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ACT38〜聖女の独り言〜
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私の名前は綾辻玲奈。この世界では聖女と呼ばれている。世界を救う存在なのだそうだ。
あの日、私は友達とカフェにいた。新しく学校の近くにオープンしたカフェだ。
話題になっていたので行ってみた。店内は綺麗だったが、よくあるカフェだった。
店に入って注文をしていると、地面が光った。気が付くとこの世界に来ていた。
そして、私が聖女である事と、聖女の務めについて説明された。正直、ふざけているとしか思えなかった。
なんで、勝手に呼んでおいて、そんな仕事を私が押し付けられないといけないのか。
私は納得いかなかった。私は、ただ自分の好きなように生きたいだけなのに。
そうだ、私は今までそうやって生きてきた。私が生まれた家庭は裕福だった。
父親は、会社の社長をしていた。だから、お金に困った事はない。
母親も、エステのお店を開業しており、お店に入り浸りだった。私は、俗に言うセレブ家族というやつだったのだろう。
ただ、小さい頃から、両親は忙しくしていて、家族で何かをしたという記憶がない。
でも、私はそれでよかった。両親は、いくらでもお金をくれたし、何をしてても、いちいち何も言ってこなかった。
学校でも私は好きなようにしていた。高校に入ってからの私は、俗に言うスクールカーストの頂点にいた。
コスメやファッションなど、最先端のものを身につけている私は、皆の憧れの存在だった。
そんな私を慕ってくれる友達も多かった。私を悪く言うヤツも、たまにいたが、周りの友達が黙らせてくれていた。
もちろん、私が彼女達に頼んだ訳じゃない。彼女達が勝手にやってる事だ。
私は、そうやって楽しく学校生活を送っていた。私はこの時、特別な存在なのだと思っていた。
それなのに、この世界に連れて来られて状況が一変した。聖女の務めだとか、くだらない。
私にはどうでもいい事だ。この世界を守るため?そんなの知らない。私には関係ない事だ。
でも、聖女として、私はこの世界でも特別な存在だった。周りの人間は、私の言いなりだ。
私の言う通りに動いてくれる。私の欲しい物は、すぐに用意してくれる。
やっぱり、私は何処にいても特別なんだと思った。一つウザい事は、聖属性魔術とか言う魔術の練習をさせられる事だ。
他の四属性の魔術はすぐに使えるようになった。複数の属性の魔術を使えるのは、珍しいらしい。
まして、四つを使うという事は前代未聞の事らしい。やっぱり、私は特別だ。
その上なんで、どうでもいい聖属性魔術なんかの練習をしなければならないの。
なんで、そんな事の為に私が頑張らなければならないのよ。私はいつもイライラしていた。
もちろん、聖女らしい振る舞いをしなければならない時は、それなりに振る舞う。
第一王子とかいう、ダサい格好した男にも、それっぽく振る舞った。
なんとか教とかの大司教の前でも、それっぽい振る舞いをした。だから余計に私はイライラしていた。
そして、私をさらにイライラさせた事がある。あの男だ。
私が聖女召喚とかいう儀式で呼ばれた時、私と一緒にこの世界に来た男だ。
その男は、私がまだ使えない聖属性魔術を使ったのだ。私より先に聖属性魔術を使うなんて、あり得ない。
その上、その男は各地で魔物の討伐をしたらしい。何?聖属性魔術を使えない私への当てつけ?
まだ、魔物の討伐をしていない私への当てつけ?ケンカ売ってるの?なんなの?
さらに、最近では聖人とか名乗っているらしい。ふざけるな!ふざけるな!ふざけるなよ!
聖女は私よ!大司教とかいうジジイが、あのクズ男を何とかしてくれるらしい。
もちろん、私が命令した訳じゃない。あのジジイが勝手にするだけだ。そんな男死んでしまえばいい。
私は、こんな訳のわからない所に来て、聖女として特別な存在だから、何とか居られるの。
それなのに、あの男はそれすらも横取りするつもり。ふざけるな!
私は今の生活を絶対に手放さない。私は聖女だ。誰にもその立場は渡さない。
その男がどうなろうと知らない。他の人間がどうなろうと知らない。王国の人間がどうなろうと知らない。
私は聖女なの。私だけが聖女なの。私だけが特別なの。
聖女である私を脅かす者は、私は絶対に許さない。
私が聖女だ!
