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35 おまけ 恋の次は 4
「あっ、やぁん、い、イクイク~っ!」
「っ、出すぞ……!」
中の絞って飲み込むような感覚に、耐えるのを止めて気持ち良く出す。はあはあと荒い息が響く中、ズルリと引き抜くと、四つん這いの体が震えた。
「あー、気持ち良かった~」
「俺も久しぶりだから、めっちゃ出たわ」
ごろんと満足そうに寝転がったのは、セフレのジュンだ。たぷたぷのゴムを縛って、ゴミ箱に捨てる。
「だよね、最後の連絡先月だったもんね。他の穴でも見つけたのかと思ってた~」
「お前が一番相性いーからな」
「それな。俺もお前のチンコが好きぃ」
ニコッと笑ってジュンが抱き着いてくる。ジュンは夜職をしていた時にゲイバーで知り合った可愛いタイプのネコで、いわゆるビッチだけど、あっさりした性格と体が合うから付き合いが長い。
オナニー代わりに、スポーツ感覚でヤれることもあって、お互いに重宝してる。
「もっかいヤる?」
「ん~、……帰ろっかな」
「ああ、また例の幼馴染?」
ニヤニヤとからかうように見てきたジュンにムッとする。
「あいつはそんなんじゃねーから」
「よく言うよ。そのせいで恋人できない癖に」
「ちげえって、あいつは恋人なんかより、ずっと大事な存在なんだから」
ジュンは鼻で笑って、俺を押し倒して跨る。
「抱いちゃえばいいじゃん。他のヤツで性欲発散してるくらいだし。それにそんなに大事なら、幼馴染が離れたらどうすんの? こうやってさ、他のヤツと腰振ってんの、どう思うの」
ジュンが素股するみたいに腰を前後にさせる。ローションと精液で濡れたままの尻から、ぐちゃぐちゃと粘ついた音がする。
「やめろよ。あいつはこういうの、しないんだって」
口にした言葉で自分でも呆れる。深澄だって何人もと、そういうことをしているのは知ってる癖に。
絶えずぬるぬる擦られる感覚に、反応してきた下半身を感じながら、ジュンを睨む。
「なんで? 誰だってやるじゃん。想像してみなよ、もしこれが幼馴染なら?」
ニッと笑ったジュンの言葉にカッとなる。深澄が俺に跨るだなんて、有り得ない。深澄はそんな風にしていい存在じゃない。だって深澄は。
「あはっ、バッキバキ」
「うるせーな、黙れよ!」
衝動のままジュンを押し倒して、乱暴に突き入れる。ジュンは楽しそうに嬌声を上げた。
「ほら、レン、目、閉じなよ。この穴が、今抱いてんのが、幼馴染くんだって、思ってみなよ、っあっ!」
「マジでお前っ……!」
ガンガン強く腰を振ってやると、快楽に弱いジュンはすぐに喘ぐだけになった。
俺はと言えば、深澄と似ても似つかない体から目を逸らさずに、絶対に目は瞑らなかった。
「ね、俺も一回連れてってよ。幼馴染くん見てみたい」
「はぁ? 普通に無理」
ラブホを出るとまだ深夜二時、深澄のところに帰ろうとしたら、ジュンにしがみつかれる。
「バーなんでしょ。高いのたくさん入れてあげるから」
「……俺、カムアウトしてねーからな」
ジュンは愉しそうに俺を見る。引っ掻き回すような奴では無いけど、色々からかうのが好きな奴ではある。
「分かってるって~。俺らオトモダチじゃん、スポーツ仲間」
スポーツ=セックスだと分かるように、厭らしく笑うジュンをぶら下げたまま、俺は歩き出した。
「レン、友達? 珍しいね?」
カランカランとバーの重い木戸を開けると、深澄は笑いかけてから目を丸くした。それもそうだろう。俺はここには滅多に人を連れて来ない。一回FreeKの皆を連れてきたくらい。
「はいはーい、レンの友達のジュンちゃんでーす。マスターやばい、イケメンじゃーん」
ジュンのきらきらしたあざとさの中に、ギラっと光ったものを見つけて、咄嗟に引き寄せる。
「あっちの隅に居るわ」
「ああ、うん。レンがお世話になってるみたいだね。何が飲みたい?」
「一番高いカクテルでーっ」
きゅるんとジュンがかわいこぶるのを、グイグイ引っ張りながら、深澄の作業スペースから一番遠い方のカウンターの隅に二人で座る。
「お前! 色目使うなよ! バレんだろうが!」
「だって良い体してんだもん、良いちんぽそう」
「良い人そうみたいなノリで言ってんじゃねえ」
限りなくひそひそとピキっていると、深澄が俺にはいつものと、ジュンには高めのカクテルを置く。
「オススメにしておいたから、ジュンくん。ゆっくりしていってね」
「は~い、あ、マスターの連絡むご」
「わり、深澄、混んでて忙しいだろ。俺ら一杯飲んだら出るから、構わなくて大丈夫」
「別に大丈夫だから、いつでも声かけて」
深澄はフッと笑って別の客の下へと向かった。口を押さえたままだったジュンがむごむご言ってる。
「おっまえ、お前ぇ!」
「あはは、レンが焦ってんの初めて見たぁ。あっ、カクテル美味~」
しらっとカクテルを飲むジュンは、けらけらと笑った。今日はバーが混んでいて、八席あるカウンターは三組、奥のボックスと小テーブルにも人が居て、深澄が大変そうだ。
「これ飲んだら帰れよ、俺、店の手伝いしたいから」
「え~っ、やだぁ、朝まで離さないでぇ~っ」
「マジでだるいって……!」
完全に楽しんでるジュンに、一々ピキピキしてしまい、思うツボに嵌ってしまってる。会話を聞かれて、深澄に誤解されたくない。別に大した話じゃないのに、神経が一々反応してしまう。
「ふふ、分かったって、堪能したから、これ飲んだら店の外まで送ってよ」
「お前、ほんと、いい趣味してるよ」
ニヤニヤしたジュンが耳元でひそひそ囁く。ようやく帰る気になってくれたと安堵して、その華奢な肩を抱いてがっくり項垂れた。
ようやくジュンがカクテルを空けたから、グイグイと背中を押して出口に導く。
「深澄、こいつ送ったら、戻って手伝うわ」
「えっ、もう? ジュンくん、また来てね」
「は~い、ちょっとレンを借りまーす」
余計なことを言わないように、奢りにして店を出る。店の外は深夜のせいか、人もおらず静まり返っていた。
「も~、余裕なさすぎぃ。せっかく美味しいカクテルだったのに、もっと飲みたかった」
店を出ると、ジュンはぷうっと頬を膨らませた。冗談めかしてはいるが本音みたいで、さすがにちょっと申し訳ない。
「悪かったよ。次は別の良い店、連れてくから」
「やだ。ここ通っちゃおうかな、俺」
「はぁ? マジ勘弁してくれよ、絶対だめ」
押し問答を何度か繰り返して、ジュンは俺の胸倉を掴んで引き寄せた。頭一つ小さい体に、屈み込む形になる。
「じゃあ、濃ゆ~いキスしてくれたら許してやるよ。ほら、キッス、キッス」
「あのなあ、外だって」
「大丈夫、誰も居ないからさ。ここ来てから、ぞんざいにされ過ぎて、ちょっと傷ついてんの」
ジュンが少し悲しそうに笑った。確かに悪いなと思うくらいの情は俺にもあったから、首に腕を回してきたジュンの腰を支えてやる。
「しょうがねぇな」
「ん、レン、好き……」
唇を合わせてから、いつもベッドで盛り上がるためだけにしか言わない戯言を口にしたジュンに、違和感を覚える。
「……!」
「……、ジュンくん、忘れ物だよ」
ばっと振り返ると、深澄がいつもの表情で立っていた。手にジュンのスマホを持っている。
「あっ、いっけない、ありがとうございま~す!」
テヘッと爽やかに笑ったジュンの顔は、確信犯のものだった。
「っ、出すぞ……!」
中の絞って飲み込むような感覚に、耐えるのを止めて気持ち良く出す。はあはあと荒い息が響く中、ズルリと引き抜くと、四つん這いの体が震えた。
「あー、気持ち良かった~」
「俺も久しぶりだから、めっちゃ出たわ」
ごろんと満足そうに寝転がったのは、セフレのジュンだ。たぷたぷのゴムを縛って、ゴミ箱に捨てる。
「だよね、最後の連絡先月だったもんね。他の穴でも見つけたのかと思ってた~」
「お前が一番相性いーからな」
「それな。俺もお前のチンコが好きぃ」
ニコッと笑ってジュンが抱き着いてくる。ジュンは夜職をしていた時にゲイバーで知り合った可愛いタイプのネコで、いわゆるビッチだけど、あっさりした性格と体が合うから付き合いが長い。
オナニー代わりに、スポーツ感覚でヤれることもあって、お互いに重宝してる。
「もっかいヤる?」
「ん~、……帰ろっかな」
「ああ、また例の幼馴染?」
ニヤニヤとからかうように見てきたジュンにムッとする。
「あいつはそんなんじゃねーから」
「よく言うよ。そのせいで恋人できない癖に」
「ちげえって、あいつは恋人なんかより、ずっと大事な存在なんだから」
ジュンは鼻で笑って、俺を押し倒して跨る。
「抱いちゃえばいいじゃん。他のヤツで性欲発散してるくらいだし。それにそんなに大事なら、幼馴染が離れたらどうすんの? こうやってさ、他のヤツと腰振ってんの、どう思うの」
ジュンが素股するみたいに腰を前後にさせる。ローションと精液で濡れたままの尻から、ぐちゃぐちゃと粘ついた音がする。
「やめろよ。あいつはこういうの、しないんだって」
口にした言葉で自分でも呆れる。深澄だって何人もと、そういうことをしているのは知ってる癖に。
絶えずぬるぬる擦られる感覚に、反応してきた下半身を感じながら、ジュンを睨む。
「なんで? 誰だってやるじゃん。想像してみなよ、もしこれが幼馴染なら?」
ニッと笑ったジュンの言葉にカッとなる。深澄が俺に跨るだなんて、有り得ない。深澄はそんな風にしていい存在じゃない。だって深澄は。
「あはっ、バッキバキ」
「うるせーな、黙れよ!」
衝動のままジュンを押し倒して、乱暴に突き入れる。ジュンは楽しそうに嬌声を上げた。
「ほら、レン、目、閉じなよ。この穴が、今抱いてんのが、幼馴染くんだって、思ってみなよ、っあっ!」
「マジでお前っ……!」
ガンガン強く腰を振ってやると、快楽に弱いジュンはすぐに喘ぐだけになった。
俺はと言えば、深澄と似ても似つかない体から目を逸らさずに、絶対に目は瞑らなかった。
「ね、俺も一回連れてってよ。幼馴染くん見てみたい」
「はぁ? 普通に無理」
ラブホを出るとまだ深夜二時、深澄のところに帰ろうとしたら、ジュンにしがみつかれる。
「バーなんでしょ。高いのたくさん入れてあげるから」
「……俺、カムアウトしてねーからな」
ジュンは愉しそうに俺を見る。引っ掻き回すような奴では無いけど、色々からかうのが好きな奴ではある。
「分かってるって~。俺らオトモダチじゃん、スポーツ仲間」
スポーツ=セックスだと分かるように、厭らしく笑うジュンをぶら下げたまま、俺は歩き出した。
「レン、友達? 珍しいね?」
カランカランとバーの重い木戸を開けると、深澄は笑いかけてから目を丸くした。それもそうだろう。俺はここには滅多に人を連れて来ない。一回FreeKの皆を連れてきたくらい。
