【完結・おまけ更新中】相方の最推しVが俺で溺愛されてます??

漠田ロー

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44 おまけ 何でもない日の、何でもない朝の話

 アラームが爆音で鳴って俺は目を覚ました。意識が浮上すると慣れた重みを感じて、無意識にほっとする。
 簡単に言うと、俺は後から深澄に羽交い締めにされてる。寝る時は前後の違いはあれ、絶対にこう。今日は後からがっちり抱かれ、脚もちゃんと絡められてる。

 当の深澄は俺の項に顔を埋めて、すうすう寝ている。今日は二時からダンスのレッスンがあるから、ちゃんと起きなきゃ。

「深澄、深澄」
「ん……」

 回されている腕を叩いて声をかけると、深澄はもにゃもにゃしてから、更に俺を締め上げた。

「深澄ってば、時間だよ。起きて、俺、今日は出なきゃ」
「う、ん……」

 寝惚けてるのか項を何度も食まれて、俺は擽ったくて身を捩って笑う。

「みーくん、ふはっ、止めろってば……!」
「……んー」

 ちゅっちゅっと項に本格的なキスをされ、ちゃんと起きたことに気づく。咎めようとしたら、尻にゴリッと硬いのを押し付けられた。

「みーくん、当たってんだけど?」
「ん~? ……うん」

 ぐりぐりと更に尻に擦り付けられる。深澄は相変わらず俺の項をスーハーしていて、全く離す気が無さそうだ。

「俺、一時過ぎには出なきゃいけないから、離して」
「ん~?」

 あっ、これ、駄目なやつかも。深澄のしつこい時だ。十一時だからまだ時間はあるけど、ダンスの前にあんまり体力は使いたくない。

「んあ!?」

 きゅっと両方の乳首をTシャツ越しに摘まれて、思わず大きい声が出た。同時に項を熱い舌で舐められて震える。

「深澄っ、ちょっと、本当、駄目だってばっ……、あぁん」

 言葉の最中に、最近大きくなってきた乳首を伸ばすみたいに引っ張られて、意図せず甘えるみたいな声が出て口を押さえる。
 擦り付けられてる深澄の物が、また硬くなった。

「だめ、だめ、あっ、んぅ、やぁ……!」

 駄目と制止する度に、咎めるように強く摘まれ、遠慮の無い指の動きで乳首を捏ねられる。布の刺激が加わって、跳ねるほど気持ちが良い。

「乳首、勃起してるね?」
「ひぁ、やぁ、ん、馬鹿ぁっ」

 意地の悪い声で囁かれ、割り開かれた股の間に深澄の硬いのが当てられる。パンツ越しに熱い昂りを感じてくらくらする。

 ずりずりともどかしく緩く擦られながら、乳首をしつこく虐められる。

「こんなに硬くビンビンにして、朝からエロいな、俺のレンは」
「くぅ、誰のせいだと、あんっ」

 くすくす笑う深澄の声は加虐的で、俺はそれがたまらなくクる。誰にでも同じように優しくて冷淡な深澄が、俺だけに見せてくれるどろっとしたところだ。
 世界一俺に甘くて意地悪で、執着して愛してくれてるって、分かりやすく教えてくれるところでもある。

