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ACT17〜穢れの地(ケガレノチ)〜
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あれから数日がたった。オレとニナは、魔物が襲って来た村に滞在していた。
戦闘中にオレ達を助けてくれた女性ばかりの騎士団もオレ達と一緒に、村に滞在している。
あの日以降、オレとニナは騎士団と一緒に教会で寝泊まりしていた。
騎士達も、他に目的があるらしく、ここを拠点にするようだ。
まあ、あの戦闘で一命を取り留めた騎士達が、回復するのを待っているというのもあるようだ。
表立って理由は言わないが、あの騎士団長はそう考えているのだろう。
見ためや雰囲気はキツそうに見えたが、案外あのマインという騎士団長は優しいのだろう。
「なあ、あの騎士団って皆女性みたいだけど、そんな部隊があるの?」
騎士団に回復魔術をかけた次の日、ある程度疲労が回復したオレは、近くに座って魔術書を読んでいたニナに聞いた。
「ええ、第五騎士団は女性だけの部隊なの」
「女性だけで編成されてるの?」
「第五騎士団は、主に要人警護が任務なの」
要人警護で、何故女性だけなのかがよくわからなかった。
「特に、彼等が警護するのは、王族や貴族の女性や子供よ」
「なるほど、女性どうしじゃないと不都合な事があるからか」
オレが元いた世界でも、SPには女性がいたはずだ。
まあ、ドラマとかの情報しかないけど。SPに女性がいるのも、そんな理由だった気がする。
オレは、教会の礼拝所に向かいながら、ニナと第五騎士団について、そんな話をしたのを思い出していた。
礼拝所に到着すると、礼拝所の一部にテーブルのような台が置いてあった。
そこには騎士団だけでなく、ニナや村長も集まっていた。今日、ここで集まっているのは、対策会議のためだ。
つまり、これからの事を話し合うために集まっている。
「集まったみたいだな」
そう言ったのは、騎士団長のマインだった。
まだ、朝も早いというのに、キリッとした雰囲気は、できる女性といった感じだ。
「今日集まってもらったのは穢れの地(ケガレノチ)についてだ」
「穢れの地?」
オレは知らない単語が出てきたので、声を出してしまった。
「穢れの地って言うのは、邪気が溜まっている場所の事よ」
隣でニナが教えてくれた。
「その穢れの地が、この村の近くに存在するようだ!」
マインが全員を見渡しながら言った。
この穢れの地というのは、邪気が通常とは比べられない程の濃度で溜まっている場所で、そこの近くに生息する魔物は、邪気をまとって凶暴化するらしい。
「この穢れの地をどうにかしなかければ、昨日のように魔物が何度も襲ってくる事になる」
マインがそう説明した。
「ちょっと聞いていいですか?」
オレは、手を挙げて質問していた。マインが黙って続きを促す。
「その穢れの地をどうにかする方法ってあるんですか?」
それについては、ニナが引き継いで説明する。
「通常の方法では、正教の司教クラスの人間か、魔術師が儀式によって邪気を浄化するの」
ニナの説明では、邪気が強まる時期以外にも、稀に邪気が一箇所に集まる場合があるらしい。
そんな時は、魔術を使える者が集まって儀式をする事で浄化するのだそうだ。
なんでも、大量のマナを使えば、邪気を浄化する事は可能らしい。
「なんだ、方法はあるのか」
オレが安心したように言うと、マインが話しはじめた。
「たしかに儀式によって浄化する事はできる!しかし、その儀式には数十人単位の魔術師や聖職者が必要だ!それに、儀式には準備を含めれば数日程度の時間を要する」
オレは、その説明を聞いて呆然とした。
「ちょっと待って下さい!ここには、そんな人数の魔術師はいません!どうするんですか?」
オレが、マインに尋ねる。
「何言ってるの?」
