29 / 47
第二十九話〜笑う子供2~
しおりを挟む
あれから数日が過ぎた。まだ、遥香とは連絡がついていない。
何度も電話をしているが電話をとらない。LINEも何度か送ったが、既読にすらならなかった。
どうしても直ぐに連絡を取りたいのに、全く音沙汰がない。遥香も黒猫について調べると言っていた。
もしかしたら、何かあったのだろうか。今まで私達は、黒猫は怪異や事件を引き寄せるような存在だと考えていた。
しかし、タクシーの事件で、積極的に行動する一面がある事を知った。
もしかしたら、私達にも黒猫は牙を剥くかもしれない。
いや、猫だから爪なのか?私は、途中でよくわからない方向に、思考が向いているのに気付いて頭を振った。
とりあえず、今の私にできる事は、取材を進める事だけだ。
そして、今日これから会う人間も、あの街の怪異に触れた人だ。
そんな事を考えながら、目的地の貸し会議室の前に来た。
トントン!
私は、会議室のドアをノックした。
「はい、どうぞ」
ドアの奥から男性の声がした。
「失礼します」
私は、そう言いながら会議室に入っていった。会議室には、先に来ていた男性が座っていた。
「すいません、こんな所にお呼びだてしてしまって」
「いえ、大丈夫ですよ」
そんな事を言い合いながら、私達は名刺交換と自己紹介をしていた。
男性の名前は、藤巻健一、見た目から年齢は三十代前半だと思われた。
たしか、どこかの制作会社の元ADだと聞いている。
「荒木さんに紹介していただいて、あの街の事を調べている、山寺さんの事を知ったんですよ」
藤巻はそう言った。荒木とは、荒木誠司の事だ。
私と同じライターで、手広く色々な記事を書いている。前に、仕事を手伝ってもらった経緯がある。
「ええ、荒木からお話しは聞いています。何か私に見てもらいたい物があると、お聞きしましたが」
ここに来る前に、荒木誠司から話は聞いていた。あの街に関わる映像があるのだそうだ。
「はい、この映像を見て貰うために、このような場所を借りました」
「はあ」
私は、思わず気の無い返事をしていた。
「ちゃんとした画面で見ていただきたかったのと、他の場所で見るには、ちょっと問題がある映像なので……」
藤巻はそう言って、会議室に備え付けのテレビの電源をつけた。すでにセッティングは終わってあるらしい。
「とりあえず、この映像を見てください」
そう言って、藤巻はテレビに映像を流し始めた。
「この映像なのですが、私が前にいた制作会社で扱ったB級のホラー映画なんです」
藤巻は、そんな風に簡単に説明した。
映像に映っているのは、子供が笑いながら公園やコンビニなどに入っていく映像だった。
「なんですか、これ……」
私は、よくわからない映像を見て、藤巻に質問していた。
「映画のワンシーンで、狂った子供が笑いながら街中を走り回るシーンです」
「ああ、なるほど」
私は理解した。映画全体で、完成した場合がどう仕上がるかはわからないが、こういう異様なシーンがあるのだろう。
いかにもB級ホラーといった感じだった。
「この撮影地って……」
私は、何となく見覚えのある景色を見つけていた。
「そうです、あの街です」
私は、あの街で撮影された映画のワンシーンを見ながら、何か異様な雰囲気を感じていた。
これは、あの街で撮影したと知ったからではない。その前から感じていた。
「この後のシーンからなんです」
藤巻が、やや興奮気味にそう言った。
私はテレビの画面から目が離せなくなっていた。
ドン
そうしていると、笑いながら走っていた子供は、車にぶつかった。
よくホラー映画である、交通事故のシーンだ。
「この部分、CGとか特撮とかではないんです。スタントでもありません。本当に事故にあったんです」
私は、初め藤巻が言っている意味が理解できなかった。
そして、藤巻の言葉を理解して恐怖を感じた。
「あ、見て下さい」
藤巻がそう言ったので、私は画面に視線を戻した。
「アハハ」
と、画面からは子供の笑う声が聞こえていた。
「ひっ」
私は、思わず小さな悲鳴をあげてしまっていた。
画面の中の子供は、腕がひしゃげ、脚が曲がったまま走り出したのだ。
そして、まだ、あの狂った笑い声を発している。
「なっ」
私は、言葉にならない声をあげていた。画面の中の子供は、笑いながら走って行く。
「ウソッ」
私は、また思わず呟いていた。
そう、子供は血だらけのまま走り、川の中に入って行ったのだ。
「なっ」
また、私は声を漏らした。子供は川に流されて行った。
その間も子供の笑い声が聞こえたままだった。
「この映像は、何なんですか」
私は、映像が終わって少ししてから尋ねた。
すぐに声を発する事ができなかったのだ。
「さっきも言ったように、映画のワンシーンです」
「本当に、現実におきた事なんですか」
私は、もう一度聞いてみた。
「はい、映画の撮影の中でおきた事故の映像です」
「事故?」
私は、思わず声をあげていた。これは事故と言えるのだろうか。
「この後もおかしいんです」
「この後、まだ映像があるのですか」
藤巻は、青い顔で首を横に振った。
「映像はありません。ただ、この時、私は呆然としてしまって動けなくなっていたんです」
「それは……」
まあ、そうなってもおかしくはない。私は、返す言葉を失っていた。
「おかしいんです。この時、まわりのスタッフは、何もなかったような感じだったんです」
「え、これだけの事故で、子供が川に流されたのにですか」
藤巻は、黙って首を縦に振った。
「警察に通報したりはしたのですか」
まさか、と思って私は聞いた。
「まわりのスタッフは、通報しようとしなかったんですよ」
「そんな、それって大問題ですよ」
私は、思わず大きな声を出していた。
「私もそう言ったんです。でも、まわりのスタッフは、大丈夫大丈夫みたいな感じで、笑っていたんです」
「藤巻さんは通報しなかったのですか」
私は、藤巻に直接聞いてみた。
「すぐにしましたよ」
藤巻は、身体を震わせていた。
「でも、おかしいんです」
「おかしいとは」
私は、藤巻の次の言葉は待っていた。
「警察も、はいはいわかりました、みたいな対応で……」
「警察ですよね、そんなはず……」
私は、驚愕して呟いていた。
「その後、調べてみたのですが、この子供の事故の記録が、何処にもないんです」
「警察にも確認したのですか」
「もちろんです」
理由がわからない事がおきているようだった。
「どうも、子供の存在自体がなかった事になっているようで……」
「そんな、親御さんは何も言ってないのですか」
私は、思い出したように聞いてみた。
「それもないんです。撮影当日も子供は一人だったみたいなんです」
「え、普通これくらいの年齢の子役には親御さんが、ついてきたりするものなのではないのですか」
私は、思わず声を出していた。
「普通はそのはずなんですが、親御さんがいた記憶がないんです」
私は、言葉を失っていた。
「私自身も、その時の記憶が曖昧で、よくわからなくって……」
藤巻は、力無くそう言っていた。
「この子供は何者なんですか」
私は、そう聞いていた。藤巻は首を横にふるだけだった。
「結局、この映像はお蔵入りして、制作会社も倒産しました」
普通、相当な事がない限り、映像などがお蔵入りする事は無い。
役者や機材など、撮影するだけで経費がかかるからだ。
仮に、映画自体の人気がなくても、少なからず経費を回収できるためだ。
「この子供は、映画は、会社は、この映像は何なのでしょう」
藤巻が力無く言った。もちろん、私に答える事はできなかった。
「あと、もう一つ見て下さい」
藤巻が思い出したように言った。映像を巻き戻して見直そうとしているようだ。
「見て下さい、この場面。ここも、この場面にも映っているんです」
私は、恐怖を感じていた。一度見ただけでは気付かなかった。
いや、映像の内容がショッキング過ぎて、そっちに目が行っていた。
「山寺さんは、こいつを探しているのでしょう」
藤巻はそう言って、映像を一時停止した。
それは、川に流される子供を遠くから映したシーンだった。
その映像の端に、確かに映っていたのだ。あの黒猫が……
何度も電話をしているが電話をとらない。LINEも何度か送ったが、既読にすらならなかった。
どうしても直ぐに連絡を取りたいのに、全く音沙汰がない。遥香も黒猫について調べると言っていた。
もしかしたら、何かあったのだろうか。今まで私達は、黒猫は怪異や事件を引き寄せるような存在だと考えていた。
しかし、タクシーの事件で、積極的に行動する一面がある事を知った。
もしかしたら、私達にも黒猫は牙を剥くかもしれない。
いや、猫だから爪なのか?私は、途中でよくわからない方向に、思考が向いているのに気付いて頭を振った。
とりあえず、今の私にできる事は、取材を進める事だけだ。
そして、今日これから会う人間も、あの街の怪異に触れた人だ。
そんな事を考えながら、目的地の貸し会議室の前に来た。
トントン!
私は、会議室のドアをノックした。
「はい、どうぞ」
ドアの奥から男性の声がした。
「失礼します」
私は、そう言いながら会議室に入っていった。会議室には、先に来ていた男性が座っていた。
「すいません、こんな所にお呼びだてしてしまって」
「いえ、大丈夫ですよ」
そんな事を言い合いながら、私達は名刺交換と自己紹介をしていた。
男性の名前は、藤巻健一、見た目から年齢は三十代前半だと思われた。
たしか、どこかの制作会社の元ADだと聞いている。
「荒木さんに紹介していただいて、あの街の事を調べている、山寺さんの事を知ったんですよ」
藤巻はそう言った。荒木とは、荒木誠司の事だ。
私と同じライターで、手広く色々な記事を書いている。前に、仕事を手伝ってもらった経緯がある。
「ええ、荒木からお話しは聞いています。何か私に見てもらいたい物があると、お聞きしましたが」
ここに来る前に、荒木誠司から話は聞いていた。あの街に関わる映像があるのだそうだ。
「はい、この映像を見て貰うために、このような場所を借りました」
「はあ」
私は、思わず気の無い返事をしていた。
「ちゃんとした画面で見ていただきたかったのと、他の場所で見るには、ちょっと問題がある映像なので……」
藤巻はそう言って、会議室に備え付けのテレビの電源をつけた。すでにセッティングは終わってあるらしい。
「とりあえず、この映像を見てください」
そう言って、藤巻はテレビに映像を流し始めた。
「この映像なのですが、私が前にいた制作会社で扱ったB級のホラー映画なんです」
藤巻は、そんな風に簡単に説明した。
映像に映っているのは、子供が笑いながら公園やコンビニなどに入っていく映像だった。
「なんですか、これ……」
私は、よくわからない映像を見て、藤巻に質問していた。
「映画のワンシーンで、狂った子供が笑いながら街中を走り回るシーンです」
「ああ、なるほど」
私は理解した。映画全体で、完成した場合がどう仕上がるかはわからないが、こういう異様なシーンがあるのだろう。
いかにもB級ホラーといった感じだった。
「この撮影地って……」
私は、何となく見覚えのある景色を見つけていた。
「そうです、あの街です」
私は、あの街で撮影された映画のワンシーンを見ながら、何か異様な雰囲気を感じていた。
これは、あの街で撮影したと知ったからではない。その前から感じていた。
「この後のシーンからなんです」
藤巻が、やや興奮気味にそう言った。
私はテレビの画面から目が離せなくなっていた。
ドン
そうしていると、笑いながら走っていた子供は、車にぶつかった。
よくホラー映画である、交通事故のシーンだ。
「この部分、CGとか特撮とかではないんです。スタントでもありません。本当に事故にあったんです」
私は、初め藤巻が言っている意味が理解できなかった。
そして、藤巻の言葉を理解して恐怖を感じた。
「あ、見て下さい」
藤巻がそう言ったので、私は画面に視線を戻した。
「アハハ」
と、画面からは子供の笑う声が聞こえていた。
「ひっ」
私は、思わず小さな悲鳴をあげてしまっていた。
画面の中の子供は、腕がひしゃげ、脚が曲がったまま走り出したのだ。
そして、まだ、あの狂った笑い声を発している。
「なっ」
私は、言葉にならない声をあげていた。画面の中の子供は、笑いながら走って行く。
「ウソッ」
私は、また思わず呟いていた。
そう、子供は血だらけのまま走り、川の中に入って行ったのだ。
「なっ」
また、私は声を漏らした。子供は川に流されて行った。
その間も子供の笑い声が聞こえたままだった。
「この映像は、何なんですか」
私は、映像が終わって少ししてから尋ねた。
すぐに声を発する事ができなかったのだ。
「さっきも言ったように、映画のワンシーンです」
「本当に、現実におきた事なんですか」
私は、もう一度聞いてみた。
「はい、映画の撮影の中でおきた事故の映像です」
「事故?」
私は、思わず声をあげていた。これは事故と言えるのだろうか。
「この後もおかしいんです」
「この後、まだ映像があるのですか」
藤巻は、青い顔で首を横に振った。
「映像はありません。ただ、この時、私は呆然としてしまって動けなくなっていたんです」
「それは……」
まあ、そうなってもおかしくはない。私は、返す言葉を失っていた。
「おかしいんです。この時、まわりのスタッフは、何もなかったような感じだったんです」
「え、これだけの事故で、子供が川に流されたのにですか」
藤巻は、黙って首を縦に振った。
「警察に通報したりはしたのですか」
まさか、と思って私は聞いた。
「まわりのスタッフは、通報しようとしなかったんですよ」
「そんな、それって大問題ですよ」
私は、思わず大きな声を出していた。
「私もそう言ったんです。でも、まわりのスタッフは、大丈夫大丈夫みたいな感じで、笑っていたんです」
「藤巻さんは通報しなかったのですか」
私は、藤巻に直接聞いてみた。
「すぐにしましたよ」
藤巻は、身体を震わせていた。
「でも、おかしいんです」
「おかしいとは」
私は、藤巻の次の言葉は待っていた。
「警察も、はいはいわかりました、みたいな対応で……」
「警察ですよね、そんなはず……」
私は、驚愕して呟いていた。
「その後、調べてみたのですが、この子供の事故の記録が、何処にもないんです」
「警察にも確認したのですか」
「もちろんです」
理由がわからない事がおきているようだった。
「どうも、子供の存在自体がなかった事になっているようで……」
「そんな、親御さんは何も言ってないのですか」
私は、思い出したように聞いてみた。
「それもないんです。撮影当日も子供は一人だったみたいなんです」
「え、普通これくらいの年齢の子役には親御さんが、ついてきたりするものなのではないのですか」
私は、思わず声を出していた。
「普通はそのはずなんですが、親御さんがいた記憶がないんです」
私は、言葉を失っていた。
「私自身も、その時の記憶が曖昧で、よくわからなくって……」
藤巻は、力無くそう言っていた。
「この子供は何者なんですか」
私は、そう聞いていた。藤巻は首を横にふるだけだった。
「結局、この映像はお蔵入りして、制作会社も倒産しました」
普通、相当な事がない限り、映像などがお蔵入りする事は無い。
役者や機材など、撮影するだけで経費がかかるからだ。
仮に、映画自体の人気がなくても、少なからず経費を回収できるためだ。
「この子供は、映画は、会社は、この映像は何なのでしょう」
藤巻が力無く言った。もちろん、私に答える事はできなかった。
「あと、もう一つ見て下さい」
藤巻が思い出したように言った。映像を巻き戻して見直そうとしているようだ。
「見て下さい、この場面。ここも、この場面にも映っているんです」
私は、恐怖を感じていた。一度見ただけでは気付かなかった。
いや、映像の内容がショッキング過ぎて、そっちに目が行っていた。
「山寺さんは、こいつを探しているのでしょう」
藤巻はそう言って、映像を一時停止した。
それは、川に流される子供を遠くから映したシーンだった。
その映像の端に、確かに映っていたのだ。あの黒猫が……
2
あなたにおすすめの小説
視える僕らのシェアハウス
橘しづき
ホラー
安藤花音は、ごく普通のOLだった。だが25歳の誕生日を境に、急におかしなものが見え始める。
電車に飛び込んでバラバラになる男性、やせ細った子供の姿、どれもこの世のものではない者たち。家の中にまで入ってくるそれらに、花音は仕事にも行けず追い詰められていた。
