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第二章 事件だらけのケモナー
洗脳と防衛
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ハンクと別れて、ランディとエセニアを探しに行った。フィオナは母様と一緒にいるだろうから、先にエセニアを見つけて元通りにする。ケモ耳組の中で一番、エセニアが変だった。もしかしら、香水の効果が一番効いているのかもしれない。
「エセニアどこだろ?」
鼻をつまんで急いで屋敷を見て回るがエセニアはいない。ついでに、マルメリーもだ。静かな屋敷に嫌な予感がする。
「坊ちゃま…外から、音がするだ」
「カルドとハンクかな?」
「いや…あの二人は森に行くだよ…人目があるとこじゃ戦わないべ」
戦うこと前提だったのか。穏便にすませて欲しかったんだけど。
鼻をつまんでいるのでくぐもった声でランディがいう。耳をすますと。外から何かが割れる音が聞こえてくる。
音の位置は…作業場にしている小屋だ!
「ランディ!」
「わかっただ!」
ランディに声をかけたら、すぐに担いで作業場へと走ってくれた。
物音がまだしている作業場に近づくと、マルメリーの罵声が聞こえる。
「このグズ!なんでだい!ようやく聞き出してきてみたら、誰もいないじゃないの!ただの作業場に用はないんだよ!」
ケルンが座る椅子が、窓ガラスを突き破って投げ出された。あの椅子は父様が選んでくれた椅子だ。ケルンが大きくなるごとに選んでくれる約束をした、最初の椅子。
それが無造作に転がって、うえぇ?
「ふっ…僕の…いっす…うえぇぇ」
な、泣くな!ケルン、うぇつ、俺もつら、れるうぇぇ!
「ぼ、坊ちゃま!よーしよし!坊ちゃまを悲しませるなんて…おらがこらしめてやるだ!」
あー、ランディのぽんぽんで落ち着いてくれたか。いやぁ、ランディがいてくれてよかった。
とりあえず、仕返しプランのレベルはどんどん上げてく。人の物を傷つけるやつに、優しさはいらないよな。
しかし、何かを探すように漁っているようだけど…何を探しているんだ?作業場には材料ぐらいしか置いていない。あったとしてもデッサン帳ぐらいだ。でも部屋にいるって決まったときに、デッサン帳とかは持ってきているし…いや、誰もいないってマルメリーがいっていたな…そうか、用があるのか。
「エフデ?」
どうも俺に用があるみたいだな。
ケルンの家族を悲しませたり、酷いことをしやがって…でも、原因は俺か。
「坊ちゃま?あいつの目的はエフデなんか?」
ランディはケルンの俺への呟きを自分へのつぶやきと思ったようだった。
抱きかかえてもらっていたが、おろしてもらう。もしマルメリーが襲ってきたら、ケルンを抱えたままではランディの動きが制限されてしまう。
「だと…思う。昨日もエフデのことを聞いてきてたもん」
空き部屋にやたらとマルメリーの残り香が残っていたのは、エフデが屋敷内にいると思ったから探していたのだと思う。
どこで知ったのか知らないが、作業場にしている小屋はエフデ専用だ。屋敷にいないからそこにいると踏んで、地下に秘密の抜け穴がないかとか、情報を得るために家探しをしたってとこか。
誰から聞き出したかはすぐにわかった。
怒りで肩をいからせて作業場からでてきたマルメリーの後ろを、エセニアが付き従うように歩いてでてきたのだ。
「エセニア!」
声をかけるが、どこかぼんやりとした表情で、マルメリーと俺を交互に見ている。
まるで、ケルンがが二人いるので不思議に思っているかのようだ。
もしかして、エセニア…マルメリーをケルンと誤認させられているのか!
「エセニアちゃん!なにしてるだ!」
「なんで、熊が!…獣人か…ちっ…まだこんなのがいたのかい…本当に厄介な場所だよ!」
ランディの声にも反応が鈍い。代わりにマルメリーが驚いている。確かにマルメリーにランディを会わせていなかったが、厄介な場所ってどういう意味だっての。こんないいところを厄介なんていうんじゃねぇぞ!
「ランディ!エセニアを」
「何をしているんですか?」
ランディにエセニアを救出してもらおうと思っていると頼れる人の声がした。
「フィオナ!」
振り返った先でフィオナが仁王立ちしていた。あれほどの大きな音だったのだ。きっと何事かと駆けつけてくれ…あれ?そうならおかしい。
母様は?母様はどこだ?
「フィオナ。母様は?母様はどこ?」
「奥様は…お眠りになってます…奥様から頼まれて…」
フィオナの視線がこちらをみていなかった。まるで焦点の合っていない瞳だった。
「坊ちゃま…フィオナさんもやられてるだ」
かばうようにランディがケルンを抱え直そうとした。
でも、そこにはもうケルンはいなかった。
「えっ!エセニア!」
気づけばエセニアに抱えられていたのだ。
「坊ちゃま!エセニアちゃん!坊ちゃまを放すだ!」
ランディの叫びを無視して、エセニアはマルメリーの横に立った。にやりと笑ったマルメリーは、ケルンのあごを掴んだ。
「ちょうどよかったよ。あんたを探そうと思ってたんだ。エフデの友達なんだろ?エフデはどこだい?」
力を少しずつこめてきていた手を払ったのはエセニアだった。
「ダメ…坊ちゃまを…傷つけ…させない…」
「エセニア…めをさましてよぉ!」
焦点があっていない目だけど、ケルンを守ることだけはやめようとしない。
「ちっ!なんで、どいつもこいつも、ここまで忠誠心が強いんだい!だいたい睡眠薬じゃなく、毒にしろっていっただろ!この犬っころ!」
マルメリーが手をさすりながらフィオナに悪態をつく。
こいつ、今、なんていった?毒?
ざわっと俺の知らない領域が波打った。なんだ、この領域は。
「毒?…奥様はお疲れで…ザクス様のお薬を…お身体がまだ…傷が…」
「おめぇ!フィオナさんになんちゅうことさせるんだ!許さねぇぞぉ!」
フィオナはつらそうな表情で、しきりに「奥様…おかわいそうに…」と繰り返している。何かフィオナのトラウマを刺激させることだったのだろう。
ランディもそれに気付いて怒っている。今まで一度も見たことがないほどの怒りだった。
「ふんっ!熊公は黙ってろ!あたしの仕事の邪魔をすんなら…おい!犬!お灸をすえてやれ!」
「はい…奥様…」
フィオナはそういうなり手を天に向けて突き出した。
これでわかった。マルメリーは、エセニアにはケルンを、フィオナには母様だと誤認させているのだ。非常にまずい。フィオナは母様のいうことを優先させる。
「ま、待ってくれ!フィオナさん!それはまずいだよ!」
「精霊よ…雷となれ…」
轟音と共に、落雷がフィオナの手の中に落ちた。落雷はそのまま形を変えて、一本の槍へと姿を変える。ばちりばちりと空気を震わせている穂先をランディにむける。
「ひゅー!北方式は派手な魔法だねぇ!」
口笛をふいて、手をたたいて喜ぶマルメリーをにらむ。フィオナは母様やランディと同じ北方の出身だ。だけど、フィオナは北方が好きじゃなかった。魔法だってそんなに使わない。
なぜ使わないか。北方式は攻撃的だとナザドから聞いている。だから、ナザドは父様から魔法を教えてもらったのだと教えてくれたのだ。
母親の魔法の才能を受け継いだのが自分だけだと悩んでいたナザドを励ましたあのときに。
「止すんだ、フィオナさん!あぶねぇ!」
「貫け…『雷槍』」
ランディが停止を求めても、フィオナは聞く耳を持たず。そのまま『雷槍』をランディに向けて投げつけた。
ひゅっという音とともに、閃光が辺りを染め上げる。
「ランディ!」
エセニアの腕から逃れようと暴れるが、いっこうにゆるむ気配がない。
視界が戻る。
そこには信じれない姿があった。
「ランディ…?」
「なんだい、ありゃ…」
ランディを守るように、土塊の人形が立っていた。
「精霊様、ありがとよぉ…おらに雷は効かねぇだよ。そこかしこに土があるんだべ…精霊様、頼むだ『土纏』」
そういうなり、土塊の人形は崩れて、ランディを包み込む。まるで土の鎧のような姿をみせる。両手に小手のような物がついている。
「あら…また汚して…誰が洗濯すると…思っているの?」
「おーおっかねぇだよ、フィオナさん…すぐ戻してやっからな。ほんで、おらを叱ってくんろ」
土をまとったランディをみて、いつものように小言をいうフィオナ。まるでいつも通りなその言葉に、とてもつらそうにランディが返す。
「魂消たねぇ…さすがはフェスマルク家。使用人も一流かい。それを操るあたしはもっと一流だけどね!ガキ、案内してもらうよ?おい、足止めしとけ!」
そういって、この場から離れようとするマルメリー。屋敷の中を探すつもりか!
「ランディ!」
「坊ちゃま!」
ランディに助けを求めようとも、フィオナがそれを許さない。回り込んで、邪魔をする。
暴れるケルンを連れて屋敷の中へと入っていた。
「エセニアどこだろ?」
鼻をつまんで急いで屋敷を見て回るがエセニアはいない。ついでに、マルメリーもだ。静かな屋敷に嫌な予感がする。
「坊ちゃま…外から、音がするだ」
「カルドとハンクかな?」
「いや…あの二人は森に行くだよ…人目があるとこじゃ戦わないべ」
戦うこと前提だったのか。穏便にすませて欲しかったんだけど。
鼻をつまんでいるのでくぐもった声でランディがいう。耳をすますと。外から何かが割れる音が聞こえてくる。
音の位置は…作業場にしている小屋だ!
「ランディ!」
「わかっただ!」
ランディに声をかけたら、すぐに担いで作業場へと走ってくれた。
物音がまだしている作業場に近づくと、マルメリーの罵声が聞こえる。
「このグズ!なんでだい!ようやく聞き出してきてみたら、誰もいないじゃないの!ただの作業場に用はないんだよ!」
ケルンが座る椅子が、窓ガラスを突き破って投げ出された。あの椅子は父様が選んでくれた椅子だ。ケルンが大きくなるごとに選んでくれる約束をした、最初の椅子。
それが無造作に転がって、うえぇ?
「ふっ…僕の…いっす…うえぇぇ」
な、泣くな!ケルン、うぇつ、俺もつら、れるうぇぇ!
「ぼ、坊ちゃま!よーしよし!坊ちゃまを悲しませるなんて…おらがこらしめてやるだ!」
あー、ランディのぽんぽんで落ち着いてくれたか。いやぁ、ランディがいてくれてよかった。
とりあえず、仕返しプランのレベルはどんどん上げてく。人の物を傷つけるやつに、優しさはいらないよな。
しかし、何かを探すように漁っているようだけど…何を探しているんだ?作業場には材料ぐらいしか置いていない。あったとしてもデッサン帳ぐらいだ。でも部屋にいるって決まったときに、デッサン帳とかは持ってきているし…いや、誰もいないってマルメリーがいっていたな…そうか、用があるのか。
「エフデ?」
どうも俺に用があるみたいだな。
ケルンの家族を悲しませたり、酷いことをしやがって…でも、原因は俺か。
「坊ちゃま?あいつの目的はエフデなんか?」
ランディはケルンの俺への呟きを自分へのつぶやきと思ったようだった。
抱きかかえてもらっていたが、おろしてもらう。もしマルメリーが襲ってきたら、ケルンを抱えたままではランディの動きが制限されてしまう。
「だと…思う。昨日もエフデのことを聞いてきてたもん」
空き部屋にやたらとマルメリーの残り香が残っていたのは、エフデが屋敷内にいると思ったから探していたのだと思う。
どこで知ったのか知らないが、作業場にしている小屋はエフデ専用だ。屋敷にいないからそこにいると踏んで、地下に秘密の抜け穴がないかとか、情報を得るために家探しをしたってとこか。
誰から聞き出したかはすぐにわかった。
怒りで肩をいからせて作業場からでてきたマルメリーの後ろを、エセニアが付き従うように歩いてでてきたのだ。
「エセニア!」
声をかけるが、どこかぼんやりとした表情で、マルメリーと俺を交互に見ている。
まるで、ケルンがが二人いるので不思議に思っているかのようだ。
もしかして、エセニア…マルメリーをケルンと誤認させられているのか!
「エセニアちゃん!なにしてるだ!」
「なんで、熊が!…獣人か…ちっ…まだこんなのがいたのかい…本当に厄介な場所だよ!」
ランディの声にも反応が鈍い。代わりにマルメリーが驚いている。確かにマルメリーにランディを会わせていなかったが、厄介な場所ってどういう意味だっての。こんないいところを厄介なんていうんじゃねぇぞ!
「ランディ!エセニアを」
「何をしているんですか?」
ランディにエセニアを救出してもらおうと思っていると頼れる人の声がした。
「フィオナ!」
振り返った先でフィオナが仁王立ちしていた。あれほどの大きな音だったのだ。きっと何事かと駆けつけてくれ…あれ?そうならおかしい。
母様は?母様はどこだ?
「フィオナ。母様は?母様はどこ?」
「奥様は…お眠りになってます…奥様から頼まれて…」
フィオナの視線がこちらをみていなかった。まるで焦点の合っていない瞳だった。
「坊ちゃま…フィオナさんもやられてるだ」
かばうようにランディがケルンを抱え直そうとした。
でも、そこにはもうケルンはいなかった。
「えっ!エセニア!」
気づけばエセニアに抱えられていたのだ。
「坊ちゃま!エセニアちゃん!坊ちゃまを放すだ!」
ランディの叫びを無視して、エセニアはマルメリーの横に立った。にやりと笑ったマルメリーは、ケルンのあごを掴んだ。
「ちょうどよかったよ。あんたを探そうと思ってたんだ。エフデの友達なんだろ?エフデはどこだい?」
力を少しずつこめてきていた手を払ったのはエセニアだった。
「ダメ…坊ちゃまを…傷つけ…させない…」
「エセニア…めをさましてよぉ!」
焦点があっていない目だけど、ケルンを守ることだけはやめようとしない。
「ちっ!なんで、どいつもこいつも、ここまで忠誠心が強いんだい!だいたい睡眠薬じゃなく、毒にしろっていっただろ!この犬っころ!」
マルメリーが手をさすりながらフィオナに悪態をつく。
こいつ、今、なんていった?毒?
ざわっと俺の知らない領域が波打った。なんだ、この領域は。
「毒?…奥様はお疲れで…ザクス様のお薬を…お身体がまだ…傷が…」
「おめぇ!フィオナさんになんちゅうことさせるんだ!許さねぇぞぉ!」
フィオナはつらそうな表情で、しきりに「奥様…おかわいそうに…」と繰り返している。何かフィオナのトラウマを刺激させることだったのだろう。
ランディもそれに気付いて怒っている。今まで一度も見たことがないほどの怒りだった。
「ふんっ!熊公は黙ってろ!あたしの仕事の邪魔をすんなら…おい!犬!お灸をすえてやれ!」
「はい…奥様…」
フィオナはそういうなり手を天に向けて突き出した。
これでわかった。マルメリーは、エセニアにはケルンを、フィオナには母様だと誤認させているのだ。非常にまずい。フィオナは母様のいうことを優先させる。
「ま、待ってくれ!フィオナさん!それはまずいだよ!」
「精霊よ…雷となれ…」
轟音と共に、落雷がフィオナの手の中に落ちた。落雷はそのまま形を変えて、一本の槍へと姿を変える。ばちりばちりと空気を震わせている穂先をランディにむける。
「ひゅー!北方式は派手な魔法だねぇ!」
口笛をふいて、手をたたいて喜ぶマルメリーをにらむ。フィオナは母様やランディと同じ北方の出身だ。だけど、フィオナは北方が好きじゃなかった。魔法だってそんなに使わない。
なぜ使わないか。北方式は攻撃的だとナザドから聞いている。だから、ナザドは父様から魔法を教えてもらったのだと教えてくれたのだ。
母親の魔法の才能を受け継いだのが自分だけだと悩んでいたナザドを励ましたあのときに。
「止すんだ、フィオナさん!あぶねぇ!」
「貫け…『雷槍』」
ランディが停止を求めても、フィオナは聞く耳を持たず。そのまま『雷槍』をランディに向けて投げつけた。
ひゅっという音とともに、閃光が辺りを染め上げる。
「ランディ!」
エセニアの腕から逃れようと暴れるが、いっこうにゆるむ気配がない。
視界が戻る。
そこには信じれない姿があった。
「ランディ…?」
「なんだい、ありゃ…」
ランディを守るように、土塊の人形が立っていた。
「精霊様、ありがとよぉ…おらに雷は効かねぇだよ。そこかしこに土があるんだべ…精霊様、頼むだ『土纏』」
そういうなり、土塊の人形は崩れて、ランディを包み込む。まるで土の鎧のような姿をみせる。両手に小手のような物がついている。
「あら…また汚して…誰が洗濯すると…思っているの?」
「おーおっかねぇだよ、フィオナさん…すぐ戻してやっからな。ほんで、おらを叱ってくんろ」
土をまとったランディをみて、いつものように小言をいうフィオナ。まるでいつも通りなその言葉に、とてもつらそうにランディが返す。
「魂消たねぇ…さすがはフェスマルク家。使用人も一流かい。それを操るあたしはもっと一流だけどね!ガキ、案内してもらうよ?おい、足止めしとけ!」
そういって、この場から離れようとするマルメリー。屋敷の中を探すつもりか!
「ランディ!」
「坊ちゃま!」
ランディに助けを求めようとも、フィオナがそれを許さない。回り込んで、邪魔をする。
暴れるケルンを連れて屋敷の中へと入っていた。
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