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第ニ章 スカラー化、頻発の兆し
下っ端・白石 源二の野望
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よっ!どこか知らないところのみんな!
俺は白石 源ニ!16歳!
「ラージナンバースクワッド」の下級特殊部隊、通称「特隊」の新入りなんだ!
特隊は、フェーズ2までのスカラー化した怪人の対処を目的とした部隊なんだ。
「異能」はあるけど、スクワッドに入るにはあんまり強くなかったり、無いけどめちゃくちゃ身体能力が高い、って連中が集まるんだぜ!
あ、ちなみに俺は前者!
「異次元にアクセスできる」
って能力なんだけど…知らない誰かにこうやって話しかけるくらいしかできないんだよな。
でも、そのうち能力を磨いて、出世してやるんだ!
目指せ司令官、だぜ!
最近はスカラー化自体が少ないから、あんまり活躍の場は無いんだけど…な。
それでも、スクワッドの人たちよりかは現場に出ることが多いけどよ!
…え?
「そんなに組織の内部のことを喋って大丈夫か」
って?
へーきへーき!
だって、アンタらは別に、こっちの世界に干渉できないだろ?
まぁ許してくれよ。
今俺、すっごい緊張してるんだ。
誰かに話しかけでもしないと、心臓バクバクで死んじゃいそうなんだよー!
ん?理由?
知りたい?
よくぞ聞いてくれました!
なんと俺、この後初デートなんだーーー!!
お相手は、なんと学年一可愛い、学校のマドンナ!
あの中尾 羽花ちゃん!!
ダメ元で誘ってみたら、まさかのOK!
学校帰り…つまりこれから一緒に、クレープ食べに行くんだ!
いいだろ?!な?
羨ましいだろーーーーー!!
…てなわけで、アンタらには俺の暇つぶしと緊張ほぐしに付き合ってもらってる、ってワケ。
あー、ヤバいなー。手汗がベトベトだよ。
デートがOKってことは、もう、その…
お付き合いもイケちゃうよな?!
そうだよな?!
は、初デートでいきなり、キ、キス…
とかできちゃったり?!
くぅーーー!!
俺が羽花ちゃんと、こんな間柄になるなんてなーーー!!
…おっと、つい暴走しちまった。
暴走しすぎて、身体が妙に熱くなってきたぜ、落ち着け俺!
そろそろ待ち合わせの時間なんだけど、羽花ちゃん、本当に来てくれるかな…。
「…ごめん、白石くん。お待たせ。」
き、来たァァァァァァァァ!!
来てくれたァァァァァァァァ!!
めちゃくちゃ可愛いぜ羽花ちゃん!!
「い、いや全然だよ。大丈夫さ。」
俺はベンチから颯爽と立ち上がって、手汗で髪をかき上げた、
ふっ!キマった…。
「…私、実はクレープって食べたことないの。だから、今日はよろしく。」
う、うそだろ?!
羽花ちゃんの初クレープ、俺ェー?!
やったぜ!!
「そ、そうなんだ?任せておいてよ。
ところで、待ち合わせ場所、本当にここで良かったの?
街からも学校からも離れてるし、人気の無い公園、なんて…。」
「…イヤ、だったかな。」
「い、いやいやそんなことないよ!ただの好奇心さ!!
じゃ、じゃあ行こうか?!」
ふ、ふぅ…。緊張しすぎて、なんか変なこと聞いてしまったかな。
嫌われてないといいけど。
そんなこんなで、まずは繁華街へ繰り出すところから始めないと、な!
俺は白石 源ニ!16歳!
「ラージナンバースクワッド」の下級特殊部隊、通称「特隊」の新入りなんだ!
特隊は、フェーズ2までのスカラー化した怪人の対処を目的とした部隊なんだ。
「異能」はあるけど、スクワッドに入るにはあんまり強くなかったり、無いけどめちゃくちゃ身体能力が高い、って連中が集まるんだぜ!
あ、ちなみに俺は前者!
「異次元にアクセスできる」
って能力なんだけど…知らない誰かにこうやって話しかけるくらいしかできないんだよな。
でも、そのうち能力を磨いて、出世してやるんだ!
目指せ司令官、だぜ!
最近はスカラー化自体が少ないから、あんまり活躍の場は無いんだけど…な。
それでも、スクワッドの人たちよりかは現場に出ることが多いけどよ!
…え?
「そんなに組織の内部のことを喋って大丈夫か」
って?
へーきへーき!
だって、アンタらは別に、こっちの世界に干渉できないだろ?
まぁ許してくれよ。
今俺、すっごい緊張してるんだ。
誰かに話しかけでもしないと、心臓バクバクで死んじゃいそうなんだよー!
ん?理由?
知りたい?
よくぞ聞いてくれました!
なんと俺、この後初デートなんだーーー!!
お相手は、なんと学年一可愛い、学校のマドンナ!
あの中尾 羽花ちゃん!!
ダメ元で誘ってみたら、まさかのOK!
学校帰り…つまりこれから一緒に、クレープ食べに行くんだ!
いいだろ?!な?
羨ましいだろーーーーー!!
…てなわけで、アンタらには俺の暇つぶしと緊張ほぐしに付き合ってもらってる、ってワケ。
あー、ヤバいなー。手汗がベトベトだよ。
デートがOKってことは、もう、その…
お付き合いもイケちゃうよな?!
そうだよな?!
は、初デートでいきなり、キ、キス…
とかできちゃったり?!
くぅーーー!!
俺が羽花ちゃんと、こんな間柄になるなんてなーーー!!
…おっと、つい暴走しちまった。
暴走しすぎて、身体が妙に熱くなってきたぜ、落ち着け俺!
そろそろ待ち合わせの時間なんだけど、羽花ちゃん、本当に来てくれるかな…。
「…ごめん、白石くん。お待たせ。」
き、来たァァァァァァァァ!!
来てくれたァァァァァァァァ!!
めちゃくちゃ可愛いぜ羽花ちゃん!!
「い、いや全然だよ。大丈夫さ。」
俺はベンチから颯爽と立ち上がって、手汗で髪をかき上げた、
ふっ!キマった…。
「…私、実はクレープって食べたことないの。だから、今日はよろしく。」
う、うそだろ?!
羽花ちゃんの初クレープ、俺ェー?!
やったぜ!!
「そ、そうなんだ?任せておいてよ。
ところで、待ち合わせ場所、本当にここで良かったの?
街からも学校からも離れてるし、人気の無い公園、なんて…。」
「…イヤ、だったかな。」
「い、いやいやそんなことないよ!ただの好奇心さ!!
じゃ、じゃあ行こうか?!」
ふ、ふぅ…。緊張しすぎて、なんか変なこと聞いてしまったかな。
嫌われてないといいけど。
そんなこんなで、まずは繁華街へ繰り出すところから始めないと、な!
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