“5分”で読めるお仕置きストーリー

ロアケーキ

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“お仕置き”鑑賞会

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「のあ、今週の土曜日って空いてる?」

「うん、午前中なら空いてるけど…、どうしたの?」

平日の夜。
仕事終わりのわたしは、一人暮らしのアパートへ帰宅し、スーツから着替え終わった頃、姉から電話が掛かってきた。

「最近、うちのななみの成績が悪くて、酷い点数ばっかり取ってくるのよ」

「へ、へぇ…」

「そのたびにきつくお仕置きしてるんだけど、効果があまり無いみたいだから、お仕置きを受けるところを、のあにも見てほしいの」

「……」

…わたしと姉は物心ついた時から母に厳しくお仕置きされて育てられ、それが姉の娘に対する教育に継承されていた。

ななみちゃんは姉の娘で、確か今は小6だったはずだ。
わたしの仕事が忙しく、最後に会ったのは小4の時で、礼儀正しく、とても可憐な女の子だったという記憶がある。

ななみちゃんが普段からお仕置きされていることは知っているが、実際に受けているところを見たことはない。
……正直、あの礼儀正しく可憐な少女がお仕置きされる姿を、うまくイメージ出来なかった。

「…もし嫌だったら、無理にとは言わないけど……」

「あっ、ごめん!…大丈夫、見に行けるよ」

「ほんと、ありがとう。じゃあ土曜日の午前9時、うちに来てくれる?」

「うん、わかった」

「じゃあよろしくね」

その後、他愛もない雑談を軽くした後、通話は終了した。



そして土曜日。

電車で7駅離れた駅前に、姉の住む高層マンションがある。
わたしと違い、要領のよい姉は、若くして上場企業でいい役職に就いていた。

…ただ旦那さんとは上手くいかず、すでに離婚しており、その話題は禁句になっている。

エルベーターで姉が住んでいる階で降り、チャイムを鳴らすと姉が出迎えてくれた。

「来てくれてありがとね。」

「ううん。…よかったらこれ、ななみちゃんと食べて」

「あら、ありがとうっ、さ、上がって」

幼少期からわたしに優しかった姉は、今日も変わらず、笑顔を向けてきた。

リビングのドアを開けると、部屋の真ん中で正座している女の子がいる。

「久しぶり、ななみちゃ…」

挨拶をする途中で、わたしの言葉は途中で途絶える。
…わたしの記憶から少し成長した少女が、顔を赤く染めて涙を流しながら、身体を小さく震わせているからだ。

「お、お久しぶりですっ、のあさんっ!き、…今日はわたしのお、お仕置きを見に来ていただき、ありがとうございますっ!」

散々泣き腫らした後という声が、部屋中に痛々しく響き渡る。
“礼儀正しい”とはまた違う感想が、わたしの頭に浮かんだ。

「ななみは朝7時からずっと正座させてるのよ。お仕置きを受ける前の“準備”の一つ。…昔よくされたわよね」

「う、うん…」

幼少期に頃に母から命令されていたのは、こんな光景だったのかと、客観的に見て、圧倒される。

「見てこれ。この子ったら、最近こんな点数ばかり取るのよ」

姉が指差すテーブルの上には、ななみちゃんが学校で受けたテストが並べられていた。
…その点数は、どれも“90点台”のものばかりだ。

「90点って、結構いい点数だと思うけど…」

「私達の時はね。…でもこの子にはもっと厳しくしないとダメよ。小1の頃、私が勉強を教えた時は全然できなかったんだから。…それでうちでは100点以外はお仕置きって決めてるの」

