選ばれたのはケモナーでした

竹端景

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第三章の裏話

追話 ミケーレ皇子は戸惑う ②

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 疑惑は最近になって、噂が出るようになったことから始まる。

 天才画家であり、発明家でもあるエフデがフェスマルク家の長男である。

 もちろん、王家へはそんな届け出はなかったそうだ。いくら建国貴族であろうと出生を誤魔化すことはできない。
 私生児であるなら、長男であるとは噂にでることはないだろう。

 あくまで嫡男はケルンであり、その事もケルンが六歳になったときに、初めて公に公表されたのだ。
 それまで、フェスマルク家には養子が入ったなどの噂が溢れていた。王家や他の建国貴族はケルンが産まれたことを知っていたそうだが…なぜか、エフデ殿に関しては誰も聞いていない。

 クレトス・ザクス様は医務官を辞されても王家の主治医をしていただいている。そして、フェスマルク家にも特別に診察に行かれ、ケルンを、取り上げたのもザクス様であると報告にはあった。

 そのため、エフデという者はこのわずか三年ほどから名前を聞くようになり、正体がわからなかったのだ。

 そして、一つの噂が流れたのだ。
フェスマルク家の長男は死産であったが、精霊により息をふきかえして、辛うじて生きている。だから嫡男は弟が継ぐのだと。

 このことは、父上がやたらと関心を寄せられていらしゃったが、反魂だけではないような気もする。
 反魂を行えばいかに、ティストール様であろうと大罪だ。

 反魂は肉体に死した者を再度戻す。そのためには、新しい肉体が必要であったりするが、なにより、代わりに術者が死ぬか、失敗して国が滅ぶか…下手をすれば新たな魔王が産まれる可能性がある。

 それゆえ、反魂は禁止されているのだ。
 だからこそ、調べたいのだ。
 エフデ殿は本当に存在するのかと。

 ケルンとメリアは絵画や彫像について話を弾ませている。かなり昔の芸術家の話や、何代か前のフェスマルク家の当主の話を楽しそうにしている。

 メリアはみることならば、私よりもずっと、得意な分、やたらと芸術作品を好んでいるようだ。
 私はどちらかというと、体を動かしている方が気が楽だ。母上やメリアとお茶をするよりは、剣術や魔法の稽古を受ける方が楽しいからな。

 楽しそうな二人に屋敷の若いメイドが声をかけた。
 足の動きが素人ではないな。訓練を受けているのはわかるが…『影狼』の娘ときいたが、このメイドも高位の冒険者になれるのではないか?

「ご歓談中に失礼します。アメリア皇女殿下。奥様がお呼びになられております」
「ディアニア様が?なにかしら?」
「乙女の秘め事…とのことでした」
「まぁ!ディアニア様、覚えていてくださったの!すぐ参りますわ!ケルン様、お兄様、少し席を外します」

 メリアはやたらと足取り軽くメイドに連れられてディアニア様のもとへとむかっていく。
 ディアニア様はあの美貌と気品を持っているからか、メリアが憧れているのはしっていたが…なにか約束をしていたのだろうか?乙女の秘め事?…あのメリアが乙女?ケルンの前では淑女になろうとしているが、お転婆が酷すぎて、王城の木に平気で登るような妹が、乙女?

 思わず笑いを噛み殺してしまった。

「なんだろうね?…え?乙女の秘め事は触れちゃいけない?怒られちゃうの?…わかったー。そうするねー」

 エフデ殿と会話をしているケルンだが、こちらの会話が伝わっている?となると、近くにいるのか?
 近くからの『コール』ならば、周囲の音を拾うこともあるらしいが、屋敷にいるのか?

「ケルン、教えてくれないか?」
「ん?なに?」
「エフデ殿はどこにいるんだ?」
「えっと…空気のいいとこ?」

 確認をするようにケルンがいうが、嘘だと丸わかりだ。

「本当の場所だ…近くにいるのだろう?」

 そう聞けば、目が泳いだ。

「えっと…あの…そう!お兄ちゃんとね、男の約束したからいわない!」

 ダメダメと首をふっているが、もう答えをいったようなものではないのか?
 エフデ殿は近くにいるとな。
 
 男の約束か…騙すわけではないが試すか。

「メリアには黙っておくから…教えてくれないか?男同士の約束をしよう」
「でも…男同士の約束は大事?うん…ミケ君なら大丈夫だよね!…そうするー」

 どうやらエフデ殿は完全にこちらの言葉を聞いているらしい。
 とするなら屋敷にいるのは確定か?しかし、それらしい部屋はないようだが…隔離しているのか?

「内緒にしてね?」
「もちろんだ」

 ケルンが耳うちをする。誰もいないが内緒話をしたいのか。くすぐったいな。

「お兄ちゃんはね…体がないんだ」
「体がない?」

 体がない…幽体?いや、精神体ということか?そんなことが可能なのか?

「うん…え?それも話すの?…わかったー…お兄ちゃんはねー、僕の中にいるの」
「それは…」

 ケルンがなんでもないことのようにいった。
 エフデ殿は死産であったという話があったが、これは生者の中に死者入っているということではないのか?

「お兄ちゃんねー、僕とずっと一緒なんだー」
「そう…か…」

 思わず黙ってしまう。
 確かに我が国では、禁止である。だが、生者と死者を結びつける術が盛んな国はある。

 隣国であり大国であるドラルイン大帝国。
 あの秘密主義では研究をしているらしいが…ティストール様はドラルインと繋がりがあるのか?

 私が黙っているのを気にしてから、ケルンが慌てていった。

「あのね!父様がいってたんだけどね、お兄ちゃんは、悪い人に体を持っていかれちゃったんだって」
「悪い人?」
「僕ね、お兄ちゃんの体がみつかったらね!返してもらうんだ!そしたら、お兄ちゃんと一緒に遊ぶ!」

 悪い人…体を奪う…父上ならばなにか知っているかもしれない。
 ティストール様とディアニア様がむざむざ子供の体を黙って奪われるとは、思えないが…これは、エフデ殿は存在しているのか疑問が深まってしまったな。

「ミケ君も、一緒に遊ぼうね!」
「…ああ。ぜひお願いする」

 ケルンは本当にエフデ殿がいると思っているようだが…もしや、エフデ殿がいると思い込んでいるのではないか?
 周囲が合わせただけで、ケルンの才能を隠そうとしたのでは…しかし、それにしてはケルンがエフデ殿だとするならおかしな点がでてくる。

 冷風機をケルンが作れたとしても、なぜそのような考えがもてる?まるで完成品を知っているようにだ。

 もう少し探りを…そうだった。もう一つ確かめないといけなかったな。

「ああ、そうだ。ケルンはメリアが好きか?」
「うん!大好き!」
「そうか」

 妹をフェスマルク家に輿入れさせる段取りは着実にすすめねばならないな。メリアも気に入っているが、フェスマルク家に輿入れすれば、身の安全が保証される。
 それに、全獣であると知っていても忌避感を持たないものは少ない。
 できればこのまま外堀を埋めたいものだ。

「ミケ君も、大好き!」

 考えていると、急にケルンが抱きついてきた。
 そのまま、ほほを、寄せてくる…っ!なんとはしたない!

「なっ!だ、ダメだ!はしたないぞ!」

 注意して離れようとするが、ぎゅっと力強く抱かれて、体は力が抜けてしまう。心臓がいやに早くなっていく。

「二人共ずーっと一緒にいてほしいな。ずっとね!」
「…ずっと…か…」

 騙している私でもいいのか?
 そう口に出してしまいたい。

 吸い込まれそうな深い青い瞳は、見つめていれば全てを受け入れてくれそうだ。
 赤面しつつ、お互いの距離がだんだんと近づいて。

「おっ…!お兄様!ずるいですわ!」
 
 ばっと顔をあげれば、メリアが尻尾を振って怒っていた。
 用事を済ませて戻ってきたというところか。

 助かった。
 毛むくじゃらの顔でよかった。今どんな顔なのか自分でもわからない。

「ふん。男の友情には入れないだろ?」
「もう!そういところがずるいんですわ!」

 ケルンから離れ、なるべく顔をみない。
 素直なケルンに引きずられて、感情が押さえられなくなってしまいそうだ。

 命の恩人であるからだ。
 将来は私には不似合いなほど素晴らしい人になるだろう。
 だからこそ妹に相応しいのだ。

「ケルン、メリアに告白しないととられてしまうぞ?」
「え!やだ!」

 だから、痛む胸は見ないふりだ。

「あ、あのね、メリアちゃん」
「なんですか?ケルン様」
「お、大きくなったらね…」

 もじもじとしながら、ケルンがメリアに寄っていく。メリアのやつ、わかっているな。にやけたような顔は淑女にあるまじき顔だぞ。

「僕のお嫁さんになってね?」
「はぁう!かわいいです!」

 上目遣いで、顔を赤くしていうなぞ…胸が苦しくなる。再発したのかと想うほどだ。
 本当にこのまま成長したら、夜会にでたときが恐ろしいな…なるべくら露払いをせねば。

「ねぇ、ミケ君」
「ん、なんだ?」
「ミケ君も、お嫁さんになってね?」

 私の袖をひきながらねだられて、思わず頷きかけたが、これはダメだ。

「私は…私は男だ」
「ミケ君も!ね?ずーっと一緒だよ?」

 まるで私の言葉を聞かないで、ケルンがまた抱きついていってくる。

「ほら、お兄様。殿方に恥をかかせるのはよくありませんわ」
「いや、しかしだな」

 わかってていっている妹の顔をケルンに見せてやりたい。面白がりやがって…!

