異世界は夢

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おはようございます！田中雅美！
バキャアという素晴らしい音が聞こえたので多分壊した！
頻繁に私は家の備品を壊してた！
フッ…有り余る力はどうコントロールすればいいんだろう？

「ガガガ…」

生きてるやん。しぶと。
私に倫理観があると思うな！
あの子の姉妹？知らん。
私の敵なら…壊す。

「自我を残さない方が弱い。だけど、自我があったら逃げ出す。クソ魔族は所詮、ゴミクソなんだよ。」

何で魔族に対しこんなにも嫌悪感を示すのは、嫌いな奴の目と同じだから。
皆同じく人間の吐瀉物みたいな目をしている。
分かりやすく言うと悪意…だな。それが醜く見える。

「あと私は自分の意見が無い奴が嫌いだ。」

過去の自分を見ているようで吐き気がする。
行くか。
因みに、クソでけえ街を通ると、魔族の国に入るらしい。
おおー。なんかそろそろ終わりそう。
あと、ヤクザの情報で、一つ気がかりなことを言っていた。

「現実世界と切り離されるはずなのに、でも何でお前は戻れるんだ？」

うん？
って感じですよね。
私もうん？って感じです。
戻れる？
何が？何処に？
私は一体何に戻ったんだろう。