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祭りの日の日記
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2021年 7月16日 晴れ
今日は彼氏のユウキ君と夏祭りに行きました。夕方の5時に集合って言ったのに、ユウキ君は遅れてきました(怒)。でも、遅れたのは5~10分くらいだったし、りんご飴を奢ってくれると言ってくれたので、すぐに許しました。
手を繋ぎながら、会場へ向かっていると、すぐに浴衣の人たちの姿がたくさん見えてきました。ワクワクしていると、ユウキ君はこっちをチラッと見て笑ってきました。なんだか恥ずかしくなって、彼の背中に顔を埋めてしまいました(照)。そしたら、バラの様なとてもいい匂いがしました。私が、ユウキ君いい匂いするねって言ったら、香水をつけてるんだよ、と教えてくれました。香水だなんて、ユウキ君オトナだな~って思いました。
お祭りの会場に来るとユウキ君は、綿あめが食べたいと言い出しました。普段はクールな彼なのに、可愛い!!!と思ってしまいました。
綿あめを手に入れた彼は、さっそくモシャモシャ食べ始めました。その姿が何となくハムスターみたいで、また可愛いと思って見ていました。
今度は、私の食べたかったかき氷を食べることにしました。私はイチゴのシロップが好きですが、ユウキ君はブルーハワイのシロップにしていました。私はユウキ君にお下品だと思われないように、出来るだけ優しく、ボロっと崩れないようにかき氷を掬って食べました。それなのに、ユウキ君はそんなのお構いなしで、ボロボロ崩しながら、食べていました。もうおかしくって、笑ってしまいました(笑)。そしたら、ユウキ君は笑う私の口の中に、ブルーハワイのシロップのかき氷を突っ込んできました。冷たかったけど、こんな味もアリだなと思いました。
かき氷を食べ終わると、射的の屋台に行きました。ユウキ君は、私にぬいぐるみを取ってくれようと意気込んでいます。狙うの真っ茶色のクマのぬいぐるみです。頑張れ!ユウキ君。私は必死に応援しました。ですが、ユウキ君の弾はクマのお腹にボスッと当たって跳ね返され、ビクともしません。ボスッボスッと何発か当てて、最後の一発となってしまいました(泣)。ユウキ君、もうどうなってもいいよ。私への想いは伝わったから! そう思って見ていると、棚の端っこに申し訳なさそうに立っていた、小さなチョコの箱の角にユウキ君は弾を当てました。二度三度よろめいたチョコは、見事倒れて、商品獲得となりました! ユウキ君は、頭の後ろを掻きながら、それを私に渡してきました。ふたりで食べようと言うと、彼は元気よく、うんっと頷きました。
ふたりでチョコを口に運んでいると、花火がどどーんと揚がりました。私が花火に見とれていると、ユウキ君は私に後ろからハグしてきました(照)。いきなりのことでビックリして、心臓がバクンバクンしました(焦)。でも、その一方で安心する気持ちもありました。ふと横を見てみると、すぐ傍にユウキ君の顔がありました。ユウキ君は私の方を見て、顔を近づけてきます。私は、アッと思って、目をつぶりました。
このあともエピソードは続くのですが、今日は遅いのでここら辺で日記を閉じようと思います。来年も、ユウキ君と夏祭りに行きたいです。
今日は彼氏のユウキ君と夏祭りに行きました。夕方の5時に集合って言ったのに、ユウキ君は遅れてきました(怒)。でも、遅れたのは5~10分くらいだったし、りんご飴を奢ってくれると言ってくれたので、すぐに許しました。
手を繋ぎながら、会場へ向かっていると、すぐに浴衣の人たちの姿がたくさん見えてきました。ワクワクしていると、ユウキ君はこっちをチラッと見て笑ってきました。なんだか恥ずかしくなって、彼の背中に顔を埋めてしまいました(照)。そしたら、バラの様なとてもいい匂いがしました。私が、ユウキ君いい匂いするねって言ったら、香水をつけてるんだよ、と教えてくれました。香水だなんて、ユウキ君オトナだな~って思いました。
お祭りの会場に来るとユウキ君は、綿あめが食べたいと言い出しました。普段はクールな彼なのに、可愛い!!!と思ってしまいました。
綿あめを手に入れた彼は、さっそくモシャモシャ食べ始めました。その姿が何となくハムスターみたいで、また可愛いと思って見ていました。
今度は、私の食べたかったかき氷を食べることにしました。私はイチゴのシロップが好きですが、ユウキ君はブルーハワイのシロップにしていました。私はユウキ君にお下品だと思われないように、出来るだけ優しく、ボロっと崩れないようにかき氷を掬って食べました。それなのに、ユウキ君はそんなのお構いなしで、ボロボロ崩しながら、食べていました。もうおかしくって、笑ってしまいました(笑)。そしたら、ユウキ君は笑う私の口の中に、ブルーハワイのシロップのかき氷を突っ込んできました。冷たかったけど、こんな味もアリだなと思いました。
かき氷を食べ終わると、射的の屋台に行きました。ユウキ君は、私にぬいぐるみを取ってくれようと意気込んでいます。狙うの真っ茶色のクマのぬいぐるみです。頑張れ!ユウキ君。私は必死に応援しました。ですが、ユウキ君の弾はクマのお腹にボスッと当たって跳ね返され、ビクともしません。ボスッボスッと何発か当てて、最後の一発となってしまいました(泣)。ユウキ君、もうどうなってもいいよ。私への想いは伝わったから! そう思って見ていると、棚の端っこに申し訳なさそうに立っていた、小さなチョコの箱の角にユウキ君は弾を当てました。二度三度よろめいたチョコは、見事倒れて、商品獲得となりました! ユウキ君は、頭の後ろを掻きながら、それを私に渡してきました。ふたりで食べようと言うと、彼は元気よく、うんっと頷きました。
ふたりでチョコを口に運んでいると、花火がどどーんと揚がりました。私が花火に見とれていると、ユウキ君は私に後ろからハグしてきました(照)。いきなりのことでビックリして、心臓がバクンバクンしました(焦)。でも、その一方で安心する気持ちもありました。ふと横を見てみると、すぐ傍にユウキ君の顔がありました。ユウキ君は私の方を見て、顔を近づけてきます。私は、アッと思って、目をつぶりました。
このあともエピソードは続くのですが、今日は遅いのでここら辺で日記を閉じようと思います。来年も、ユウキ君と夏祭りに行きたいです。
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