暗殺者に殺されかけた事は誰よりもアルメリアが覚えている。
それに一種の幽閉ともいえるこの生活にも退屈していたところだ。
「分かりましたわ。ご指導、お願いいたしますわね」
「畏まりました。では、早速始めていきたいと思います」
そして、アルメリアへの護身術の指導が始まるのだった。
本来、護身術は敵を倒す事よりも、自身の身を守る事に重きを置いている。その為、護身術の訓練は手に何も持たない無手の状態で行われるのが一般的だ。
だが、この訓練に限っては剣を使ってのものになっている。護身用の剣術というのが正しいだろう。これも皇帝であるガイウスの指示だそうだ。
また、今の彼女が使っている剣は特殊な素材を使い、女子供でも扱えるような軽さでありながら、実戦にもある程度耐える事が出来るようなものになっているという。一応、予め刃が潰されている為、大きな怪我を負う事は無いだろうがそれでも剣を生身で受ければ大きな痛みを負ってしまうだろう。
「殿下は中々筋がよろしいですね」
「そう言っていただけると光栄ですわ」
マティアスのその言葉にアルメリアは気を良くする。それに、実戦ではないとはいえ、剣を使えるのはアルメリアにとっては良い気分転換になった。今迄、お付きの侍女たちが心配する為、剣の訓練など出来なかったがこうしてある意味でお墨付きを得た上で訓練できるというこの状況は彼女にとっても有り難いものであり、命の奪い合い程ではないにしても、彼女の中にあった欲が少しだけ満たされていた。
「ふふっ、こういうのも中々楽しいですわね」
そして、アルメリアはマティアスの指導通りに剣を振り続ける。その一方で、彼はアルメリアの才覚の片鱗を感じ取り、驚愕していた。
(アルメリア殿下の今の動きは拙い。だというのに、殿下の纏う雰囲気や姿はまるで陛下を見ているようだ)
皇帝直属の近衛騎士団で副団長を務めるマティアスには皇帝が戦場で戦う姿を何度も目撃している。
そんな彼にはアルメリアからは幼いながらもガイウスが剣を振るいながら戦う姿と重なって見えたのだ。
(それに、アルメリア殿下からは確かに才能の片鱗を感じる。恐らく、殿下は陛下の才能を色濃く受け継いでおられるのだろう)
目の前の光景と重ね、彼はアルメリアの才覚の出自をそう推察する。
(今はまだ私の方が遥か高みにいるが、アルメリア殿下がこのまま成長すればいずれ私は超えられるかもしれない)
そんな事を一瞬だけ考えた彼は少しだけ苦笑する。近衛騎士団の副団長である彼にそう思わせる程に彼女の才覚は秀でていたのだ。
―――いずれは、護身術だけではなく本格的な剣術を。
彼がそう考えてしまう程にアルメリアの才能は彼を感嘆せしめるものであった。だが、その一方で彼はアルメリアのその才能に惜しさを感じていた。
(惜しい、本当に惜しいな)
だが、アルメリアが皇女である以上、いずれは何処かに降嫁する事になるだろう。そうなれば、ここで剣術を伝授しても使う機会は訪れる事は殆ど無くなってしまう。
もし、アルメリアが皇子として生まれていればそれこそ皇帝の後継者になれたかもしれない。
そう考えると、本当に惜しいがそれは彼にとってはどうしようもない事である。
「マティアス副団長、どうなさいましたの?」
「あ、ああ、申し訳ございません」
どうやら、あまりにも色々と考えすぎて思考が目の前から気が逸れてしまっていたようだ。
マティアスは改めて気を引き締め直し、目の前に集中する。
「では、次のステップに移りましょう」
「はい、お願いいたしますわ」
そして、アルメリアへの指導は暫くの間、続けられるのだった。
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