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①
しおりを挟む母から送られてくる、「一ヶ月に一回の生存確認」は昨日送られてきたばかりだったから、メールの通知音に驚いた。
画面を見る前は、「またか。」
画面を見た後は、思わず笑ってしまった。
« まだ、俺が置いていったCDある? »
メールの通知音の正体は、二年前に別れた「あなた」からのものだった。
あなたが言うCDは多分、あなたが好きだったあのバンドの限定CDだろう。
そんなもの、あなたが突然いなくなったあの日に売り飛ばした。
「そこそこお金にはなったけど、手のひらにあるお金より、あなたの方が欲しかった。」
なんて言って募金箱に無理やり詰め込んだっけ。
私は、ベッドにうつ伏せになったまま、あなたに返信を送る。
« もう、ないよ。 »
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