19 / 45
ACT18〜破邪の秘術と戦闘〜
しおりを挟む
オレ達が、村を出発したのは早朝の事だった。
第五騎士団は、隊を半分に分けていた。
半分は村の防衛のために残し、残った半分で森の中にあると思われる、穢れの地を目指す。
どうやら、オレが力を回復させるため村で休んでいる間に、騎士団は森の中を探索していたらしい。
まだ、穢れの地の正確な場所は特定されていなかったが、だいたいの場所は推測できる程度に情報が集められていた。
そのため、オレ達の行軍はスムーズなものだった。
時々、魔物と遭遇したが、邪気をまとった魔物ではない。
オレ達を見て、ほとんどが戦う事なく逃げていった。
本来のこの世界の魔物とは、こんな感じらしい。
もちろん、人間側が少人数だったり、季節などによっては、襲ってくる事もあるみたいだが、それ程の頻度ではない。
これは、人間側が不用意に森の中に入って行かないという理由もあった。
因みに、季節によってというのは、繁殖期などが関係する。子供を守るために人を襲うのだそうだ。
オレが元いた世界でも、熊やイノシシが人を襲う事件がたまにあったが、同じような理由だった。
この世界の魔物が人を襲う理由は、オレの世界の熊などと大差ない。
魔物にも、人を襲う理由があるという事だろう。もちろん、邪気をまとっていなければ、であるが。
「なあ、ちょっと聞きたいんだけど…」
オレが、隣を歩くニナに話しかけた。
「何?どうしたの?」
「今向かっている、穢れの地っていうのが、この辺一帯の邪気の発生源なんだよな?」
「ええ、そうよ!」
ニナが、目の前の大きな木の根を避けながら答えた。
「オレの浄化魔術で、その穢れの地の邪気を浄化できるのかな?」
「大丈夫よ!」
ニナは自身たっぷりに答えた。
「オレが浄化してきたのって、魔物ばっかりだろ?一度に数匹を浄化したことはあったけど、それぐらいだし!」
「こないだ村に集まった魔物を、一気に浄化したじゃない」
ニナは、笑顔をオレに向けながら言った。
「たしかに、あの時はそうだったけど」
オレは、そう言いながら話を続ける。
「同じように、あんな大規模で広範囲の浄化ができるか、わからないよ!」
「大丈夫でしょ!できるわ!」
ニナは、軽い感じで答えた。
「いや、一回できたからって、何度もできるとは限らないしさ!」
「いいえ!一度できたなら大丈夫!」
ニナは自身満々に言った。
「あの規模の浄化は、まぐれではできないわ!マサノリの力よ!」
「せめて、練習する時間が欲しかったな!」
ニナは少し笑っていた。
「なんか可笑しい?」
「だって、マサノリ自身が、あんまりわかってないみたいだから!」
オレは、ニナの言っている意味がわからなかった。
「あの時、マサノリが放った浄化魔術は、たぶん破邪の秘術よ!」
「はあ?なにそれ?」
オレはニナの言った内容が理解できなかった。
「破邪の秘術とは、聖女様だけが扱えると言われている、特別な魔術のことだ!」
横を歩いていたマインが言った。
「そうなの!そして、破邪の秘術は全ての邪気を浄化する秘術でもあるわ!」
ニナがマインの言葉に付け加えた。
「私が知る限り、唯一、単体の術で穢れの地を浄化できる魔術よ!」
「穢れの地を、単体で?」
「ええ!そう!」
ニナが力強く言った。
「なんか、責任重大で胃が痛くなってきたよ!」
「大丈夫だ!私達が君の事は守る!」
マインがそう言った。
「そういう事!私達が必ず守るから、何度でも試せばいいのよ!」
さっきのマインの言葉の真意は、何度失敗してもいいから破邪の秘術を成功させろという意味みたいだ。
もちろん、自分達がその間必ず守りきる、という意味でもある。
逆に言うなら、オレは必ずその破邪の秘術という魔術を成功させなければならないという事だ。
「なんか、プレッシャーが半端ないんだけど!」
オレが言うと、ニナがニヤニヤしながらオレの顔を見ていた。
そんな話をしながら、オレ達は森の中を進んでいた。
少し前を進んでいた斥候が戻ってくるのが見えた。
オレ達より、先を歩いている騎士達の雰囲気が少し変わった。緊張感が伝わってきた。
「どうやら魔物の群れが前方にいるようだ!」
報告を聞いたマインがオレとニナに言った。その魔物を避けて通るのは難しいようであった。
仮に避けたとしても、後ろから襲われる可能性がある。
前方の魔物と挟撃されれば、被害は大きくなる。先に叩くしかないようだった。
「私達が仕掛ける!君達は、後方で援護してくれ!」
マインがオレとニナに言った。前方にいる魔物の数にもよるが、邪気をまとった魔物の場合、現在の騎士団の戦力では苦戦する可能性がある。
マインの指示は、それを見越しての判断だろう。
「お二人は、私達がお守りします!」
そう言って、二人の騎士がオレ達の前で剣を抜いて構えた。
ガキン!キン!
