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ぼくのたからもの
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10日経っても尊は現れ無かった。
諦めきれない棋理が根気よく待ち続けていると、その月の最終日に変化があった。
件の同僚も含めた数人が、やたら長身の男を見送りながら、花束を持って出てきたのだ。男が手に持つバッグに棋理は見覚えがあった。結局尊は姿を見せないまま、また代理人だと言うあの男が退職の手続きをしに来たのだろう。
そんなに具合が悪いのだろうか。それとも、棋理がこうして一目会いたくて、待ち伏せしているのに気がついた為か。
後者の気がする。
それでも、悲しいが、尊の具合が悪いよりは良い。
そう自分を慰めた棋理は、なんだか酷く疲れたなと肩を落とした。
俯きたくなくて、空を仰げば、季節はいつの間にか変わっていた。
棋理の時間だけがあの日から止まってしまっている。心配そうな「ありがとうございました」という店主達の声を背に、悄然と店から出た棋理の耳に、尊の代理人らしい男と同僚達の楽しげな話し声が、風に乗って切れ切れに届く。
それから力無く目を逸らした棋理は、もう今は待つ人の無い我が家へと、重い足を引き摺りながら戻っていった。
尊はひと足先に未来に歩き出そうとしている。棋理だけを置いてきぼりにして。
それでも、彼のそんな健やか精神を心の底から愛していた。
「これじゃまるでストーカーだな… 」
ここ暫くの自分を振り返り自嘲する。
もう、いい加減に解放してやらなければ。
帰ったら離婚届に判を押そう。
そう決めた棋理の頬には、止めどない涙が流れ落ちていった。
運命の番であるΩの貴音の伴侶は渡利空知といった。老舗の宝飾メーカーの次男坊で自らも外資系企業に籍を置き、エグゼクティブとしても活躍している、典型的なα家系に生まれたαであった。
貴音との離婚にも、慰謝料はいらないし、今住んでいるマンションも貴音に譲る。自分の物は処分してくれと、何ら揉める事無くあっさりと彼らの離婚は成立した。
棋理の言えた事では無いが、番のΩを家にいれ独占していたほどのαらしい執着を持った男が、番契約が破棄されたとは言え、ああもあっさりと手放す物だろうか。
棋理の抱いたその疑問は、番届の相談で貴音のマンションを尋ねた時に解消された。
「行かないで! 」
悲鳴のような貴音の声がする。開け放った扉を背に長身の男が貴音にしがみ付かれている。
男はαとしても平均以上身長のある棋理より、まだ頭半分ほど背が高い。
「ごめんなさい。俺こんな事になるなんて思ってもみなかったんだ。あの人が運命の番なのは知ってた。でも俺は空知に噛んで貰ってるから、だから大丈夫だって」
泣きながらしがみつく貴音を、渡利は無造作に引き剥がした。到底かつては番だったΩ相手にするとは思えない、雑な仕草だった。
引き剥がされた貴音が呆然と見上げるのを、感情の籠らない目で見下ろした渡利が言った。
「運命だから仕方ないだろう」
「え」
「俺はそう諦めた。お前との番契約が書き換えられるのを、この身をもって知ったからな。運命なんだ仕方ない。貴音も覚悟を決めることだ」
「そんな」
そんなつもりじゃ、と蒼白な顔で貴音が項垂れている。
「ほんの少し、あの人の運命の番のフェロモンをつけて来たら、空知が妬いてくれないかと思って」
「は? 」
棋理の口から自分でも驚くくらい怒気を孕んだ低い声が出た。
今何と言った。
不可抗力で出会ったと、お互い不幸な偶然だと、誰も悪く無いのだからと、そう思って今日まで我慢していたというのに。
「知っていたのか? 知っていて、そんな理由で俺に近づいたのか」
瞼の裏で火花の散る幻が見える。気がついた時には、渾身の力で貴音の首を絞めている棋理がいた。
「返せ、尊を返せ、殺す、殺してやる、許さないぞ!このっ!最低なΩめ!! 」
「落ち着いたか」
「すまない」
勝手知ったる我が家だと、渡利がカップを渡してきた。暖かい。手のひらから伝わる熱と珈琲の香りで漸く我に帰ったというように、棋理は左手で蒼白な顔を覆った。
αの本気の威嚇に当てられ、気を失った貴音も寝室のベッドへ寝かせてある。渡利が引き剥がしてくれなかったら、棋理はあのまま貴音を締め殺していただろう。その位本気で殺意がわいていた。