「はいはーい、レンの友達のジュンちゃんでーす。マスターやばい、イケメンじゃーん」
ジュンのきらきらしたあざとさの中に、ギラっと光ったものを見つけて、咄嗟に引き寄せる。
「あっちの隅に居るわ」
「ああ、うん。レンがお世話になってるみたいだね。何が飲みたい?」
「一番高いカクテルでーっ」
きゅるんとジュンがかわいこぶるのを、グイグイ引っ張りながら、深澄の作業スペースから一番遠い方のカウンターの隅に二人で座る。
「お前! 色目使うなよ! バレんだろうが!」
「だって良い体してんだもん、良いちんぽそう」
「良い人そうみたいなノリで言ってんじゃねえ」
限りなくひそひそとピキっていると、深澄が俺にはいつものと、ジュンには高めのカクテルを置く。
「オススメにしておいたから、ジュンくん。ゆっくりしていってね」
「は~い、あ、マスターの連絡むご」
「わり、深澄、混んでて忙しいだろ。俺ら一杯飲んだら出るから、構わなくて大丈夫」
「別に大丈夫だから、いつでも声かけて」
深澄はフッと笑って別の客の下へと向かった。口を押さえたままだったジュンがむごむご言ってる。
「おっまえ、お前ぇ!」
「あはは、レンが焦ってんの初めて見たぁ。あっ、カクテル美味~」
しらっとカクテルを飲むジュンは、けらけらと笑った。今日はバーが混んでいて、八席あるカウンターは三組、奥のボックスと小テーブルにも人が居て、深澄が大変そうだ。
「これ飲んだら帰れよ、俺、店の手伝いしたいから」
「え~っ、やだぁ、朝まで離さないでぇ~っ」
「マジでだるいって……!」
完全に楽しんでるジュンに、一々ピキピキしてしまい、思うツボに嵌ってしまってる。会話を聞かれて、深澄に誤解されたくない。別に大した話じゃないのに、神経が一々反応してしまう。
「ふふ、分かったって、堪能したから、これ飲んだら店の外まで送ってよ」
「お前、ほんと、いい趣味してるよ」
ニヤニヤしたジュンが耳元でひそひそ囁く。ようやく帰る気になってくれたと安堵して、その華奢な肩を抱いてがっくり項垂れた。
ようやくジュンがカクテルを空けたから、グイグイと背中を押して出口に導く。
「深澄、こいつ送ったら、戻って手伝うわ」
「えっ、もう? ジュンくん、また来てね」
「は~い、ちょっとレンを借りまーす」
余計なことを言わないように、奢りにして店を出る。店の外は深夜のせいか、人もおらず静まり返っていた。
「も~、余裕なさすぎぃ。せっかく美味しいカクテルだったのに、もっと飲みたかった」
店を出ると、ジュンはぷうっと頬を膨らませた。冗談めかしてはいるが本音みたいで、さすがにちょっと申し訳ない。
「悪かったよ。次は別の良い店、連れてくから」
「やだ。ここ通っちゃおうかな、俺」
「はぁ? マジ勘弁してくれよ、絶対だめ」
押し問答を何度か繰り返して、ジュンは俺の胸倉を掴んで引き寄せた。頭一つ小さい体に、屈み込む形になる。
「じゃあ、濃ゆ~いキスしてくれたら許してやるよ。ほら、キッス、キッス」
「あのなあ、外だって」
「大丈夫、誰も居ないからさ。ここ来てから、ぞんざいにされ過ぎて、ちょっと傷ついてんの」
ジュンが少し悲しそうに笑った。確かに悪いなと思うくらいの情は俺にもあったから、首に腕を回してきたジュンの腰を支えてやる。
「しょうがねぇな」
「ん、レン、好き……」
唇を合わせてから、いつもベッドで盛り上がるためだけにしか言わない戯言を口にしたジュンに、違和感を覚える。
「……!」
「……、ジュンくん、忘れ物だよ」
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