という、金属がぶつかるような音が聞こえてきた。戦闘が始まったようだ。
「オレ達も行こう!」
オレは、そう言いながら走り出す。ニナも黙ってオレの後に続いて走り出した。
オレが、戦闘に参加すると予想していたのだろう。
最近は、そんな阿吽の呼吸で行動ができるようになっていた。
このような戦闘も、何度か経験しているからだ。
「待って下さい!危険です!戦闘は私達に任せて下さい!」
そう言いながら、二人の騎士がオレ達を追いかけてきていた。
「やっぱりな!」
オレが呟く。戦闘をしていたマイン達、騎士の先発隊は苦戦していた。
それは、相手の魔物が邪気をまとっていたからだ。
数も10匹以上はいた。邪気をまとっている魔物には、普通の剣は通りにくいようだ。
邪気が身体の周りでバリアのようになって、強度を上げている。
それは、魔術も同じで、邪気によって、魔術の威力の何割かは相殺されてしまう。
そのため、通常ならば、一人で難なく倒せる魔物であっても、数人で相手する必要がある。
「ハッ!」
オレは、マイン達を無視して向かってきた魔物を、浄化の光をまとわせた剣で一刀両断した。
やっと、剣に浄化を力を乗せるのに慣れてきていた。
「時間を稼いでくれ!」
オレがそう言うと
「わかったわ!」
と、状況を察したニナが、一緒にいた二人の騎士に指示を出す。
オレは、その間に浄化の魔術を完成させて放った。浄化の光を空間に放つ魔術だ。
この程度の浄化魔術ならば、数秒の時間があれば構成できるようになっていた。
「また助けられたな!」
オレの浄化魔術で、邪気を消し飛ばされた魔物は、ほとんどが逃げていった。
残った魔物も騎士達によって簡単に討伐された。
安全を確保したマインが、オレの近くまできて、そう言っていた。
第五騎士団は、隊を半分に分けていた。
半分は村の防衛のために残し、残った半分で森の中にあると思われる、穢れの地を目指す。
どうやら、オレが力を回復させるため村で休んでいる間に、騎士団は森の中を探索していたらしい。
まだ、穢れの地の正確な場所は特定されていなかったが、だいたいの場所は推測できる程度に情報が集められていた。
そのため、オレ達の行軍はスムーズなものだった。
時々、魔物と遭遇したが、邪気をまとった魔物ではない。
オレ達を見て、ほとんどが戦う事なく逃げていった。
本来のこの世界の魔物とは、こんな感じらしい。
もちろん、人間側が少人数だったり、季節などによっては、襲ってくる事もあるみたいだが、それ程の頻度ではない。
これは、人間側が不用意に森の中に入って行かないという理由もあった。
因みに、季節によってというのは、繁殖期などが関係する。子供を守るために人を襲うのだそうだ。
オレが元いた世界でも、熊やイノシシが人を襲う事件がたまにあったが、同じような理由だった。
この世界の魔物が人を襲う理由は、オレの世界の熊などと大差ない。
魔物にも、人を襲う理由があるという事だろう。もちろん、邪気をまとっていなければ、であるが。
「なあ、ちょっと聞きたいんだけど…」
オレが、隣を歩くニナに話しかけた。
「何?どうしたの?」
「今向かっている、穢れの地っていうのが、この辺一帯の邪気の発生源なんだよな?」
「ええ、そうよ!」
ニナが、目の前の大きな木の根を避けながら答えた。
「オレの浄化魔術で、その穢れの地の邪気を浄化できるのかな?」
「大丈夫よ!」
ニナは自身たっぷりに答えた。
「オレが浄化してきたのって、魔物ばっかりだろ?一度に数匹を浄化したことはあったけど、それぐらいだし!」
「こないだ村に集まった魔物を、一気に浄化したじゃない」
ニナは、笑顔をオレに向けながら言った。
「たしかに、あの時はそうだったけど」
オレは、そう言いながら話を続ける。
「同じように、あんな大規模で広範囲の浄化ができるか、わからないよ!」
「大丈夫でしょ!できるわ!」
ニナは、軽い感じで答えた。
「いや、一回できたからって、何度もできるとは限らないしさ!」
「いいえ!一度できたなら大丈夫!」
ニナは自身満々に言った。
「あの規模の浄化は、まぐれではできないわ!マサノリの力よ!」
「せめて、練習する時間が欲しかったな!」
ニナは少し笑っていた。
「なんか可笑しい?」
「だって、マサノリ自身が、あんまりわかってないみたいだから!」
オレは、ニナの言っている意味がわからなかった。
「あの時、マサノリが放った浄化魔術は、たぶん破邪の秘術よ!」
「はあ?なにそれ?」
オレはニナの言った内容が理解できなかった。
「破邪の秘術とは、聖女様だけが扱えると言われている、特別な魔術のことだ!」
横を歩いていたマインが言った。
「そうなの!そして、破邪の秘術は全ての邪気を浄化する秘術でもあるわ!」