ほんのささいな悋気から、少し棋理のフェロモンをつけるだけだからと、貴音は狙って棋理に近づいたのだ。
立派なヒートテロである。
貴音とは家同士の決めた婚姻だが、年の離れたあいつを自分なりに大事にしていた。貴音の家では遅い子供で、甘やかされ所のある貴音には、自分の愛情表現はもの足りなかったのかもしれない。
そう自嘲気味に笑う渡利は、棋理から見ても美しい男だった。
均整の取れた体には、しっかりとした実用的な筋肉が乗っている。肩幅に比べて顔が小さいので実際よりも身長が高く見えているようだ。
艶やかな黒髪を自然に流して露わにされた理知的な額に、黒曜石を嵌め込んだような黒目の大きな瞳。
渡利空知は、同じαである棋理から見ても大した美丈夫だった。
渡利を見ていると桂男という言葉が自然と浮かぶ。月見をしたいつかの夜に、寝物語に尊が聞かせてくれた、月に棲むという佳人。それに魅入られた者は寿命を縮めるという。
貴音もまた渡利という美しい男に魅入られたが故に全てを失ったのだ。
彼を見ていると、自然とそんな気持ちが浮かんでくるような、渡利にはそんな妖しい魅力があった。
急ぎで必要になった、私物を取りにと寄った渡利を、強引に引き止めた貴音が、もう一度噛んでくれと頼んで来た。それを無理だと断って帰るところだった。よしんば噛んだとして、自分には棋理のように上書きなどする力はない。
「あれは運命の番だけに起きる奇跡的な現象でしょう。」
凄まじい衝撃でしたと、その時にαとしてのフェロモンを感知する器官を失った、と淡々と話す渡利に棋理は言葉を失った。
「俺はあの日、雄としてあなたに負けたんです」
もう二度とここへは来ません。貴音を頼みます、と背を向けた後ろ姿に既視感を覚えて、棋理は我知らず「あ!」と声を上げていた。
あの日、尊の代理人として荷物を引き上げに来ていたのは渡利だ。
なぜかはわからないが、尊は今渡利の所にいるに違い無い。
「尊は、尊は元気ですか」
引き止める代わりに出たのは、そんな言葉だった。棋理にとって一番知りたかった事だった。
振り向いた渡利はその問いかけに、答えるべきか僅かに逡巡していた。
「まだフラッシュバックの夢を見て魘されていますが、ひと頃よりは落ちついて、体重も大分戻って来ましたよ」
棋理の必死な瞳を見て応えてくれた。
自然と頬を安堵の涙が流れた。
「あなたにも補償を使って心のケアを受けて欲しいと。そしてまた幸せに生きて欲しいと、そう言ってましたよ」
「うう、ぁぁぁ、ああああああああぁぁっ…っ!」
床に身を投げ出して号泣する棋理の姿を、渡利は眩しそうに目を細めて見つめる。「似た物夫夫だったんですね」という小さな呟きは、泣き崩れている棋理の耳にまでは届かなかった。
「どうかお元気で」
最後にそのひと言を残して、渡利は帰って行った。
ベッドでは青ざめた顔で貴音が眠っている。
静か過ぎて息をしていないようで、かすかに上下する胸に、棋理は自然と手の平を当てていた。
故意のヒートだと知った時は、本当に殺してしまいたいと思った。
棋理にとっての人生の全てを、貴音に奪われたのだ。
薄く上下する胸から細い首に指を滑らせる。Ωのか細い首などαの棋理の力なら一捻りだ。
「やめた」
いつの間にか貴音が目を開けて棋理を見ていた。その唇が「殺して」と動くのを見た棋理は、急に全てが馬鹿馬鹿しくなった。
「死にたがってるお前を殺したら、俺はその願いを叶えた事になる。そんなのはごめんだ」
貴音は生きるべきだ。
望まぬ人生を望まぬままに生き続けることだ。
肉体は共鳴しようと、棋理は己の人生を奪った運命のΩを生涯許すことはないだろう。
一人で楽になどさせない。
たった一人の番に愛されないまま生きていけ。運命などどいう獣の理で、番った自分達にはそれが相応しい。
「保険、掛けといてやって良かったな、尊」
幸せにか。
俺には難しそうだけど、尊の幸せを生涯かけて祈るよ。叶わなかった金婚式の願いとともに。それが、俺の幸せの形かもしれないな、と。
目を閉じて瞼の裏に浮かんだ尊の笑顔にそう誓うと、棋理は久しぶりに、心からの安堵の微笑みを、その窶れた頬へと浮かべたのだった。
運命を紡ぐ運命の番保険。
過ちは一瞬ですが人生は長く続いていくもの。望まぬ運命に翻弄された貴方のためにも、各種保障を、取り揃えてございます。
運命に出会ってしまう前に、貴方も契約してみませんか?
