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第三章の裏話
追話 エセニアの冒険 ①
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こんなことを考えてはいけない。頭ではわかっています。
坊ちゃまが魔法を使えるとわかってから、お屋敷の空気が微妙に張りつめたような気がします。
旦那様は坊ちゃまと夕食をなされたら、こっそりと仕事に戻られ、翌朝に戻っては仕事へと行かれる…そんな日が増えてきました。
奥様も旦那様と一緒にでかけられたり、どなたかと話し込んでいるようです。
使用人にも暗いことが…いえ、私たち家族が裏ギルドとかいう暗殺者の策略にまんまとはまり、坊ちゃまを傷つけかけたのが原因です。
父や母も策略にはまっていたが…まだ意識があった。
冒険者をしていた父は抗っていて当然ではある。
でも、母は違う。
母は奥様の護衛程度の実力だ。肉体でいえば、私の方がずっと強い。
それでも奥様への忠義であの女の命令に従わないでいた。
操られつつも意識を持っていたからこそ、洗脳が解けた瞬間に死を選ぼうとしたほどなのだ。
奥様がとめなければ、自決していただろう。
私はどうだ。人形のように従っていた。坊ちゃま守ろうとしてくれたというが、私の意識は坊ちゃまがつけてくれた気付け薬までなかったのだ。
これでは坊ちゃまを守れない。
一番上の兄に稽古をつけてもらい、旦那様に頼み込んで ザクス先生に作っていただいたありとあらゆる、毒薬、自白剤、麻酔薬などを両親と一緒に服用して耐性ができるようにした。
おかげでいくつかのスキルを習得したけれど…不安はつきない。
だから、お屋敷の不穏な空気に焦っていたのでしょう。
もしや坊ちゃまの身に何かあるのでは?なんて心配をしていたら、坊ちゃまは逆に私を心配していたほどです。
「エセニア、元気ない?」
「そんなことはありませんよ?私は元気です!ほら!」
そういって、坊ちゃまを抱き上げても坊ちゃまの笑顔は曇ったままでした。いつもは、晴れやかに笑ってくださるのに。
「あのね、お兄ちゃんがね、エセニアは無理をすると鼻を触るからすぐわかるって…無理はダメだよ?」
「坊ちゃま…」
坊ちゃまは近頃、こうしてエフデ様を兄としてお話される。奥様からも坊ちゃまの兄として見てほしいといわれました。
ケルン坊ちゃまの兄のエフデ様。
私にとって坊ちゃまの兄とは、本当は私が産まれた瞬間からお側でお仕えするはずだった方。
お産まれになる前に亡くなった私の幼馴染。
小さな頃、こっそり見た服を私は覚えている。
「これはね、私の息子が着る服だったのよ?あの子よりエセニアの方が少しお姉さんかしらね?」
「奥様、坊ちゃまはどこなんですか?私、坊ちゃまと遊びたい!」
「…ごめんなさいね…あの子は怪我をしてね…精霊様の所に帰ってしまったの…」
何も知らなかった私の言葉は奥様を傷つけただろう。あれから何度も謝罪をしているが、私はなんと愚かだったのだろう。
大人になってからもあのときの奥様の表情は忘れることができない。
だから、坊ちゃまのお遊びでもあの方が…生きていたらなんて思ってしまう。
「…坊ちゃま?エフデ様は他になにかいってます?」
つい、意地悪に聞いてしまいました。きっと坊ちゃまが私を心配していってくださったというのに…私の中のトゲがそんなことをさせたのでしょう。
ただ、返ってきた言葉に私は呆然としました。
「んーとね…そのままいえばいいの?エセニアは俺の姉さんなんだから、俺は笑っていてほしいって。お兄ちゃんのお姉さんがエセニアなの?」
「えっ」
どうして。
坊ちゃまは知らないはず。だって、あの方が産まれてこなかった理由は誰も坊ちゃまに教えていない。
あの事に関係する本は全て屋敷にいれていないし、坊ちゃまが読む前に遠ざけている。
だから、坊ちゃまは知らないはずなのに。
「えー?それも?わかったー。あのね、お兄ちゃんがね、一緒に遊ぼうか?って。僕も!僕も遊ぶー!」
「坊ちゃま…エフデ様…」
そうか。そうだったのか。
奥様がエフデ様も自分の子供だといった。
ケルン坊ちゃまの中に、あの方は…エフデ様は生きておられるんだ。
一番上の兄がいっていたとおりだ。
「坊ちゃまが帰ってきてくれた!」
そうだったんだ。私の幼馴染は生きているんだ。
それがわかったときから、私は二人の坊ちゃまのために、私にできることを増やした。
「さて…坊ちゃまに頼まれた以上、頑張りますね」
そんな風に心を決めて、坊ちゃまたちが無事に離れていくのをみて私は懐から刃物を何本か取り出す。
獣人。それも全獣の子供が二人。ボージィン様の愛したとされる全獣であれば、坊ちゃまを傷つけることはないでしょう。
仮に坊ちゃまを傷つけようとする前に、ミルデイが仕留めるでしょう。危険性もなく、それぐらいの力量差であれば、坊ちゃまのお願いを優先して聞きます。
待ち構えていればすぐにそいつらはやってきました。
十人の不審者ども。所々、血で汚れたローブを着た男たちが茂みから出てきました。
奇妙なことに、彼らの顔面には毛が一つもない。頭髪もないようです。
「女…一人…消せ…追う」
「挨拶もないとは、紳士ではありませんね」
比べるまでもなく坊ちゃまの方が紳士ですね。挨拶はもちろん、まだご自覚ではないようですが、最近はミルデイに対しても紳士らしくなっているみたいですからね。
そんな風に坊ちゃまのことを考えていれば、やけに鋭い太刀筋で斬りかかってきました。
「薬漬けにしてはお上手です」
「ころ…ころ…殺す…」
目はどこをみているのかは、わかりませんが、きちんと私を狙ってきます。
十人の太刀筋です。きちんと避けなければ服が切れてしまう。
それではいけない。
たかが薬漬けの人間に傷なんてつけられては、坊ちゃまのメイド失格だ。
「『加速』『視力強化』『不動心』『剛力』」
体を速め、敵の刃をみる。本能的な刃物への怯えを抑え、薬であげられた男たちの刃を受け止め、流す。
「女…贄…」
「『韋駄天』『韋駄天』『韋駄天』…『神速』」
『韋駄天』を連続で使いようやく助走ができた。
いくつもの刃物を『神速』で投げるが弾かれる。がきぃんという音とともに、持っていた短刀が手から離れた。
「無駄…」
にちゃっとした紫色の液体を口から出しながら男たちは笑う。
男たちが持っていた剣は短刀のなくなった私へ一斉に振り下ろされた。
「あ…るぅれ?」
ただ、途中で刃物を持っていた腕は地面へと落ちていった。
手元に帰ってきた短刀を手の上で投げて掴む。その動作に呼応するかのように。
男たちの首も一緒にだ。
「『一閃落涙』…まだ習熟不足ですね」
奥様から一番上の兄へと伝えられ、兄から一つだけ教えてもらえた剣術。
『神速』状態でなければ使えないこのスキルは、敵をただ一閃で細切れにする。
でも、私の腕ではこれが限界だった。
血の脂すらついていない短刀をしまい、こと切れた男たちをみる。
後頭部に見たことがない紋章の刺青がされている。なにかの文字を細かく書いてそれを、絵にしているのだが、その絵はみるだけで吐き気を感じる。
描かれているのは煮込まれる人間。誰が好きだと思うのでしょう。
しかし…全獣の子供を追っていた不審者たちは始末したが、この者たちは人間といっていいのでしょうか?
血液は真っ黒なんて…魔物みたい。
状況を知るためにも知っている人に聞くことにしましょう。
私はいまだに隠れている人へと声をかけた。
「いつまで隠れてるんですか?一兄さん」
そう声をかければ、一番上の兄がばつが悪そうな顔で出てきた。そんな顔をするなら早く始末してくれたらよかったのに。
「わりぃな…面倒を押し付けた」
「別に構いません。でも、一兄さん。いったいなにがあったんですか?」
一番上の兄がこんな所にいるなんて普通ではありませんからね。ポルティに来るなら、お屋敷に寄って坊ちゃまを連れて来ていることでしょう。
服装をみればそれはないといいきれましたけど。
「軍の服なんて…坊ちゃまに見せないでくださいね?」
「わかってるよ…だから坊ちゃまに見られないようにしてたら、遅れたんだよ…」
一兄さんは、最年少の将軍らしい。
『天秤のティルカ』なんていわれてるみたいだけど、屋敷に戻ってきたら坊ちゃまのための乗り物だ。
坊ちゃまがもし、万が一にも軍服をみて軍に憧れなんて持ってしまったらどうするつもりなんでしよう。早く辞めてほしいけど、奥様のお願いらしいから、坊ちゃまに気づかれないようにだけはしてほしい。
「説明するから、ちょっときてくれ。会わせたい人もいるからな」
「会わせたい人?」
一兄さんは、そういって私を連れてその場を離れようとする。
後ろをついていけば、私たちがいた場所へ何人かの軍服の人たち…たぶん、一兄さんの部下らしき人が男たちの死体を回収していたけど…気のせいかしら?死体の一部がなくなってる?
「早くしろよ…坊ちゃまに俺だって会いてえんだよ」
「わかったわ」
私は兄がいう場所へむかった。
坊ちゃまが魔法を使えるとわかってから、お屋敷の空気が微妙に張りつめたような気がします。
旦那様は坊ちゃまと夕食をなされたら、こっそりと仕事に戻られ、翌朝に戻っては仕事へと行かれる…そんな日が増えてきました。
奥様も旦那様と一緒にでかけられたり、どなたかと話し込んでいるようです。
使用人にも暗いことが…いえ、私たち家族が裏ギルドとかいう暗殺者の策略にまんまとはまり、坊ちゃまを傷つけかけたのが原因です。
父や母も策略にはまっていたが…まだ意識があった。
冒険者をしていた父は抗っていて当然ではある。
でも、母は違う。
母は奥様の護衛程度の実力だ。肉体でいえば、私の方がずっと強い。
それでも奥様への忠義であの女の命令に従わないでいた。
操られつつも意識を持っていたからこそ、洗脳が解けた瞬間に死を選ぼうとしたほどなのだ。
奥様がとめなければ、自決していただろう。
私はどうだ。人形のように従っていた。坊ちゃま守ろうとしてくれたというが、私の意識は坊ちゃまがつけてくれた気付け薬までなかったのだ。
これでは坊ちゃまを守れない。
一番上の兄に稽古をつけてもらい、旦那様に頼み込んで ザクス先生に作っていただいたありとあらゆる、毒薬、自白剤、麻酔薬などを両親と一緒に服用して耐性ができるようにした。
おかげでいくつかのスキルを習得したけれど…不安はつきない。
だから、お屋敷の不穏な空気に焦っていたのでしょう。
もしや坊ちゃまの身に何かあるのでは?なんて心配をしていたら、坊ちゃまは逆に私を心配していたほどです。
「エセニア、元気ない?」
「そんなことはありませんよ?私は元気です!ほら!」
そういって、坊ちゃまを抱き上げても坊ちゃまの笑顔は曇ったままでした。いつもは、晴れやかに笑ってくださるのに。
「あのね、お兄ちゃんがね、エセニアは無理をすると鼻を触るからすぐわかるって…無理はダメだよ?」
「坊ちゃま…」
坊ちゃまは近頃、こうしてエフデ様を兄としてお話される。奥様からも坊ちゃまの兄として見てほしいといわれました。
ケルン坊ちゃまの兄のエフデ様。
私にとって坊ちゃまの兄とは、本当は私が産まれた瞬間からお側でお仕えするはずだった方。
お産まれになる前に亡くなった私の幼馴染。
小さな頃、こっそり見た服を私は覚えている。
「これはね、私の息子が着る服だったのよ?あの子よりエセニアの方が少しお姉さんかしらね?」
「奥様、坊ちゃまはどこなんですか?私、坊ちゃまと遊びたい!」
「…ごめんなさいね…あの子は怪我をしてね…精霊様の所に帰ってしまったの…」
何も知らなかった私の言葉は奥様を傷つけただろう。あれから何度も謝罪をしているが、私はなんと愚かだったのだろう。
大人になってからもあのときの奥様の表情は忘れることができない。
だから、坊ちゃまのお遊びでもあの方が…生きていたらなんて思ってしまう。
「…坊ちゃま?エフデ様は他になにかいってます?」
つい、意地悪に聞いてしまいました。きっと坊ちゃまが私を心配していってくださったというのに…私の中のトゲがそんなことをさせたのでしょう。
ただ、返ってきた言葉に私は呆然としました。
「んーとね…そのままいえばいいの?エセニアは俺の姉さんなんだから、俺は笑っていてほしいって。お兄ちゃんのお姉さんがエセニアなの?」
「えっ」
どうして。
坊ちゃまは知らないはず。だって、あの方が産まれてこなかった理由は誰も坊ちゃまに教えていない。
あの事に関係する本は全て屋敷にいれていないし、坊ちゃまが読む前に遠ざけている。
だから、坊ちゃまは知らないはずなのに。
「えー?それも?わかったー。あのね、お兄ちゃんがね、一緒に遊ぼうか?って。僕も!僕も遊ぶー!」
「坊ちゃま…エフデ様…」
そうか。そうだったのか。
奥様がエフデ様も自分の子供だといった。
ケルン坊ちゃまの中に、あの方は…エフデ様は生きておられるんだ。
一番上の兄がいっていたとおりだ。
「坊ちゃまが帰ってきてくれた!」
そうだったんだ。私の幼馴染は生きているんだ。
それがわかったときから、私は二人の坊ちゃまのために、私にできることを増やした。
「さて…坊ちゃまに頼まれた以上、頑張りますね」
そんな風に心を決めて、坊ちゃまたちが無事に離れていくのをみて私は懐から刃物を何本か取り出す。
獣人。それも全獣の子供が二人。ボージィン様の愛したとされる全獣であれば、坊ちゃまを傷つけることはないでしょう。
仮に坊ちゃまを傷つけようとする前に、ミルデイが仕留めるでしょう。危険性もなく、それぐらいの力量差であれば、坊ちゃまのお願いを優先して聞きます。
待ち構えていればすぐにそいつらはやってきました。
十人の不審者ども。所々、血で汚れたローブを着た男たちが茂みから出てきました。
奇妙なことに、彼らの顔面には毛が一つもない。頭髪もないようです。
「女…一人…消せ…追う」
「挨拶もないとは、紳士ではありませんね」
比べるまでもなく坊ちゃまの方が紳士ですね。挨拶はもちろん、まだご自覚ではないようですが、最近はミルデイに対しても紳士らしくなっているみたいですからね。
そんな風に坊ちゃまのことを考えていれば、やけに鋭い太刀筋で斬りかかってきました。
「薬漬けにしてはお上手です」
「ころ…ころ…殺す…」
目はどこをみているのかは、わかりませんが、きちんと私を狙ってきます。
十人の太刀筋です。きちんと避けなければ服が切れてしまう。
それではいけない。
たかが薬漬けの人間に傷なんてつけられては、坊ちゃまのメイド失格だ。
「『加速』『視力強化』『不動心』『剛力』」
体を速め、敵の刃をみる。本能的な刃物への怯えを抑え、薬であげられた男たちの刃を受け止め、流す。
「女…贄…」
「『韋駄天』『韋駄天』『韋駄天』…『神速』」
『韋駄天』を連続で使いようやく助走ができた。
いくつもの刃物を『神速』で投げるが弾かれる。がきぃんという音とともに、持っていた短刀が手から離れた。
「無駄…」
にちゃっとした紫色の液体を口から出しながら男たちは笑う。
男たちが持っていた剣は短刀のなくなった私へ一斉に振り下ろされた。
「あ…るぅれ?」
ただ、途中で刃物を持っていた腕は地面へと落ちていった。
手元に帰ってきた短刀を手の上で投げて掴む。その動作に呼応するかのように。
男たちの首も一緒にだ。
「『一閃落涙』…まだ習熟不足ですね」
奥様から一番上の兄へと伝えられ、兄から一つだけ教えてもらえた剣術。
『神速』状態でなければ使えないこのスキルは、敵をただ一閃で細切れにする。
でも、私の腕ではこれが限界だった。
血の脂すらついていない短刀をしまい、こと切れた男たちをみる。
後頭部に見たことがない紋章の刺青がされている。なにかの文字を細かく書いてそれを、絵にしているのだが、その絵はみるだけで吐き気を感じる。
描かれているのは煮込まれる人間。誰が好きだと思うのでしょう。
しかし…全獣の子供を追っていた不審者たちは始末したが、この者たちは人間といっていいのでしょうか?
血液は真っ黒なんて…魔物みたい。
状況を知るためにも知っている人に聞くことにしましょう。
私はいまだに隠れている人へと声をかけた。
「いつまで隠れてるんですか?一兄さん」
そう声をかければ、一番上の兄がばつが悪そうな顔で出てきた。そんな顔をするなら早く始末してくれたらよかったのに。
「わりぃな…面倒を押し付けた」
「別に構いません。でも、一兄さん。いったいなにがあったんですか?」
一番上の兄がこんな所にいるなんて普通ではありませんからね。ポルティに来るなら、お屋敷に寄って坊ちゃまを連れて来ていることでしょう。
服装をみればそれはないといいきれましたけど。
「軍の服なんて…坊ちゃまに見せないでくださいね?」
「わかってるよ…だから坊ちゃまに見られないようにしてたら、遅れたんだよ…」
一兄さんは、最年少の将軍らしい。
『天秤のティルカ』なんていわれてるみたいだけど、屋敷に戻ってきたら坊ちゃまのための乗り物だ。
坊ちゃまがもし、万が一にも軍服をみて軍に憧れなんて持ってしまったらどうするつもりなんでしよう。早く辞めてほしいけど、奥様のお願いらしいから、坊ちゃまに気づかれないようにだけはしてほしい。
「説明するから、ちょっときてくれ。会わせたい人もいるからな」
「会わせたい人?」
一兄さんは、そういって私を連れてその場を離れようとする。
後ろをついていけば、私たちがいた場所へ何人かの軍服の人たち…たぶん、一兄さんの部下らしき人が男たちの死体を回収していたけど…気のせいかしら?死体の一部がなくなってる?
「早くしろよ…坊ちゃまに俺だって会いてえんだよ」
「わかったわ」
私は兄がいう場所へむかった。
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