あの日、私は友達とカフェにいた。新しく学校の近くにオープンしたカフェだ。
話題になっていたので行ってみた。店内は綺麗だったが、よくあるカフェだった。
店に入って注文をしていると、地面が光った。気が付くとこの世界に来ていた。
そして、私が聖女である事と、聖女の務めについて説明された。正直、ふざけているとしか思えなかった。
なんで、勝手に呼んでおいて、そんな仕事を私が押し付けられないといけないのか。
私は納得いかなかった。私は、ただ自分の好きなように生きたいだけなのに。
そうだ、私は今までそうやって生きてきた。私が生まれた家庭は裕福だった。
父親は、会社の社長をしていた。だから、お金に困った事はない。
母親も、エステのお店を開業しており、お店に入り浸りだった。私は、俗に言うセレブ家族というやつだったのだろう。
ただ、小さい頃から、両親は忙しくしていて、家族で何かをしたという記憶がない。
でも、私はそれでよかった。両親は、いくらでもお金をくれたし、何をしてても、いちいち何も言ってこなかった。
学校でも私は好きなようにしていた。高校に入ってからの私は、俗に言うスクールカーストの頂点にいた。
コスメやファッションなど、最先端のものを身につけている私は、皆の憧れの存在だった。
そんな私を慕ってくれる友達も多かった。私を悪く言うヤツも、たまにいたが、周りの友達が黙らせてくれていた。
もちろん、私が彼女達に頼んだ訳じゃない。彼女達が勝手にやってる事だ。
私は、そうやって楽しく学校生活を送っていた。私はこの時、特別な存在なのだと思っていた。
それなのに、この世界に連れて来られて状況が一変した。聖女の務めだとか、くだらない。
私にはどうでもいい事だ。この世界を守るため?そんなの知らない。私には関係ない事だ。
でも、聖女として、私はこの世界でも特別な存在だった。周りの人間は、私の言いなりだ。
私の言う通りに動いてくれる。私の欲しい物は、すぐに用意してくれる。
やっぱり、私は何処にいても特別なんだと思った。一つウザい事は、聖属性魔術とか言う魔術の練習をさせられる事だ。
他の四属性の魔術はすぐに使えるようになった。複数の属性の魔術を使えるのは、珍しいらしい。
まして、四つを使うという事は前代未聞の事らしい。やっぱり、私は特別だ。
その上なんで、どうでもいい聖属性魔術なんかの練習をしなければならないの。
なんで、そんな事の為に私が頑張らなければならないのよ。私はいつもイライラしていた。
もちろん、聖女らしい振る舞いをしなければならない時は、それなりに振る舞う。
第一王子とかいう、ダサい格好した男にも、それっぽく振る舞った。
なんとか教とかの大司教の前でも、それっぽい振る舞いをした。だから余計に私はイライラしていた。
そして、私をさらにイライラさせた事がある。あの男だ。
私が聖女召喚とかいう儀式で呼ばれた時、私と一緒にこの世界に来た男だ。
その男は、私がまだ使えない聖属性魔術を使ったのだ。私より先に聖属性魔術を使うなんて、あり得ない。
その上、その男は各地で魔物の討伐をしたらしい。何?聖属性魔術を使えない私への当てつけ?
まだ、魔物の討伐をしていない私への当てつけ?ケンカ売ってるの?なんなの?
さらに、最近では聖人とか名乗っているらしい。ふざけるな!ふざけるな!ふざけるなよ!
聖女は私よ!大司教とかいうジジイが、あのクズ男を何とかしてくれるらしい。
もちろん、私が命令した訳じゃない。あのジジイが勝手にするだけだ。そんな男死んでしまえばいい。
私は、こんな訳のわからない所に来て、聖女として特別な存在だから、何とか居られるの。
それなのに、あの男はそれすらも横取りするつもり。ふざけるな!
私は今の生活を絶対に手放さない。私は聖女だ。誰にもその立場は渡さない。
その男がどうなろうと知らない。他の人間がどうなろうと知らない。王国の人間がどうなろうと知らない。
私は聖女なの。私だけが聖女なの。私だけが特別なの。
聖女である私を脅かす者は、私は絶対に許さない。
私が聖女だ!
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