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仲間なんて俺は知らない
距離感、やたら近くない?
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馬車に揺られて数日。
途中、何度か道中に点在していた宿屋にお世話になり、もう間も無くで、目的地である『港町・ポレポレ』に到着、というところであった。
集団行動…しかも数人女子を伴ったモノなど流石に機会がなかったため、苦難の連続であった。
ミレットは、あれからやたらと
『選択スキルを選ばせろ』とうるさい。
何も知らない俺にヤバいスキル習得させて、何か良からぬことを考えてるのでは?
あとボディータッチめっちゃ多いのやめてほしい。気が散る。
シャミィは
『一攫千金を狙えるエモノを倒しに行こう』
って、顔を合わせる度にうるさい。
俺より遥かに強い魔物に襲わせて、俺を殺すつもりなんじゃ…。
それと、谷間アピールやめて。俺には、好きな子が…心に決めた子がいるんだ!
…俺、死んじゃったけどな。
ナナはナナで
『はい、師匠。』しか言わないの、いい加減ツッコんだ方がいいのかな。
でも、なんかナイーブな話だったら悪いしな…。
で、コイツはコイツで、妙に生脚を見せつけてくる感じするんだ。
…俺の自意識過剰なのかな。
アミアが1番ひどい。
俺が夜寝てると、どうやったのか、いつの間にか隣りで寝てやがる!
本人曰く『勇者様、私、守る』ってことらしいけど、プライバシーってモンをだね!
俺が全裸で寝るスタイルだったら、一体どうするつもりだったの?!
こんな感じで、とてもじゃないけど
『楽しい旅』とは言い難い。
せっかくなら、もっと静かにのんびりとしたかった。
周りがうるさすぎて、景色とか、ちっとも楽しめない。
「うわーーーー!!すげぇーーー!!
魔○宅に出てきそうな景色だァァ!!
マジでヨーロッパじゃん!!」
「ユージーン様がはしゃいでるところ、初めて見ました…。」
「あ、ああ…基本いつも、何事にも興味無さそうにしてるからね…。」
…うん。キレイな景色はね、周りがうるさくてもすごいモンはすごい。
ミレットたちは呆気に取られているが、俺普段、そんな感じだったかな。
でも確かに、意味がわからないことの連続だったのと、全部を全部間に受け続けてしまうと、大事なことを見落としてしまいそうな気がしていたから…
心の余裕、ってものは、無くしていたのかもしれない。
「勇者、様。まず、腹ごしらえ、しよ。
ポレポレ、美味しいもの、たくさん。」
アミアは腹の虫を鳴らしながら、真顔で俺に進言してきた。普段もかなり表情の変化に乏しい子なのに、今回はガチ真顔だ。相当お腹が空いているのだろう。
馬車の御者さんに別れを告げ、俺たちはようやく、潮風と活気に溢れた町、ポレポレに足を踏み入れた。
高低差のある、石造の美しい街並み。
何よりも、町の入り口から続く通りが海まで続いており、その眺めが素晴らしい。
これが、元の世界だったらな。
流石の俺も、ここが『異世界』ってことは実感してきたけど…。
元の世界への未練が、無いわけではない。ヨーロッパ、行ってみたかったな。
「この日差しでその服装…アミア、大丈夫かい?暑いんじゃないのかねぇ?」
「はい、師匠。」
この世界に四季があるのかはわからないが、少なくとも港町。確かにここは日差しが強い。真っ黒なローブに身を包んだアミアが、1番辛そうな印象だ。
「大丈夫。冷却魔法、かけてる。それ、よりも…。」
「…お腹減ったんだな。よし、早いとこ何か食べよう。俺もお腹…。」
その時だった。
アミアの背中に、矢が突き刺さった。
途中、何度か道中に点在していた宿屋にお世話になり、もう間も無くで、目的地である『港町・ポレポレ』に到着、というところであった。
集団行動…しかも数人女子を伴ったモノなど流石に機会がなかったため、苦難の連続であった。
ミレットは、あれからやたらと
『選択スキルを選ばせろ』とうるさい。
何も知らない俺にヤバいスキル習得させて、何か良からぬことを考えてるのでは?
あとボディータッチめっちゃ多いのやめてほしい。気が散る。
シャミィは
『一攫千金を狙えるエモノを倒しに行こう』
って、顔を合わせる度にうるさい。
俺より遥かに強い魔物に襲わせて、俺を殺すつもりなんじゃ…。
それと、谷間アピールやめて。俺には、好きな子が…心に決めた子がいるんだ!
…俺、死んじゃったけどな。
ナナはナナで
『はい、師匠。』しか言わないの、いい加減ツッコんだ方がいいのかな。
でも、なんかナイーブな話だったら悪いしな…。
で、コイツはコイツで、妙に生脚を見せつけてくる感じするんだ。
…俺の自意識過剰なのかな。
アミアが1番ひどい。
俺が夜寝てると、どうやったのか、いつの間にか隣りで寝てやがる!
本人曰く『勇者様、私、守る』ってことらしいけど、プライバシーってモンをだね!
俺が全裸で寝るスタイルだったら、一体どうするつもりだったの?!
こんな感じで、とてもじゃないけど
『楽しい旅』とは言い難い。
せっかくなら、もっと静かにのんびりとしたかった。
周りがうるさすぎて、景色とか、ちっとも楽しめない。
「うわーーーー!!すげぇーーー!!
魔○宅に出てきそうな景色だァァ!!
マジでヨーロッパじゃん!!」
「ユージーン様がはしゃいでるところ、初めて見ました…。」
「あ、ああ…基本いつも、何事にも興味無さそうにしてるからね…。」
…うん。キレイな景色はね、周りがうるさくてもすごいモンはすごい。
ミレットたちは呆気に取られているが、俺普段、そんな感じだったかな。
でも確かに、意味がわからないことの連続だったのと、全部を全部間に受け続けてしまうと、大事なことを見落としてしまいそうな気がしていたから…
心の余裕、ってものは、無くしていたのかもしれない。
「勇者、様。まず、腹ごしらえ、しよ。
ポレポレ、美味しいもの、たくさん。」
アミアは腹の虫を鳴らしながら、真顔で俺に進言してきた。普段もかなり表情の変化に乏しい子なのに、今回はガチ真顔だ。相当お腹が空いているのだろう。
馬車の御者さんに別れを告げ、俺たちはようやく、潮風と活気に溢れた町、ポレポレに足を踏み入れた。
高低差のある、石造の美しい街並み。
何よりも、町の入り口から続く通りが海まで続いており、その眺めが素晴らしい。
これが、元の世界だったらな。
流石の俺も、ここが『異世界』ってことは実感してきたけど…。
元の世界への未練が、無いわけではない。ヨーロッパ、行ってみたかったな。
「この日差しでその服装…アミア、大丈夫かい?暑いんじゃないのかねぇ?」
「はい、師匠。」
この世界に四季があるのかはわからないが、少なくとも港町。確かにここは日差しが強い。真っ黒なローブに身を包んだアミアが、1番辛そうな印象だ。
「大丈夫。冷却魔法、かけてる。それ、よりも…。」
「…お腹減ったんだな。よし、早いとこ何か食べよう。俺もお腹…。」
その時だった。
アミアの背中に、矢が突き刺さった。
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