諦めきれない棋理が根気よく待ち続けていると、その月の最終日に変化があった。
件の同僚も含めた数人が、やたら長身の男を見送りながら、花束を持って出てきたのだ。男が手に持つバッグに棋理は見覚えがあった。結局尊は姿を見せないまま、また代理人だと言うあの男が退職の手続きをしに来たのだろう。
そんなに具合が悪いのだろうか。それとも、棋理がこうして一目会いたくて、待ち伏せしているのに気がついた為か。
後者の気がする。
それでも、悲しいが、尊の具合が悪いよりは良い。
そう自分を慰めた棋理は、なんだか酷く疲れたなと肩を落とした。
俯きたくなくて、空を仰げば、季節はいつの間にか変わっていた。
棋理の時間だけがあの日から止まってしまっている。心配そうな「ありがとうございました」という店主達の声を背に、悄然と店から出た棋理の耳に、尊の代理人らしい男と同僚達の楽しげな話し声が、風に乗って切れ切れに届く。
それから力無く目を逸らした棋理は、もう今は待つ人の無い我が家へと、重い足を引き摺りながら戻っていった。
尊はひと足先に未来に歩き出そうとしている。棋理だけを置いてきぼりにして。
それでも、彼のそんな健やか精神を心の底から愛していた。
「これじゃまるでストーカーだな… 」
ここ暫くの自分を振り返り自嘲する。
もう、いい加減に解放してやらなければ。
帰ったら離婚届に判を押そう。
そう決めた棋理の頬には、止めどない涙が流れ落ちていった。
運命の番であるΩの貴音の伴侶は渡利空知といった。老舗の宝飾メーカーの次男坊で自らも外資系企業に籍を置き、エグゼクティブとしても活躍している、典型的なα家系に生まれたαであった。
貴音との離婚にも、慰謝料はいらないし、今住んでいるマンションも貴音に譲る。自分の物は処分してくれと、何ら揉める事無くあっさりと彼らの離婚は成立した。
棋理の言えた事では無いが、番のΩを家にいれ独占していたほどのαらしい執着を持った男が、番契約が破棄されたとは言え、ああもあっさりと手放す物だろうか。
棋理の抱いたその疑問は、番届の相談で貴音のマンションを尋ねた時に解消された。
「行かないで! 」
悲鳴のような貴音の声がする。開け放った扉を背に長身の男が貴音にしがみ付かれている。
男はαとしても平均以上身長のある棋理より、まだ頭半分ほど背が高い。
「ごめんなさい。俺こんな事になるなんて思ってもみなかったんだ。あの人が運命の番なのは知ってた。でも俺は空知に噛んで貰ってるから、だから大丈夫だって」
泣きながらしがみつく貴音を、渡利は無造作に引き剥がした。到底かつては番だったΩ相手にするとは思えない、雑な仕草だった。
引き剥がされた貴音が呆然と見上げるのを、感情の籠らない目で見下ろした渡利が言った。
「運命だから仕方ないだろう」
「え」
「俺はそう諦めた。お前との番契約が書き換えられるのを、この身をもって知ったからな。運命なんだ仕方ない。貴音も覚悟を決めることだ」
「そんな」
そんなつもりじゃ、と蒼白な顔で貴音が項垂れている。
「ほんの少し、あの人の運命の番のフェロモンをつけて来たら、空知が妬いてくれないかと思って」
「は? 」
棋理の口から自分でも驚くくらい怒気を孕んだ低い声が出た。
今何と言った。
不可抗力で出会ったと、お互い不幸な偶然だと、誰も悪く無いのだからと、そう思って今日まで我慢していたというのに。
「知っていたのか? 知っていて、そんな理由で俺に近づいたのか」
瞼の裏で火花の散る幻が見える。気がついた時には、渾身の力で貴音の首を絞めている棋理がいた。
「返せ、尊を返せ、殺す、殺してやる、許さないぞ!このっ!最低なΩめ!! 」
「落ち着いたか」
「すまない」
勝手知ったる我が家だと、渡利がカップを渡してきた。暖かい。手のひらから伝わる熱と珈琲の香りで漸く我に帰ったというように、棋理は左手で蒼白な顔を覆った。