「…ダメ?」
「か、考えておく」
「やった!」

 うるとさせて見つめられたら断れないではないか!

「約束しよ!指切り!」
「指切り?」

 物騒な言葉だな。本当に指を切るわけではないだろうが…誰がいいだしたんだ?

「お兄ちゃんがね、昔の恋人はこれで約束をしていた…らしい…って!」

 そういって、小指を絡ませあう。

「はい、小指をこうして…」
「こうか?」
「そんで、約束をいうの!大きくなったら、お嫁さんになってね、嘘ついたら魔法でドーン!指でドーン!」
「なんだそれは」

 指切りとは?
 まったく意味がわからず、クスクス笑いながらメリアも指切りをしていた。

 そのあと時間がくるまで話をした。
 指切りをした指はなんだか、くすぐったかった。

 ティストール様に王城まで送っていただき、おうぞく以外はいない居住区に、続く廊下を歩いていていても、メリアとは先ほどまでいたフェスマルク家のことを、話していた。

「楽しかったですわね!」
「ああ。とはいえ…あの執事はなんだ?」

 ケルン専属という私たちとみたところ、歳が近い執事見習いがいた。
 ケルンにばれないように、私を睨んできていたのだ。

 それもかなり強い感情がこめられていたように思う。

「あれは…嫉妬ですわね」
「嫉妬だと?…男だろ?」

 かなり顔は整っていて性別はいまいちわからなかったし、声だってわからないが、執事服をきた女ではなかったはずだ。

「それが、性別を変えることができるそうです」
「…少数民族の出か…蛇の亜人種は私たちよりも複雑らしいが…」

 亜人種は獣人の一種とされる。しかし、亜人種はかなり数が少ない。蛇の亜人種はさらに少ないだろう。
 確かに、両性を持つ者たちもいるそうだが…やはり、フェスマルク家の執事は普通ではないな。

「あの方…ミルデイさんでしたか?…私にもですが、特にお兄様に嫉妬されていますわ…勘が鋭い方です」
「…ふん。あ、すまない。父上に少し話があったんだった。先に部屋に戻っていてくれ」

 メリアを先に部屋に帰して、父上の部屋へと向かう。

「もう!…お兄様まで嫉妬ですか…」

 メリアがそう呟く声はよく聞こえる耳が拾ってしまう。
 別に執事に嫉妬なぞ…今度は四人で遊ぶとケルンがいっていたな…それは楽しみにせねばな。

 父上の部屋は執務室とは別に書庫がある。
 内密の話は書庫で行うようにしているが…おそらくまた、こもってらっしゃるだろう。
 案の定、書庫の扉が開いている。

「戻りました」
「お帰りなさぃ。楽しかったかぃ?」

 父上…エイファレウス・クウリィエンシア・ファルメリオン陛下はまた安っぽい服を着て、本を積み上げている。
 公の場ではしっかりと王服を着るのだが、居住区に、戻るとすぐに庶民の服に着替えるのだ。

 肩が凝るからとおっしゃっていたが…本当のところはわからない。

「それで、あの子のことで何かわかったかなぁ?」

 さっそく、父が尋ねてこられた。

「父上…体を奪われるということはあるのですか?」
「…そういわれたのか?」

 ピリッと体に電流が走ったかのようにして、硬直してしまう。
 城になにか働きかけたのか?虚偽判定をするなぞ、父上らしくないが。

「…ごめんごめん。ついやってしまったよぉ。ダメなお父様でごめんよぉ」
「いえ…大丈夫です、父上」

 王の仮面を外して、なるべく、父親の姿を出してくれるが…やはりこの人はどこまでいっても王だ。
 ふと瞬間に国を治めている者特有の威圧を放っている。

「しかし体を奪われたか…魂だけ?…可能だと思うよぉ」
「そうなのですか?ですが、禁忌では?」
「それがねぇ…使える者は少ないんだけど、思念を写すというのは、龍やエルフの得意な魔法だからねぇ…先生なら可能かもしれないねぇ…けれど、産まれる前に抜き出していても、保管できなければ、保たないはずなんだけどねぇ…保管先は?」
「ケルンの中にいるとのことです」
「ケルン君の?…変だなぁ…」

 龍やエルフの魔法はかなり、特殊だ。
 なにせ、龍は二千年前から表舞台から姿を消している。エルフも魔族に狙われるため、国を閉ざして交流を絶っている。

「なにか、気になるところが?ティストール様は反魂を使っていないと断言をしてもよろしいのですか?」
「肉体がないといってたんならねぇ…もしも、肉体があるというなら、禁忌だったけど…魂だけならそのうち消えていくだろうし…まぁ、話を聞くに、その可能性も低いねぇ」
「それはどういうことでしょうか?おの…ケルンに影響はないんですか?」

 父上がすっかり興味をなくしている。
 なぜだ?あれほど気にしていたというのに。
 ケルンに、影響があるかもしれないとなれば私も気になるというのに。

「そうだとしたら、少しはあるかもしれないけどぉ…おそらく、大丈夫と思うよぉ?あの子の自我なんてないだろうからね」
「しかし、会話をしていましたが?」
「子供によくある空想の友達…だと思うよぉ?城にきたときに俺の眼には彼一人だけだったからねぇ。魂は混ざってなかった。安心していいよぉ」

 それを聞いて安心した。
 父上の眼で見たというならば、間違いない。
 だとすれば想像の?…いや、それはないはず…だとすれば。

「それにしても…婚約者にならなくていいの?俺、頑張って先生を説得するけどぉ?」

 なにか、つかめかけたというのに、父上は…またあの話をするというのか。

「前にも話しましたが…メリアはできればそのまま話を」
「俺はねぇ、二人共でも構わないんだよぉ?」

 持っていた本を本棚に投げ、本が本棚にしまわれる。

「…仮にケルンとメリアに子ができれば私が養子にとり、その子を次の王に」
「自分に素直になるべきじゃないかなぁ?別に君の子供でもいいじゃないかぁ、もしかして…気にしているのぉ?隠すことはできるんだよぉ?」

 父上は新しい本を本棚から呼び寄せて広げて、私をじっとみる。
 私の言葉を本に記すおつもりか。

「私は…ミケーレですから」

 この国の皇子として生きているのだ。他にはなにもいらない。

「君も大事にしたいんだけどなぁ」
「メリアのみをお願いします」
「二人共を大事にさせてくれないのかなぁ?」
「貴方が…それをいいますか?」

 思わず自分でも驚くほど冷たい声が出た。
 自分でも納得していることだというのに。

「…酷い親だよねぇ…国のためとはいえ、君の幸せを俺は奪ってしまった。すまない」

 父親としてではなく、国王として謝罪される。
 それをみて、何度も思った弱音が漏れてしまう。

「もしも…」
「ん?なんだい?」

 考えて、けれど仕方ないからと諦めた。
 だって、どうすることもできないのだから。

「もしも、我が身が呪われてなければ…私の気持ちも素直になれたのでしょうか…お父様」

 立太子を受ける前までは呼んでいた呼称で呼べば、父上は優しく、少し寂しそうに微笑まれた。

「俺の子供は、呪われてないよぉ。愛の証だからねぇ!大丈夫。君たちは愛されているんだからねぇ?俺やみんなにね?」


 父上にいくつかの報告をし、また報告を受けて部屋に戻ると、メリアが待ち構えていた。
 手には手紙を持っているが…あれはディアニア様の文字だったな。あれが乙女の秘め事とやらか?

「あ!お兄様!お母様のところにいきましょ!」
「ん?母上に何か用か?」

 母上や今の時間なら…祈祷を終えて休まれているはずだ。
 神託スキルが高い母上は、この頃毎日、なにかをされている。父上の命令らしいが…祈祷をせねばならぬほどのことなのか。

 メリアは、目を輝かせてもっていた手紙をみせつける。

「もちろん!ディアニア様よりお聞きしたこちらをお母様にみてもらい、お母様からも伝授してもらわないと!」
「伝授?」
「色々とです…ふふっ」

 ケルン好みの淑女になるには…と読めたんだが…まぁ、付き合うぐらいはいいだろう。

「それでは『フォーム』をかけあうか」

 母上は王城の中心で祈っているからな。人目があればこの身では少々問題がでる。

「ねぇ、お兄様…ケルン様には全て教えて差し上げないの?」
「…その必要はない」
「ですが…それではあまりにも」
「いいんだ…精霊よ、この者の姿、形、ありかたをしばしの間どうか変えておくれ『フォーム』」
「もう…精霊様、この者の姿、形、ありかたをしばしの間どうぞお変えください『フォーム』」

 毛むくじゃらで、自分でも嫌になる我が身だが『フォーム』をかければ短時間なら姿を変えれる。
 何度もかけ直せば学園でも誤魔化せるだろうが…最悪、メリアだけでも守らねば。

「じゃあ、いくか」
「ええ、お兄様」

普通の少女に姿を変えれた妹を少しだけ、羨ましいと、思いその手を繋いだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遅くなりました。
明日更新予定の話で追話は終わりです。
明後日から四章の予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
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