34 / 79
6章 神に愛された子
34
しおりを挟む
「何で…私たちの村を!!!!!!!壊したんだ!!!」
私は叫ぶ。
「何故!!!!どうして!!!」
君のせいで、私の日常は壊れたんだ。
「何でそんなに怒っているの?」
「あの村は私にとって存在する意味があった。」
「あんな場所、何の意味もない!何故固執するの!?」
「本気で分からないの?」
「え?」
「あの村を最初から無かった事にしたかったんだよ、私の手で。それを君が横入れした。本当に無駄なことを君はしたんだ。重罪だ。私を裏切った。無かった事にするためには、君を殺さないといけない。それは流石に迷ったけど、もう殺すしかないね。」
「なんで…?」
あの場所はこの世界の汚点だ。
知性の欠片もない屑共が、砂糖に群がる蟻のようにいる。
そして、そこから生まれた、自分たちもまた、汚点。
「私は神は嫌い。そのせいで死ねない人間になってしまったから。だからさ、神を殺す。」
「ロデ…」
「私の名前を呼ばないで。この世界にその名前を残したくない。」
「何で…そこまで…」
エレスト、エウル、トーラス。
この三人が私と関わっている以上、私とは知り合いになってしまっている。
私は死ぬ。
名前を知れば、他人以上の関係になる。
他人以上の関係の人間が死ぬのを見たくないだろう。
「私の最期の我儘。小さな我儘なんだから…」
「ロ…」
親友も私の名前を言うのを止めた。
彼らが来る。
私は左の紋章を光らせた。
「殺し合おう。そっちは死にたくないんじゃない?私は死にたいけど。」
どちらが敵なのか。
それは神が教えてくれる。
「あそこだ!」
「エレスト、いける?」
「ああ。もう解けた。」
エレスト達は二人の声の元に辿り着く。
「全て、君のせいだ!!!!私を壊して何が楽しいんだ!」
「何故わかってくれないの!?何でそこまで、固執するの!?」
彼女は血に包まれながら、氷結の紋章の者と戦っている。
「氷結の紋章か!?」
「ああ。そうみたいだ。」
「私を殺しても、何も変わらない!」
「そうだね!村の人間を皆殺しにしなかったらね!!!!」
すると、二人ともエレスト達に気付く。
「何で、此処に来れるの!?」
「皆さん!?」
「いつの間にな…」
その瞬間血の縄が氷結の紋章の者を縛り上げる。
「…!?」
「早く逃げてください…!相手は神の紋章です…無策では勝てません…!」
氷結の紋章の者は笑い出した。
「…そう!!理解した。」
その瞬間、血鬼の紋章を持つ彼女は氷に包まれた。
「全員でかかってきてよ。そうじゃないと私を殺せない。勝つのは『神に愛されている者』か!『神に選ばれた者』か!」
「トーラス!」
「分かってる!」
「ただの魔法で壊せると思わないでね。あ、私の親友に言っておいて。『貴方にとっての悲劇を終わらせましょう。』ってね。三人とも、私たちに介入するなら…命の覚悟はしておくことね。」
「おい、どういうことだ?待て…!」
氷結の紋章の者は、エレスト達が追いかけないことを分かっているようにゆっくりと去っていった。
「その前にこの子を助けるぞ!」
トーラスが叫ぶ。
「あ、ああ…!」
「下手に砕くと、この子も割れる…!」
すると、氷が一瞬で粉砕された。
彼女の血鬼の紋章が光っている。
体中に血の棘が付いている為、中から破壊したのだろう。
「…無事か!?」
「………ハハッ…」
氷から出てから最初の言葉は笑っていた。
「…お、おい…?」
「やっぱり…存在するべきじゃないんだ…」
「しっかりしろ、大丈夫か!?」
トーラスにしっかり掴まれたあと、正気を取り戻したかのように、目に光が戻る。
「…は、はい…生きてます…」
「…怪我は?」
「してません…紋章の血です…」
「…そうか、分かった。一応体は大丈夫みたいだな。」
「取り敢えず、氷結の紋章の人は何処かに行ってしまったし、今日は宿屋で休みましょう。その間に何かあったら直ぐに私に言ってね。」
