“5分”で読めるお仕置きストーリー

ロアケーキ

文字の大きさ
50 / 51

下着検査で引っかかった娘

しおりを挟む
厳しい家庭。
この家庭では、娘は日常的に、母から“検査”を受ける決まりがある。

この日、娘は朝寝坊し、尿を十分に拭き取る事ができなかった。

…。

娘が帰宅後、検査のために“躾部屋”に移動した親子。

スカートを捲り、下着を見せつける格好になった娘。
その綺麗な白の下着に黄色の滲み。
母のため息が溢れる。

当然、検査は不合格。
「お仕置きの準備」をするよう、命じられる。

娘は涙目になりながら、下に来ている服を全て脱ぎ、部屋の隅にある“躾棒”を取りに行く。

「お母様!!お仕置き!!お願いします!!」

母の前で膝立ちになった娘は、躾棒を両手で掲げ、望まない仕置きのお願いをする。

これから与えられる痛みを想像し、その顔は涙と汗で汚れ、恥ずかしさからか、頬はほんのり赤く染まっている。

「下着の値段分、鞭で懲らしめます。数は自分で数えなさい」

掲げられた躾棒を受け取ると、母は素振りを始める。

「お尻百叩きっ!!」

「声が聞こえなければ、何度でもやり直しですからねっ!!」

「は、はいっ!!」

素振りが済んだ母に命じられ、四つん這いになった娘。
お尻を高く突き上げ、幼い体はガクガクと震えている。

ビュッ バヂィィッ!!

「い、いちぃぃっ!?」

ビュッ バヂィィッ!!

「にぃぃっ!!」

容赦なく振るわれる鞭が、小さなお尻に痛々しい一本線を残していく。

大人でも1発で姿勢を崩してしまうほどの威力だが、短くない“躾生活”の成果により、娘はグッと痛みに堪え、健気に数を重ねていった。

ビュッ バヂィィンッ!!

「いっだぁぁっ!?」

…だが数が10回を超える頃、強めに放たれた一撃に、娘の悲鳴が部屋中にこだました。

なんとか姿勢は保てているが、その“粗相”を母が許すはずは無い。

「数を数えなさいっ!やり直しっ!!」

娘の悲鳴に負けないくらいの怒号が響き、小さな身体がビクッと震える。

「ごめんなざぁいぃ!?」

健気に受けてきた痛々しい鞭痕が無になったことの絶望感。
…その悲痛な感情に浸る時間は与えられない。

再び振りかぶられる鞭の気配に、娘はギュッと目を瞑った。

……。

ようやく半分以上の数が叩き終わった頃、娘の下半身には、太ももの半分ほどまで痣が出来ていた。

特に強く打たれた部分は、所々に内出血が発生している有様だ。

ビュッ バヂィィンッ!!

「ごじゅうろくうぅっ!!」

ビュッ バヂィィンッ!!

「ごじゅうはちぃぃっ!!」

その瞬間、鞭を振り上げる手がすっと停止した。

「次は57でしょっ!やり直しっ!!」

母の苛立つ声を浴びせられ、またしても娘の身体が震え出す。

「ぞんなぁぁっ!?」

繰り返される地獄を想像し、娘の口からは自然と“反抗の声”が漏れてしまった。

「…何、文句があるの?あんたが間違えるからいけないんでしょっ!?」

「ご、ごめんなさいっ!!ごめんなざぃぃっ!?」

…気づいた時には、もう遅い。

「お仕置きに反抗した罰として、明日からの1ヶ月間も、毎日鞭で躾けてあげるっ!最低でも百叩き…いえ“二百叩き”は必要ねっ!」

「い、いやぁぁっ!!ゆるじてっ!ゆるじてくだざぁぁいっ!?」

「いい加減にしないと、期間を2ヶ月に増やすわよ?…もちろん、数を言うのが少しでも遅かったりしたら、何度でもやり直しだからねっ!」

「あ、あぁぁ…」

たった一言で、小さなお尻には惨すぎる理不尽が帰ってくる現実。

今この場に、母の発言を撤回できる者は誰もいなかった。

ビュッ バヂィィンッ!!

「い゛、いぢぃぃぃっ!!」

ビュッ バヂィィンッ!!

「に゛い゛ぃぃぃっ!!」

………。

それから更に100回近く鞭が振るわれた頃。
娘のお尻から太ももは、鞭の痣でびっしりと覆われ、ほぼ全体で内出血が発生していた。

これまでの躾の影響からか、肌を守る皮膚は強くなり、ぎりぎり出血しない状態が保たれている。

決して数を間違えてはいけないという強い意思のみが、今の娘の理性を支えている。
歯を食いしばりながら痛みに耐える様子は、健気を通り越し、目を背けたくなる悍ましさが漂っていた。

ビュッ バヂィィンッ!!

「きゅうじゅうはぢぃぃっ!!」

ビュッ バヂィィンッ!!

「ぎゅうじゅうぎゅうぅぅっ!!」

ようやく終わりかけたお仕置き。
そのことがふと頭によぎり、娘の意思を僅かに妨げる。

ビュッ バヂィィンッ!!

「い゛っ………ひゃぐうぅっ!!」

「数えるのが遅いっ!やり直しっ!!」

“やり直し”

…ここまで頑張った全てが、また無に変わった。

……灼熱のように腫れたお尻は、すでに限界を超えている。

「う、うわぁぁぁんっ!!」

ついに娘は理性を保つことを諦め、壊れたように泣き喚き、その数分後に意識を失った。

結局、その日のお仕置きは翌日に持ち越しとなる。

…当然、痛みを残したままのお尻は、連日に渡り、気絶するまで何度もやり直しが行われるのだった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...