ニナが呆れるように言った。
「え?」
オレが、ニナに視線を移して、疑問の顔をした。
「マサノリの浄化魔術は、それを一人でできるのよ!」
「ハァ?」
オレは、気の抜けた声を出していた。オレは、自分が使う浄化魔術がそんなに特別な魔術とは思っていなかった。
使える人間が少なく、珍しい魔術だという事は聞いていた。しかし、それ程とは考えていなかった。
「たしか、オレ以外にも王国には、浄化魔術を使う人間がいるって言ってなかった?」
オレは、前に聞いた記憶を思い出す。
「聖職者の中には、浄化魔術を使える者はいるが、魔物の邪気を消す程の力を持つ者はいない!まして、複数を同時に浄化できるのは、聖女様だけだ!」
マインが、オレの疑問に答えた。
「オレは、聖女と同じ事ができるって事?」
オレが、そう言うとニナとマインが同時に頷いた。
「という事は、その穢れの地を浄化する担当はオレなわけ?」
オレがニナに聞いた。黙って頷く。マインにも視線を向けるが、黙って頷いた。
「なるほど、この話し合いにオレ達を呼んだ理由はそれですか?」
オレは、マインに尋ねていた。
「ああ、そうだ!君の力を借りたい」
「わかりました!この状況じゃあ選択の余地はないですしね」
オレは、そうマインに答えた。
「すまないが頼む!その代わりではないが、穢れの地までは私達が君を護衛する」
「やっぱり、穢れの地までは魔物が出るんですか?」
マインはそのオレの疑問に頷いた。
「我が隊は、半分をこの村の防衛に残し、残りのメンバーで穢れの地を目指す」
オレとニナは、そう言っているマインを見つめていた。
「君達には、穢れの地を目指すメンバーに同行してもらいたい」
「わかりました!それで、穢れの地で浄化魔術を使えばいいんですね」
「ああ!その通りだ!」
マインが力強く言った。
「あの、因みに、オレの浄化魔術で、その穢れの地の浄化はできるんですか?本来、聖女がするんですよね?」
「わからない!たぶん大丈夫だろう!」
マインが無責任な事を言っていた。
「たぶんって、大丈夫なんですか?」
「どちらにしろ、今の私達には、これ以外に方法はない!」
「ああ、なるほど!」
オレは、マインの言葉にそう言うしかなかった。オレ達は、明日の朝一番に穢れの地に向かう事となった。
会議が終わって、礼拝所にはオレとニナ、そしてマインの三人が残っていた。
ニナが内密で話したい事があったからである。
「すいません!お時間取らせてしまって!」
「いや!大丈夫だ!」
ニナの言葉にマインが答える。
「いくつかお聞きしたい事があって」
そう言って、ニナが話しを切り出した。
「まず、第五騎士団は護衛が主任務でしたよね?」
「ああ、そうだ!」
「その第五騎士団が、魔物の討伐任務についているって事は…」
ニナがマインを真っ直ぐ見る。
「君の推察通りだろう!現在、我が国ではいたる所で魔物が出現している!私達のような、護衛が任務の騎士すら駆り出される程にだ!」
「それって、魔物の出現が多過ぎて、人手不足って事?」
オレがニナに聞く。
「ひらたく言うと、その通りだ!」
マインがオレの疑問に答えた。
「聖女様は、どうされているのですか?」
「聖女様は、まだ魔物討伐には参加されていない!」
ニナの疑問にマインが答えた。
「ちょっと待ってくれ!」
オレが話に割り込むように言った。
「聖女が討伐に参加してないって、どういう事だ!この村でおきたような事が、他でもおきてるんだろ?」
「理由はわからないが、現時点では聖女様は動いていない」
マインが目を伏せるようにして答えた。
「もしかして、聖女様は聖属性魔術が使えないのですか?」
「わからないが、そういう噂は、王宮内ではある」
マインの答えは、途中から声が小さくなっていた。
「それって!何のための聖女なんだ!」
「それは、たぶん…」
「ニナ?」
オレは、ニナが言おうとした事が何となくわかっていた。
