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おまけ
第50回雪上魔魚釣り大会 前
「さあ、今年もこの季節がやって参りました!鼻水も一瞬で凍る極寒、夜通しの極限、そんなの屁でもねぇ炬燵なんざ暖炉に焚べてやりな、そんなイカれた強者達が集う、ヤズマイシュ雪上魔魚釣り大会~~!!司会実況はこの私!司会実況大好きおじさんです!!」
イィン……と魔石拡声器を鳴らして司会が叫ぶのに合わせ、会場から熱狂的な歓声が湧いた。
本日アルカは、レグルス、ジーク、イドとヤズマイシュ雪祭りで開催される、念願の魔魚釣り大会に参加していた。
「司会実況大好きおじさん……!?」
一体どんなおじさんなんだと呟いたアルカの声は掻き消されたが、北区特設会場に設けられたステージの上に、見慣れた黒い影を見つけて仰天する。
「レグ、あれ……!」
隣でジークやイドと話していたレグルスを引っ張って、ステージ上を指差す。
「今回は大会開催50周年を記念し、特別審査員を迎えての開催となります!そう!2年前ヤズマイシュを襲った厄災の救世主、漆黒の豊満ボディに、国1番の美食家で名を馳せる、我らの猫神様、ナン様だー!」
「ナン!」
暗いステージの1箇所に、ばっとスポットライトが当たる。
「え!?ナン!?」
「は?何で腹黒猫がここにいんだ?」
ステージ上の審査員席に座ったナンがドニャ顔をしながら鳴いて、レグルスとジークが顔を見合わせた。
「そーいや、ばーちゃんがナンと明日まで温泉行くって、言ってたけど……」
イドも半ば唖然としてステージを眺めているが、会場が更にヒートアップして、周りの勢いに引いた。
参加者の大半がむさ苦しい野郎共のため、暑苦しいことこの上ない。
「さーっ、会場のボルテージも上がって参りましたァ!では改めてルールを説明します!間もなく迎える深夜から明日の朝の鐘まで、可食とされている魔魚を釣って釣って釣りまくる、それだけだァ!特に王鮭はポイントが高いので、是非狙ってくれ!」
「ナン!」
「きゃーっ、ナン様ーっ」
ナンに観客から黄色い声援が湧き、レグルスが複雑な表情をした。
「ナン様は王鮭が大好物!特大サイズを釣り上げたら審査員特別賞もあるぞ!おっと紹介が遅れましたぁ、ここで今年の審査員!」
薄暗いステージの明かりが全て灯され、アルカは愕然とした。
「霊峰セドルアの番人、魔熊退治、魔魚釣り、山に関わることなら右に出る者無し!去年殿堂入りした伝説のチャンプ、バックス氏~~!」
「バックス殿に敬礼ッ」
コアなファンが、独特な雰囲気で敬礼している。
しかし、バックスと魔魚釣り大会の間、どうにか自然にお近付きになりたかったアルカは崩れ落ちた。すかさず、ややムッとしたレグルスに抱き留められる。
「そして最強を誇るオルデン辺境騎士団、北方守護神、その戦斧で割れぬ物は無い我らの戦女神、ヤズマイシュ領主ガラシア様~っ!」
「うおお!団長~っ!」
一部の集団、騎士団員から一際熱狂的な声が上がり、堂々と審査員席に座った辺境伯ガラシアが頷いた。
「ぬう、大事なルールを忘れているようだから、儂から1つ。稚魚は必ずリリースするように。稚魚を提出した者は減点とする」
バックスの言葉にガラシアも頷いた。
「漁で生計を立てている者の害にならぬよう、指定エリア外での釣りも違反とし、即刻失格処分とする。尚、諸君らの釣った魚は、昼の雪祭りで無料振る舞いになる故、皆に行き渡るよう、ルールを守って励んでくれ!」
「領主様の言う通り釣りエリアは、セドルア大山の麓限定となるぞ!各自地図とエリア目印の旗を参考にしてくれ!参加者バッジは追跡用魔術を仕込んでるから、不正ダメ絶対だ!ちなみに経験者は知ってるだろうが、魔物がわんさか居るから怪我の無いよう気をつけてくれな!」
参加者からおーっと返事が上がり、イドが顔を顰めた。
「なるほどなぁ、普段人の入らない所は魔魚も大量に居るだろうし。魔魚も魔物も間引きが必要だから、このイカレ野郎共を使う訳か」
鼻先を真っ赤にして鼻水を垂らしたイドは、このクソ寒いのに踊るのは勘弁だぜとボヤいた。
「さあ、間もなく開始だ!提出は個人で受け付けるが、共闘だってありだぞ!ヤズマイシュ復興のため、明日の雪祭りが盛り上がるよう頑張ってくれな!じゃ、カウントダウン行くぞーっ!」
そうなのだ。メイヒムのスタンピードから2年、中央区の被害は比較的軽微で殆ど修復されたが、北区は未だ爪跡が大きく、復興半ばとなっている。
戦闘で破壊された民家を優先に再建を進めているため、この会場も元は大きな公園だったが、周りの木は無くなり地面も荒れて整地がされていない。
それでも観光客を呼んで復興を盛り上げようと、雪祭りは続けられ、全国からたくさんの観光客も来ている。
もちろん、アルカたちもその一員だ。今年の魔魚釣り大会も、そんな参加者で溢れている。
ちなみに優勝賞品はトロフィーと、ヤズマイシュ有名店の無料食事券セットだ。中にはヤズマイシュいちのラーメン屋台の物もある。
殆どボランティアだが、それでいい。何たってこれは自然との語らいであり、命のやり取り、漢と漢の闘い、名誉を賭けたぶつかり合いなのだ。
と、イドを説得した時の反応は「ウヘェア」だったが、とにかく負けられない。
「へへ……、黒白つける時が来たな、ジーク君よぉ」
「ふはは、俺の庭で吐かせ。魔魚釣りなら死ぬほどやって来たからなあ」
一瞬でバチバチになったアルカとジークに引いたイドに、レグルスがこそっと耳打ちした。
「俺さ、ルアー釣り初めてで、良く分かんないんだけど、アルカに言える雰囲気じゃなくて……」
「ああ……確かにな。いいよ、お義兄チャン、俺が後で教えるわ」
いよいよ参加者全員でカウントダウンが始まり、アルカとジークも周りに負けず腹から声を出す。
何とも野太く野郎臭いカウントダウンが終わり、参加者が駆け足で麓の森に踏み入って行く。
釣りエリアはセドルア大山を水源とした大小様々の支流や池、湖がある地域だ。幸いにも晴れているが、冬の真夜中、強力な魔物が徘徊している中、全く正気じゃない。
しかしだからこそ、血が滾るのだ!
アルカとジークは気合十分、さっさと歩き出す。
「ほら、行くぞ!お前たち!」
「はっ、はい!」
いつになくギラギラしたアルカに促されて、レグルスもイドも歩き出した。
イィン……と魔石拡声器を鳴らして司会が叫ぶのに合わせ、会場から熱狂的な歓声が湧いた。
本日アルカは、レグルス、ジーク、イドとヤズマイシュ雪祭りで開催される、念願の魔魚釣り大会に参加していた。
「司会実況大好きおじさん……!?」
一体どんなおじさんなんだと呟いたアルカの声は掻き消されたが、北区特設会場に設けられたステージの上に、見慣れた黒い影を見つけて仰天する。
「レグ、あれ……!」
隣でジークやイドと話していたレグルスを引っ張って、ステージ上を指差す。
「今回は大会開催50周年を記念し、特別審査員を迎えての開催となります!そう!2年前ヤズマイシュを襲った厄災の救世主、漆黒の豊満ボディに、国1番の美食家で名を馳せる、我らの猫神様、ナン様だー!」
「ナン!」
暗いステージの1箇所に、ばっとスポットライトが当たる。
「え!?ナン!?」
「は?何で腹黒猫がここにいんだ?」
ステージ上の審査員席に座ったナンがドニャ顔をしながら鳴いて、レグルスとジークが顔を見合わせた。
「そーいや、ばーちゃんがナンと明日まで温泉行くって、言ってたけど……」
イドも半ば唖然としてステージを眺めているが、会場が更にヒートアップして、周りの勢いに引いた。
参加者の大半がむさ苦しい野郎共のため、暑苦しいことこの上ない。
「さーっ、会場のボルテージも上がって参りましたァ!では改めてルールを説明します!間もなく迎える深夜から明日の朝の鐘まで、可食とされている魔魚を釣って釣って釣りまくる、それだけだァ!特に王鮭はポイントが高いので、是非狙ってくれ!」
「ナン!」
「きゃーっ、ナン様ーっ」
ナンに観客から黄色い声援が湧き、レグルスが複雑な表情をした。
「ナン様は王鮭が大好物!特大サイズを釣り上げたら審査員特別賞もあるぞ!おっと紹介が遅れましたぁ、ここで今年の審査員!」
