窓際の不思議な彼

tatudoshinosasoriza

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窓際の不思議な彼-part50-ランチ迷子

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■ランチ迷子
「お昼か・・・」
「腹減った・・・」
「お菓子・・・」
「カップ麺・・・」
「コンビニ・・・」
「レトルト・・・」
「・・・」
「我ながら・・・」
「なんとひどい食生活か・・・」
「駄目だ!」
「たまには、ちゃんと外出もして・・・」
「ちゃんとしたお店で食べよう!」
「良し!」


「中華・・・」
「洋食・・・」
「和食・・・」
「むむー・・・」
「ま、迷う・・・」
「ヘルシーなのも良いが・・・」
「たまの外食・・・」
「ガツンといきたい気分でもある・・・」
「しかし・・・」
「ちょうど昼時・・・」
「すんげー人・・・」
「こ、心が・・・折れそう・・・」
「いや、駄目だ・・・諦めるな・・・」


「ここも・・・」
「ここも・・・」
「なんてことだ・・・」
「人ってどこにでも、たくさんいるもんだなー・・・」


「は、腹、減った・・・」
「とはいえ・・・」
「どこも行列・・・」
「むむー・・・」


「食いたいものが決まらない・・・」
「これは・・・」
「俺が優柔不断なのか・・・」
「俺の腹よ・・・」
「何が食いたいのか教えておくれ・・・」
「いや?」
「この場合って?」
「俺の頭に聞くのが正解か?」
「これじゃあ、迷子ランチだ」
「ランチ迷子か?」
「昼飯迷子?迷子昼飯?」
「腹が減りすぎて、おかしくなってる・・・」


「か、帰ろうかな・・・」
「ん?」
「この匂い・・・」
「・・・カレー?」
「む?むむむ?」
「ここって・・・」
「喫茶店?」
「ランチタイム、カレーあります・・・」
「お腹は限界・・・」
「行列も無し・・・」
「君に決めた!」


「こ、こんにちは・・・」
「あ、はい。一名です」
「カレーって、あります?」
「え?大盛も?」
「うーん・・・」
「で、では、大盛で!」
「ええ。では、それのセットを」
「なんて良い匂いだ・・・」
「カレーか・・・」
「自分で作らないからなー・・・」
「かなり久しぶりだ・・・」
「落ち着いてるなー・・・」
「隠れ家的なお店なのかな」
「女性のお客さんが多い・・・」
「ちょうど一席空いてて良かった・・・」


「お」
「はい、ありがとうございます」
「おお・・・美味しそう・・・」
「いただきます!」
「うんま!」
「し、幸せがここにある・・・」


「とても美味しかったです」
「食後のコーヒーをいただけますか?」
「はい。お願いします」
「めちゃくちゃ満足・・・」
「やばいな。このまま帰ったら・・・」
「寝ちゃうな・・・」


「ありがとうございます」
「ふう。コーヒーも上手い」
「外食も良いな・・・」
「これからは・・・」
「なるべく外に出るか・・・」
「ランチタイムは避けよ・・・」
「早めに来るか・・・」
「遅めに来るか・・・」
「・・・早めが正解だな・・・」


「ほわー・・・」
「身体がホワホワしてきた」
「ね、寝てしまう・・・」
「このまま帰ったら寝ちゃう・・・」
「しばらく散歩して帰るか・・・」


「ご馳走様でした!」
「とても美味しかったです!」
「え?ナポリタンも?」
「超オススメ?」
「では、次回はそれをいただくことにします!」
「ご馳走様でしたー!」


「ナポリタンか・・・」
「ここの常連になってしまいそうだ・・・」
「さて・・・」
「書店にでも行くか・・・」
「新しい雑誌とかを仕入れて」
「みんな読むもんな」


「ふう。結構買ったな」
「ようやく帰って来たな」
「ん?」
「・・・」
「あそこに見えるは・・・」
「めっちゃ手を振ってる・・・」
「こんにちは。レン君」
「もしかして、待たせちゃった?」
「うん。ごめんね」
「ちょっとお昼をね」
「ああ、やっぱり?・・・」
「そうだよね・・・」
「うん。これからは・・・」
「なるべく、ちゃんとしたご飯を食べるよ」
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