「結局厳しいね…」

「でもそのおかげで、去年まではほとんど100点を取ってきたわよ。…それなのに今は」

姉はそこで言葉を切ると、ななみちゃんの方を向いてきつく睨みつける。

「ひっ…、お母さん、ごめんなさい…」

その恐ろしい表情は、これまでわたしには一度も見せたことがないものだった。

「じゃあ早く始めちゃいましょう。」

姉はそういうと、椅子を2つななみちゃんの正面に置き、片方に座った。
手招きで誘導され、わたしはもう片方の椅子に座る。

「まずはお仕置き前の検査からよ。…ななみ、立って服を脱ぎなさい」

「…はい」

ななみちゃんは痺れた足でぎこちなく立ち上がる。
そして、震える手でスカートの左右の腰部分に両手を差し込み、一気に下した。

瞬間、可愛らしい太ももと、その年齢にしては濃い股の毛が顔を出す。
その太ももにはうっすらと“痣”が浮かんでおり、お尻付近にはより濃い痣がチラッと見えた。

…足首まで下ろしたスカートの中心には、真っ白な下着も含まれている。
そのうち下着を手に取ると、姉の方に差し出した。

「お母さん、…下着の検査をお願いします」

「今日はお母さんじゃなく、のあに渡しなさい。…のあ、検査をお願いできる?」

「検査って?」

「…あぁ、昔はなかったわね。……ななみ、お仕置き前の検査について、のあに説明しなさい」

「…え」

もともと頬を赤く染めていたななみちゃんが、目を泳がせる。
恥ずかしさからか、唇を噛んでいるのがわかった。

「…早く説明しないと、お仕置き“倍”に増やすわよ?」

「っ…、の、のあさん、…検査は2種類あって、下着と、……お股…です。まずは下着の検査で、よごれとその、…臭いを確認します」

「臭い?」

「……はい、…下着の、お股が当たる部分に鼻を近づけて…臭いがキツくないか、確認をお願いします」

わたしが隣を見ると、姉は平然とその様子を見ていた。
…つまり、ななみちゃんが今言ったことに間違いはないようだ。

「…もし検査に引っ掛かったら?」

姉が突然質問すると、ななみちゃんの肩がビクッと震える。

「ひ、引っ掛かったら、1週間、お家の中でキャミソール以外を着れなくなります…」

「他には?」

「他に、…お股を靴べらで百叩き、…グスッ……これも1週間毎日していただきます」

ポタッ、ポタッと、説明の時間中、床にななみちゃんの涙が落ちる音が響く。

「のあ、今の説明でわかった?」

「うん…」

もはや“お仕置き”と呼んでもいい物凄く恥ずかしい検査を、普段から行われていると言うことはわかった。

「じゃあ、まずは下着検査からね。ななみ、のあに下着を渡しなさい」

「…はい。……のあさん、…下着の検査をお願いします…」

震える手から下着を受け取ると、正座していた時に蒸れたのか、じわっと滲み出た汗が手についた。
…正直、他人の汗なのであまり触りたくは無いが、それを言うと始まらないので、我慢して検査を続ける。

恐る恐る、広げて中を確認すると、おしっこの黄ばみや半透明な汚れもなく、綺麗な白を保っていた。

「…汚れは、無いみたい」

その言葉を聞いた瞬間、ななみちゃんの表情が少し安堵したように見える。

次は臭いだ。
この距離でも漂う臭いに我慢し、ゆっくり顔を布に近づけると、予想以上の濃厚な汗の臭いが鼻を刺激する。

「…汗臭い」

思ったことがつい口から出た瞬間、その場の空気が凍りついたのがわかった。

「はぁ…ななみ、1週間の罰、決定ね」

「そ、そんなっ!?いつもなら汗の臭いは許してくれてるじゃんっ!!おしっこの後ちゃんと吹いてるし、オナニーだってしてないんだよっ!?」

「今日検査するのはお母さんじゃなくて、のあよ。…のあが臭うって言うなら、検査は不合格よ」

「そんなぁ…酷いよ。正座してたら暑くなって、汗は絶対出るのに…」

罰の決定を聞いた瞬間、それまでのななみちゃんの丁寧語が解け、砕けた口調に変わる。
そして、泣きながらわたしを見つめてきた。
『お願い、…許して』という必死な想いが伝わってくる。

その可憐な様子に、今の結果を取り消したくなってくる気持ちが芽生えてくる。
…だが。

「のあ、一度決まったことは取り消しちゃダメよ。下着の検査は不合格。…それにななみ、その言葉遣いはなに?いまは検査中よ。……1週間の罰は2週間に変更ね」

「いやぁ…」

…先手を打たれ、有無を言わさぬ対応に、わたしの口からは「…ごめんね」と言うのが精一杯だった。

その言葉を聞いたななみちゃんの表情が、絶望の色に染まっていく。

わたしのたった一言で、1週間のキツイ罰が決まり、結果的にそれが“2週間”に増えてしまったのだ。
…次からの発言は、慎重にしなければ。



先程の下着を返すと、ななみちゃんはスカートと共に、畳んで床に置いた。

「のあさん、…次はお股の検査をお願いします」

そう言うと、ななみちゃんは上の服を色白のお腹全体が見えるくらいまで捲った。
その年齢にしては濃い毛が生え揃ったお股が、わたしたちの前に晒される。
頬は赤く染まり、服を握る手はガクガクと震えていた。

