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恋の味は(十九)
しおりを挟むカフェラテを啜り、サンドイッチにかじりつく。
目の前ではひろみさんが三段重ねのパンケーキのフルーツが崩れないように真剣に戦ってる。
ふと店の外に目をやると僕たちのすぐそこを年の近い人同士の集団が行き交ってった。
やっぱひろみさんも恋人にするなら年が近い人がいいのかな。
僕みたいな何歳も離れた子どもじゃなくて。
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