αの本気の威嚇に当てられ、気を失った貴音も寝室のベッドへ寝かせてある。渡利が引き剥がしてくれなかったら、棋理はあのまま貴音を締め殺していただろう。その位本気で殺意がわいていた。
ほんのささいな悋気から、少し棋理のフェロモンをつけるだけだからと、貴音は狙って棋理に近づいたのだ。
立派なヒートテロである。
貴音とは家同士の決めた婚姻だが、年の離れたあいつを自分なりに大事にしていた。貴音の家では遅い子供で、甘やかされ所のある貴音には、自分の愛情表現はもの足りなかったのかもしれない。
そう自嘲気味に笑う渡利は、棋理から見ても美しい男だった。
均整の取れた体には、しっかりとした実用的な筋肉が乗っている。肩幅に比べて顔が小さいので実際よりも身長が高く見えているようだ。
艶やかな黒髪を自然に流して露わにされた理知的な額に、黒曜石を嵌め込んだような黒目の大きな瞳。
渡利空知は、同じαである棋理から見ても大した美丈夫だった。
渡利を見ていると桂男という言葉が自然と浮かぶ。月見をしたいつかの夜に、寝物語に尊が聞かせてくれた、月に棲むという佳人。それに魅入られた者は寿命を縮めるという。
貴音もまた渡利という美しい男に魅入られたが故に全てを失ったのだ。
彼を見ていると、自然とそんな気持ちが浮かんでくるような、渡利にはそんな妖しい魅力があった。
急ぎで必要になった、私物を取りにと寄った渡利を、強引に引き止めた貴音が、もう一度噛んでくれと頼んで来た。それを無理だと断って帰るところだった。よしんば噛んだとして、自分には棋理のように上書きなどする力はない。
「あれは運命の番だけに起きる奇跡的な現象でしょう。」
凄まじい衝撃でしたと、その時にαとしてのフェロモンを感知する器官を失った、と淡々と話す渡利に棋理は言葉を失った。
「俺はあの日、雄としてあなたに負けたんです」
もう二度とここへは来ません。貴音を頼みます、と背を向けた後ろ姿に既視感を覚えて、棋理は我知らず「あ!」と声を上げていた。
あの日、尊の代理人として荷物を引き上げに来ていたのは渡利だ。
なぜかはわからないが、尊は今渡利の所にいるに違い無い。
「尊は、尊は元気ですか」
引き止める代わりに出たのは、そんな言葉だった。棋理にとって一番知りたかった事だった。
振り向いた渡利はその問いかけに、答えるべきか僅かに逡巡していた。
「まだフラッシュバックの夢を見て魘されていますが、ひと頃よりは落ちついて、体重も大分戻って来ましたよ」
棋理の必死な瞳を見て応えてくれた。
自然と頬を安堵の涙が流れた。
「あなたにも補償を使って心のケアを受けて欲しいと。そしてまた幸せに生きて欲しいと、そう言ってましたよ」
「うう、ぁぁぁ、ああああああああぁぁっ…っ!」
床に身を投げ出して号泣する棋理の姿を、渡利は眩しそうに目を細めて見つめる。「似た物夫夫だったんですね」という小さな呟きは、泣き崩れている棋理の耳にまでは届かなかった。
「どうかお元気で」
最後にそのひと言を残して、渡利は帰って行った。
ベッドでは青ざめた顔で貴音が眠っている。
静か過ぎて息をしていないようで、かすかに上下する胸に、棋理は自然と手の平を当てていた。
故意のヒートだと知った時は、本当に殺してしまいたいと思った。
棋理にとっての人生の全てを、貴音に奪われたのだ。
薄く上下する胸から細い首に指を滑らせる。Ωのか細い首などαの棋理の力なら一捻りだ。
「やめた」
いつの間にか貴音が目を開けて棋理を見ていた。その唇が「殺して」と動くのを見た棋理は、急に全てが馬鹿馬鹿しくなった。
「死にたがってるお前を殺したら、俺はその願いを叶えた事になる。そんなのはごめんだ」
貴音は生きるべきだ。
望まぬ人生を望まぬままに生き続けることだ。
肉体は共鳴しようと、棋理は己の人生を奪った運命のΩを生涯許すことはないだろう。
一人で楽になどさせない。
たった一人の番に愛されないまま生きていけ。運命などどいう獣の理で、番った自分達にはそれが相応しい。
「保険、掛けといてやって良かったな、尊」
幸せにか。
俺には難しそうだけど、尊の幸せを生涯かけて祈るよ。叶わなかった金婚式の願いとともに。それが、俺の幸せの形かもしれないな、と。
目を閉じて瞼の裏に浮かんだ尊の笑顔にそう誓うと、棋理は久しぶりに、心からの安堵の微笑みを、その窶れた頬へと浮かべたのだった。
運命を紡ぐ運命の番保険。
過ちは一瞬ですが人生は長く続いていくもの。望まぬ運命に翻弄された貴方のためにも、各種保障を、取り揃えてございます。
運命に出会ってしまう前に、貴方も契約してみませんか?
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続編あったのわからなくてさっき前作の感想書いてそのままこちらも一気に読みました
棋理幸せになって欲しいです😭
まさかのヒートテロですか😱
故意とかマジふざけんな案件ですね…
殺人しなくて良かった…これからの人生ゆっくり幸せになって行ってね…
テロ犯は反省しなさい
こんなんだからΩの社会的地位が低くなるんだよ😠アンタみたいなのがいるからきちんとしている子達が差別受けるのよ…
代償は高くついたんで来世ガンバレ〜
尊と空知が一緒にいるのに安心している棋理が優しくて切ないですね
さくら夏目様
続編もお読み下りありがとうございます。
仕様でシリーズにできないので
分かりづらいですよね
棋理もいわばヒートのレイプ被害者なのでPTSDも発症しちゃいます
それでも大人ですので時間をかけて自分を建て直していける人です
尊のことも本当に大切な人なので
身を裂かれる思いですが幸せを願ってます
ヒートテロの被害者としても申告するので
保険金もでますお金は大事ですからね
運命であろうと番であろうと
その辺はなあなあにはしないので
貴音はΩとしての幸せは手にはいりません
それが加害者としての貴音の贖罪になっていくはずです
最後までお読みくださり
ありがとうございます
感想もとても励みになりました☺️
東雲夕さん、こんにちは😊
初めまして、ニナメルと申します。
ムーンライトノベルさんの方でも読ませて頂きました。
「運命の番保険」、まず、発想が素晴らしい✨
悲恋物ではありますが、お金って大事。
お金さえあれば性別関係なく、番解除になっても、なんとか生きていけますもんね❗
これで完結はもったいないので、別CPなどでシリーズ化してもいいのでは?と思いますっ
陰ながら今後も応援しています、素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございました😌
ニナメル様
感想ありがとうございます。
ムーンからのご訪問もとても嬉しいです
運命の番というロマン溢れるネタに
保険という無粋なアイテムぶっ込んだ事
評価していただき凄い嬉しいです☺️
どうもサレ側に感情移入気味なので
ロマンスより大事故だなって思っちゃうタチでして
シリーズ化も嬉しいお言葉
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とは思っていますので
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感想と沢山の嬉しいお言葉に
重ねて感謝致します、有り難うございました!
棋理がただただかわいそうでした。
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Nanashima様
感想ありがとうございます。
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