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グラコス王国編 〜燃ゆる水都と暁の章〜
魔人の瞳
リヴィナベルクは最強の暴君に支配されていながら、世界で最も治安の悪い街と言われている。
この国では竜族と一部階級にのみ世間一般的に言う『人権』が与えられているが、実力か金さえあれば誰でも頂点へ成り上がれた。
荒れに荒れた環境は人を覚醒させる。つまり最も解りやすく乱暴な言葉を使うならば、この国では『暴力』こそが全てなのだ。
「起きろー、起きろってー!」
喧嘩賭博でアレンがやらかしてから三十分後、アレンの往復平手で男は漸く目を覚ました。
「やーっと起きたよー…」
やらかしたアレンは責任を取って平手で男を叩き起こすという罰ゲームをやっていたのだが、加減を間違えたら直ぐに男が意識を飛ばしてしまう為、アレンの手と男の顔はよく熟したトマトのように真っ赤になっていた。
アレンは手をぷらぷらと振りながら泣き言を言うようにアーサーに報告する。
「やっと起きたよー…氷無い?手がヒリヒリする。人を叩いてこんなヒリヒリするの何年振りかなぁ」
「ゼオルが一階に貰いに行ってる。戻るまで待ってなさい」
「今度はゼオルが喧嘩に参加してるじゃん…」
アレンが男を気絶させた後、酒場は騒然とした。どうやら男は下町ではそこそこ名の知れた喧嘩屋で、勝率は八割なのだそうだ。勿論、大半の人間は勝率の高い方に賭ける。しかしアレンが喧嘩に勝利した事で、しれっと賭博に参加していたゼオルや一部の人間が大金を巻き上げ、一階はてんやわんやの大騒ぎになっているので、一時的に屋根裏部屋で事の収まりを待っている。
「まあ良いや、尋問始めよう」
「聞き込み調査、な?」
そう言ってアーサーは甥を見詰めた。
(調査に意外と乗り気だったが…最近何だか生き生きしているな)
出会ったばかりの頃。手負いの獣のような、しかしそれでいて冷静に状況を分析する刃のような雰囲気は鳴りを潜め、今では言動や雰囲気が少し幼く見える。
「どうやるんだ?尋問や拷問しかやった事が無い」
「そんな怖いもんじゃねぇさ。簡単に質問すれば良い」
(何だ、簡単そうじゃないか)
そう思ってアレンは男に近付くと、小さな椅子に腰掛けて問うた。
「最近街で怪しい奴を見てないか?どんな些細な情報でも良い」
男は床に血の混じった唾と歯を吐き出した。
「怪しい奴?この国じゃあそんなのは何処にでも居るぜ。何せ、この国では竜族と商人以外は戸籍すら与えられてないんだからな!」
グラコス王国は無法国家だが、法や人権は竜族と商人、将軍などの軍幹部のみ申し訳程度の法に守られている。しかしその申し訳程度の法は遺産相続、結婚、学問、生命保険などを保証する。法があるのと無いのとでは違うのだ。
「じゃあ、見ない顔は?」
「ここ最近は増えてるぜ。クテシアからの避難民や浮浪者、大陸各地から流れ込む御尋ね者や賞金首…それから、この国で頂点を目指す夢見がちな破落戸共…色々だ。〈種族の闇鍋〉とはよく言ったもんだぜ。しかし…」
パンパンに腫れた顔の肉に埋もれた双眸がアレンを睨む。
「小僧、テメェみたいな種族は初めてだ。お前、人間じゃないな」
「…魔力で感知したのか」
「否定しねぇのかい?」
「誤魔化すだけ時間の無駄だ。だが、その口振りだと他にも言いたい事あるんだろ」
男は自身の目を示して言った。
「目だよ。テメェのそれは、人間の目じゃねぇ。だが魔人と言うには小柄で華奢だ。テメェは一体ナニモンだ?何しにこの街へやって来た?」
アレンは不思議に思った。この国はあらゆる者を受け入れる。しかしその中に住む者達は、頑なに部外者との共生を拒んでいるようで奇妙だ。
何と返せば良いか分からずに戸まどったその時。
「そいつは俺の甥だ。それ以外の何者でもカニ者でもねぇ」
そう言ったアーサーはアレンの頭をくしゃりと撫で、まるで庇うようにアレンの横に立った。
すると、男は嘲笑う。
「甥?甥だってぇ?アーサー、この餓鬼の目を見てもそう言えるか?」
「死んだ魚みたいな眼だが可愛らしいじゃないか」
アレンはアーサーの太腿を思い切り叩いた。
男は笑みを消してアーサーをじっとりしためで睨む。
「俺は、真面目に、話してる。良いか、その小僧の目をよく見ろ」
アーサーは男に警戒しながらアレンの青い瞳を覗き込んだ。そして数秒後、アーサーのは驚愕の余りに一歩後ずさる。
「アレン、お前…そんな目だったか…?」
「何言ってんの?死んだ魚の眼だろうが」
アーサーは不満げにそう言ったアレンの腕を掴むと、古びた化粧台の前に座らせた。
「見てみろよ…」
そう言われたアレンは鏡に顔を近付けて唖然とした。
「何、この眼…」
丸かった瞳孔は菱形に変形し、光加減に慣れていないのか収縮を繰り返している。
(俺の瞳孔は丸かった筈…何が起きてる?)
男は怒鳴った。
「化物の眼じゃねぇか!」
アレンは魂が抜けたかのように呆然としていた。何を食べて生活していたら瞳孔が変形するのだろう。オグリオンなら解明出来るだろうか…そう思ったその瞬間だった。
「誰が化物だって!?」
そう叫んでアーサーは男に掴みかかる。よく焼けた肌は怒りで赤く染まり、あの小屋で竪琴と化した剣の弦を繊細に弾いていた指は全て握られ、乱暴に男に振り下ろされる。
アレンはアーサーの腕を掴んで止めようとした。
「アーサー、安い挑発に乗るな!」
しかしアーサーの怒りを煽るように男が言う。
「お前もお前だ!こいつの本性を見抜けずに化物を雇ってるんだぞ!こいつは〈破壊の眷属〉だ!」
「馬鹿言え、破壊神はとっくに死んでる!」
「お前はキオネの目を見た事があるか?あいつみたいに破壊に快感を得る目だったぞ!化物じゃなきゃ何なんだ!」
「口の聞き方に気を付けろよ若造、この国では竜族が頂点だ。こいつはその頂点に呼ばれた客人だ」
アレンは思わず怒鳴る。
「アーサー!」
この国の国民は信用ならない。アレンの事を庇おうとしているのだろうが、何処で誰が聞いているのか分からない。軽率に発言するのは悪手だ。
「キオネが魔人を…?ははは、刹那的享楽主義者のあいつが如何にもやりそうな事だな!」
男は突如服を脱いだ。背中には紫に変色した醜い爪痕のような物が残っている。
「奴は興味本位で危険因子として檻に入れられた飛竜の女を解き放ち、この国を恐怖に陥れた。これはその時にキオネに付けられた物だ!地下街は飛竜の巻いた毒ガスで壊滅し、未だに毒の抜けてない地域がある。しかし奴は責任を一切取らなかった!」
「奴がドゥリンを解放した時の話は聞いてる。だがドゥリンが暴れていたのは魔人サリバン・ノルディーンのせいであってキオネのせいじゃないし、キオネの悪事とアレンは関係無い。だから俺の甥をあいつの悪事の中に一緒にするなよ!」
「どっちだって構わないさ。だがこの街は俺の故郷だ。気まぐれに陸を沈める海竜共より、遥かに俺達が統治する方が良い!」
アレンは情報量の多さに目眩がした。即位前に相当な悪事を働いたキオネは、本人が気付いているかは分からないが魔人以外にも対立している勢力があるらしい。
「それ、キオネの客人の俺らに言っちゃっても大丈夫なの?」
「奴の城は広間が開放されているだろう。奴は他人を舐め腐っているからな、浴室と便所、寝室以外の全ての部屋を開放して平民でも入れるようにしている。だからお前らがキオネに報告した所で奴は何もしないさ」
(おーう、想像に容易い…)
笑いながら「叛逆者?良いねぇ面白い!僕はいつでも彼らを紅茶と共に出迎えよう」と言っている姿を想像出来る。
アレンは溜息を吐いた。
「アーサー、さっさと帰ろう。キオネに報告しないと…」
アーサーはアレンの言葉に頷いた。
アレンが防具を装備し始めたその時だ。
「おーい、ちょいと良いか?」
ゼオルが屋根裏部屋に入って来た。〈玄鉄騎士団〉の黒い制服は返り血で更に黒いシミが出来ている。
「随分楽しんでた御様子で…」
アレンが顔を引き攣らせながら言うと、ゼオルは肩を竦めた。
「楽しんでたけど、フレデリカがと美凛が来てさ、緊急事態だって」
「どうした?」
ゼオルは眉を寄せて頭を掻いた。
「信じられない事に、ネメシアが攫われた」
戦闘員のネメシア。容姿はとても可愛らしい。しかしその容姿に騙されて痛い目を見る者はそこそこ居る。愛らしい見た目とは裏腹に、喧嘩っ早くてとにかく強い。
ゼオルの言葉の意味を理解出来なかったアレンとアーサーは思わず声を揃えて言った。
「何だって?」
この国では竜族と一部階級にのみ世間一般的に言う『人権』が与えられているが、実力か金さえあれば誰でも頂点へ成り上がれた。
荒れに荒れた環境は人を覚醒させる。つまり最も解りやすく乱暴な言葉を使うならば、この国では『暴力』こそが全てなのだ。
「起きろー、起きろってー!」
喧嘩賭博でアレンがやらかしてから三十分後、アレンの往復平手で男は漸く目を覚ました。
「やーっと起きたよー…」
やらかしたアレンは責任を取って平手で男を叩き起こすという罰ゲームをやっていたのだが、加減を間違えたら直ぐに男が意識を飛ばしてしまう為、アレンの手と男の顔はよく熟したトマトのように真っ赤になっていた。
アレンは手をぷらぷらと振りながら泣き言を言うようにアーサーに報告する。
「やっと起きたよー…氷無い?手がヒリヒリする。人を叩いてこんなヒリヒリするの何年振りかなぁ」
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「今度はゼオルが喧嘩に参加してるじゃん…」
アレンが男を気絶させた後、酒場は騒然とした。どうやら男は下町ではそこそこ名の知れた喧嘩屋で、勝率は八割なのだそうだ。勿論、大半の人間は勝率の高い方に賭ける。しかしアレンが喧嘩に勝利した事で、しれっと賭博に参加していたゼオルや一部の人間が大金を巻き上げ、一階はてんやわんやの大騒ぎになっているので、一時的に屋根裏部屋で事の収まりを待っている。
「まあ良いや、尋問始めよう」
「聞き込み調査、な?」
そう言ってアーサーは甥を見詰めた。
(調査に意外と乗り気だったが…最近何だか生き生きしているな)
出会ったばかりの頃。手負いの獣のような、しかしそれでいて冷静に状況を分析する刃のような雰囲気は鳴りを潜め、今では言動や雰囲気が少し幼く見える。
「どうやるんだ?尋問や拷問しかやった事が無い」
「そんな怖いもんじゃねぇさ。簡単に質問すれば良い」
(何だ、簡単そうじゃないか)
そう思ってアレンは男に近付くと、小さな椅子に腰掛けて問うた。
「最近街で怪しい奴を見てないか?どんな些細な情報でも良い」
男は床に血の混じった唾と歯を吐き出した。
「怪しい奴?この国じゃあそんなのは何処にでも居るぜ。何せ、この国では竜族と商人以外は戸籍すら与えられてないんだからな!」
グラコス王国は無法国家だが、法や人権は竜族と商人、将軍などの軍幹部のみ申し訳程度の法に守られている。しかしその申し訳程度の法は遺産相続、結婚、学問、生命保険などを保証する。法があるのと無いのとでは違うのだ。
「じゃあ、見ない顔は?」
「ここ最近は増えてるぜ。クテシアからの避難民や浮浪者、大陸各地から流れ込む御尋ね者や賞金首…それから、この国で頂点を目指す夢見がちな破落戸共…色々だ。〈種族の闇鍋〉とはよく言ったもんだぜ。しかし…」
パンパンに腫れた顔の肉に埋もれた双眸がアレンを睨む。
「小僧、テメェみたいな種族は初めてだ。お前、人間じゃないな」
「…魔力で感知したのか」
「否定しねぇのかい?」
「誤魔化すだけ時間の無駄だ。だが、その口振りだと他にも言いたい事あるんだろ」
男は自身の目を示して言った。
「目だよ。テメェのそれは、人間の目じゃねぇ。だが魔人と言うには小柄で華奢だ。テメェは一体ナニモンだ?何しにこの街へやって来た?」
アレンは不思議に思った。この国はあらゆる者を受け入れる。しかしその中に住む者達は、頑なに部外者との共生を拒んでいるようで奇妙だ。
何と返せば良いか分からずに戸まどったその時。
「そいつは俺の甥だ。それ以外の何者でもカニ者でもねぇ」
そう言ったアーサーはアレンの頭をくしゃりと撫で、まるで庇うようにアレンの横に立った。
すると、男は嘲笑う。
「甥?甥だってぇ?アーサー、この餓鬼の目を見てもそう言えるか?」
「死んだ魚みたいな眼だが可愛らしいじゃないか」
アレンはアーサーの太腿を思い切り叩いた。
男は笑みを消してアーサーをじっとりしためで睨む。
「俺は、真面目に、話してる。良いか、その小僧の目をよく見ろ」
アーサーは男に警戒しながらアレンの青い瞳を覗き込んだ。そして数秒後、アーサーのは驚愕の余りに一歩後ずさる。
「アレン、お前…そんな目だったか…?」
「何言ってんの?死んだ魚の眼だろうが」
アーサーは不満げにそう言ったアレンの腕を掴むと、古びた化粧台の前に座らせた。
「見てみろよ…」
そう言われたアレンは鏡に顔を近付けて唖然とした。
「何、この眼…」
丸かった瞳孔は菱形に変形し、光加減に慣れていないのか収縮を繰り返している。
(俺の瞳孔は丸かった筈…何が起きてる?)
男は怒鳴った。
「化物の眼じゃねぇか!」
アレンは魂が抜けたかのように呆然としていた。何を食べて生活していたら瞳孔が変形するのだろう。オグリオンなら解明出来るだろうか…そう思ったその瞬間だった。
「誰が化物だって!?」
そう叫んでアーサーは男に掴みかかる。よく焼けた肌は怒りで赤く染まり、あの小屋で竪琴と化した剣の弦を繊細に弾いていた指は全て握られ、乱暴に男に振り下ろされる。
アレンはアーサーの腕を掴んで止めようとした。
「アーサー、安い挑発に乗るな!」
しかしアーサーの怒りを煽るように男が言う。
「お前もお前だ!こいつの本性を見抜けずに化物を雇ってるんだぞ!こいつは〈破壊の眷属〉だ!」
「馬鹿言え、破壊神はとっくに死んでる!」
「お前はキオネの目を見た事があるか?あいつみたいに破壊に快感を得る目だったぞ!化物じゃなきゃ何なんだ!」
「口の聞き方に気を付けろよ若造、この国では竜族が頂点だ。こいつはその頂点に呼ばれた客人だ」
アレンは思わず怒鳴る。
「アーサー!」
この国の国民は信用ならない。アレンの事を庇おうとしているのだろうが、何処で誰が聞いているのか分からない。軽率に発言するのは悪手だ。
「キオネが魔人を…?ははは、刹那的享楽主義者のあいつが如何にもやりそうな事だな!」
男は突如服を脱いだ。背中には紫に変色した醜い爪痕のような物が残っている。
「奴は興味本位で危険因子として檻に入れられた飛竜の女を解き放ち、この国を恐怖に陥れた。これはその時にキオネに付けられた物だ!地下街は飛竜の巻いた毒ガスで壊滅し、未だに毒の抜けてない地域がある。しかし奴は責任を一切取らなかった!」
「奴がドゥリンを解放した時の話は聞いてる。だがドゥリンが暴れていたのは魔人サリバン・ノルディーンのせいであってキオネのせいじゃないし、キオネの悪事とアレンは関係無い。だから俺の甥をあいつの悪事の中に一緒にするなよ!」
「どっちだって構わないさ。だがこの街は俺の故郷だ。気まぐれに陸を沈める海竜共より、遥かに俺達が統治する方が良い!」
アレンは情報量の多さに目眩がした。即位前に相当な悪事を働いたキオネは、本人が気付いているかは分からないが魔人以外にも対立している勢力があるらしい。
「それ、キオネの客人の俺らに言っちゃっても大丈夫なの?」
「奴の城は広間が開放されているだろう。奴は他人を舐め腐っているからな、浴室と便所、寝室以外の全ての部屋を開放して平民でも入れるようにしている。だからお前らがキオネに報告した所で奴は何もしないさ」
(おーう、想像に容易い…)
笑いながら「叛逆者?良いねぇ面白い!僕はいつでも彼らを紅茶と共に出迎えよう」と言っている姿を想像出来る。
アレンは溜息を吐いた。
「アーサー、さっさと帰ろう。キオネに報告しないと…」
アーサーはアレンの言葉に頷いた。
アレンが防具を装備し始めたその時だ。
「おーい、ちょいと良いか?」
ゼオルが屋根裏部屋に入って来た。〈玄鉄騎士団〉の黒い制服は返り血で更に黒いシミが出来ている。
「随分楽しんでた御様子で…」
アレンが顔を引き攣らせながら言うと、ゼオルは肩を竦めた。
「楽しんでたけど、フレデリカがと美凛が来てさ、緊急事態だって」
「どうした?」
ゼオルは眉を寄せて頭を掻いた。
「信じられない事に、ネメシアが攫われた」
戦闘員のネメシア。容姿はとても可愛らしい。しかしその容姿に騙されて痛い目を見る者はそこそこ居る。愛らしい見た目とは裏腹に、喧嘩っ早くてとにかく強い。
ゼオルの言葉の意味を理解出来なかったアレンとアーサーは思わず声を揃えて言った。
「何だって?」
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