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どうもー田中雅美でございますー
只今、私はですね、高校時代の後輩に絡まれていますー
簡単に言うと懐かれてます。
何ででしょうか。
「本当にずっと会いたかったんです!」
やばい。本物としか思えない。
仕方ない、こうなれば強行突破だ。
私は行かなきゃならない。
「私は進まねばならない。」
「何処にですか?」
「先に。」
やるべきことがある。
どうしても。成すべきことが。
「だから、道を開けてくれ。」
「…先輩…分かりました。」
私は蹴り飛ばす。
「本物はそんな聞き分けの良い子じゃないわ!」
正直に言おう。
私の方が圧倒的に大人だ。
大人はせっかちなんだぜ…
まあ、聞き分けが良かったから蹴り飛ばすとか、凄い可哀想な気もするが、モーマンタイ。
お陰で、幻も消えたし、私は先に進むか。
階段を上ると、小学校に知り合った先輩がいた。
「あ、あの時の子…」
「…お久しぶりです。」
多分この人は私の名前を憶えていない!
5年以上会ってないんだもの!
「元気だった?」
「あ、はい。」
そういえば彼女出来たんだろうか。
この人は欲しがっていた。
「そういえば彼女居るんですか?」
只今、私はですね、高校時代の後輩に絡まれていますー
簡単に言うと懐かれてます。
何ででしょうか。
「本当にずっと会いたかったんです!」
やばい。本物としか思えない。
仕方ない、こうなれば強行突破だ。
私は行かなきゃならない。
「私は進まねばならない。」
「何処にですか?」
「先に。」
やるべきことがある。
どうしても。成すべきことが。
「だから、道を開けてくれ。」
「…先輩…分かりました。」
私は蹴り飛ばす。
「本物はそんな聞き分けの良い子じゃないわ!」
正直に言おう。
私の方が圧倒的に大人だ。
大人はせっかちなんだぜ…
まあ、聞き分けが良かったから蹴り飛ばすとか、凄い可哀想な気もするが、モーマンタイ。
お陰で、幻も消えたし、私は先に進むか。
階段を上ると、小学校に知り合った先輩がいた。
「あ、あの時の子…」
「…お久しぶりです。」
多分この人は私の名前を憶えていない!
5年以上会ってないんだもの!
「元気だった?」
「あ、はい。」
そういえば彼女出来たんだろうか。
この人は欲しがっていた。
「そういえば彼女居るんですか?」
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