ある日、駅のホームで電車を待っていると、霊に引き込まれそうになってしまう。そこを、見知らぬ男性が間一髪で救ってくれる。彼は花音の話を聞いて名刺を一枚手渡す。
『月乃庭 管理人 竜崎奏多』
不思議なルームシェアが、始まる。
百物語 厄災
嵐山ノキ
ホラー
怪談の百物語です。一話一話は長くありませんのでお好きなときにお読みください。渾身の仕掛けも盛り込んでおり、最後まで読むと驚くべき何かが提示されます。
小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
輿乗(よじょう)の敵 ~ 新史 桶狭間 ~
四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】
美濃の戦国大名、斎藤道三の娘・帰蝶(きちょう)は、隣国尾張の織田信長に嫁ぐことになった。信長の父・信秀、信長の傅役(もりやく)・平手政秀など、さまざまな人々と出会い、別れ……やがて信長と帰蝶は尾張の国盗りに成功する。しかし、道三は嫡男の義龍に殺され、義龍は「一色」と称して、織田の敵に回る。一方、三河の方からは、駿河の国主・今川義元が、大軍を率いて尾張へと向かって来ていた……。
【登場人物】
帰蝶(きちょう):美濃の戦国大名、斎藤道三の娘。通称、濃姫(のうひめ)。
織田信長:尾張の戦国大名。父・信秀の跡を継いで、尾張を制した。通称、三郎(さぶろう)。
斎藤道三:下剋上(げこくじょう)により美濃の国主にのし上がった男。俗名、利政。
一色義龍:道三の息子。帰蝶の兄。道三を倒して、美濃の国主になる。幕府から、名門「一色家」を名乗る許しを得る。
今川義元:駿河の戦国大名。名門「今川家」の当主であるが、国盗りによって駿河の国主となり、「海道一の弓取り」の異名を持つ。
斯波義銀(しばよしかね):尾張の国主の家系、名門「斯波家」の当主。ただし、実力はなく、形だけの国主として、信長が「臣従」している。
【参考資料】
「国盗り物語」 司馬遼太郎 新潮社
「地図と読む 現代語訳 信長公記」 太田 牛一 (著) 中川太古 (翻訳) KADOKAWA
東浦町観光協会ホームページ
Wikipedia
【表紙画像】
歌川豊宣, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
(ほぼ)1分で読める怖い話
涼宮さん
ホラー
ほぼ1分で読める怖い話!
【ホラー・ミステリーでTOP10入りありがとうございます!】
1分で読めないのもあるけどね
主人公はそれぞれ別という設定です
フィクションの話やノンフィクションの話も…。
サクサク読めて楽しい!(矛盾してる)
⚠︎この物語で出てくる場所は実在する場所とは全く関係御座いません
⚠︎他の人の作品と酷似している場合はお知らせください
ヴァルプルギスの夜~ライター月島楓の事件簿
加来 史吾兎
ホラー
K県華月町(かげつちょう)の外れで、白装束を着させられた女子高生の首吊り死体が発見された。
フリーライターの月島楓(つきしまかえで)は、ひょんなことからこの事件の取材を任され、華月町出身で大手出版社の編集者である小野瀬崇彦(おのせたかひこ)と共に、山奥にある華月町へ向かう。
華月町には魔女を信仰するという宗教団体《サバト》の本拠地があり、事件への関与が噂されていたが警察の捜査は難航していた。
そんな矢先、華月町にまつわる伝承を調べていた女子大生が行方不明になってしまう。
そして魔の手は楓の身にも迫っていた──。
果たして楓と小野瀬は小さな町で巻き起こる事件の真相に辿り着くことができるのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる