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3章 永遠の森と人
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「驚いたわよね。私達がエルフの里よりも外で見つけたこと。」
「……」
「もう我慢しなくてもいいわよ、エレスト。それと、エウルも。エウルは兎も角、エレストは丁寧な言葉を言う度に苦い草を噛んでるような顔を一々されても困る。」
「わ、悪い…で、驚いたかって話だよな。確かに驚いたよ。」
「……私は、クレイア・フォレスト。この子はアレイ・フォレスト。……エルフの…王族よ。」
「…まじか。」
「…だけど、私達は言ってしまえば王にはなれない。お兄様のほうが力を持ってるから。」
「…でも…何故王族の貴方達が?」
「エルフの里が危ないの。近い内に魔物によって襲撃される。」
「何だって…!?」
「…エルフの里って、結界の魔法が張られてる筈よ!?」
「ええ。だからお兄様含む皆はそれを過信してる。」
「じゃあ、何で…そっちはそれを信じれない?」
「……結界の外に…居たの。…結界を弄ってた人を。」
「え…?」
「…私を見つけるなり、直ぐに逃げたけど、あれは確実に結界に干渉してた。結界は…壊せるのよ。」
「…そりゃあ、ヤバイな。」
「だけど、誰も信じてくれないし、挙句の果てには私を虚言癖だの言って結界を信じれないなら出て行けって言われたのよ。だけど、アレイは私について来てくれたわ。」
「そんなことがあったんだな。」
「ええ。でも私はエルフの里を絶対に見捨てたりしない。勿論滅ぼしもさせないわ。」
「じゃあどうするんだ?」
「その為の不死人町よ。彼等に協力を依頼する。」
「…成程な。不死人なら死なないし、戦う事自体が否定的じゃなければ手伝ってくれそうだな。…ま、問題は対価だけど。」
「ええ。王族という肩書きはここでは何の役にも立たない。」
「……やっぱり、一度話をしないと分からないと思うわ。丁度、アレイも起きそうだし。」
「…う…ふぅ…ふにゃぁ…?」
取り敢えず、アレイに事の端末を教えた。
「ふふーん。…取り敢えずお礼はこっちも言っとくね。ありがと。完全に魔力の事を忘れてたよ。」
「どういたしまして。」
四人が元気になったところで、行動に移る。
「さぁ、不死人に協力を仰ぐか。不死人にも狩人みたいな職業があったらいいな。」
「そうだねー」
「…簡単にいくといいけどね。」
酒場なんてどこにでもある。
中に入った瞬間、瓶が飛んできた。
「アッハハハハハハハハ!」
バリーン!と、しっかり割れる。
全員避けたから助かったが、普通に危ない。
「……そっか…死んでも生き返るから…」
「いやいや、そっかでは終わらないって!?」
「…先が思いやられるわね…」
それもそのはず、治安が悪過ぎる。
普通に殴り合いを平気でしてる。
普通ならありえない光景だ。
「やっべ、頭怪我しちまった!ハハハ!」
「じゃあ、死ね!」
幾ら治安の悪い場所で暮らしてきたエレストでも、死ねを日常生活で使う所は初めて見た。
「クッソー…痛いんだよなー」
と言いながら、普通に首を刺した。
「は…」
「いやぁ、怪我が治った!」
彼らが笑っている隅でエレストは溜息を吐いた。
「…あぁ、死なないんだったな…駄目だ…一生慣れる気がしない。」
「………流石にグロ過ぎる…アレイの教育に良くないわ…」
「フフ、お姉様、私はもう成人してるわ。それでも…この有様は良くないと思うけど…」
すると、不死人が四人に気付いた。
「…何だお前ら?…見ねえ顔だな。」
「俺達はこの街に昨日来たんだ。俺達を見ないのは当たり前だ。」
「エルフと一緒なのは珍しい客だな。ハハッ。」
「それに俺達は不死人じゃない。」
「まじかよ!ただの人間か!?」
「ああ。」
「面白え。」
その人は急に大声をあげた。
「おーい、お前ら暴れるの止めろー!一回で死ぬ人間様が来店したぞー!」
「まじかよ!?大変だあ!」
「アッハハハハ!」
「笑うところなのか…?」
ここは人間性が欠如した場所であることに変わりない。
「まあ、取り敢えずどうやったら協力してくれるか、考えないとな。」
「そうね。」
「腹も減ったし、先に食うか。」
ご飯は基本的に不味くは無かった。
「うんうん、お酒は無いとやってられないわねー」
「良いの?」
「良いのよ。三杯くらいなら魔法使ってアルコール分解するから。」
「…そんなことできるのか?」
「当たり前よ。」
「…まあ、凄いっちゃあ凄いけど…意味あるのか…?それ…」
「うるさいわねぇ。飲んだっていう事実が大事なのよ!そういうのは!」
クレイアが飲み始める。
「あー…もう飲んじまったよ。」
「クレイアはこういうところが駄目だから…」
「…苦労してるんだな…」
「そういうエルフらしさが無いところが好きなんだけどね…」
アレイはやれやれという顔でクレイアを見つめた。
「おいおい、何でこんなところに森の守人がいるんだ?」
さっき酒場に入ってきた新たな人が入ってきた。
「協力者を募ってんだよ。」
「協力者あ?」
「ええ、そうよ。私の故郷が危ないの。」
「珍しいな。大体、「俺たちで守れるー」とか言ってんだろ?」
「…間違ってないけど、彼らと一緒にしないで。…最早偏見じゃなくて事実だけど…」
「認めたくないけど、認めざる負えないじゃねえか。」
「うるさいわねえ。別にエルフは弱くない種族だから、守れる自信があるのは当たり前よ。私だって、誰にも負けない自信がある。でも、それは一対一の話。相手の敵は何体か分からない。守るべき存在もある。油断なんてできない。それで一人でも死なせられない。」
「……それが、皆の総意だったらいいな。」
「エルフは誇り高き森の守人よ!森に仇をなすものは、何人も許さない。誰もがエルフの里を守ることに命を懸けている。……私は、他の者より方法が違うだけ。」
「はいはい。」
軽くあしなわれ、クレイアは物凄く機嫌が悪そうな顔をする。
「そんな顔をするな、守人の嬢ちゃん。悪かったって。協力するから。な?」
ちょっと眉毛がぴくつく。
「本当に?」
「男に二言はねえよ!」
周りが囃し立てる。
「もうー!本当に女の子に弱いですね!リ-ダーさん!」
「だからいつも、良いカモにされるんですよ!」
「うるせえ!」
「リ-ダーぁ?」
エレストは、意外な言葉に驚く。
「ああ。俺は、この町の代表だ。」
「あ、そうなの?」
「俺の名前はグルー。よろしくな。」
「あ、ああ。」
「まあ、俺たちは死なねえし、俺たち種族特有の戦い方も熟知してる。」
「俺たちい?」
「俺を笑った罰だ。お前らも手伝え!」
「クッソ!やられた!」
「今回は何回死んで終わるのかな?」
「それは15回も死ぬお前が悪いだろ……」
「いやな予感しかしないんだが…」
「まあ、お前たちが思うより俺たちは心強く思うはずだぜ。」
グルーは頼もしそうに笑う。
「守人さんよ。教えてもらおうか。何が起こっているのか。」
「ええ。」
二人は話し始めた。
「どうにかなるものだな。」
「そうね。」
「…で、アレイ。」
「…ん?」
「いつまで食ってんだ!?30分くらいずっと食ってるだろ!?」
「もごっ…あぶぶぶぶ…」
「なんて言った?」
「んぐっ…食べないと食べ物に失礼。」
「……」
エレストは引いた。
幾らエレストといえどもアレイほど食べれない。
「でも、もう話は終わったみたいだし、これだけにしとく。」
そして、特大チャーハンを平らげた。
「どれだけ食えるんだよ…」
「まあまあ。よく食べることは良いことよ。さあ、クレイアのところに行くわよ、エレスト。」
「あ、ああ。」
三人はクレイアのところに行った。
「話は終わったみたいだな。」
「ええ。」
「この守人の妄想癖じゃない。最近変な組織が亜人国に現れ始めたらしくてな。」
「そうよ…ずっと魔力がそのせいで揺れているんだか…ら…」
「どうした?」
「普通、揺れないのよ。魔物如きじゃ。揺れるってことは攻撃を受けている。しかも大きな存在に。」
「……」
「もう我慢しなくてもいいわよ、エレスト。それと、エウルも。エウルは兎も角、エレストは丁寧な言葉を言う度に苦い草を噛んでるような顔を一々されても困る。」
「わ、悪い…で、驚いたかって話だよな。確かに驚いたよ。」
「……私は、クレイア・フォレスト。この子はアレイ・フォレスト。……エルフの…王族よ。」
「…まじか。」
「…だけど、私達は言ってしまえば王にはなれない。お兄様のほうが力を持ってるから。」
「…でも…何故王族の貴方達が?」
「エルフの里が危ないの。近い内に魔物によって襲撃される。」
「何だって…!?」
「…エルフの里って、結界の魔法が張られてる筈よ!?」
「ええ。だからお兄様含む皆はそれを過信してる。」
「じゃあ、何で…そっちはそれを信じれない?」
「……結界の外に…居たの。…結界を弄ってた人を。」
「え…?」
「…私を見つけるなり、直ぐに逃げたけど、あれは確実に結界に干渉してた。結界は…壊せるのよ。」
「…そりゃあ、ヤバイな。」
「だけど、誰も信じてくれないし、挙句の果てには私を虚言癖だの言って結界を信じれないなら出て行けって言われたのよ。だけど、アレイは私について来てくれたわ。」
「そんなことがあったんだな。」
「ええ。でも私はエルフの里を絶対に見捨てたりしない。勿論滅ぼしもさせないわ。」
「じゃあどうするんだ?」
「その為の不死人町よ。彼等に協力を依頼する。」
「…成程な。不死人なら死なないし、戦う事自体が否定的じゃなければ手伝ってくれそうだな。…ま、問題は対価だけど。」
「ええ。王族という肩書きはここでは何の役にも立たない。」
「……やっぱり、一度話をしないと分からないと思うわ。丁度、アレイも起きそうだし。」
「…う…ふぅ…ふにゃぁ…?」
取り敢えず、アレイに事の端末を教えた。
「ふふーん。…取り敢えずお礼はこっちも言っとくね。ありがと。完全に魔力の事を忘れてたよ。」
「どういたしまして。」
四人が元気になったところで、行動に移る。
「さぁ、不死人に協力を仰ぐか。不死人にも狩人みたいな職業があったらいいな。」
「そうだねー」
「…簡単にいくといいけどね。」
酒場なんてどこにでもある。
中に入った瞬間、瓶が飛んできた。
「アッハハハハハハハハ!」
バリーン!と、しっかり割れる。
全員避けたから助かったが、普通に危ない。
「……そっか…死んでも生き返るから…」
「いやいや、そっかでは終わらないって!?」
「…先が思いやられるわね…」
それもそのはず、治安が悪過ぎる。
普通に殴り合いを平気でしてる。
普通ならありえない光景だ。
「やっべ、頭怪我しちまった!ハハハ!」
「じゃあ、死ね!」
幾ら治安の悪い場所で暮らしてきたエレストでも、死ねを日常生活で使う所は初めて見た。
「クッソー…痛いんだよなー」
と言いながら、普通に首を刺した。
「は…」
「いやぁ、怪我が治った!」
彼らが笑っている隅でエレストは溜息を吐いた。
「…あぁ、死なないんだったな…駄目だ…一生慣れる気がしない。」
「………流石にグロ過ぎる…アレイの教育に良くないわ…」
「フフ、お姉様、私はもう成人してるわ。それでも…この有様は良くないと思うけど…」
すると、不死人が四人に気付いた。
「…何だお前ら?…見ねえ顔だな。」
「俺達はこの街に昨日来たんだ。俺達を見ないのは当たり前だ。」
「エルフと一緒なのは珍しい客だな。ハハッ。」
「それに俺達は不死人じゃない。」
「まじかよ!ただの人間か!?」
「ああ。」
「面白え。」
その人は急に大声をあげた。
「おーい、お前ら暴れるの止めろー!一回で死ぬ人間様が来店したぞー!」
「まじかよ!?大変だあ!」
「アッハハハハ!」
「笑うところなのか…?」
ここは人間性が欠如した場所であることに変わりない。
「まあ、取り敢えずどうやったら協力してくれるか、考えないとな。」
「そうね。」
「腹も減ったし、先に食うか。」
ご飯は基本的に不味くは無かった。
「うんうん、お酒は無いとやってられないわねー」
「良いの?」
「良いのよ。三杯くらいなら魔法使ってアルコール分解するから。」
「…そんなことできるのか?」
「当たり前よ。」
「…まあ、凄いっちゃあ凄いけど…意味あるのか…?それ…」
「うるさいわねぇ。飲んだっていう事実が大事なのよ!そういうのは!」
クレイアが飲み始める。
「あー…もう飲んじまったよ。」
「クレイアはこういうところが駄目だから…」
「…苦労してるんだな…」
「そういうエルフらしさが無いところが好きなんだけどね…」
アレイはやれやれという顔でクレイアを見つめた。
「おいおい、何でこんなところに森の守人がいるんだ?」
さっき酒場に入ってきた新たな人が入ってきた。
「協力者を募ってんだよ。」
「協力者あ?」
「ええ、そうよ。私の故郷が危ないの。」
「珍しいな。大体、「俺たちで守れるー」とか言ってんだろ?」
「…間違ってないけど、彼らと一緒にしないで。…最早偏見じゃなくて事実だけど…」
「認めたくないけど、認めざる負えないじゃねえか。」
「うるさいわねえ。別にエルフは弱くない種族だから、守れる自信があるのは当たり前よ。私だって、誰にも負けない自信がある。でも、それは一対一の話。相手の敵は何体か分からない。守るべき存在もある。油断なんてできない。それで一人でも死なせられない。」
「……それが、皆の総意だったらいいな。」
「エルフは誇り高き森の守人よ!森に仇をなすものは、何人も許さない。誰もがエルフの里を守ることに命を懸けている。……私は、他の者より方法が違うだけ。」
「はいはい。」
軽くあしなわれ、クレイアは物凄く機嫌が悪そうな顔をする。
「そんな顔をするな、守人の嬢ちゃん。悪かったって。協力するから。な?」
ちょっと眉毛がぴくつく。
「本当に?」
「男に二言はねえよ!」
周りが囃し立てる。
「もうー!本当に女の子に弱いですね!リ-ダーさん!」
「だからいつも、良いカモにされるんですよ!」
「うるせえ!」
「リ-ダーぁ?」
エレストは、意外な言葉に驚く。
「ああ。俺は、この町の代表だ。」
「あ、そうなの?」
「俺の名前はグルー。よろしくな。」
「あ、ああ。」
「まあ、俺たちは死なねえし、俺たち種族特有の戦い方も熟知してる。」
「俺たちい?」
「俺を笑った罰だ。お前らも手伝え!」
「クッソ!やられた!」
「今回は何回死んで終わるのかな?」
「それは15回も死ぬお前が悪いだろ……」
「いやな予感しかしないんだが…」
「まあ、お前たちが思うより俺たちは心強く思うはずだぜ。」
グルーは頼もしそうに笑う。
「守人さんよ。教えてもらおうか。何が起こっているのか。」
「ええ。」
二人は話し始めた。
「どうにかなるものだな。」
「そうね。」
「…で、アレイ。」
「…ん?」
「いつまで食ってんだ!?30分くらいずっと食ってるだろ!?」
「もごっ…あぶぶぶぶ…」
「なんて言った?」
「んぐっ…食べないと食べ物に失礼。」
「……」
エレストは引いた。
幾らエレストといえどもアレイほど食べれない。
「でも、もう話は終わったみたいだし、これだけにしとく。」
そして、特大チャーハンを平らげた。
「どれだけ食えるんだよ…」
「まあまあ。よく食べることは良いことよ。さあ、クレイアのところに行くわよ、エレスト。」
「あ、ああ。」
三人はクレイアのところに行った。
「話は終わったみたいだな。」
「ええ。」
「この守人の妄想癖じゃない。最近変な組織が亜人国に現れ始めたらしくてな。」
「そうよ…ずっと魔力がそのせいで揺れているんだか…ら…」
「どうした?」
「普通、揺れないのよ。魔物如きじゃ。揺れるってことは攻撃を受けている。しかも大きな存在に。」
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