そして、それはオレにとっても重要な事実を指し示す内容だった。
いや、オレは何となく気付いていた。ただ、それを認めたくなかっただけかもしれない。そう、聖女は…
「もう一つ、お話ししたい事があります!」
ニナは、話を変えるように言った。
「マイン様は、おそらく私達の素性に気付いていらっしゃると思います!」
「ああ、君達は、聖女様と一緒に来られた異世界人のマサノリ様と、魔術師団のニナ・フォルス殿だろう」
マインは、オレ達の事を前々から知っていたようだ。
「では、私達がどのような状態かも知っていらっしゃいますか?」
「詳しくは知らない!ただ、王宮から姿を消した事で、手配されている事は知っている!」
マインがそう言いながら目を伏せた。
「私達が命を狙われている事は?」
「やはりか!それについては知らなかったが、予想はできる話ではある」
ある程度の、王宮内の状況がわかっていれば、今のオレ達の状況も推測できるのだろう。
「私達を狙って来たわけではないんですね?」
「誓おう!それはない!」
ニナの質問にマインは力強く答えた。
「今回の穢れの地を浄化するには、マサノリの力が必要です!この作戦が完了した後、あなたはマサノリをどうするつもりですか?」
なるほど、ニナが一番気にしていたのは、この事だろう。
彼女達騎士団がオレ達を捕まえる、あるいは、王宮に報告する事を恐れていたのだ。
「私達の任務は、この村やこの地方の魔物の討伐だ!穢れの地の浄化もその任務の内だ!それ以外の命令は受けていない」
マインは、ニナを真っ直ぐ見ながら言った。
「君達は、仲間の命の恩人だ!そして、これからの任務に協力もしてくれる仲間でもある。信じてほしい!」
マインは、少し笑顔になってニナに言っていた。
「信じます!」
ニナも、マインのその表情と目を見て、彼女の言葉を信じたのだろう。そう答えた。
オレとニナは、彼女達騎士団という仲間と共に、穢れの地の浄化をするために、村に隣接する森に向かう。
それは、本来、聖女と王国の専属の騎士団がおこなうはずの任務であった。
戦闘中にオレ達を助けてくれた女性ばかりの騎士団もオレ達と一緒に、村に滞在している。
あの日以降、オレとニナは騎士団と一緒に教会で寝泊まりしていた。
騎士達も、他に目的があるらしく、ここを拠点にするようだ。
まあ、あの戦闘で一命を取り留めた騎士達が、回復するのを待っているというのもあるようだ。
表立って理由は言わないが、あの騎士団長はそう考えているのだろう。
見ためや雰囲気はキツそうに見えたが、案外あのマインという騎士団長は優しいのだろう。
「なあ、あの騎士団って皆女性みたいだけど、そんな部隊があるの?」
騎士団に回復魔術をかけた次の日、ある程度疲労が回復したオレは、近くに座って魔術書を読んでいたニナに聞いた。
「ええ、第五騎士団は女性だけの部隊なの」
「女性だけで編成されてるの?」
「第五騎士団は、主に要人警護が任務なの」
要人警護で、何故女性だけなのかがよくわからなかった。
「特に、彼等が警護するのは、王族や貴族の女性や子供よ」
「なるほど、女性どうしじゃないと不都合な事があるからか」
オレが元いた世界でも、SPには女性がいたはずだ。
まあ、ドラマとかの情報しかないけど。SPに女性がいるのも、そんな理由だった気がする。
オレは、教会の礼拝所に向かいながら、ニナと第五騎士団について、そんな話をしたのを思い出していた。
礼拝所に到着すると、礼拝所の一部にテーブルのような台が置いてあった。
そこには騎士団だけでなく、ニナや村長も集まっていた。今日、ここで集まっているのは、対策会議のためだ。
つまり、これからの事を話し合うために集まっている。
「集まったみたいだな」
そう言ったのは、騎士団長のマインだった。
まだ、朝も早いというのに、キリッとした雰囲気は、できる女性といった感じだ。