薄暗いステージの明かりが全て灯され、アルカは愕然とした。
「霊峰セドルアの番人、魔熊退治、魔魚釣り、山に関わることなら右に出る者無し!去年殿堂入りした伝説のチャンプ、バックス氏~~!」
「バックス殿に敬礼ッ」
コアなファンが、独特な雰囲気で敬礼している。
しかし、バックスと魔魚釣り大会の間、どうにか自然にお近付きになりたかったアルカは崩れ落ちた。すかさず、ややムッとしたレグルスに抱き留められる。
「そして最強を誇るオルデン辺境騎士団、北方守護神、その戦斧で割れぬ物は無い我らの戦女神、ヤズマイシュ領主ガラシア様~っ!」
「うおお!団長~っ!」
一部の集団、騎士団員から一際熱狂的な声が上がり、堂々と審査員席に座った辺境伯ガラシアが頷いた。
「ぬう、大事なルールを忘れているようだから、儂から1つ。稚魚は必ずリリースするように。稚魚を提出した者は減点とする」
バックスの言葉にガラシアも頷いた。
「漁で生計を立てている者の害にならぬよう、指定エリア外での釣りも違反とし、即刻失格処分とする。尚、諸君らの釣った魚は、昼の雪祭りで無料振る舞いになる故、皆に行き渡るよう、ルールを守って励んでくれ!」
「領主様の言う通り釣りエリアは、セドルア大山の麓限定となるぞ!各自地図とエリア目印の旗を参考にしてくれ!参加者バッジは追跡用魔術を仕込んでるから、不正ダメ絶対だ!ちなみに経験者は知ってるだろうが、魔物がわんさか居るから怪我の無いよう気をつけてくれな!」
参加者からおーっと返事が上がり、イドが顔を顰めた。
「なるほどなぁ、普段人の入らない所は魔魚も大量に居るだろうし。魔魚も魔物も間引きが必要だから、このイカレ野郎共を使う訳か」
鼻先を真っ赤にして鼻水を垂らしたイドは、このクソ寒いのに踊るのは勘弁だぜとボヤいた。
「さあ、間もなく開始だ!提出は個人で受け付けるが、共闘だってありだぞ!ヤズマイシュ復興のため、明日の雪祭りが盛り上がるよう頑張ってくれな!じゃ、カウントダウン行くぞーっ!」
そうなのだ。メイヒムのスタンピードから2年、中央区の被害は比較的軽微で殆ど修復されたが、北区は未だ爪跡が大きく、復興半ばとなっている。
戦闘で破壊された民家を優先に再建を進めているため、この会場も元は大きな公園だったが、周りの木は無くなり地面も荒れて整地がされていない。
それでも観光客を呼んで復興を盛り上げようと、雪祭りは続けられ、全国からたくさんの観光客も来ている。
もちろん、アルカたちもその一員だ。今年の魔魚釣り大会も、そんな参加者で溢れている。
ちなみに優勝賞品はトロフィーと、ヤズマイシュ有名店の無料食事券セットだ。中にはヤズマイシュいちのラーメン屋台の物もある。
殆どボランティアだが、それでいい。何たってこれは自然との語らいであり、命のやり取り、漢と漢の闘い、名誉を賭けたぶつかり合いなのだ。
と、イドを説得した時の反応は「ウヘェア」だったが、とにかく負けられない。
「へへ……、黒白つける時が来たな、ジーク君よぉ」
「ふはは、俺の庭で吐かせ。魔魚釣りなら死ぬほどやって来たからなあ」
一瞬でバチバチになったアルカとジークに引いたイドに、レグルスがこそっと耳打ちした。
「俺さ、ルアー釣り初めてで、良く分かんないんだけど、アルカに言える雰囲気じゃなくて……」
「ああ……確かにな。いいよ、お義兄チャン、俺が後で教えるわ」
いよいよ参加者全員でカウントダウンが始まり、アルカとジークも周りに負けず腹から声を出す。
何とも野太く野郎臭いカウントダウンが終わり、参加者が駆け足で麓の森に踏み入って行く。
釣りエリアはセドルア大山を水源とした大小様々の支流や池、湖がある地域だ。幸いにも晴れているが、冬の真夜中、強力な魔物が徘徊している中、全く正気じゃない。
しかしだからこそ、血が滾るのだ!
アルカとジークは気合十分、さっさと歩き出す。
「ほら、行くぞ!お前たち!」
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