ニナがマインの言葉に付け加えた。
「私が知る限り、唯一、単体の術で穢れの地を浄化できる魔術よ!」
「穢れの地を、単体で?」
「ええ!そう!」
ニナが力強く言った。
「なんか、責任重大で胃が痛くなってきたよ!」
「大丈夫だ!私達が君の事は守る!」
マインがそう言った。
「そういう事!私達が必ず守るから、何度でも試せばいいのよ!」
さっきのマインの言葉の真意は、何度失敗してもいいから破邪の秘術を成功させろという意味みたいだ。
もちろん、自分達がその間必ず守りきる、という意味でもある。
逆に言うなら、オレは必ずその破邪の秘術という魔術を成功させなければならないという事だ。
「なんか、プレッシャーが半端ないんだけど!」
オレが言うと、ニナがニヤニヤしながらオレの顔を見ていた。
そんな話をしながら、オレ達は森の中を進んでいた。
少し前を進んでいた斥候が戻ってくるのが見えた。
オレ達より、先を歩いている騎士達の雰囲気が少し変わった。緊張感が伝わってきた。
「どうやら魔物の群れが前方にいるようだ!」
報告を聞いたマインがオレとニナに言った。その魔物を避けて通るのは難しいようであった。
仮に避けたとしても、後ろから襲われる可能性がある。
前方の魔物と挟撃されれば、被害は大きくなる。先に叩くしかないようだった。
「私達が仕掛ける!君達は、後方で援護してくれ!」
マインがオレとニナに言った。前方にいる魔物の数にもよるが、邪気をまとった魔物の場合、現在の騎士団の戦力では苦戦する可能性がある。
マインの指示は、それを見越しての判断だろう。
「お二人は、私達がお守りします!」
そう言って、二人の騎士がオレ達の前で剣を抜いて構えた。
ガキン!キン!
という、金属がぶつかるような音が聞こえてきた。戦闘が始まったようだ。
「オレ達も行こう!」
オレは、そう言いながら走り出す。ニナも黙ってオレの後に続いて走り出した。
オレが、戦闘に参加すると予想していたのだろう。
最近は、そんな阿吽の呼吸で行動ができるようになっていた。
このような戦闘も、何度か経験しているからだ。
「待って下さい!危険です!戦闘は私達に任せて下さい!」
そう言いながら、二人の騎士がオレ達を追いかけてきていた。
「やっぱりな!」
オレが呟く。戦闘をしていたマイン達、騎士の先発隊は苦戦していた。
それは、相手の魔物が邪気をまとっていたからだ。
数も10匹以上はいた。邪気をまとっている魔物には、普通の剣は通りにくいようだ。
邪気が身体の周りでバリアのようになって、強度を上げている。
それは、魔術も同じで、邪気によって、魔術の威力の何割かは相殺されてしまう。
そのため、通常ならば、一人で難なく倒せる魔物であっても、数人で相手する必要がある。
「ハッ!」
オレは、マイン達を無視して向かってきた魔物を、浄化の光をまとわせた剣で一刀両断した。
やっと、剣に浄化を力を乗せるのに慣れてきていた。
「時間を稼いでくれ!」
オレがそう言うと
「わかったわ!」
と、状況を察したニナが、一緒にいた二人の騎士に指示を出す。
オレは、その間に浄化の魔術を完成させて放った。浄化の光を空間に放つ魔術だ。
この程度の浄化魔術ならば、数秒の時間があれば構成できるようになっていた。
「また助けられたな!」
オレの浄化魔術で、邪気を消し飛ばされた魔物は、ほとんどが逃げていった。
残った魔物も騎士達によって簡単に討伐された。
安全を確保したマインが、オレの近くまできて、そう言っていた。
67
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
辺境薬術師のポーションは至高 騎士団を追放されても、魔法薬がすべてを解決する
鶴井こう
ファンタジー
【書籍化しました】
余分にポーションを作らせ、横流しして金を稼いでいた王国騎士団第15番隊は、俺を追放した。
いきなり仕事を首にされ、隊を後にする俺。ひょんなことから、辺境伯の娘の怪我を助けたことから、辺境の村に招待されることに。
一方、モンスターたちのスタンピードを抑え込もうとしていた第15番隊。
しかしポーションの数が圧倒的に足りず、品質が低いポーションで回復もままならず、第15番隊の守備していた拠点から陥落し、王都は徐々にモンスターに侵略されていく。
俺はもふもふを拾ったり農地改革したり辺境の村でのんびりと過ごしていたが、徐々にその腕を買われて頼りにされることに。功績もステータスに表示されてしまい隠せないので、褒賞は甘んじて受けることにしようと思う。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる