2 / 2
②
しおりを挟む
あんなに連絡を待ってたあの頃は一切来なかったくせに、忘れた頃に連絡をしてくるのが本当にずるい。
私はもう、忘れて幸せになるつもりだったのに。
また思い出してしまった。
通知音が鳴る。
« ええーーー、そっかぁ... »
« ならお詫びにご飯でも奢ってよ! »
相変わらず意味わからない人だ。
二年前突然いなくなって、「別れて」とだけメールをよこしてきた史上最悪な元彼と何故会わなければいけないのか。
あの時の私の気持ちにもなって欲しい。
その気持ちとは裏腹にメールを打つ手は止まらない。
« わかった、あなたが好きだったあの店に行こう »
あなたが好きだったお店を未だに覚えてること、会いたいわけじゃないのに会うことを了承してしまったこと。
少しだけため息をついた。
私はもう、忘れて幸せになるつもりだったのに。
また思い出してしまった。
通知音が鳴る。
« ええーーー、そっかぁ... »
« ならお詫びにご飯でも奢ってよ! »
相変わらず意味わからない人だ。
二年前突然いなくなって、「別れて」とだけメールをよこしてきた史上最悪な元彼と何故会わなければいけないのか。
あの時の私の気持ちにもなって欲しい。
その気持ちとは裏腹にメールを打つ手は止まらない。
« わかった、あなたが好きだったあの店に行こう »
あなたが好きだったお店を未だに覚えてること、会いたいわけじゃないのに会うことを了承してしまったこと。
少しだけため息をついた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
運命の番より真実の愛が欲しい
サトウミ
恋愛
田舎娘のゾーイは龍族の王子・シャウロンの『運命の番』だった。
ロマンチックな恋を夢見るゾーイは『運命の番』であるシャウロンと会えるのを楽しみにしていた。
しかし、シャウロンはゾーイに対して素っ気ない。
運命の番だからといって、必ずしも愛し合う関係だとは限らないらしい。
それを悟ったゾーイは、シャウロンのもとから去ることを決意した。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる