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恋の味は（十三）
しおりを挟むホワイトクリスマスとはならなかった十二月二十四日。
たくさんの男女のざわめき。
いつも以上のわちゃわちゃ感。
隣にいつものラフな格好じゃなくてきれいな冬コーデでキメたひろみさん。
うん、僕はひろみさんと超有名アミューズメントパーク・ネズミーランドに来てる。
頬を叩いて夢じゃないことを確かめると
「どうしたの？」
ってひろみさんに不思議がられた。
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