窓際の不思議な彼

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窓際の不思議な彼-part49-腐れ縁野郎

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「窓際にいる不思議な彼に」
「困っていることを話すと」
「解決するらしいよ」
「なんで窓際?」
「窓際社員的な?」
「ホントかよ?」
「窓際ってだけじゃ分かんねー」
「窓際にいるわけでもないらしい」
「なおさら分かんねー!」
「一目見れば分かるってさ!」
「イケメンらしい」
「可愛い女の子」
「女の子なら彼じゃないじゃん」
「やっぱり学校にいるらしいよ?」
「それは嘘情報だよ」
「学校じゃないところでも噂があるし」
「てか、あそこにいるんでしょ?」
「あの、隠れスポットみたいなとこ」
「すごい狭いとこ」
「どこ?」
「〇〇町の〇〇っていうビルの二階」
「怪しい看板が目印だって!」
街の様々な所でそんな噂の話がされている。

■腐れ縁野郎
「こんにち・・・」
「ああ・・・お前か・・・」
「何?暇なの?」
「ああ、良いよ。誰もいないし」
「でも、誰か来たら帰れよ?」
「今日、非番?」
「おう。お疲れ」
「せっかくの休みなんだから、寝てれば良いのに」
「やっぱり、激務なんだろ?」
「お菓子は?コーヒー?お茶?」
「それか、出前でも取るか?奢るぞ?」
「そうなん?」
「じゃあ、ほい。コーヒー」
「ちゃんと休めてんの?」
「ふーん。なら、良いけど」
「さすがに、年取ったなー」
「え?同い年だろって?」
「いや、そうだけど・・・」
「多分、お前の方が老けてる!」
「痛えっ!肩パンすんな!」
「昔から馬鹿力なんだよ!」
「ったく・・・」
「それで?わざわざ来た理由でも?」
「もしかして、ここにクレームでもあった?」
「無い?」
「良かった・・・」
「え?いや、変なことなんかしてねえけど」
「何があるか分かんないじゃん?」
「怪しいと言われれば、間違いなく怪しいんだし」
「そっちは?」
「ああ、まあ、聞くまでも無しか・・・」
「大変だよな」
「お疲れ。いつもありがとうございます」
「お前、昔から正義感強かったもんな」
「今の仕事に就くって聞いた時にも」
「妙に納得したもん」
「そんで?ただ、顔見せに来たのか?」
「ん?ああ、ダメダメ!」
「そういうのは言えないの!」
「個人情報!プライバシー!」
「ここに来た人のことは教えません!」
「あん?」
「駄目!」
「NG!」
「そういうことならお帰りを!」
「まったく・・・」
「変なこと聞くなよな」
「いくら腐れ縁でも・・・」
「駄目なことは駄目なんだよ」
「んあ?ああ、こっちは相変わらずだよ」
「話したい人の駆け込み寺だよ」
「最近、来た人の事?」
「そうだなー・・・」
「って、だから!聞くな!」
「特に、お前には話せん!」
「いや、駄目!」
「そっちの事情も聞かない!」
「おう!帰れ帰れ!」
「だから・・・」
「・・・」
「・・・取返しが付かなくなりそうなのか?」
「・・・」
「はあ・・・」
「言うなよ・・・」
「そういうの、駄目だろ」
「部外者に話すのはマズイんじゃないんかよ・・・」
「はあー・・・」
「もう、二度とこんな感じの事はするなよ」
「お前にポリシーがあるように・・・」
「俺にも、あるんだよ・・・」
「ったく・・・」


「おい」
「今から、独り言を言うから・・・」
「無視してろ・・・」
「そして・・・」
「頼むから・・・」
「助けてやってくれよ・・・」
「頼むぜ。腐れ縁野郎・・・」
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