「…説明」

「はっ、はいっ!」

姉に睨まれ、再度肩をビクっとさせたななみちゃん。
その身体からは汗が伝い、茂みを通り、床に落ちていく。

「お股の検査は、汚れと濡れの確認です。…のあさんがわたしのお股を開いて中の汚れの確認と、検査中に感じていないか、…その、ゆ、指を入れてチェックをお願いします」

「あと、もし検査に引っ掛かったら、…お風呂上がりにお股の毛をピンセットで全部抜かれて、その後ピンセットでお豆の部分とその周りを……摘まれて懲らしめられます」

…お股の毛が濃い理由が、それでわかった気がする。
きっとこれまでに、何度もこの検査に引っかかり、毛を抜かれてきたのだろう。
一本一本濃い毛を抜かれる痛みは、かなりのもののはずだ。

「特にお豆摘みはこの子が“反省した”って私が思うまでやるのよ、こうギュッとね。…まぁ、いつも簡単には許さないんだけどね」

「ひぃぃ…」

姉の補足を聞いたななみちゃんの服を握る強さが増す。
顔はこわばっており、これも相当にキツイ罰であることがわかった。

「じゃあのあ、まずは片手でお股を開いて、汚れのチェックをしてくれる?…少しでも汚れてるって思ったら、言ってくれていいからね」

「わかった。…ななみちゃん、開くよ?」

「はい…、よろしく、お願いします」

クチッ

「んっ…」

小さなお股に左手を近づけ、人差し指と中指で優しく開く。
特に汚れは無かったが、お股の所々に薄く痣が残っている。
…きっと、先ほど言っていたピンセットの罰の影響なのだろう。

開くのをやめ、同じ手の人差し指をゆっくり中に入れていく。

「…んんっ」

指を入れた瞬間、ななみちゃんの可愛い声が再度聞こえる。

幼少期に受けていた以上に恥ずかしいお仕置き。
それを与える立場となったわたし。

……いけないことだとわかっているのに。
その可憐な声は、わたしの中に眠る“加虐心”を呼び起こすには十分だった。

指を抜くタイミングで、…再度指を入れ戻す。
そして、その動きをゆっくり繰り返した。

「んえっ!?ちょっ、ちょっとっ!!」

突然の刺激に、ななみちゃんが驚きながら叫び声をあげる。
それでも姿勢を保っているのは、普段の厳しい躾の賜物だろうか。
…そう思うと、わたしの指は少しスピードが上がった。

「の、のあさんっ!?やめっ、やめてくださいっ!!」

ななみちゃんの息がどんどん荒くなっていく。
この短時間でここまで感じるなんて、きっと普段から、オナニーも厳しく制限されているのだろう。
姉が止める様子も無く、ななみちゃんのお股からは淫らな音が鳴り続けていた。

「やめっ!…てって……っ…あぁっ!もう…だめぇっ!!」

ぶるっと身体が震えた瞬間、わたしは指を抜く。
指には濃い色の液が付き、ガクガク震えるお股からも垂れている。

「ななみちゃん、…検査中に感じちゃったね?」

指についた液が糸を引く様子を確認しながら、わたしはななみちゃんの方を見る。
床にはお股から垂れた液体が、小さくねっとりと溜まっていた。

お腹を見せたまま、力が抜けるように膝をついたななみちゃんは、わたしの言葉に我に返り、キッと睨みつけた。

「の、のあさんっ!なんで…、なんでこんなことしたのっ!?」

「ごめんね、ななみちゃんが可愛かったから、つい出来心で。…でも気持ちよかったでしょ?」

「っ…。お、お母さんっ!!こんなの流石に酷すぎるよ…ますっ!お股の罰は無しにしてくださいっ!!!」

ななみちゃんは怒りの矛先を変え、今度は姉を睨みつける。
睨みつけられた姉は、はぁっとため息をこぼした。

「さっきも言ったように、今日の検査は、のあが行ってるのよ。」

「で、でもっ!」

「……何度同じことを言わせるの?そんなに反抗するなら、罰の期間は2週間から1ヶ月に変更ね」

「そ、そんなぁっ!?」

この短時間のうちに繰り返される理不尽の嵐。
その直撃を喰らうななみちゃんは、口をわなわなと震わせていた。

「……それに、あんまり聞き分けがないなら、“ホテルのシフト”を増やそうかしら?」

「…ひっ」

“ホテル”という単語を聞いた瞬間、ななみちゃんの顔は血の気が引いたように青ざめる。

「……ホテルって?」

「近所に友人が経営してる“スパホテル”って所があって、2ヶ月くらい間からななみをそこで働かせてるのよ」

「働く…?ななみちゃんが」

「そう、そのホテルではお客様の要望に沿ったシチュエーションでお仕置きを体験できるの。ななみはそこでキャストとして主にお仕置きを受ける側を担当してるわ」

「…なんか、…凄そう」

「そうね、昨日もそこでお尻とお尻の穴にたっぷりとお仕置きを貰ってきたわ。…うちでのお仕置きだけだと最近反抗的だから、行かせて正解だったわね」

「……もう、あそこやだぁ」

説明を聞いていると、隣から消え入りそうな声が聞こえる。
自分の身体を震えながら抱きしめるななみちゃんを、姉は睨みつけた。

「何言ってるの?⭐︎5のレビューを10回取れるまでは辞めさせないって言ってるでしょ」

「だ、だって昨日来た変態も⭐︎4付けてきたんだよ!わたし頑張ってたのに、あっちが設定破って勝手に触ってきて!それで“設定が守れていない”なんて書いてるの!!」

「お客様に対して変態なんて言うんじゃありませんっ!失礼でしょっ!……今は毎週の金曜日の夜だけにしてるけど、土日も増やして欲しいの?」

「っ…ぜ、絶対嫌っ!?」

「なら、今日のお仕置きをちゃんと受けなさい。その態度次第で今後のシフトを考えます」

不満そうな顔を隠せないまま、「……はい」と言う返事が小さく聞こえる。

「じゃあ検査も終わったことだし、早速お仕置きに移りましょう。ななみ、お母さんの部屋から“乗馬鞭”と“靴べら”を持ってきなさい」

「…っ、じ、乗馬鞭も使うの…?」

「…“持ってきなさい”って言ったのが聞こえなかったかしら?」

「い、今持ってきますっ!?」

その言葉を言うが早いか、大急ぎでリビングを出ていくななみちゃん。

慌てながら戻るその手には、言われた通り、“乗馬鞭”と“靴べら”が握られていた。

「……お願いします」

震える手で渡された道具を受け取り、“靴べら”の方をわたしに渡してくる。

「のあ、あなたが使う道具よ」

「わ、わたしも叩くの?」

「そうよ、せっかく来てもらったんだし、“前と後ろ”を同時に懲らしめられるでしょ」

「…いやぁ」

その言葉の意味をいち早く察したななみちゃんの口から悲鳴が漏れる。

一足遅れ、わたしも意味を理解した。

「その前に、のあは初めてだし、試し打ちもしたほうがいいわね。……ななみ、前屈みになって膝に手を置いて、お尻を高く突き出しなさい」

「……ま…この姿勢」

小声で何事かを呟きながら、言われた姿勢を取る。
突き出されたお尻は全体的に痣で覆われ、特に足の付け根部分が青黒く染まっていた。

『昨日もそこでお尻とお尻の穴にたっぷりとお仕置きを貰ってきたわ』

先ほど姉が言っていた言葉が頭に浮かび、その厳しさを理解した瞬間、鳥肌が立った。

…言葉通りに容赦のないお仕置きが与えられたその下半身に、今から新たな痛みが加えられる。

姉はななみちゃんの横に立つと、ブンブンと乗馬鞭を素振りした。

「ひぃぃっ…」

小さな悲鳴が部屋にこだまするが、姉は気にした様子もなく鞭を高く振り上げる。

「あんまり強く握らずに、振り下ろす時に力を込めるの。…こうやってね!」

ビヂンッ!

「いっだぃぃぃっ!?」

思いっきり振られた鞭は、そのまま小さなお尻の真ん中に直撃する。
お尻にはくっきりと鞭の跡が浮かび上がった。

「こんな感じで、のあもやってみなさい」

「う、うん」

姉の位置と入れ替わり、手に持った靴べらを恐る恐る構える。
震えながらも必死に姿勢を保つお尻を前に、またわたしの“加虐心”が湧き上がっていった。

バッヂィィンッ!!

「いっぎゃぁぁぁっっ!?」

部屋中に響き渡る衝撃音と悲鳴。
先ほど姉が当てたのと全く同じ場所へ、全力の靴べらが当たっていた。

「いだいいだいいだぃぃぃ」

身体中から汗を吹き出しながらもギリギリ耐える小さな身体。
この一瞬の出来事に、胸が高鳴るのを感じた。

「いいわね、くっきりと痕が出来てるわ。この調子で本番でもよさそうね」

「うん、大丈夫」

「ななみ、いつまで痛がってるの?お仕置き本番始めるわよ。仁王立ちで足を肩幅に広げて、手を頭の上で組む姿勢になりなさい」

「……ぁい」

ななみちゃんが言われた姿勢になると、姉はななみちゃんの斜め前へ移動し、わたしとクロスする形となる。

「今からその悪いお股とお尻を同時に懲らしめます。お股は私が、お尻はのあが同時に百回叩くから、しっかり耐えなさい」

「…わかりました」

「のあ、準備はいい?」

「うん、いいよ」

「それじゃ、ひとーつっ」

ビヂンッ!

バッヂィィンッ!!

「うぎゃぁぁぁぁっ!?」

2つの衝撃音が鳴り終わる前に、部屋中に絶叫が響き渡る。
前と後ろ両方の大事な所を叩かれた痛みは、想像を絶するものなのだろう。

手加減なしで振り抜いたお尻側には、新たな痣が痛々しく浮かび上がる。

一つ一つの痛みを付けていく感覚に、わたしの心は最高潮に達していた。

「それじゃ、2発目いくわよ」

「いいよ」

2つ同時に振り上げられた鞭に、「ゆるしてゆるしてゆるじて」と小声の懺悔がこだまする。
…が。

「ふたーつっ」

ビヂンッ!

バッヂィィンッ!!

「あ゛ぁぁぁぁっ!!」

鳴り響く絶叫が結果を物語っていた。
ガクガクと震える身体からは、すでに限界が近いことが感じられる。

「う、うぁぁぁんっ!?」

ついに泣き出してしまうななみちゃんだが、身体は怯えながらもギリギリ姿勢は保てている。
そんな様子に構わず、わたし達の鞭は容赦なく振り上げられる。

「みーつっ」

ビヂンッ!

バッヂィィンッ!!



…そして百叩きが終わる頃。
奇跡的に今も姿勢を保っているななみちゃんは、涙も枯れた顔で疲れ果てていた。

そのお尻にはわたしが与えた百回分の鞭の痣が所狭しと並んでおり、後半は足の付け根にも痣が広がっていた。

「午前中のお仕置きはこれで終了よ。後は夜のお風呂上がりにピンセットで懲らしめがあるから、準備をして私の部屋に来なさい」

「…ぁい、わがりまじた」

「…さて、のあ、今日のななみのお仕置きについてどうだった?」

「うん、…ちゃんと反省できてたと思うよ」

「そう、のあがそう言うならホテルのシフトについては、今のままにしてあげるわ」

その言葉に、本日初めてホッとした顔を見せるななみちゃん。

……わたしは、そのななみちゃんの目線に合わせて屈むと、満面の笑みとなった。

「ななみちゃん、今後からはわたしも空いた時間にお仕置き手伝いにくるね。……次はもっと痛く叩けるように頑張るから、よろしくねっ♪」

一瞬にしてななみちゃんの目からはハイライトが消える。
しばらく言葉に詰まらせた後、小さな声が部屋にこだました。

「……はい、お願いします、…のあさん」

……ななみちゃんの苦悩はまだまだ始まりに過ぎなかった。


「完」
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