「…すみません、気を遣わせてしまって…」
「馬鹿か。こういう時は感謝の言葉を言うんだよ。」
「す、すみま…いや、ありがとうございます。」
トーラスは口は悪いが今回ばかりはめちゃくちゃ優しい。
取り敢えず宿屋に戻る。
氷は去ってから直ぐに消えてしまった。
部屋は女二人、男二人で部屋を取った。
店員にトーラスが女だと勘違いされたが、まあこの先何度もあることだろう。
何故ならトーラスは美形だからである。
エレストと、トーラスは同じ部屋でベッドに横たわった。
「ああ、クッソ…疲れた…」
「珍しいな。トーラスがめちゃくちゃ気を遣うなんてさ。トーラスみたいだったからか?」
「……さあな。……どちらかといえば…俺は…俺の妹を見てるのかもな…」
「…そうなのか?」
「まあ、復讐を俺の妹がしたいのか、分からないけどな。」
「……妹は、生きているんだろ?」
「ああ。俺以外の奴に殺されていなかったらな。あれからもう結構時間は経ってる。一度もあの場所に帰ってないから、まだ生きているのかは知らない。」
「帰らないのか?」
「帰りたくないし、帰ろうとも思わないし、帰れない。正直に言えばこんな感じだな。」
「俺は最初から親に捨てられてる側だから、そこのところはよく分からないが…家族って普通は会いたくなるものじゃないのか?」
「普通はな。普通は。エウルはその点普通だよ。貴族は嫌いだが、貴族の割にはまだまともなのが、普通の親って事だろ。エレストと同じように、俺も普通の親に育てられてない。」
「そうなのか…本当に帰らないつもりか?…親は嫌いでも、妹は好きなんだろ?」
「……俺に会っても嬉しかねえよ。守ってくれなかった兄に…誰が会いたいと思うんだ。」
「トーラス…」
「まあ、でも…余程の理由が無ければ帰ることは無いさ。…あの場所に理由が出来る事なんて相当だけどな。」
「悪い理由じゃなかったらいいな。」
「ああ。」
「で…あの子の事だけど。」
エレストは深い溜息を吐いた。
「……やっぱり気になるか?」
「トーラスが気になるようにね。」
「…嫌な予感がするんだよな。」
「嫌な予感?」
「ああ。ただ…嫌な予感。」
トーラスは静かに言う。
「あの子は俺たちの味方だとか敵だとか関係無くて、ただ自分のやることに邪魔しなかったらいい…そんなことを考えているようにも見える。俺は…それが不安なんだ。」
「トーラスも不安になることがあるんだな。」
「不安というか…まあ、うん…そうだな…だが、俺をなんだと思ってる。」
「顔は良い奴。」
「……間違っては無いか。」
その時、激しいノック音が聞こえた。
「おおっ!?」
扉を開けるとそこにはエウルがいた。
「あの子は?知らない!?」
「いや…」
「どっか行ったきり、帰ってこないの!探して!」
(…私の名前はロディ。まあ、それも…ロディという女がいたという事実すらも消える。私が望んでいることは、親友を殺すことじゃない。)
まあ、今思えば何でもいいのかもしれない。
親友を殺したとて、何の意味も産まれない。
しかし、全てはその後に産まれる。
(私をロディと呼ぶ者は…もう居ない。居てはならない。親友もまた…呼ばせない。)
最初から居無かったのだ。
ロディなんて。
最初から存在してなかったのだ。
全て。
そう思いたい。
「だからそうさせる。」
この紋章が…親友が村を滅ぼす前にあったら…この手で村を滅ぼしていただろうか。
いや、きっと出来ないだろう。
望んでいることは抹消だから…親友を殺すという選択肢は取れない。
「早く死にたいな。」
ポロッと本音が溢れる。
死ねない癖に。
言っても無駄。
死ねない事に悲しくなるだけ。
「実際に試してやろうか。神が私を見捨ててくれるならきっと私は死ねる。」
刃を自分の動脈に向けて振り下ろした。
私は叫ぶ。
「何故!!!!どうして!!!」
君のせいで、私の日常は壊れたんだ。
「何でそんなに怒っているの?」
「あの村は私にとって存在する意味があった。」