「あっ、あぁっ、深澄、し、下着汚れちゃう、からぁ」
「そうだね。もう手遅れだけど、びしょびしょだから脱がせてあげよっか」
「あっ、ん!」

 ぶるんと勢い良く飛び出す勢いでパンツを剥かれる。にちゃっと音がして、先走りで濡れまくっていることが分かった。

「朝勃ち? ちんぽギンギンじゃん」
「~~っ、深澄がやったんだろぉ!」

 というか朝勃ちしてたのは自分の方なのに、しれっと笑いながら、深澄は熱くて硬いのを太腿の間に挿し込んでくる。

「あっ、深澄……!」
「はぁ、恋次、太腿締めて」

 ぬるっと熱いぬめりと一緒に、深澄のが抜かれてく。素股するのだと気づいて太腿を締めると、また突き入れられる。

 アナルや玉を擦って竿まで擦る深澄のちんぽが、改めてデカくて強くて肚がキュンキュンする。

「んっ、んぅ、あっ、はぁっ」
「恋次……、恋次」

 乳首を優しく強く繰り返し捏ねられ、更にぱちゅんぱちゅんと緩く下を擦られ、切ない声で呼ばれると堪らなくなる。
 俺も大概、深澄に甘い。

「あっ、やぁん、深澄、欲しい……!」
「駄目なんでしょ? ちゃんと俺、我慢するから、大丈夫」

 あっ、またハメられた。そう気づいても、火の着いた体はもう言うことをきかない。

「やだ、やだ、ここ、ここに挿れて! 深澄の硬いので、ゴシゴシして!」

 自分から腰を振ると、深澄は低く笑った。深澄の思い通りだけど、俺は無様に乗っかってやる。

「今日ダンスだっけ? 踊れなくなると困るだろ?」
「いい、もういいからぁ……、深澄としたいからっ。だからちょうだい、深澄のちんちん……!」
 
 枕元に転がっていたローションを取ると、ぬるぬる動いてる深澄の昂りにかける。朝方までやりまくってたから、そのまま挿れても大丈夫な筈だ。

「はぁ、抱き潰して、外に出れないようにしちゃおっかな」
「んぉ゛っ」

 ゾクゾクするような声で、ズプンと貫かれる。みちみちと肉を拡げて、深澄が入って来る。
 腰骨が当たるくらいまできっちり収めると、深澄は俺を抱いたまま、仰向けになった。

「あっ!?」

 足を蛙みたいに広げられ、下からニチニチと揺さぶられる。天を向いた俺の物がぷるんぷるんと揺れて、糸を引く先走りを振り撒いてる。

「深澄、これ、やだっ、恥ずかし……、お゛っ!」

 深澄が入ってる辺りの腹を上から押され、そこを中からもぐりぐりと押される。よりはっきり深澄の形を感じて、開いた太腿をぶるぶる痙攣させながら中イキする。

「あー、朝からきもちいー。恋次、ケツアクメ決めて偉いね?」
「あ゛っ、みしゅ、ぁ゛う」

 柔らかく頭を撫でられ恍惚としていると、どちゅどちゅと激しい抜き差しが始まる。乳首と先端の鈴口を同時に撫でられ、最初から全開で攻められ狂う。

「残念だけど、時間、ないから、ね!」
「あ゛~っ、やめ、一緒、すぐ、アクメきちゃ……ぁ!」

 いつもと違う角度で容赦無く擦られて、目の前に星が飛ぶ。

「恋次、可愛い、本当、好き」
「っヒぁ!」
「好きだよ、愛してる、恋次」

 深澄の荒い息と熱っぽく掠れたエロい声がすぐ耳元でして、狂おしい多幸感と快感で涙がボロボロ溢れる。

「深澄、深澄ぃ……!」
「ねぇ、そんな泣いたら、増々閉じ込めたくなるだろ?」

 意地悪な台詞とは裏腹に、深澄は優しく俺を抱き締める。それから体勢を変えて覆い被さり、柔らかく甘く舌を絡めてくる。

「ん、ちゅ、ぁふ……、深澄、みーくん」
「俺のお嫁さんは、世界一可愛いね。……結婚しようか、恋次」

 俺の涙を拭いながら、そう笑う顔が酷く優しくて、俺への言葉にならない想いが溢れてた。

「……するぅ」

 手を伸ばして首に回し、ぎゅっと引き寄せる。深澄が本気なのは分かったから、俺はもうそれ以外の言葉は持たなかった。

「うん。もう一回、家族になろう。指輪買って、ちゃんと戸籍でも家族になろうな」
「……うん、……うん!」

 何度も目元にキスをする唇が、涙を吸い取っていく。

「月代恋次になるんだ。父さん母さん、ばーちゃんに千弘、皆とも戸籍の繋がり作ろうな」
「深澄……!」

 もう言葉なんて何も要らなかった。唇を貪り合って、ただただお互いに溺れる。熱い楔に穿たれて、逃さないように絡みついて、互いの熱に夢中になる。

 何でもない日の、何でもない朝の話。その後レッスンにちょっと遅刻したのは、言うまでもない。
 
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