「今日集まってもらったのは穢れの地(ケガレノチ)についてだ」
「穢れの地?」
オレは知らない単語が出てきたので、声を出してしまった。
「穢れの地って言うのは、邪気が溜まっている場所の事よ」
隣でニナが教えてくれた。
「その穢れの地が、この村の近くに存在するようだ!」
マインが全員を見渡しながら言った。
この穢れの地というのは、邪気が通常とは比べられない程の濃度で溜まっている場所で、そこの近くに生息する魔物は、邪気をまとって凶暴化するらしい。
「この穢れの地をどうにかしなかければ、昨日のように魔物が何度も襲ってくる事になる」
マインがそう説明した。
「ちょっと聞いていいですか?」
オレは、手を挙げて質問していた。マインが黙って続きを促す。
「その穢れの地をどうにかする方法ってあるんですか?」
それについては、ニナが引き継いで説明する。
「通常の方法では、正教の司教クラスの人間か、魔術師が儀式によって邪気を浄化するの」
ニナの説明では、邪気が強まる時期以外にも、稀に邪気が一箇所に集まる場合があるらしい。
そんな時は、魔術を使える者が集まって儀式をする事で浄化するのだそうだ。
なんでも、大量のマナを使えば、邪気を浄化する事は可能らしい。
「なんだ、方法はあるのか」
オレが安心したように言うと、マインが話しはじめた。
「たしかに儀式によって浄化する事はできる!しかし、その儀式には数十人単位の魔術師や聖職者が必要だ!それに、儀式には準備を含めれば数日程度の時間を要する」
オレは、その説明を聞いて呆然とした。
「ちょっと待って下さい!ここには、そんな人数の魔術師はいません!どうするんですか?」
オレが、マインに尋ねる。
「何言ってるの?」
ニナが呆れるように言った。
「え?」
オレが、ニナに視線を移して、疑問の顔をした。
「マサノリの浄化魔術は、それを一人でできるのよ!」
「ハァ?」
オレは、気の抜けた声を出していた。オレは、自分が使う浄化魔術がそんなに特別な魔術とは思っていなかった。
使える人間が少なく、珍しい魔術だという事は聞いていた。しかし、それ程とは考えていなかった。
「たしか、オレ以外にも王国には、浄化魔術を使う人間がいるって言ってなかった?」
オレは、前に聞いた記憶を思い出す。
「聖職者の中には、浄化魔術を使える者はいるが、魔物の邪気を消す程の力を持つ者はいない!まして、複数を同時に浄化できるのは、聖女様だけだ!」
マインが、オレの疑問に答えた。
「オレは、聖女と同じ事ができるって事?」
オレが、そう言うとニナとマインが同時に頷いた。
「という事は、その穢れの地を浄化する担当はオレなわけ?」
オレがニナに聞いた。黙って頷く。マインにも視線を向けるが、黙って頷いた。
「なるほど、この話し合いにオレ達を呼んだ理由はそれですか?」
オレは、マインに尋ねていた。
「ああ、そうだ!君の力を借りたい」
「わかりました!この状況じゃあ選択の余地はないですしね」
オレは、そうマインに答えた。
「すまないが頼む!その代わりではないが、穢れの地までは私達が君を護衛する」
「やっぱり、穢れの地までは魔物が出るんですか?」
マインはそのオレの疑問に頷いた。
「我が隊は、半分をこの村の防衛に残し、残りのメンバーで穢れの地を目指す」
オレとニナは、そう言っているマインを見つめていた。
「君達には、穢れの地を目指すメンバーに同行してもらいたい」
「わかりました!それで、穢れの地で浄化魔術を使えばいいんですね」
「ああ!その通りだ!」
マインが力強く言った。
「あの、因みに、オレの浄化魔術で、その穢れの地の浄化はできるんですか?本来、聖女がするんですよね?」
「わからない!たぶん大丈夫だろう!」
マインが無責任な事を言っていた。
「たぶんって、大丈夫なんですか?」
「どちらにしろ、今の私達には、これ以外に方法はない!」
「ああ、なるほど!」
オレは、マインの言葉にそう言うしかなかった。オレ達は、明日の朝一番に穢れの地に向かう事となった。
会議が終わって、礼拝所にはオレとニナ、そしてマインの三人が残っていた。
ニナが内密で話したい事があったからである。
「すいません!お時間取らせてしまって!」
「いや!大丈夫だ!」
ニナの言葉にマインが答える。
「いくつかお聞きしたい事があって」
そう言って、ニナが話しを切り出した。
「まず、第五騎士団は護衛が主任務でしたよね?」
「ああ、そうだ!」
「その第五騎士団が、魔物の討伐任務についているって事は…」
ニナがマインを真っ直ぐ見る。
「君の推察通りだろう!現在、我が国ではいたる所で魔物が出現している!私達のような、護衛が任務の騎士すら駆り出される程にだ!」
「それって、魔物の出現が多過ぎて、人手不足って事?」
オレがニナに聞く。
「ひらたく言うと、その通りだ!」
マインがオレの疑問に答えた。
「聖女様は、どうされているのですか?」
「聖女様は、まだ魔物討伐には参加されていない!」
ニナの疑問にマインが答えた。
「ちょっと待ってくれ!」
オレが話に割り込むように言った。
「聖女が討伐に参加してないって、どういう事だ!この村でおきたような事が、他でもおきてるんだろ?」
「理由はわからないが、現時点では聖女様は動いていない」
マインが目を伏せるようにして答えた。
「もしかして、聖女様は聖属性魔術が使えないのですか?」
「わからないが、そういう噂は、王宮内ではある」
マインの答えは、途中から声が小さくなっていた。
「それって!何のための聖女なんだ!」
「それは、たぶん…」
「ニナ?」
オレは、ニナが言おうとした事が何となくわかっていた。
そして、それはオレにとっても重要な事実を指し示す内容だった。
いや、オレは何となく気付いていた。ただ、それを認めたくなかっただけかもしれない。そう、聖女は…
「もう一つ、お話ししたい事があります!」
ニナは、話を変えるように言った。
「マイン様は、おそらく私達の素性に気付いていらっしゃると思います!」
「ああ、君達は、聖女様と一緒に来られた異世界人のマサノリ様と、魔術師団のニナ・フォルス殿だろう」
マインは、オレ達の事を前々から知っていたようだ。
「では、私達がどのような状態かも知っていらっしゃいますか?」
「詳しくは知らない!ただ、王宮から姿を消した事で、手配されている事は知っている!」
マインがそう言いながら目を伏せた。
「私達が命を狙われている事は?」
「やはりか!それについては知らなかったが、予想はできる話ではある」
ある程度の、王宮内の状況がわかっていれば、今のオレ達の状況も推測できるのだろう。
「私達を狙って来たわけではないんですね?」
「誓おう!それはない!」
ニナの質問にマインは力強く答えた。
「今回の穢れの地を浄化するには、マサノリの力が必要です!この作戦が完了した後、あなたはマサノリをどうするつもりですか?」
なるほど、ニナが一番気にしていたのは、この事だろう。
彼女達騎士団がオレ達を捕まえる、あるいは、王宮に報告する事を恐れていたのだ。
「私達の任務は、この村やこの地方の魔物の討伐だ!穢れの地の浄化もその任務の内だ!それ以外の命令は受けていない」
マインは、ニナを真っ直ぐ見ながら言った。
「君達は、仲間の命の恩人だ!そして、これからの任務に協力もしてくれる仲間でもある。信じてほしい!」
マインは、少し笑顔になってニナに言っていた。
「信じます!」
ニナも、マインのその表情と目を見て、彼女の言葉を信じたのだろう。そう答えた。
オレとニナは、彼女達騎士団という仲間と共に、穢れの地の浄化をするために、村に隣接する森に向かう。
それは、本来、聖女と王国の専属の騎士団がおこなうはずの任務であった。
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