「あんな場所、何の意味もない!何故固執するの!?」
「本気で分からないの?」
「え?」
「あの村を最初から無かった事にしたかったんだよ、私の手で。それを君が横入れした。本当に無駄なことを君はしたんだ。重罪だ。私を裏切った。無かった事にするためには、君を殺さないといけない。それは流石に迷ったけど、もう殺すしかないね。」
「なんで…?」
あの場所はこの世界の汚点だ。
知性の欠片もない屑共が、砂糖に群がる蟻のようにいる。
そして、そこから生まれた、自分たちもまた、汚点。
「私は神は嫌い。そのせいで死ねない人間になってしまったから。だからさ、神を殺す。」
「ロデ…」
「私の名前を呼ばないで。この世界にその名前を残したくない。」
「何で…そこまで…」
エレスト、エウル、トーラス。
この三人が私と関わっている以上、私とは知り合いになってしまっている。
私は死ぬ。
名前を知れば、他人以上の関係になる。
他人以上の関係の人間が死ぬのを見たくないだろう。
「私の最期の我儘。小さな我儘なんだから…」
「ロ…」
親友も私の名前を言うのを止めた。
彼らが来る。
私は左の紋章を光らせた。
「殺し合おう。そっちは死にたくないんじゃない?私は死にたいけど。」
どちらが敵なのか。
それは神が教えてくれる。
「あそこだ!」
「エレスト、いける?」
「ああ。もう解けた。」
エレスト達は二人の声の元に辿り着く。
「全て、君のせいだ!!!!私を壊して何が楽しいんだ!」
「何故わかってくれないの!?何でそこまで、固執するの!?」
彼女は血に包まれながら、氷結の紋章の者と戦っている。
「氷結の紋章か!?」
「ああ。そうみたいだ。」
「私を殺しても、何も変わらない!」
「そうだね!村の人間を皆殺しにしなかったらね!!!!」
すると、二人ともエレスト達に気付く。
「何で、此処に来れるの!?」
「皆さん!?」
「いつの間にな…」
その瞬間血の縄が氷結の紋章の者を縛り上げる。
「…!?」
「早く逃げてください…!相手は神の紋章です…無策では勝てません…!」
氷結の紋章の者は笑い出した。
「…そう!!理解した。」
その瞬間、血鬼の紋章を持つ彼女は氷に包まれた。
「全員でかかってきてよ。そうじゃないと私を殺せない。勝つのは『神に愛されている者』か!『神に選ばれた者』か!」
「トーラス!」
「分かってる!」
「ただの魔法で壊せると思わないでね。あ、私の親友に言っておいて。『貴方にとっての悲劇を終わらせましょう。』ってね。三人とも、私たちに介入するなら…命の覚悟はしておくことね。」
「おい、どういうことだ?待て…!」
氷結の紋章の者は、エレスト達が追いかけないことを分かっているようにゆっくりと去っていった。
「その前にこの子を助けるぞ!」
トーラスが叫ぶ。
「あ、ああ…!」
「下手に砕くと、この子も割れる…!」
すると、氷が一瞬で粉砕された。
彼女の血鬼の紋章が光っている。
体中に血の棘が付いている為、中から破壊したのだろう。
「…無事か!?」
「………ハハッ…」
氷から出てから最初の言葉は笑っていた。
「…お、おい…?」
「やっぱり…存在するべきじゃないんだ…」
「しっかりしろ、大丈夫か!?」
トーラスにしっかり掴まれたあと、正気を取り戻したかのように、目に光が戻る。
「…は、はい…生きてます…」
「…怪我は?」
「してません…紋章の血です…」
「…そうか、分かった。一応体は大丈夫みたいだな。」
「取り敢えず、氷結の紋章の人は何処かに行ってしまったし、今日は宿屋で休みましょう。その間に何かあったら直ぐに私に言ってね。」
「…すみません、気を遣わせてしまって…」
「馬鹿か。こういう時は感謝の言葉を言うんだよ。」
「す、すみま…いや、ありがとうございます。」
トーラスは口は悪いが今回ばかりはめちゃくちゃ優しい。
取り敢えず宿屋に戻る。
氷は去ってから直ぐに消えてしまった。
部屋は女二人、男二人で部屋を取った。
店員にトーラスが女だと勘違いされたが、まあこの先何度もあることだろう。
何故ならトーラスは美形だからである。
エレストと、トーラスは同じ部屋でベッドに横たわった。
「ああ、クッソ…疲れた…」
「珍しいな。トーラスがめちゃくちゃ気を遣うなんてさ。トーラスみたいだったからか?」
「……さあな。……どちらかといえば…俺は…俺の妹を見てるのかもな…」
「…そうなのか?」
「まあ、復讐を俺の妹がしたいのか、分からないけどな。」
「……妹は、生きているんだろ?」
「ああ。俺以外の奴に殺されていなかったらな。あれからもう結構時間は経ってる。一度もあの場所に帰ってないから、まだ生きているのかは知らない。」
「帰らないのか?」
「帰りたくないし、帰ろうとも思わないし、帰れない。正直に言えばこんな感じだな。」
「俺は最初から親に捨てられてる側だから、そこのところはよく分からないが…家族って普通は会いたくなるものじゃないのか?」
「普通はな。普通は。エウルはその点普通だよ。貴族は嫌いだが、貴族の割にはまだまともなのが、普通の親って事だろ。エレストと同じように、俺も普通の親に育てられてない。」
「そうなのか…本当に帰らないつもりか?…親は嫌いでも、妹は好きなんだろ?」
「……俺に会っても嬉しかねえよ。守ってくれなかった兄に…誰が会いたいと思うんだ。」
「トーラス…」
「まあ、でも…余程の理由が無ければ帰ることは無いさ。…あの場所に理由が出来る事なんて相当だけどな。」
「悪い理由じゃなかったらいいな。」
「ああ。」
「で…あの子の事だけど。」
エレストは深い溜息を吐いた。
「……やっぱり気になるか?」
「トーラスが気になるようにね。」
「…嫌な予感がするんだよな。」
「嫌な予感?」
「ああ。ただ…嫌な予感。」
トーラスは静かに言う。
「あの子は俺たちの味方だとか敵だとか関係無くて、ただ自分のやることに邪魔しなかったらいい…そんなことを考えているようにも見える。俺は…それが不安なんだ。」
「トーラスも不安になることがあるんだな。」
「不安というか…まあ、うん…そうだな…だが、俺をなんだと思ってる。」
「顔は良い奴。」
「……間違っては無いか。」
その時、激しいノック音が聞こえた。
「おおっ!?」
扉を開けるとそこにはエウルがいた。
「あの子は?知らない!?」
「いや…」
「どっか行ったきり、帰ってこないの!探して!」
(…私の名前はロディ。まあ、それも…ロディという女がいたという事実すらも消える。私が望んでいることは、親友を殺すことじゃない。)
まあ、今思えば何でもいいのかもしれない。
親友を殺したとて、何の意味も産まれない。
しかし、全てはその後に産まれる。
(私をロディと呼ぶ者は…もう居ない。居てはならない。親友もまた…呼ばせない。)
最初から居無かったのだ。
ロディなんて。
最初から存在してなかったのだ。
全て。
そう思いたい。
「だからそうさせる。」
この紋章が…親友が村を滅ぼす前にあったら…この手で村を滅ぼしていただろうか。
いや、きっと出来ないだろう。
望んでいることは抹消だから…親友を殺すという選択肢は取れない。
「早く死にたいな。」
ポロッと本音が溢れる。
死ねない癖に。
言っても無駄。
死ねない事に悲しくなるだけ。
「実際に試してやろうか。神が私を見捨ててくれるならきっと私は死ねる。」
刃を自分の動脈に向けて振り下ろした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。
亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。
しかし皆は知らないのだ
ティファが、ロードサファルの王女だとは。
そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる